「つまりこのロボットは修復不可のなのか?」
「アア。俺ノボディト違ッテ完全ナキヴォトス人ノボディヲ再現シテイル。未知ノ技術ダ。」
「あんな寒い思いして穴掘ったのに無駄骨じゃん!」
「レト曰クAL-3S以外ニモAL-2Sモ残骸ヲミツケタラシイ。レトハ完全ナ個体ヲ探シテイル。」
「見つけたとしても言うことを聞くかわからんぞ?」
ブラックマーケットの一角で見つけたロボットの残骸を調べる音波。
「そういえばそろそろ近い内に連邦生徒会に攻め込むんだってさ。」
「あ〜。正直マジでやるんだな。」
「そういえば最近レトの様子がおかしいんだがなにか知ってる?」
「前ノ略奪作戦デモ上ノ空ダッタナ。」
「ゲヘナ戦争から様子が変だよねぇ。」
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数日後。
マーケットギルドはトリニティのパテル派の屋敷を襲撃していた。
「クロスヘアー!目的の物は?」
「回収完了。」
「脱出すんぞてめぇら!」
目的の物を手に入れたギルメン達は脱出を始める。
しかしレトはボーッと突っ立てるだけだった。
「おい!」
「ん?ああ、すまん。」
ネルに一括されてハッとするレト。
その様子に二丁拳銃や女帝といった面々は心配をする。
「最近様子がおかしいぞ?」
「雷帝になにかされたのか?」
襲撃が終わってブラックマーケットに帰ってきた後、幹部陣は最近のレトの不調について話し合っていた。
「アイツは雷帝の罠にわざと嵌りに行ったんだ。」
「じゃあその時になにかされたんじゃねぇの?」
「上の空でいることが多くなった。」
「もしかしたらユメちゃんがいなくなって寂しいのかも。口ではあんなこと言っておいて喪失感が大きいのかも。」
「それならもう立ち直ってるはずじゃない?」
「私達でも2ヶ月かかったんだ。それしかない。」
「でもスオウとレトだけなんだよな。ユメちゃんに夢中にならなかったやつ。」
「クルクルクルクルクル!!」
「まあ悪魔で仮説だ。」
「アイツガ不調ダトコノギルドハ危ナイゾ?」
「確かに。」
「私達はレトについていくために集まったアウトロー。」
「仲間同士に信頼もありませんわ。」
「レトが役に立たなくなったら私達は解散だ。」
「それも争いは避けられませんわ。」
「オデは生徒よりも弱いど。」
「安心しろ、俺もだ。」
そんな事を話していると、そこにレトがやってきた。
「どうした?神妙な顔して?」
(アンタだよ!)と、心のなかで皆思った。
「こん中でゲヘナとトリニティ出身のやつは俺の部屋に来い。ある宝に関して言いたいことがある。」
「宝!?」
「言っとくがゲヘナかトリニティ以外だと対して意味がねぇから他はいい。まあゲヘナはおまけみたいなモンだが。」
その言葉に全員疑問を持つ。
言われた通りに二丁拳銃、ヒトリ、闇医者、フユカ、アル、ムツキ、キャスパリーグが入ってくる。それにネルも。
「なんでネルもいるの?」
「聞くだけだ。それに宝の内容はてめぇに関わることなんだろ?」
「カカカッ!よくわかったな。」
「ギルドの中じゃあたしがレトと付き合いが長えんだ。」
「それもそうだな。」
レトは部屋の鍵を締め、資料を出してテーブルの上に置く。
「じゃあ宝に関して説明する前に、俺の過去の話をしようじゃないか。」
2年前の過去編どこまでやる?
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マーケットギルド解散まで
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資産争奪戦まで
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遺産争奪戦まで
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梔子ユメ死亡まで
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ミレニアム内戦まで