透き通る世界の無法者   作:1052667

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決戦と空の色 PERT2 WEST

 

「西部隊!私に続け!」

 

「あら、何故貴方がリーダーのように振る舞ってるのです?」

 

「まあ落ち着けワカモ。」

 

ここはサンクトゥムタワーから西の方向。

二丁拳銃は大盛りあがりだ。

 

「二丁拳銃は右側の部隊を!災厄の狐は前方!アケミとイトナは援護!その他は好き勝手にしてください!」

 

「よっしゃ!」

 

「やっちまえ!」

 

ヴァルキューレ生は銃を構えるが眼の前に車を両手に1つずつ持ったアケミが見える。

こっちに向って投げられると悟った瞬間、イトナが足元を撃ってきてそばに倒れる。起き上がろうと顔を上げると目の前には車の側面。

うまく回避してもワカモが近づいてくる。

 

「ニヤニヤ教授の指揮能力って高いよな。」

 

「そんな教授を仲間に入れていますのに、■■■を欲しがってましたね。」

 

「■■■の指揮能力は教授よりも高いですわ。」

 

「まあ、仲間にできず今になりましたけどね。」

 

「とりあえず、サンクトゥムタワーに急ぐぞ!」

 

「災厄の狐はそのまま前方の部隊に突撃、二丁拳銃は援護、アケミは後方に車を投げてください!」

 

「にしてもSRTが来ないな。レトの影響か?」

 

ニヤニヤ教授の指揮の元、進んでいく西部隊。

だが、双眼鏡を持ったスケバンが左の方向を見て驚きの声を上げる。

 

「ひ、左方向に正義実現委員会がいるぞ!」

 

「正義実現委員会?情報じゃあトリニティとの協力は出来なかったらしいが...」

 

「ほむ、恐らく■■■の作ですね。音波ジュウがいる事を考えていたのでしょう。」

 

「あ〜あ、委員長にツルギ、ハスミもいるじゃん。」

 

「恐らく二丁拳銃が目当てでは?」

 

「多分そうっぽい。先行ってて。」

 

二丁拳銃は正義実現委員会がいる方向に歩いていく。

 

「やあ、久しぶりだね。」

 

「アキ、コートと銃返してくれないかい?」

 

「嫌ですよ。それで、いつもならもう戦ってるのに話から始めるのはなんで?」

 

「・・・トリニティに、正義実現委員会に戻ってこないか?」

 

「はぁ?」

 

その言葉にスペースキャットになる二丁拳銃。

 

「先輩、約束がまだありますよね?」

 

「ああ、銃を買いに行くってやつ?残念だけど、レトの目的の方が大事だ。」

 

「そこまで堕ちましたか、先輩!」

 

「戻ってこい雁木アキ!」

 

正義実現委員会から銃を向けられる。

 

「確かに正義実現委員会は居心地の良い居場所だったよ。」

 

「じゃあッ!」

 

「でもね、もうトリニティ自体が信用できなくなっちゃったんだ。結局、私が信じられるのはレトだけになった。正義なんて勝った者勝ち。カス共に囲まれた居場所にいつまでもいられない。」

 

「ブラックマーケットもカスどもが集まってるじゃん?」

 

「まあ、確かにマーケットギルドはアウトローの集まり。騙す人は多い。元々私もある程度ついて行ったらレトを裏切る気だった。」

 

「じゃあなんで先輩は今もレトについていくんだ?」

 

「簡単なことさ。私は彼女に憧れた。それだけさ。」

 

「・・・先輩はそれでいいのか?」

 

「ああ。私は未来永劫、伝道レトの崇拝者だ!」

 

その瞬間、ツルギに2発の弾丸が当たる。

二丁拳銃は早撃ちでツルギを撃つと、急いで近くの遮蔽物に隠れると手榴弾を投げる。

しかし正義実現委員会は二丁拳銃の対策をしていたため2名ほど突っ込んできた。

 

「対策されてるなぁ。」

 

銃を仕舞うとやってきた委員にヘッドロックを決め、もう1人は飛び蹴りで吹っ飛ばす。

委員1名を盾にして銃弾を防ぐ。

 

「おっ。」

 

二丁拳銃は正義実現委員会達の近くにガスタンクあるのを見つけた。

盾にしていた委員をハスミ達のいる方にぶん投げるて気を逸らすと、ガスタンクに向って発砲。

小規模な爆発だが、近くにいた委員達は吹っ飛んだ。

唖然としている隙に二丁拳銃は委員に近づき、一人一人肉弾戦で倒していく。

残ったのは委員長とハスミとツルギの3人になった。

 

「つまらないねぇ。こんな弱くて正義を実現できるとでも?」

 

「できるさ。ここに居る子たちは皆成長途中。いずれトリニティの最高戦力になる子たちだよ。」

 

「なるほど。じゃあハスミが次期委員長かな?」

 

「さあ、その時になってみないとわからない、ねッ!」

 

委員長は二丁拳銃に近づき、顔面に向って思いっきりパンチをする。咄嗟のことに避けられなかった二丁拳銃は後ろに転ぶ。

 

「リベンジマッチだ、二丁拳銃!」

 

「やるなぁ、委員長!」

 

「私達も、忘れてもらっては困りますよ!」

 

3対1。ツルギとハスミは前よりも強くなっていた。

 

(肉弾戦は全部対策されてるな。蹴り技が全然通じない。)

 

(先輩の肉弾戦は蹴り技がメイン。アウトローになってからもそれは変わっていません。)

 

「生憎、私だって成長するんだよ!」

 

二丁拳銃は自身の神秘を使った。彼女が戦いで神秘を使うのは初めてだ。恐らく、影で練習していたのだろう。

 

パッシブスキル うらめしや〜

 

その瞬間、半透明の生徒が3人現れた。

 

「・・・なんだ?」

 

見覚えのあるゲヘナ生徒が3人、普通ならもう二度と会えない人物達だ。

3人の生徒はツルギ達に発砲。咄嗟のことに反応できなかったハスミと委員長は撃たれ、ツルギは反撃するもゲヘナ生徒は透き通って触ることすら出来なかった。

 

「なッ!?ギャッ———」

 

そんな隙を二丁拳銃が見逃すはずもなく、3人を発砲していく。スキルで呼び出した3人の生徒は消えてしまう。

そして二丁拳銃はツルギを必要以上に撃って殴る。彼女の再生能力を考えてのことだ。

だが、ツルギはそれでも意識が残っていた。

 

「先、輩...」

 

「なんだ、まだ起きてるの?」

 

二丁拳銃は更にツルギを殴ろうとする。

だが、その拳はツルギに届くことはなかった。

 

「え?」

 

「なん... だ?」

 

空が赤くなっていた。

そして、見覚えのある斬撃が北の方向に飛んでいった。

その光景を見た瞬間、二丁拳銃はツルギを放して北に向って走っていった。

 

「何が起きた?今の斬撃って...」

 

斬撃が直撃した場所につくと、そこには倒れてるヴァルキューレと北部隊がいた。全員ヘイローが見えない。

 

「——ッ!キャスパリーグ!」

 

倒れているキャスパリーグを見つけて駆け寄る二丁拳銃。

必死に起こそうとするが意識が無いようだ。

 

「なあ、なんでこんな事するんだ。お前はそんな行動をする奴じゃないだろ、伝道レトッ!!」

 

斬撃が来た場所を見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「螟ァ蛻?↑繧ゅ?縺ェ繧薙※縲√≠繧九°繧牙、ア縺?s縺?縲」

2年前の過去編どこまでやる?

  • マーケットギルド解散まで
  • 資産争奪戦まで
  • 遺産争奪戦まで
  • 梔子ユメ死亡まで
  • ミレニアム内戦まで
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