透き通る世界の無法者   作:1052667

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対策委員会編2章
勧誘と調査


「クルクルクルクキュ?」

 

「ん?闇医者か。ちょっと昔のことを思い出しててな。」

 

二丁拳銃は写真をしまうと話しかけてきた闇医者の方を向く。どうやらファウストを探しているらしい。

 

「ファウストと覆面水着団ならもうブラックマーケットから出てると思うよ。結構強かった。」

 

「クルクルクルクル。」

 

「なんて言ってるのかわからないけど、それよりもうすぐエデン条約が締結される。お宝(アリウス)は必ず動く。」

 

「クルキュー?」

 

「・・・えっと、人員?密輸商人には既に誘ってる。猫耳の新入りちゃん(キャスパリーグ)は不良やめたから多分誘っても断られる気がする。まあ誘うけど。後はアルちゃん達も。」

 

闇医者と別れた二丁拳銃はそのままブラックマーケットを出ていった。

彼女はそのままスイーツに関連する情報をいくつか入手し手当たり次第あたった。そして3軒目、ついに目的の人物を発見した。

目的の人物は他3名と共にスイーツを食べていた。邪魔しちゃ悪いと思い気配を消して背後に近づくと彼女のポケットにメモを入れる。

4人が店を出ると彼女はポケットのメモに気づき、3人と別れてそのまま路地裏に来た。

 

「急に呼び出して悪かったね。猫耳ちゃん。」

 

「猫扱いすんな。」

 

その人物、杏山カズサは元々不良でキャスパリーグの異名を持っていたが今は足を洗っている。

 

「それでなんのよう?」

 

「近いうちにお宝(アリウス)が動き出す。レトから真実を聞いた君はどうする?」

 

「私はあんたと違って居場所(放課後スイーツ部)があんの。手を貸したいけど今回はパス。」

 

「そうか、残念。」

 

断られた二丁拳銃はしょんぼりしながら気配を消してその場を去る。カズサからは透明人間と呼ばれたが気にしない。

 

「はぁ〜。まだ期間あるなぁ。」

 

彼女は幽霊を3体出すと指示を出す。

 

「君はアビドスに、あなた達はカイザーを調べておいて。」 

 

幽霊はそれぞれの命令を聞きその場を去っていく。

 

「ユメちゃんは出稼ぎに来た時も私達の犯罪行為に加担することはなかった。CODEⅢがギルドに入る時も最後まで説得していた。そんな彼女の後輩が銀行強盗するなんて裏があるはずだ。」

 

 

 

 

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「あれ?」

 

一方、仕事を終えたCODEⅢは携帯にモモトークが来ていたことに気づく。

 

「ホシノから?」

 

メッセージを読み終えた彼女はすぐに荷物をまとめる。

 

「退学って、何考えてやがる。」

 

アビドス生徒会を追放された過去を持つ停学中の彼女は母校に帰るのであった。

 

 

 

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