猫のあしあと   作:のーばでぃ

3 / 21
これを見ながら書いています。
https://www.nicovideo.jp/user/12899156/series/499633

私が九日をやり始めたのもこの動画がきっかけでした。
ありがたやありがたや。



運命は壊れゆく

 羿(げい)はかつての面影を残す廃墟をひた走る。

 

 瑤池(ようち)遺跡と呼ばれるその廃墟は、所々にぶら下がっている鐘楼がかつての風雅を映しているかのようだ。

しかし今や人の姿が消えた建物群は、機械衛兵や虫がうろつく危険地帯である。

それでも三元剣を振るい呪符を叩き込みながら進む羿(げい)の様相に危なげが無いのは流石だった。

 

 ―― そしてそんな中、赤い衣を纏ってのほほんと歩く太陽人が一人。

 

「やあ、こんにちは。君も散歩かい?」

 

 目玉をあしらった特徴的な帽子をかぶっている。

しかもその目玉がどういう仕組みかぎょろぎょろと動いている。

そして本人は目を閉じている物だから、まるで代わりに帽子の目が物を見ているような錯覚を覚える。

 

 一口に言って、うさん臭さが半端なかった。

 

「……こんな危険な廃墟を一人散歩する太陽人がいてたまるか。誰だお前は」

 

「それは大事じゃない。大事なのは、わたくしたちがここで出会ったこと」

 

 ―― 世に『うさん臭さ選手権』があるとしたならば、まさに100点満点の回答である。

 

 また()()()か。

たった数言話しただけで羿(げい)はこいつに猫弈(みょうえき)を見出し、少しばかりイライラした。

彼にしてみればほぼとばっちりではあるが。

 

「目的を話さないなら容赦はしない」

 

 少しばかり声が低くなるのを自覚した。

しかしそんな羿(げい)に凄まれても、のほほんと返すのだ。

 

「話を聞いてくれないか。君と敵対するつもりはない。

同時に、君も本気でこちらに手出しするつもりが無いと信じている。

占いではっきり出ていたからね。ここで暴力的な衝突は起きないと。

わたくしは自分の占いに絶対的な自信を持っているよ」

 

「……占い?」

 

「そうさ。それにこの日昇楼(にっしょうろう)は非常に象徴的な意味を持つ古代太陽人の遺跡だ。誰であれ、ここで騒ぎを起こすべきじゃない」

 

「……日昇楼(にっしょうろう)?この瓦礫が?」

 

 羿(げい)は再度辺りを見回してみる。

そこは、先ほどの廃墟の意匠を保ったまま、巨大な鐘が釣り下がった場所だった。

その周りに小さな鐘が4つ配置されている。

 

 確かに儀式的な様相を連想するが、しかし今は所々崩れ、瓦礫が散らばっていた。

 

「友よ、物事のうわべだけを見てはいけないのよ。

 

どれくらい昔の事かはわからないけど、この日昇楼(にっしょうろう)瑤池宮苑(ようちきゅうえん)で最も壮大で華やかな礼拝所だった。

古代の皇帝は大事な出来事があるたび、この場にきて神に祈りを捧げ、代々ここに居住する祭司に国運を占わせていた。

 

『太陽よ、我々をお守りください。我々に富と平和を』

『太陽よ、我々に敵軍を打ち砕く力をお与えください』

『太陽よ、我が国の命脈を繋ぐ子を授けたまえ……』

 

耳を澄ますと、まだ微かに声が響いているようだよ。

 

時代が進むにつれ、信仰はだんだんと廃れ、人々は『太陽』の定義まで変えてしまった」

 

「……それは人々が神々よりも自分の両手の方が信頼できると気付いたからだ」

 

「フフ!亡くなった友人も同じような事を言っていたよ。

 

とにかく、ふと気が付くと日昇楼(にっしょうろう)の音楽はもう聞こえなくなっていた……

残念だな。当時の盛況を君にも見てもらいたかったよ。

 

古代の崑崙(こんろん)人は低く荘厳な鐘の音が鳴り響く楼に集い、酒や肴、歌や信仰を分かち合い、それはそれは活気に満ちていたよ!」

 

「……まるで見てきたように話すんだな。話を聞く限り、混元紀よりもずっと以前の事のようだが」

 

「ふふ、そうかい?」

 

 楽しそうに笑う彼を一瞥し、羿(げい)は大きくため息を吐いた。

 

「……占いに、古代か。

……なるほど、お前が天道議会の謎とされていた太陽、()か。

十王会議では顔も隠していたし喋った事も無いから気付かなかった」

 

 ここで初めて、驚いたように謎の彼 ―― ()はその双眸を開いた。

 

 虹彩が白い……いや、無いのかもしれない。そう思えるほどに白い瞳。

一瞬、盲目を疑う目だった。

 

「……わたくしを知っているのかい?」

 

「伝聞だが。曰く、永遠の若さを持ち、古代から今に至るまで時代の移り変わりと共に歩いてきた、文字通りの《星を見るもの(スターゲイザー)》と」

 

「……驚いた。これは占いには無かったよ。

易公(えきこう)しか知らない筈だと思ったのだけど、彼女から聞いたのかな?」

 

「曰く、『大股開いて手を後ろに回して舌を出すと言うとても扇情的な格好のレリーフを複数並べて公然としている女装ドスケべ』」

 

ちょっと待とうか

 

 羿(げい)は何かを悟ったような無表情でなおも後を続ける。

 

「曰く、『永遠の若さに頼んで絶対何人か咥えこんでる』

曰く、『戦闘の時でも股を開く』

曰く、『手足が伸びるのさえもはやエッチ』

曰く、『アレ絶対李耳(りじ)とデキていた』

曰く、『頼めば優しくそれでいて妖艶にリードしてくれそう』」

 

「こらこらこらこら壮大で華やかな礼拝所だとさっき言っただろうに、そんな場所でなんて事を口走っているんだい君は!?

なに、そんなにわたくしの体に興味があるとでも!?」

 

「いらん。しかし手足が伸びる秘術が本当にあるのならば興味はある……俺も使えるだろうか?」

 

 ちなみに、羿(げい)の身長は子供である軒軒(けんけん)に並ばれるほど小さい。

ともすれば妹の(こう)に抜かされる恐れがあるほど小さい。

結構コンプレックスだったりするのである。

 

「後は……方士団親衛隊副隊長、だったか。

つまりは俺たち方士の大先輩にあたるな。

あるいは怒らせれば衝突もあるかと思ったが、そこまでいきり立ってはいないらしい」

 

 ()はゲンナリした様子を隠しもせずに窘めた。

 

「『元』を付けるんだ。

……衝突しないことは占いで出ていたと言っただろう?わたくしは天命には逆らえないんだ。

しかし、挑発にしては聊か以上に趣味が悪すぎないか」

 

「最近、その運命とやらに無性に逆らいたくて仕方が無いんだ。

ともすれば俺から雑に仕掛けてやろうかと思う程に。

今の俺ではどうせ、返り討ちに遭うのだろうが」

 

「なんだ、随分とお疲れの様子じゃないか……易公(えきこう)ではないなら、いったい誰に聞いたのかな?」

 

 問うと、羿(げい)は噛んだ苦虫を吐き戻すような顔で答える。

 

「とある女の猿人だ。独自に書を編み続け、その後『選定』され、最後に書だけが残った。

……そいつもお前と同じように未来が見えるらしい。

非常に下品な文で無作為に未来を書き綴ってる。

―― お前もそいつと同じ物を見るのか?

曰く、俺はこの後蚨蝶(ふちょう)に誘われ混浴をするそうだ。

そこに至るまでの道筋が全く想像できなくて、俺は鼻で笑った上で無視したいのだが」

 

 長く生きてきた()を以てしても、ここまで『リアクションに困る』と言う状況はちょっと記憶になかった。

……猿人の女?

 

「わたくしと同じものだったのか。書を編んでいるところも、どこか共感を覚えるよ。

まさか猿人の中にそれが現れるとは……名前は?」

 

「……『誰か』は、大事ではないのだろう?」

 

「イジワルだな君は」

 

 自らのセリフを皮肉付きで返されて、()は口を尖らせた。

 

「なら別の質問をしよう。

……目の前に太陽がいるのを知っていて、しかし殺気立っていないのはなんでだい?」

 

 そもそも名を伏せたのは、羿(げい)の目的が太陽であったからだ。

()は今まで何も嘘は言っていないし、言葉の中に悪意だって纏わせていない。

 

 ―― 大事なのは、ここで羿(げい)と出会った事。

 

 会話をしてみたかったのだ。

本当にただ、会話してみたかっただけなのだ。

過去の英雄たちと同じく、自分にはない光を持ちうる羿(げい)と、かつての面影を見せるこの場所で。

 

「……お前はほとんど議会の運営に関与していなかった。十王会議に姿を現しても、顔を隠してほぼ喋らず、それを易公(せんせい)から許されていた。

……500年、経っているのだったか。あの時の事はお前に責はない。

それに俺も、古代崑崙(こんろん)人を追い詰めたくはない」

 

 意外な羿(げい)の答えに、()は表情をほころばせる。

 

「フフ、優しいんだね……王璽(おうじ)さえ渡せば命までは取らないって?」

 

 冗談めかしたそのセリフを、羿(げい)はしばしの沈黙と思考を行ったのち応えた。

 

「――いや、 王璽(おうじ)は持っておけ。ひとまず易公(せんせい)に渡らなければそれで良い。

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

なんだって?

 

 図らず()が強い口調で聞き返した。

なぜならばその言葉は、()の言う『占い』とは完全に外れた未来だったからである。

 

「……『易公(せんせい)に渡す』のも、『渡さずに守る』のも、どちらもお前の言う天命ではない筈だろう?忌々しいが。

俺は運命と言うやつを信じない。道を選ぶのは何時だって自分だ。

俺はそう信じている。

 

 

―― だからお前も、たまには自分で選べ」

 

 

 話は終わりだ。

そう言って羿(げい)は踵を返すと、走り去っていった。

 

 後に残された()は、ただただぽかんと瞠目して立ち尽くしていた。

 

 

 

 ―― そしてここから、運命は壊れ始めるのである。

 

 

 

@ @ @

 

 

 

 古木樹『扶桑(ふそう)』。

 

 古代崑崙(こんろん)人の時代においては太陽と並び信仰の象徴であった。

太陽が父であり、扶桑(ふそう)が母。

そしてそれら二柱によって育まれるのが子たる太陽人という訳である。

 

 天道議会は道教を否定し信仰に背を向けた科学者達の集いから始まったが、それでも太陽と扶桑(ふそう)は重要な意味を持っていた。

天道議会が作り上げたここ新崑崙(こんろん)にも、エネルギーの要たる扶桑(ふそう)が聳え立っている。

 

 新崑崙(こんろん)完成から500と余年。

もはや扶桑(ふそう)は一層生い茂り、その根を新崑崙(こんろん)中に張り巡らせていた。

羿(げい)は、そうやって張り巡らされた根の要点……『古木樹ノード』を使って移動する術を持つ。

 

 ゆえにこそ、ちょくちょく四季閣(しきかく)に戻っては、軒軒(けんけん)の様子を見ていたりする。

たまに、探索の過程で見つけた物品を軒軒(けんけん)に渡して、彼の余暇を埋められるようにとか。

 

 そんな中、ここに居てはいけない人間がのほほんとしながら軒軒(けんけん)とお喋りしているのである。

 

「あ、大哥(にいさん)だ!おかえりなさい!!」

 

「やあ友よ、調子はどうだい?」

 

なぜ()四季閣(ここ)にいるーーーッッッ!?!?!?

 

 あってはならない事態が起こっていた。

太陽に四季閣(しきかく)の場所がバレたのである。

 

 ()は何でもないようにはっはっはと笑って言う。

 

「心配しなくとも、他の太陽にここをバラすようなことはしないさ。

……ああ、なぜわたくしが隠されている筈の四季閣(しきかく)に辿り着けたのか、なんておろか極まる問いはしないでね。

電子的な妨害なんて、わたくしには無意味なものだ」

 

「え、コイツ()だったのか!?!?」

 

《この方は()様だったのですか!?!?!?》

 

「お前ら……!!」

 

 あまりにも危機感が薄い事をのたまう夸伏(こほ)如羿(じょげい)に、羿(げい)は頭痛を禁じ得なかった。

 

 ……一応、無理もない部分はあったりする。

羿(げい)が口にした『手足を伸ばす秘術』。()はそれを巧みに使い、普段は手足を縮ませ羿(げい)と同じような背丈で、赤い外套で体をすっぽり覆った状態で活動しているのだ。

 

 転じて夸伏(こほ)如羿(じょげい)が認識していた()の容姿とは、十王会議に参加していた姿……手足を伸ばし、顔を覆う頭巾をかぶり、少々肌面積の多い旗袍(チーパオ)*1風の服を着ている姿である。

連想するのは随分難しいだろう。

 

「だとしてもなぜあっさり受け入れる!?」

 

《自力で辿り着かれましたので……羿(げい)様の協力者とも言われまして。これから確認のご連絡を入れる所だったのです》

 

大哥(にいさん)スゴいんだよこの人!まったく手を使わずに物を持てるの!!筆が宙に浮くんだよ!!」

 

「フフ、かわいいね軒軒(けんけん)(タオ)を学べば誰だって、このぐらいの芸当は出来るようになるのさ」

 

 羿(げい)はもはや、ただ顔を覆う事しかできなかった。

 

「―― 選べ、と。言ってくれたのは君だろう?友よ。

だから、わたくしも少し大胆に選んでみる事にしたんだよ。

協力者と口にしたのだって、別にウソじゃあないんだ」

 

「……天道議会に、離反すると?」

 

「いや」

 

 ()は白い双眸を開いて答える。

 

「わたくしの太陽としての理念は『洞察』。

ゆえに君を手助けしつつ、見届ける事にしたんだ。

 

……それにわたくしは、他の太陽達に手をかける選択を取れそうにない。

確かにみんな、時を経て変節した所もあるけれど……天道議会に入った時の志を私は見て来たから。もちろん、君も含めてね」

 

「……」

 

「君は、私を殺すはずだった。その天命がどうなるのか……ここで見させてほしいんだ。

その間、四季閣(しきかく)の護衛は引き受けよう」

 

「……四季閣(しきかく)如羿(じょげい)が、切り離してる」

 

「いずれ(あば)かれる。君が罠に落とされた後でね。

……()()()()()()()()()()()()()()

 

 羿(げい)は何か言いたそうに数秒、口をもにょもにょ動かしたが、浮かんだ言葉ではどれも躱されそうに思えて、深くため息を付いた。

 

「……わかった。ここにいて良い」

 

「ありがとう、そう言ってくれると信じていたよ」

 

 ()はとても嬉しそうに笑って言った。

 

「占ったのか?」

 

「いいや?……フフ、しばらくは未知を味わえそうだね。こんな感覚、初めてなんだ。

もし修練相手が欲しいなら喜んで協力するよ。

いくつか技も教えてあげられるかもしれないね。

 

……ああ、それとも……」

 

 挑発で並べられた評価をなじって、()は冗談交じりにシナを作ってみせる。

 

 

「―― わたくしの体も、味わってみるかい?」

 

いるかあっっ!!!

 

「あっはっはっはっは!!!」

 

 

 そして感情むき出しで怒鳴る羿(げい)を見て、とても愉快そうに笑うのだった。

 

 

 


 

 

 

猫弈(みょうえき)の書原文

癸丑年孟冬壬戌月丙寅日

 

 

 マメに文字を起こしていると、ふと()の事を思い出した。

 

 太陽の中でも特に特殊な立ち位置の人。

なぜか老いない体を持っていて、それゆえ古代から今に至るまでの人の歴史を見つめ続けて来た星を見るもの(スターゲイザー)

 

 私最初はヘタクソだったからなー、何べん挑んだか解らん。

蚨蝶(ふちょう)()易公(えきこう)の3人は太陽の中でも別格だったけどさ。

()は特に曲が良いんだよ曲が。アレずっと聞いていられる。サントラであれだけ欲しい。ごめんやっぱり全部ほしい。

 

 彼もまた私と同じく、日々の記録を残し続けて来たんだよね。

太古の昔から今に至るまで、人々が息づいて来た歴史を刻んだ道教石窟(どうきょうせっくつ)の石碑群……私も見てみたいなあ。

きっと外見だけ見ても荘厳に見えるに違いないね。

まさに観光スポットじゃん。

 

 そういやこの新崑崙(こんろん)は、古代崑崙(こんろん)人の遺跡が残る崑崙(こんろん)島を宇宙船に改造したものなんよな。

改めて字面にすると「正気か?」って感じではある。

どういうコストと技術が掛かったんだろう。0から作った方がよほどやり易いんじゃないのと思うのだけど。

 

 結果的に瑤池(ようち)遺跡や道教石窟(どうきょうせっくつ)と言った古代の遺跡も内包する宇宙船になったわけだけど……たぶんこれ、()の意思絡んでないよな。

あの人特に乞われなければ見守るだけに努めてた印象ある。

プロジェクト発起人になった羿(げい)の事どう思ってたのかね。

つか、奄老(えんろう)は長寿や伝統を重んじて自分を上に置くよりも()を見習いつつ崇めるべきだとめっちゃ思う。彼の方がよほど歴史や伝統に敬意を以て保存してるもの。

 

 記録を紡いでいくのが友達との約束って言ってたなあ。

時間の流れに置いて行かれてもなお触れ合ってきた人達を想い続けるの、すごい胸が熱くなるよね。

その友だちってやっぱ李耳(りじ)なんだろうか。

 

 方士団親衛隊か。

李耳(りじ)も結構重い子ども時代送ってたんよな確か。

両親が科学者で。彼らが作った天文学の施設が知らんうちに兵器に転用させられて、それに反発した両親が殺されて。

そんな過去を持ちながら、やはり方術と言う武器を振るう戦争屋の隊長を務める訳だ。

後の『無為宣言』に至るまで、さまざまな出来事があったんだろうなあ。

 

 そしてそんな李耳(りじ)を副隊長として支えてきたのが永遠の若さを持つ()と。

そりゃあもう、様々な出来事があったんだろうなあ(意味深)

どうやったって脳内に溢れて来るよね、存在しない記憶が。てえてえエピソードの奔流が。

李耳(りじ)x()本か……盛り上がってまいりました。

 

 つかさ、もうアレ絶対デキてるよね李耳(りじ)と。

()のセリフの数々から李耳(りじ)への愛が滲み出てきてるよね。

猫弈(みょうえき)さんは見逃しませんでしたよ。

 

 両親を殺され海原を漂った果てに李耳(りじ)少年が出会ったのが()だったって言うのはどうだろう。

聡明な李耳(りじ)と、彼に色々教えながら成長して行く様を心穏やかに見つめる()。そしてそのうち李耳(りじ)()を意識し始めてだんだんと距離が縮まって来て ああいけませんいけません なんてたまらんショタおになんだすばらしい!

 

 もうアレよ。()ってなんだか頼めば優しく、それでいて妖艶にリードしてくれそうなドスケべ感あるじゃん。尽くしてくれるお姉さん的な。お兄さんだけど。

 

 てか手足が伸びるのさえもはやエッチですよね。

うっかり桃花村(とうかむら)来てくんねーかな。んでもって仲良くなって距離縮まってその果てにお相手してくんねーかな。

そんでもってピロートークで李耳(りじ)を語ってくれる感じのシチュが良い。こう、未亡人感とNTR感が絶妙な量で香る感じが。

だめですか?やはりマズルが無い子はお断りでしょうか?

 

 ―― せや!だったらそこに羿(げい)を絡ませればいいんだ!!(名案)

 

 

*1
清朝時代の満州族の衣装を起源とする女性用の民族服。ぶっちゃけ春麗が着てるアレ




 こんな文をニュアンスはある程度マイルドになった訳文と言えど読ませられる羿(げい)くんかわいそう。
とてもかわいそう(にちゃあ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。