「へぇ〜そんなことが。」
『そうそう。エデン条約前に大変だよ。まあユメちゃんには返せない借りがあるし、私もカイザーの機密資料を手に入れたからまあ良かったけど。』
「なるほどね。」
『そっちは?例の計画は進んでるでしょ?』
「いつでも。ただ個人的に調べたいことがあるからまだミレニアムにいる。」
『OK。』
「じゃ。」
電話を切ったその人物、密輸商人は自身の拠点で資料を漁る。
「やっぱあるとしたら廃墟だけど、あの会長さんもなんかしてるし、面倒なことになりそうだな。」
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ミレニアムの廃墟。
密輸商人は迫ってくるロボットを薙ぎ倒しながら探索している。
「たしかここらへんのハズなんだけどなぁ... ん?」
彼女の目線の先、そこには1人の大人と双子の生徒が走っているのが見えた。
「あれはモモイと妹、それとあの大人は... 二丁拳銃が言っていたシャーレの先生かな?なんでここに?」
気になったので後を追うと廃墟の一室に入っていき、外から覗き込む。
(誰も居ない?いや、床が開いて落ちたのか?)
下から話し声が聞こえたので耳を澄ますがよく聞こえない。
「AL-IS?」
「1じゃない?」
(AL?まさかな。私が探してるものじゃなきゃいいが。ましてやあのモモイなんかに———)
「状態の変化。及び接触許可対象を感知。休眠状態を解除します。」
「まじで?」
彼女は驚いた。自分の欲しいものがよりにもよって馬鹿にしている人物に渡る可能性が出てきたのである。焦るのも無理はない。
だが、彼女は周りに多数のロボット達が自身を囲んでいることに気づいた。
「先にこいつらか。」
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シャーレの先生はミレニアムのゲーム開発部の依頼により廃墟を訪れていた。
ゲーム開発部は今廃部の危機になっており、それを回避するために廃墟に足を踏み入れていたのだ(なんで?)
そしてとある一室の地下。そこに眠るアンドロイド。それはキヴォトス人にそっくりで現在の技術でも作ることは不可能だ。
AL-1S、アリスと命名されたそれは今ゲーム開発部のモモイとミドリ、そしてシャーレの先生とともにアリスを連れて廃墟から出ていくのであった。
だが、その前に一人の人物が現れた。彼女の後ろにはロボット達の残骸が転がっている。
「やあモモイと妹。そしてシャーレの先生。」
“君は?”
「あぁぁぁ!!」
「出たよ。」
「??」
「何しに来たの密輸商人!」
「それはこっちのセリフ。なんでゲーム開発部が廃墟にいるんだい?」
突然現れた密輸商人。彼女のことを知らないアリスと先生は頭にはてなを浮かべる。
「はじめまして、シャーレの先生。私は密輸商人。ゲヘナの指名手配犯さ。」
“は、はじめまして...”
「それでモモイ、
「渡すわけ無いじゃん!それにアリスはゲーム開発部の新メンバーにするよ!」
「お姉ちゃん?」
「正気?」
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ゲーム開発部の部室。
“えっと、君は指名手配犯だけど普通に校内に入ってたけどいいの?”
「いいのいいの。ゴクッ!」
「密輸商人はゲヘナの機密情報を多く知っているからゲヘナだけでしか指名手配されてないみたい。それにミレニアムは
「———プハッ!まあそーゆーこと。」
先生の問いかけにミドリが説明する。密輸商人はその間に玉露と書かれたペットボトルのお茶をがぶ飲みしている。
「——って、私のweeリモコン口に入れないで!」
ミドリはアリスが口に入れたゲームのリモコンを履かせようとしている。
その間に密輸商人はモモイに近づいた。
「
「うん。でもまずはゲーム開発部を守るために人数を増やさないと。それに放って置くワケにも行かないからね。」
「ふ〜ん。」
「服装はある程度整ったし、武器と、学生証を手に入れないと。学生証は私がなんとかするからミドリはユズと一緒に話し方を教えてあげて!」
「話し方って...」
“密輸商人はアリスについてなにか知ってるの?”
「詳しくは知らない。私が崇拝してる奴が
「まあでも大丈夫だよ!」
“一応私の方でも調べてみる。これでも連邦