伝道レトの死から2週間。
二丁拳銃はようやく立ち直ることができた。
「いつまでも引きずるわけには行かないよなぁ。」
「あ、二丁拳銃ひ——— すごい隈!?」
「クルクルキュクルル」
部屋に約2週間こもっていた二丁拳銃。
久しぶりに部屋から出てきたのだ。
「全員揃ったね。」
「揃った?」
「うん。レトってば自分が死ぬことを予想していてご丁寧に置き手紙あったんだよ。」
「レトらしいや。」
「しかも雷帝と同じくレトに関する情報は一切消えた。赤い空もただの異常気象ってことになってる。」
そして全員が集まっている部屋についた。
幹部も構成員も全員いる。
「全員揃ったな。じゃあレトの手紙の内容を言うぞ。」
1150が話し始める。
「まずレトの字が汚すぎて解読に時間がかかったが、ギルド解散のために財産について話すぞ。」
「私はいくら貰えるの?」
「色んな所から略奪したなぁ。」
「半分は街の経済に。そして1人二千万の退職金が出る。」
その言葉にざわつくギルメン達。
「おいこら!?」
「もっと金あったろ!」
| マーケットギルド構成員 瑠川ネペン (後の傭兵バイト派遣会社 社長) |
|---|
「もっとありませんでした?」
| マーケットギルド構成員 桜井ミヨ (後の特殊交易部 部長) |
|---|
「金銀財宝あったよな?」
「残りは?」
「早いものがち。」
その言葉に金にがめつい面々が目を輝かせる。
「話が終わったら全員の携帯に位置情報を送るから。後は好きにしてくれ。とまあ俺からは以上だ。」
1150が話し終わるとネルが前に出る。
「まあ、あたしがこの言葉を言うことにはなるとはな...」
ネルが息を呑む。
「マーケットギルドは今日限りで解散する。今までありがとな。」
「さ、お前らのお目当てのお宝の情報はお前らに一斉送信する。ブラックマーケットの4箇所にまとまってるから早いものがちだぞ!」
その言葉とともに元ギルメン達が一斉に出口に走っていった。中には窓を割って外に行くものもいる。
「皆強欲だな... 二千万あれば十分だろ。」
「だよな...」
残ったメンツも少数だ。
ギルドが無くなったため各々違う道を行くのだ。二丁拳銃もブラックマーケットから去るつもりである。
「キャスパリーグはこの後どうすんの?」
「トリニティに戻る。雷帝の遺産に頼ってばかりだったし、元のたまり場に戻って鍛え直す。」
「へぇ〜。がんばれよ猫耳ちゃん。」
「猫扱いすんなッ!」
どうやらキャスパリーグが持ってた雷帝のキャノンはレトの攻撃で壊れてしまったようだ。
「ネルは?」
「ヒトリの奴に誘われてんだよ。ミレニアムで事業を始めるからあたしとクロスヘアーも手伝うつもりだ。」
「ヒトリと組むのか。■■■除いたらキヴォトス最高戦力じゃん。」
「そう言う二丁拳銃はどうすんだぁ?」
「どうしようかな... まだ考えてないや。」
「それなら百鬼夜行に行くのはどうでしょうか!」
二丁拳銃が今後のことを考えていると後ろから1人の生徒が声を掛ける。
「君は確かリノだったけ?なんで百鬼夜行?」
「二丁拳銃殿が幽霊を出す光景を見たのです!我が花鳥風月部に是非お越しいただきたい!」
「花鳥風月部?」
「私が所属している部活です。コクリコ様によりマーケットギルドに入るように言われまして。」
「ふ〜ん。まあ、トリニティにはまだ戻る予定ないし、行ってみるか。案内よろしく、リノ。」
「おまかせを!」
1150から札束が入った紙袋を受け取ると二丁拳銃はリノと共にブラックマーケットを出ていくのであった。
ギルド解散後の動向
ヒトリ
→ミレニアムで企業、通販会社を設立。
ネル
→両翼の誼でヒトリと行動を共にする。
二丁拳銃
→百鬼夜行へ。
闇医者
→ブラックマーケットに残留。
蟲草フユカ
→ブラックマーケットに残留。
栗浜アケミ
→様々な自治区で活動。各地のスケバン達に助力。
六車イトナ
→元祖ヘルメット団を結成。アケミとの仲は良好。
女帝
→ブラックマーケットに残留。トップに成り上がる。
ニヤニヤ教授
→不明。どこかで暗躍している模様。
災厄の狐
→トリニティへ。破壊活動をした後姿をくらます。
TYPE-1150
→ブラックマーケットに残留。
クロスヘアー
→ヒトリとネルと共に事業に参加。
武器商人
→ブラックマーケットに残留。
音波ジュウ
→ミレニアムを手に入れるために暗躍。
鏡根リジェ
→女帝によりブラックマーケットを追放、SRTに捕縛される。
陸八魔アル
→受験勉強と企業するためにゲヘナに帰還。
浅黄ムツキ
→上記のアルと共にゲヘナに帰還。
キャスパリーグ
→鍛え直すためにトリニティに戻り、自称スパースターと出会う。
安守ミノリ
→ブラックマーケットに残留したが女帝と対立してレッドウィンターに帰還。
アラタ
→百鬼夜行に帰還、魑魅一座・路上流に入る。
デカルト
→DU地区にて復興作業を手伝いながら宗教組織を設立。
脊柱ララ
→ブラックマーケットに残留したが女帝と対立してアビドスに帰還。しかし同級生と決別しアビドスから去る。
アトラ
→トリニティに帰還。情報屋として働くが、ワカモの破壊活動に巻き込まれる。その後サクラコに助けられた恩義からシスターフッドに入る。
吾妻ミライ
→ミレニアムに帰還。疑似科学部に入部。それと同時にヒトリの事業にも参加。
田村リノ
→二丁拳銃を百鬼夜行に案内。
瑠川ネペン
→傭兵会社を設立。事業を発展させていく。
櫻井ミヨ
→ヒトリの事業に参加。ワイルドハントに入学するために勉強もしている。
その他の面々
→様々な組織に入ったり、名を挙げたりしている。
主な組織は七転八倒団、破茶滅茶、ブロロロ疾走連合、夜明けのラジオ体操推奨会、カイテンジャー、温泉開発部等。
また、ワイルドハント芸術学院には半数程の残党が転入、入学している。
2年前の過去編どこまでやる?
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マーケットギルド解散まで
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資産争奪戦まで
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遺産争奪戦まで
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梔子ユメ死亡まで
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ミレニアム内戦まで