至高のメルエム   作:龍書簡

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暇つぶしに書きました


第1話

 

 

 

 

西暦2137年現在、DMMO−RPGという言葉があった。それはゲームの世界に実際に入り込んだがごとく遊べる体感型ゲームである。そして数多く開発されたDMMO−RPGの中に、燦然と輝くタイトルがある。

        

  YGGDRASIL

 

異様なほど広いプレイヤーの自由度や、圧倒的なボリュームの職業やマップを誇り、日本国内で栄華を極めた。

しかし、それも一昔前のことである。

 

 

 

「またどこかでお会いしましょう」

ヘロヘロはそう言い残してログアウトし、広い円卓の間に静寂が訪れる。

「ふざけるな!」

直後、アインズ・ウール・ゴウンのギルド長モモンガは、怒りのまま机に拳を振り下ろしていた。

「ここは皆で作り上げたナザリック地下大墳墓だろ!何でそんな簡単に棄てられるんだ!」

しかし、湧き上がった怒りはすぐに収まる、モモンガは理解していた

「…いや、違うか。簡単に棄てたんじゃない。現実と空想、そのどちらかを取るかという選択肢を突きつけられただけだよな……」

モモンガはそう自分に言い聞かせた。そしてモモンガは立ち上がり、ギルド武器「スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン」を持ち、最後の時を玉座で過ごそうと円卓を後にしようとする。その時だった。

 

 

「ずいぶんと荒れているなモモンガ」

 

「!メルエムさん!」

 

メルエムと呼ばれた人物は全体的に緑色であり、頭部はヘルメットのようなものがついており、尻尾には注射器のような物がある

 

 

「いつからログインしてたんですか!」

「今しがた、ログインしたばかりだ…さて、モモンガ玉座の間に移動しながら少し話そう」

 

 

モモンガとメルエムは玉座の間に向かってる最中に話をしていた…

 

 

「メルエムさんは、仕事の方はどうなんですか?」

「もうやめた、何故あのようなゴミが上に立つのか理解できぬ」

 

「結局、ここを突破する人は誰一人いませんでしたね」

「当たり前だ、第8階層以降のあれらに加え余が作ったNPCもいるのだそう易々と死ぬこともなかったであろう」

「確かにそうですね!メルエムさんが作ったNPCはほぼチートみたいなものでしたし…」

「1500人が侵入して来た時メルエムさん倒した相手のデータを食ってさらに強くなるとかヤバすぎですよ」

「余の他には、できぬだろうな。だが、それができなければ余は弱いまであった、あの進行のおかげで、余は強くなり強者とも出会えた」

「相変わらず、王様みたいな喋り方しますね」

「余が王だからだ」

 

話していると前方に老人の執事と6人のメイドがその場に立っていた

 

「ええっと、この執事の名前何でしたっけ?メルエムさん」

「セバス・チャン。たっち・みーが作ったNPCだ」

「ああ、思い出しました!さすがメルエムさんですね、記憶力は今も凄いですね」

「…メルエムさん、最後ですから彼らも玉座の間に連れてってもいいですか?」

「モモンガが決めろ、ここでは余は王ではなく、貴様が王だ」

「王とゆうかギルド長なだけですけどね…わかりました。ええっと付き従え」

モモンガが命令すると、執事らは一礼しモモンガとメルエムの後ろに並んでいた

 

「では、いきましょうか」

「そうだな」

 

そうこう話してるうちにモモンガとメルエムは玉座の間についていた

「あれ?」

「どうかしたのか」

モモンガが玉座の間にいるアルベドが何か持っていることに気がついた

 

 

「ワールドアイテム…一体だれが待たせんだろう…」

「大方誰かが待たせたのであろう。それに、じきに終わる。回収しなくてもよい」

「それもそうですね……ん?」

「どうかしたか、モモンガ」

「いや、アルベドの説明を見たんですけど長くて…」

メルエムが見ると確かに長く、よくここまで書けると称賛しているとモモンガがスクロールを最後まで持って来た時…

「『ちなみにビッチである』って、これは流石に…」

「ギャップ萌え…いかにも彼奴らしい」

「いや、でも守護者統括がこれは流石に…」

「なら、書き直せモモンガ。それにもうじき此処も終わる。最後くらい好きに書き直せ」

「…それもそうですね」

そうゆうとモモンガはアルベドの最後の一文を『モモンガを愛している』と書き直した

「…やっぱり恥ずかしいからやめていいですか?」

「王が決めたのなら、それを取り消すな」

 

 

23:58:48

 

 

モモンガとメルエムが話してるうちに時間はもうすぐ終わりを告げようとしていたため、二人は最後の言葉を残していた

「本当に、来てくれてありがとうございます」

「礼はいらん、余も此処が終わりだから最後に来ただけだ…それとあまりログインができなくなり、すまなかった」

「それでも、来てくれただけで嬉しいですよ」

「…そうか」

 

 

23:59:35

  

 

「また、何処かで会いましょうね。そして、今まで本当にありがとうございました」

「あぁ、また何処かで会おう、モモンガ」

 

共に別れをつげ、時間が過ぎて、終わりを迎える…はずだった

 

0:00:00……1,2,3

 

「ん?」

「…何が起こっている」

 

 

モモンガとメルエムの新たな冒険が始まった

 

 

 

 





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