A.T使ってガチバトル   作:ken4005

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前半オリ解釈

中盤から後半は教室から個性把握テストです。

個性把握テストが何が、一番難しかったです。


第7話 雄英新生活

 

「元気出してくださいよ、鳥久さん。緑谷くんたちも、タイミングが合えばイベントに出てくれるって約束してくれたんでしょ?」

 

「・・・はっ!雄英にA.Tの指導教官として就職してしまえば、3年間A.Tダンスを彼らにみっちり教えられるのでは!」

 

「俺たちが食いっぱぐれるんで、勘弁してください。」

 

ーーーーー

 

雄英初日、数日前

 

「じゃあ二人とも、入学式にはまた来るから、ちゃんとご飯食べて、ちゃんと生活してな。お茶子、最近A.T関係の仕事がたくさん入って、お金も余裕あるし、節約のためにご飯食べなかったり、暑いのにエアコンつけなかったりせんでええからね。明ちゃん、お願いだから3食と睡眠とってな。」

 

お茶子ママが心底心配そうな表情で、

 

「ああ、やっぱ心配やわ、お父ちゃんだけ帰して、私もこっち残ってもええかな。」

 

「(しれっと酷いこと言っとる)やっぱ俺が提案した、出久くんたちとの共同生活、ほんまにやった方がよかったんとちゃうか?」

 

「それとなく話題に出しましたが勝己さんに「オオカミどもの前にわざわざ餌おいてどうすんだ」って言われました。」

 

「デクくんと爆豪くんなら問題なさそうやけど。やっぱ男の子はオオカミになるんかな?」

 

「「(オオカミがうちの娘たちで、餌が出久くんなんやろーなー。)」」

 

ーーーーー

 

4月、桜が舞う季節となり、僕、緑谷出久は今日から雄英高校1年生になる。

 

「出久、その制服、すごい似合ってるよ。」

 

雄英の制服に身を包んだ僕にお母さんが、そう声をかけてくれた。

 

「うん、ありがとう。いってきます。」

 

「はい、いってらっしゃい。」

 

ーーーーー

 

「見送りなんていらねーって、言ったじゃねーかよ。」

 

「今日くらい良いじゃない。ただでさえ高校初日なのに、なぜか保護者参加不可なんだから。」

 

「・・・お袋。」

 

「なによ。」

 

「この前、入試の結果が出た日、出久と話した。いや謝った。」

 

「・・・。」

 

「これまで、自分のガキが、幼馴染イジメるような奴で、心配かけて悪かった。」

 

「あんた・・・本当に成長したわね。母さん嬉しい。」

 

「オウ。」

 

「勝己、いってらっしゃい。」

 

「いってくら。」

 

爆豪勝己、過去を清算し、新たなスタートを切る。

 

ーーーーー

 

雄英高校正門前

 

出久は友人たちと待ち合わせをするため、一人待っていた。

 

「おう。」

 

「あ、カッちゃん!おはよう。改めて、今日からよろしく。」

 

「ハッ、3年間俺様に勝てず、敗北感にさいなまれる日々になんだろうがな!ああ、よろしくな出久。」

 

幼馴染たちが会話を繰り広げているとお茶子たちも合流する。

 

「おーい二人とも、おはようー!」

 

「出久さん、勝己さん、おはようごうざいます。」

 

「お二人とも、おはよう、久しぶりやね〜。」

 

「おお!お茶子と明も似合っとるが、二人も制服似合っとる、かっこいいで。」

 

「おはようございます。」

 

「ウス。」

 

出久たちはお茶子、明の方に向き直り、

 

「二人もおはよう、お父さんが言う通り、とっても似合ってるよ。」

 

「馬子にも衣装だな。」

 

「えへへ〜、そう?うれしいな〜。」

 

「勝己さん、勝己さん、馬子にも衣装は褒め言葉ではありませんよ。頭大丈夫ですか?」

 

「ワザとだよ、こっちが悪かったわ!似合っとるわ二人とも。」

 

そんなやり取りをしていると、違和感に気づく。

 

「あん?今日は保護者は参加不可って聞いたんすが、お二人は入り口まで見送りに来たんすか?」

 

勝己が感じた違和感に関して麗日夫妻に質問する。

 

「それがどうもヒーロー科だけ保護者の参加が不可っぽいんよ。」

 

「せやから今回はお茶子やなく、明の保護者として来たんや。」

 

「そういえば。」

 

出久が周囲を見渡すと、普通に保護者たちが雄英に入っていくのが目に入った。

 

「やっぱヒーロー科だけ扱いが違うんかな?集合場所もお茶子たちは教室やし。明ちゃんだけやなくて、お茶子の晴れ姿も見たかったわ。」

 

「まあ、決めるんは学校側や。別れる前に四人並んで写真だけでも撮ろか。」

 

「あ、良いそれ。ナイスお父ちゃん。」

 

「んじゃ、俺は先に・・・って引っ張んな出久!」

 

「いいから、撮るよカッちゃん。」

 

「おし、それじゃ撮るで〜。」

 

カシャ。

 

勝己、出久、お茶子、明の揃った写真が撮られた。

 

ーーーーー

 

麗日夫妻、明と分かれた3人は1年A組へと足を運んでいた。

 

「冷静に考えると、入試の1位から3位までが同じクラスってバランス的に大丈夫なのかな?」

 

出久が教室の扉の前(個性バリアフリーのクソデカ扉)で今更になって呟く。

 

「あぁ?おそらくA.Tがらみだ。アメリカ関係の事件を把握して、一緒にしておく方が都合が良いって考えたんだろ。」

 

勝己が己の推測を述べる。

 

「でも、やっぱ皆んな一緒なんは嬉しいな。」

 

お茶子は純粋に今の状況を喜ぶ。教室に入っていくと、中にはすでに何人かのクラスメイトたちがおり、親睦を深めていた。そして、その中には、

 

「あ、実技試験の時の!」

 

出久は実技試験の際、最後の0ポイントヴィランを撃破した直後に出会った受験生二人を見つけ、声をかけた。

 

「おお、当然君も受かっていたか。久しぶりだな。なんとか俺たちも合格できたよ。改めて、俺は障子目蔵、よろしく。」

 

大柄の体格をした、障子も出久たちに気づく。

 

「受かっていないとは思っていなかったのでな。二人ともB組なのかと思っていたぞ。俺の名は常闇踏影、こっちは相棒のダークシャドウだ。」

 

「ゲンキニシテタカ!」

 

鳥のような風貌の常闇とその相棒、ダークシャドウも会話に参加する。

 

「あの時、0ポイントヴィランに向かってった4人全員が受かっててよかったわ〜。あ、私は麗日お茶子、よろしく。」

 

「僕は緑谷出久、これからよろしく。」

 

「「「(((こいつら、あれに向かってったのか。)))」」」

 

周囲は4人の行動に若干引いているが、4人は和気藹々とした雰囲気で話を続けていく。その雰囲気に一人の生徒が割って入っていく。

 

「その、緑谷くんといったか、少し良いだろうか。」

 

「あ、君は、(講堂で僕の私語を注意してくれた人)。」

 

「ぼっ・・・俺は飯田天哉、入試の時はすまなかった。君だって緊張しているだろう状況であんな言い方をしてしまった。本当に申し訳ない。」

 

飯田は自身の発言に対して出久に謝罪し、頭を下げた。

 

「え!いやいや、あれは圧倒的に僕の方が悪かったよ。注意してくれてむしろ救かったというか。」

 

「そうかい?では、改めて。僕の名は飯田天哉だ、同じクラスの一員としてこれからよろしく頼む。」

 

「うん、よろしく。(やっぱし一人称は僕の方が慣れてるんだ。)」

 

出久たちが談笑を続けている間に、勝己が自分の席を見つけ、座っていた。

 

「ねぇあんた。」

 

「あぁ?」

 

そんな勝己に耳からイヤホンジャックを生やした女子生徒が話しかける。

 

「あんた、D会場で暴れ回ったあと、他の受験生救けて回ってたやつでしょ。」

 

「だからなんだ。」

 

相変わらず口が悪い。

 

「私の友人、あぁ、その子は試験落ちちゃったわ、ロボがトラウマになるわで散々だったみたいなんだけど。試験の最中にオレンジ色の髪をしたヤンキーみたな外見の受験生に助けてもらった、絶対にヒーロー科に受かってるから会ったらお礼言っといて、って頼まれてさ。」

 

「・・・(あぁ、いたな。トラウマになったてやつ。)」

 

「だから、私からもお礼言いたくてさ。友人を救けてくれたありがとう。」

 

「おう・・・って誰がヤンキーだこのやろう。」

 

勝己も勝己で原作からの性格の変化(メタ)で交友関係を深められていた。

 

ーーーーー

 

「親睦を深めるのも良いが席につけ。お友達ごっこをしたいなら他所にいけ、ここは雄英高校ヒーロー科だ。」

 

「「「「「(((((なんかでた。)))))」」」」」

 

寝袋に包まった相澤が生徒たちの前に現れる。生徒たちが全員席につくのを確認し、

 

「皆さんの担任になる予定の相澤消太だ。よろしく。」

 

「(担任、でも予定って。)」

 

出久が相澤の発言を疑問に思っていると、

 

「それでは諸君、持ち物に書いてあった通り、本校指定のジャージを持ってきているだろう。それに着替えてグラウンドBに集合しなさい。」

 

「「「「「(((((へ?)))))」」」」」

 

ーーーーー

 

「こういうっ、ことやからっ、保護者の参加不可っ、だったんやね。」

 

「うんっ、流石はっ、雄英。自由な校風がっ、売りだとっ、パンフレットに書いてあったけどっ、ここまで自由だとはっ、思わなかった。」

 

「あれだろ。ジャージに着替えたっ、てことは身体能力か個性かっ、入試じゃ確認しきれなかった部分をっ、もうちょい詳しくっ、診断するためのっ、なんかをすんだろ、っと。ヒーロー基礎学の授業内容とかを組む上で、生徒側の能力を早い段階で把握してもらうんは良いことだろ。」

 

それぞれ、いつ何が始まっても良いようにストレッチを繰り返す3人組。全員ちゃっかりとA.Tをすでに履いていたりする。

 

「(・・・ほぼ正解。)」

 

相澤は3人の予想が、これから自分が行おうとしていることを、ヒーローとしての素質的な所も見る、という部分以外を的中させていることに驚く。

 

「あとは。さっき先生が、僕らの担任になる予定って言ってた。今日の結果次第では普通科への強制転科、流石に退学はないと信じたいけど、そういったこともありえるのかもしれない。」

 

「(・・・大正解。)」

 

こちらの意図が完全に読まれすぎていて、若干の気味の悪さすら感じ始める相澤だった。

 

「んんっ。それではこれより個性把握テストを実施する。君らが中学時代にやったであろう体力テストを、今回は個性の使用ありでやってもらう。爆豪!」

 

「はい。」

 

「ボール投げだ。個性あり、円の中から出なければ何しても良い。入試成績1位のお前がまずやってみろ。」

 

クラスメイトたちも、入試1位の実力をしっかりと確認しようと静かに勝己の様子を伺う。

 

「先生、今からやんのはそのまま結果になるんか?それともあくまで手本っすか?」

 

「どちらでも構わん。もう一度投げたかれば投げさせてやる。思いっきりいけ。あぁ、ただし個性把握テストなんでな。そのA.Tは脱いでおけ。普通の靴も持ってきているようだしな。」

 

「ウス(チッ)。」

 

勝己が心の中で舌打ちし、靴を履き替え、ボールを持って円の中に入る。出久とお茶子もそそくさと靴の履き替えを行う)

 

「(右手でボールを持ち、左手の爆破で加速、A.Tで鍛えた足捌きで踏ん張り、最後、投げる瞬間にクラスター発動!)吹き飛べーーー!!」

 

ボボボーーーーン!!!

 

たった一瞬に様々な技能を発揮し、勝己が全力でボールを投げる。いや、放つ。結果は、

 

「記録は925m。なかなかの記録だ。(今の威力。普通に個性を使っただけなら800mを超えるぐらいか。右手の爆破だけでなく左手の加速、その加速に耐え、力を伝える身体能力、やはり1年生の実力じゃないな。)」

 

相澤が内心で勝己の能力に舌を巻いていると、

 

「なにあれ面白そうー!」

 

「先生っ、次俺やりたい!」

 

盛り上がる生徒たちに対して、相澤は釘を刺す。

 

「楽しそう、ね。今回は君たちのヒーローとしての素質も見ている。悪いが、俺が才能なし、と判断した生徒は除籍処分とする。」

 

「「「「「除籍処分ーーー!!!!!」」」」」

 

衝撃の事実にクラスメイトたちが驚愕している中、

 

「・・・先生、あの。」

 

出久はおずおずとした様子で手をあげる。

 

「・・・なんだ緑谷。」

 

内容は予想できているが、あえて相澤は緑谷に続きを促す。

 

「先生、ご存知の通り、僕は無個性なんです。素の身体能力でやれば良いでしょうか。それとも入試同様にA.Tを着用しても良いんでしょうか。」

 

「は?無個性?」

 

「マジかよ。」

 

「どうやって入試突破したんだ?」

 

出久が無個性だと知り、ざわめき始めるクラスメイト。出久の出鱈目っぷりを知っているお茶子を除く実技試験会場Aの面々は、

 

「「「「・・・はい?」」」」

 

理解できないものを見る目で出久を見ていた。

 

「ああ、とりあえずA.Tは無しだ。なんならお前も先にやるか?」

 

出久がA.T頼みの生徒であるのなら、ヒーローとしての素質は薄い、と考えた相澤はあえてA.Tなしで挑戦させる。

 

「・・・先生、円から出なければあとは自由ですか?」

 

「ん?ああ。ただA.T以外の道具は、個性を使用するために必要なもの以外は無しだ。」

 

「分かりました。」

 

「そういえば緑谷、お前、中学の時の体力テストの結果はどうだった?」

ふと、事前に出久の能力にあたりをつけておこうと、中学時代の結果を確認すると、

 

「体育の先生が毎回結果に発狂していたので計測はしないで、体育の成績5だけをもらっていました。」

 

「・・・わかった。やってみろ。」

 

ーーーーー

 

「麗日、といったか。緑谷が無個性というのは本当か?」

 

障子が出久と親しいお茶子に事実の確認を行うと。

 

「ん?ああ、そうやね、初めて聞くとみんな驚くよね。」

 

と肯定の反応を返す。

 

「・・・信じられん。」

 

再度、出久のことを理解できないものとして視線を向けた。そして、その視線の先では今まさに出久がボール投げ?を行おうとしていた。

 

「(普通に投げたら80m行くかいかないか、)」(普通そんなに飛びません)

 

「(風をうまく利用しても100mを超える程度、)」(普通そんな・・・)

 

「(なら、投げるのではなく・・・。

に)」

 

相澤やクラスメイトたちが注目するなか、出久は円の後ろギリギリ立ち、手に持ったボールを軽く前方に投げた。

 

「は?」

 

「あれじゃ1mといかねーじゃん。」

 

「諦めたか?」

 

クラスメイトたちが騒ぐ中、

 

「あぁ?それありか?」

 

「先生の言ってたルール的にええんやない?」

 

友人二人はそうきたか、という反応を返す。

 

出久が取ったのはシンプル。手で投げて70〜100mならば、それよりも力を出せる手段を使えば良い。鍛え抜かれた身体能力で決して大きくはない円の中を走り、そして、

 

「スマッッッシュ!」

 

自身がリスペクトして止まない存在の代名詞とも言える技を叫びながら渾身の蹴りでボールをかっ飛ばした。そして、

 

「記録208mだ。」

 

その記録に周囲の反応はまちまちだった。

 

「スゲー、のかな。900mの後だと、あんまピンとこねーや。」

 

「でもよ、良い見本だよな。個性使ったり、足使ったり、なんでもありって分かったわけだしよ。」

 

「おう、そうだな。ナイス、えっと緑谷!だっけか。」

 

クラスメイトたちの言葉を聞き、出久は考える。

 

「(とりあえず今回のテストは自分の身体能力でだせる限界に挑戦しよう。除籍にだけはならないようにしないと。)」

 

「(いくら人類に個性が発現してから、人間の基本的な身体機能が上がってるとしても、普通の人間が個性抜きでボールを投げた場合、どれだけ飛ばせても70mか80mそこそこ。そしてボールを蹴ったとしても100mを超えるのが限度だ。なんならバッドをつかってボールを打っても200mなんて超えやしない。いったいどんな身体能力を。いや緑谷の場合は体の使い方か。)」

 

そう、出久の場合、身体能力よりも、その体の使い方が常人離れしているのだ。キーによって植え付けられた記憶、ヴィランやヒーローたちとの戦い、そして炎と風の道を走り続けたことによって、体の使い方が異常なことになっており、武術でいう達人に近い状態になっているのである。普通のスポーツマンが全力で出す結果よりも同じ身体能力で、より高い結果を今の出久は出すことができる。

 

「よし、それでは全員、測定をはじめるぞ。」

 

ーーーーー

 

以下ダイジェスト

 

『50m走』

 

クラスター・ターボ!

おい、マジか!1秒きってるぞ!

僕のアイデンティティが・・・。

 

ふっ!

5秒5、って個性なしでどんな速度で走ってんだよ緑谷!

 

『握力』

 

ふん!

あ、握力はまあ、良い結果どまりなのね。

障子くん、すっご!(500キロ越え)。

 

『立ち幅跳び』

 

おりゃ!

おお、飛んでから、着地する前に空中で一回転することで飛距離伸ばしてんぞ。

かっけー。

 

とう!

麗日メッチャ飛ぶ!

あれ個性切れるまで超飛ぶじゃん。

(この世界のお茶子はA.Tなんかをやっているので三半規管激強なのでなかなか酔いからくる個性限界がきません。)

 

『反復横跳び』

 

ドドドドドドド!

爆豪が連続爆破して反復横跳びしてやがる!

メッチャうるせぇ!

 

マジ反復横跳び!

それこの時空に呼び出しちゃいけないヒーローの技だから!

自重しろ緑谷。

 

『ボール投げ』

 

消し飛べー!

おお!爆豪、さっきの記録を超えてきたぞ!

 

よっ!

♾️ってなんだ♾️って。

あれって誰か回収すんの?

 

『持久走』

 

爆豪のやつ、カーブじゃなくて直角で移動してるぞ。

直角移動分のロスより、スピード優先してんだな。

 

緑谷のやつほぼ全力疾走じゃねーか、持久走だっていってんだろ!

 

『上体起こし』

 

お、尻尾つかって上体起こし、すげー。

尻尾あるって便利だな。

・・・みんな、名前が分からなかったら聞いてくれ。

(だって自己紹介もしてないし。)

 

『長座体前屈』

 

えっと蛙吹さん、ほんま体柔らかいね。

ケロっ梅雨ちゃんと呼んで。

 

以上ダイジェスト終わり

 

ーーーーー

 

全種目が終わり、クラス全体がそれぞれの結果に対してコメントしあっていた。

 

「緑谷、お前本当に無個性なのか、実は身体強化系の個性持ちとかではないのか。」

 

「え?いや、無個性だけど。それにしても常闇くんのダークシャドウすごいね!応用力が半端ない!」

 

「ホメンナヨ、テレルゼ。」

 

「砂糖くんっていったっけ、大丈夫か?」

 

「個性の関係上、持久力がなくてな、心配かけて・・・えっと。」

 

「お・じ・ろ!」

 

「おお、すまん。」

 

「今回私たち、素の身体能力でやるしかないから不利だー!って思ったけど、なんとかなって良かったね〜耳郎ちゃん。」

 

「(ちゃん・・・)そうだね、葉隠・・・さん?私らの個性だと身体力テストの項目だといかせるとこほぼ無かったし。」

 

「呼び捨てで良いよー。」

 

「僕、キラめいてた?」

 

「それほどキラめいてはいなかったな。」

 

「・・・メルシー障子くん、次にいかすよ。」

 

「全員、こちらを注目しろ。」

 

今日1日の経験を踏まえ、A組に相澤の指示を聞かない、という生徒は誰一人としていなくなった。

 

「おめでとう、全員何かしらの光るものがあったよ。除籍は合理的虚偽だったが、明日から全員ヒーロー科として、学んでいきなさい。ようこそ雄英高校ヒーロー科1年A組へ。」

 

「「「「「合理的虚偽!!!!!」」」」」

 

「あんなもの考えれば分かることですわ。」

 

「(・・・いや、相澤先生なら、ヒーローとしての素質がない生徒に除籍を勧告してきてもおかしくない気がする。)」

 

出久は先ほどの発言こそが虚偽であると考えた。しかし、そんな教師からヒーローとして最低限の素質は感じてもらうことができたことに喜びも感じていた。

 

ーーーーー

 

帰宅中

 

「・・・って感じで、いきなりテストやったわ。」

 

「へー、そんな感じだったんですね。出久さんの身体データはもちろん、お茶子ちゃんや勝己さんも定期的に体をスキャンして個性の成長具合を観察してるんで、個性把握テストの結果とかあんま興味ありませんね。」

 

「まって明ちゃん。スキャンってなんの話?」

 

「?アメリカ以来調律せずに皆さん普通にA.Tで暴れ回ってるじゃないですか。それに私たち成長期ですし、それこそ毎日体に変化があるんです。皆さんのA.Tに溜まったデータを確認して、オンラインで調整できる部分は私の方で調律代りの調整をしてるんです。」

 

「それはありがとう。やなくてスキャンは?」

 

「A.Tから微弱な電気を体に流して体をスキャンしてるんです。あれです、良い体重計についてる奴です。」

 

「たいじゅっ。」

 

「はい、例えば年末年始、お茶子ちゃんが受験のストレスもあって大好きなお餅を食べすぎて体重が2.7キロもアップし、」

 

ズバシン!「あいた!」

 

そんな二人のやりとりがあったりなかったり。

 

ーーーーー

 

「そういえば、原作と違って(メタ発言)順位出なかったね。」

 

「そもそもあれどうやって順位出してんだ?神様(原作者様)と違ってうちの作者はそこら辺テキトーなんじゃねーか。」

 

すみません、細かい順位を考えるのが手間すぎてやめました。

 

ーーーーー

 

「・・・はい、はい。写真送ってくださってありがとうございます、麗日さん。はい、今後ともよろしくお願いします。はい、ではまた。」ピッ。

 

麗日家にお礼の電話を入れ、改めて送られてきた写真のデータを開き、引子は微笑み、

 

「本当に良い写真、どこに飾ろうかしら。」

 

雄英高校正門の前で自分の息子が、ずっと不仲だった幼馴染と、そして不思議な縁で出会った女の子二人と、新しい制服に袖を通し、満面の笑みで一緒に写る写真を宝物のように見ているのであった。

 

 





出久ですが、本人は否定しますが、中学2年の夏の前の段階でもかなりの能力を持っていた、という裏設定です。A.Tを小学校から始め(高価なものであったが、出久のために引子が購入)、独学でトレーニングを続け、高所へのジャンプや壁登り、小回りのテクニックなどはかなりのものだった、という感じです。ただ大通りを走ったりはあまりしていなかったため、スピードに関してはそれほど伸びておらず、キーを使用してからの身体ダメージは、主に戦闘に不足していた速度を補う部分と、炎を発生させるための体の使い方の部分からきていました。そこから、調律等を経て、1年以上訓練を続けた結果、身体操作の鬼とかしたオリジナル緑谷出久が完成しました。という妄想。

勝己は、クラスター(およびオリ技ブラスター)を使え、原作よりも火力が高いように見えますが、個性伸ばしの訓練を行なっているわけではないため、そういう応用の使い方をすることで威力を伸ばしているだけで、原作最終決戦ほどの火力は出ていません。勝己の火力に関しては、原作最終決戦>今作現在≧エンデヴァーとの修行の後>原作初期です。速度に関しては夏合宿を経てばA.T込みで原作最終決戦を追い抜く可能性があります。という妄想。

お茶子は個性の反動は無重力を使用することからくる酔い、に近いものなので、三半規管鍛えてあれば、使用限界伸びるんじゃね?っという勝手な解釈です。お茶子の場合、A.Tの練習をしている際、自分や出久、勝己に使いまくっていたので、勝手に個性も伸びていたので勝己よりも個性に関して成長度が高いです。という妄想。

明は麗日パパさん、ママさんのために初日は落ち着いていました。2日目からは遠慮しません。

ここからどんどんキャラクターが増えてきます。なるべくA組のキャラクターと4人組を会話させてたいのですが、あれ?このキャラってここで関わらせて大丈夫だっけ?となり非常に難しいです。私もプルスウルトラの精神で書いていきます。

前話で書いたA組、B組の分け方の解釈ってどうなんでしょう?改めてメンバーをみると操作性のくだりとか、個性の暴走、あと性格の件はあってるんじゃないかって思っています。どうなんでしょう。
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