(恩返しとはいえ自ら正実に追いかけられるとはね...)
二丁拳銃は後ろから追いかけて来る正義実現委員会を見ながらそう考えた。正義実現委員会はアビドス自治区周辺
「二丁拳銃、砂漠に入ります!」
「追いかけろ!今日こそ捕まえるんだ!」
「ハスミ先輩もツルギ先輩もいないし、出来るのかな...」
(部隊は殆ど1年生。近くに居たからちょうどよかったけど巻き込むには戦力として情けないな。)
一方、砂漠の向こう側で二丁拳銃を発見したカイザー達は砲撃の準備をしていた。
「6時の方向に二丁拳銃を確認。」
「奴を見失う前に攻撃しろ!」
「了解。」
カイザーの砲撃、それは二丁拳銃に向かって放たれた。しかしそれは追いかけてきた正義実現委員会にも被害を出した。それと同時に二丁拳銃は気配を消してその場を離れた。
(うまくいったようね。)
それをきっかけにカイザーと正義実現委員会は戦いを開始。それを見た二丁拳銃は満足げにこの場を去るのであった。
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PMCの事務室。
そこに侵入した二丁拳銃は警備委員や事務員を撃ち引き出しなどを荒らす。
「こんなチャンスなんてあんまないからねぇ。」
金庫を手慣れた様子で開け、金と資料を選んで懐に入れる。
1年前の彼女なら金には興味がなかったはずだったが、彼女の今後の計画にはどうしても大金が必要だったために盗みを働いてる。
「よし、これくらいでいいか。」
『事務室!退却だ。すぐに必要最低限のものを持て!』
「事務員達なら倒れちゃってるよ。」
『な、その声は二丁拳銃!』
「残念だったね。書類は全部もらうから。そんじゃ。」
通信機から聞こえてくる声に返事をすると窓から外に出る。
双眼鏡で先程居た場所を見ると正義実現委員会は居なかった。おそらく上層部に怒られて退却したのだろう。
「理事が退却ってことはホシノは無事救出したってことだね。風紀委員と会うのも面倒だし、一旦百鬼夜行に行くか。シュロちゃん元気かなぁ。」
気配を消した彼女は百鬼夜行に向かう前に対策委員会の方に来た。
ホシノを救出した面々は再開を喜び合っていて二丁拳銃には気づかない。
「貴方の復活は近いよ、
二丁拳銃は方向を変えて歩き出す。
「必ず、現世に呼び出してあげるからね。」
二丁拳銃の物語はここで一旦幕を閉じる。
キヴォトスには多くのアウトローがいるのだ。主人公は1人ではない。
次の物語はミレニアムに住んでいるゲヘナの犯罪者が好き勝手する話だ。