ACE COMBAT 〜紺碧の空を駆ける炎の一角獣〜   作:非常勤務艦隊本部

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MISSION13 零下の檻〜捕虜救出と悪魔の刺客〜

 

 

 

2010年11月17日

 

 

サンド島基地 駐機場 08:40

 

 

 

この日、私はハヤトさんに呼ばれて駐機場に来ていた。

 

何でも、見せたい機体があるようだ。

 

 

 

ハヤト「マッコイ爺さん。チューニングは終わったか?」

 

 

マッコイ「あぁ。あとはエンジンを慣らしておけば、OKじゃ。」

 

 

 

そう言って、マッコイ爺さんは戦闘機のエンジンを動かして調子をうかがう。

 

 

 

ジュネット「これは…………!」

 

 

 

私は言葉を失った。

 

 

何故なら、目の前にある戦闘機が…………かつてオーシア軍で計画された【軽量戦闘機計画】の名残である………………【F-20A タイガーシャーク】であったからだ。

 

 

 

ジュネット「F-20は、開発が中止されたんじゃ……!」

 

 

ハヤト「実際は、第1次量産型が10機作られてな。こいつは、ハイエルラークにほったらかしにされてた2号機だ。」

 

 

 

白地と深緑色を基調としたF-20と、隣にもう一機…………白地と深青を基調として……垂直尾翼に【ISAF】のスリーアローヘッズと【炎の一角獣】のマーキングが施されたF-20もあった。

 

 

 

ハヤト「さて…………果たして真の相棒の出番は来るのかな?」

 

 

マッコイ「まぁ、いつでも使えるように調整はしておくよ。」

 

 

 

試作機と言っても彼らから見れば、重要な戦力強化になるだろうと、私は確信した。

 

 

 

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ブリーフィングルーム 10:00

 

 

 

サキ「全員、揃ったな?作戦を説明する。」

 

 

 

リムファクシ撃沈から3日過ぎた今日。

 

何やら、重要な作戦が参謀本部から依頼されたようだ。

 

 

 

サキ「ユークトバニア全土で攻勢が進んでいる中、海兵隊がユーク軍の捕虜収容所を発見。海兵隊はこれを急襲して、捕虜の確保に成功した。」

 

 

 

…………えっ?

 

捕虜収容所を発見即急襲して捕虜を確保したの?

 

凄いじゃん海兵隊…………。

 

 

 

サキ「現在、海兵隊は収容所の無線室を占拠して、回収のためのヘリ部隊が向かっている。」

 

 

 

一条玲花「今回の任務は、回収部隊の護衛って事ね。」

 

 

 

ラウンデル「そうだ。捕虜を確保したとは言え、収容所にはまだ多数の敵部隊がいる。ユーク側も、これを阻止するため航空戦力を投入してくるはずだ。」

 

 

サキ「ヘリ部隊の収容所までへの護衛と捕虜収容の援護が今回の任務だ。襲い来る脅威は、実力を持って排除しろ。」

 

 

 

 

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16:20 ユークトバニア 捕虜収容所 近郊上空

 

 

 

捕虜救出のため、サンド島から発進した俺たち。

 

空は暗く、雪と風が機体に吹き付ける。

 

 

 

グリム《こちらアーチャー。隊長、目標の捕虜収容所が見えますか?》

 

 

ハヤト「若干吹雪いてて良く見えないが……座標からしてもうすぐだろう。」

 

 

 

なんとも嫌な天気だ。

 

なにか不吉な予感がする。

 

 

 

グリム《隊長も…あ、いえ、前の隊長……バートレット大尉もいるのでしょうか?そこに。》

 

 

チョッパー《いると思うぜ。ほかの捕虜の連中に悪態ついてよ、仕切りまくってよ。》

 

 

 

キトリ《わからないわよ?ああいう人ほど、腹の中では何考えてるのかわからないからね?》

 

 

チョッパー《そいつは違いねえな。ナガセもそう思うだろ?》

 

 

ナガセ《………………。》

 

 

チョッパー《なあ、まだ気にしてんかい?》

 

 

 

ナガセ《別に……》

 

 

 

そう口では言うが心の中では、【あの時、自分が油断していなければ、バートレット大尉は捕虜にならずに済んだのでは?】と度々、自責の念にかられていた。

 

 

 

海兵隊シー・ゴブリン隊1《戦闘機。爆音が聞こえたぜ。ああ、こちらはシー・ゴブリン。》

 

 

 

そこへ、捕虜収容所の無線室を占拠していた海兵隊から無線が入る。

 

 

 

シー・ゴブリン隊1《南国の海岸が仕事場だと思って、海兵隊に志願したんだが。》

 

 

グレッグ《そいつは残念。時期が悪かったな。》

 

 

シー・ゴブリン隊1《全くだ……捕虜は無事に確保したが、うちのヘリはまだのようだな。》

 

 

キャンベル《もう少しだけ捕虜の面倒をみてやってくれ。今から掃除を始めるからよ。》

 

 

シー・ゴブリン隊1《了解。君ら、サンド島の部隊だろ。聞いてるぜ?腕前拝見といくよ。》

 

 

 

ハヤト「よし!敵はSu-27だ!M2.3とそれなりに厄介な相手だ!油断して、撃ち落とされるなよ?ATTACK!!」

 

 

 

ユークトバニア本土奥深くまで戦線が伸びると、敵機も今や旧式ながらも改修を重ねている【MiG-21 フィッシュベッド】ではなく、準現役機である【Su-27 フランカー】が戦場に出てくる機会が多くなった。

 

 

 

ハヤト「…………っ!やはり、加速じゃ向こうが上か!」

 

 

 

エリア88のトップエースと言えども、機体性能がかけ離れていると苦戦するのも同然である。

 

フランカーの最高速度は【M2.3】である一方、F-5Eの最高速度は【M1.4】と速度差は歴然であった。

 

 

 

ハヤト「だが…………機体性能の差は、パイロットの腕でカバーできるんでな!!」

 

 

 

いくら苦戦すると言っても、腐ってもトップエース。

機体性能の差をパイロットの腕でカバーしていき、フランカーを1機撃墜する。

 

 

一方、新機種に乗り換えた音羽は…………

 

 

 

桜野音羽「このタイガーシャーク…………私の思い通りの動きができる……!!」

 

 

 

ようやく自身の操縦センスに合った機体と巡り会えた事で、淡々とフランカーを撃ち落としていく。

 

 

 

一条玲花《音羽の戦闘機動…………前よりも形になっているわ!》

 

 

園宮可憐《F-2の時は、それなりと機敏に動いていましたけど…………》

 

 

エリーゼ《凄いわ…………機体を乗り換えだけで、あそこまで動きが変わるなんて!》

 

 

アイーシャ《タイガーシャークと音羽の相性が一致している。あれなら、実力を確実に発揮できる。》

 

 

 

これまで音羽が乗ってきたF-2は、厳密に区分すれば【支援戦闘機】又は【戦闘爆撃機】の為に、空戦ではどうしても苦戦するところがあったが、新しく乗り換えたF-20Aは、オーシア軍の中では【軽量戦闘機】であり、更にオーシア軍で初となる【フライ・バイ・ワイヤ】を導入しているため、格闘戦特化の機体となっている。

 

 

 

桜野音羽「これならいける!帰ったら、マッコイさんにお礼言わなきゃ!」

 

 

 

だがこの時、音羽は気づかなかった。

 

サンド島に帰ったら、F-20の購入と輸送にかかった費用の請求書が待っていることを。

 

 

 

だがそんな事をしているうちに、敵の戦闘機隊の撃退が終わる。

 

天候があいにくの吹雪であることと、ここはユークトバニアの中でも辺境に区分されている地区であったために、駐留している実働部隊もそう多くはないからだ。

 

 

そもそもの話、こんな天候で空に上がる戦闘機パイロットは多分、いないであろう。

 

 

 

ハヤト「日が大分落ちてきたな……」

 

 

グレッグ《こりゃあ、帰る頃は真っ暗だぜ?》

 

 

キャンベル《おまけに若干吹雪いてきたぞ?こんな状況で遭難でもしたら地獄だぜ。》

 

 

チョッパー《言うなよ…………本当になったらどうする……。》

 

 

グリム《雪のせいで平衡感覚が無くなってきました。危ないですね。》

 

 

一条玲花《みんな、高度計を逐次確認して!この天候でのフライトは、初体験だからね?》

 

 

 

 

日が落ちるにつれて、天候は徐々に悪化の一途をたどる。

 

悪天候の中でのフライトに慣れていないスカイガールズ隊は、高度計を逐次確認して、今の高度を保って飛ぶ。

 

 

しばらくすると、シー・ゴブリン隊と捕虜を回収するヘリ部隊が到着して、任務も最終段階に入る。

 

 

 

シー・ゴブリン隊1《こちらシー・ゴブリン。こっちの乗り物が着いたが、周りに対空火器があって着陸できないでいる。すまないが、掃除を頼みたい。》

 

 

 

ハヤト「了解した。天候が徐々に悪化しているから早めに片付ける。」

 

 

 

 

彼らは直ぐに対空火器の排除に移る。

 

視界不良のため、ミサイルで対空火器を破壊していく。

 

 

園宮が最後の対空火器を破壊し終えると、ヘリ部隊は収容所の近くへ着陸して捕虜の収容に入った。

 

 

ナガセ《顔が…あの人たちの顔が、確かめられればいいのに。》

 

 

そう呟くと、ナガセが1人編隊から離脱してシー・ゴブリンのところへ向かう。

 

 

チョッパー《ナガセの奴、ほんとに見に行きやがった。》

 

 

ハヤト「キトリ、ナガセのエスコートに回ってくれ。」

 

 

キトリ《分かったわ。》

 

 

 

ナガセを1人にさせない為に、キトリを直掩に向かわせる。

 

 

 

ナガセ《シー・ゴブリン。バートレット大尉はいますか?バートレット大尉の確認を。》

 

 

ナガセがバートレット大尉の安否の確認をするが、帰ってきた返事は…………

 

 

 

シー・ゴブリン隊1《いや、その名の人はいない。そっちはどうだ。》

 

 

シー・ゴブリン隊2《こちらにもいない。捕まっていた連中も知らないと言っているぞ?》

 

 

 

ハヤト・チョッパー・グレッグ・キャンベル「「「「なんだってぇ?!?!?!?!」」」」

 

 

 

ナガセ《そんなハズは…………もう一度確認を!》

 

 

 

部隊に激震が走る。

 

 

 

 

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ナガセ「バートレット大尉がいないなんて………そんな事は…………っ?!」

 

 

ナガセが動揺していると、突然ミサイルアラートが鳴り響く!

 

 

キトリ《ナガセ!後ろからミサイル!!回避して!!》

 

 

後ろを向くと、いつの間にか接近していた1機のF-16Aがナガセに向かってサイドワインダーを1発放ってきたのだ!

 

 

 

ナガセはミサイルを振り切るため、アフターバーナーを点火して、一気に高度を落とす。

 

 

 

10000……9000……8000……7000と、高度が落ちていくのを確認すると同時に、ミサイルが後ろをつけている事を確認する。

 

そして高度計が5000フィートを切ったところで、アフターバーナーを切ってスロットルを落として、操縦桿を引いて機体を急上昇させる!

 

 

追尾してきたミサイルは、ナガセ機の急上昇についていけずそのまま地表へ突進、爆発した。

 

 

 

キトリ《ナガセ!大丈夫?!》

 

 

ナガセ「何とか…………動揺していて、接近に気づけていなかった……。」

 

 

シー・ゴブリン隊1《今の爆発音はなんだ?!何が起きてるんだ?!》

 

 

 

シー・ゴブリンもたまらず、状況の説明を求めてくる。

 

 

 

一条玲花《そこのF-16!!何処の部隊なの?!》

 

 

 

一条が無線越しで、半ば半ギレ状態で詰問する。

 

 

オーシア軍無線5《……第7航空師団、第120戦術戦闘飛行隊だ。》

 

 

どうやらナガセ機を撃ってきたのは友軍のようだった。

しかも声のトーンが低い。

 

 

 

一条玲花《何故味方を撃ったの!!目的は何!!》

 

 

その質問に対して、帰ってきた返事は……

 

 

 

オーシア軍無線5《頼まれたんだよ……お前たちを”消してくれ”って。》

 

 

 

ハヤト《なに?!誰にだ!!》

 

 

 

オーシア軍無線5《っふ、言えねえよ。これは俺にとっちゃ、ビジネスなんでな。》

 

 

 

まさかの暗殺の刺客だったのだと、自供してきたのだ。

 

 

 

オーシア軍無線5《あばよ…………ラーズグリーズの英雄!!》

 

 

 

そして、ナガセ機に向かって【M61A1 バルカン砲】を撃ってきた!

 

102mmの機関砲弾を数発左側のエンジンに食らって火の粉混じりの黒煙が噴き出した!

 

 

 

ナガセ「しまった!!」

 

 

 

被弾に気付いたナガセは慌てて回避しようとするが機体を浮かせてしまい、もう片方のエンジンにも直撃をもらってしまう。

 

 

 

チョッパー《ナガセ!!》

 

 

キャンベル《あの野郎!!クズな真似しやがって!!》

 

 

桜野音羽《ナガセさん!!逃げて!!》

 

 

 

信じ難い光景を目にした彼らは、ナガセに逃げるよう促す。

 

 

ナガセも慌てて振り切ろうと残りの推力で逃走を図るが、相手も尽かさず追撃をかけてくる。

 

 

だが、偶然にも森の上空を高速で飛び抜けた事で、野鳥たちがびっくりして一斉に飛びあがった。

 

 

依頼に集中し過ぎたF-16Aのパイロットは、その野鳥たちの群れに突っ込んでいった結果、バードストライクを引き起こしてしまい、飛び散ったガラス片にたまらず目をつむった事で機体のバランスを崩して、そのまま森の中へ突っ込んでいって、直後に炎と共に黒煙が立ち上った。

 

 

 

グレッグ《鳥とぶつかって自滅したぞ!》

 

 

エリーゼ《あんな酷い事をしたのよ!当然の報いよ!》

 

 

グリム《ナガセ大尉は!!》

 

 

 

辛くも追撃を振り切ったナガセであったが、エンジンを2基とも被弾した上で無理な回避機動を取ってしまい、推力が落ちてしまって失速寸前の状態だった。

 

 

 

ナガセ「左右両エンジン推力低下……ラダーもフットも死んでる……!!」

 

 

キトリ《ナガセ!!早く機体を立て直して!!》

 

 

ナガセ「この機体はもう限界だわ!エッジ、ベイルアウトします!!」

 

 

サンド島に帰ることもできないと判断したナガセは、緊急脱出を選んだ。

 

緊急脱出する事を仲間に伝えた後、直ぐにシートの両側にあるイジェクトレバーを引いて、射出座席を作動させる。

 

 

キャノピーが強制排除されて3秒後に、1.10秒噴射の圧搾空気が作動して機外へ高速で脱出。

 

 

その後、減速用のパラシュートとメインパラシュートが展開されて、地上へ緩降下していく。

 

 

脱出装置が作動したナガセのF-5Eは、推力を失って雪原へと墜落していった。

 

 

 

園宮可憐《ナガセさんのベイルアウトを確認!》

 

 

チョッパー《待ってろ!今助けに…………》

 

 

 

ナガセの脱出を確認したチョッパーは、直ぐに救助に向かうが…………

 

 

 

ハヤト《待てチョッパー!本格的に吹雪いてきた!このままだと、2次遭難を引き起こしかねない!!》

 

 

キャンベル《くっそ!なんとかならねえのか?!》

 

 

 

何か方法はないか考えていると、参謀本部からの至急電が入ってきた。

 

 

 

園宮可憐《……参謀本部より至急電!『味方機の緊急脱出はこちらでも確認した。天候悪化のため、一時基地へ帰還せよ。』です!》

 

 

 

チョッパー《ナガセをここに置き去りにしろというのか。》

 

 

一条玲花《悔しいけど…………今は天候の回復を待つしか無いわ。》

 

 

チョッパー《ちくしょう!なんとかならないのか!》

 

 

悪化してきている天候と現在の部隊の状況………そして、救出した捕虜の状態を鑑みて、ハヤトは決断する。

 

 

ハヤト《…………全機、基地へ帰投する。捕虜の健康状態が心配だ。これ以上、海兵隊を待たせるわけにはいかない。》

 

 

グリム《がまんしてください。今は耐えるときです。》

 

 

チョッパー《ちくしょう!》

 

 

シー・ゴブリン隊1《ああ、同じ気持ちだ。》

 

 

 

苦渋な決断ではあったが、これ以上天候が悪化してしまうと2次遭難を引き起こしてしまう危険性があったため、今はサンド島へ戻るしか無かった。

 

…………ナガセの無事を祈りつつ。

 

 

 

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サンド島基地 搭乗員待機室 17:30

 

 

 

彼らの帰りが遅くなっている。

 

そう感じ始めた私は、サキ司令のところへ行って、事情を聞いた。

 

 

 

サキ「救出作戦成功直後に………味方の暗殺計画に巻き込まれて、ナガセ大尉が敵地でベイルアウトした。」

 

 

それを聞いた私は、彼女が1人、ユークトバニアの地に取り残された事を理解した。

 

 

彼女の無事を祈りつつ宿舎に戻る途中、搭乗員室に彼女の本が置き忘れられている事に気付いた。

 

私はその本を手に取り、中を見る。

 

 

『姫君の青い鳩』

 

 

それが、彼女が置いていった本の題名だ。

彼女が子ども時代に読んだ本。

 

ナガセは、ちぎれてしまったページに書かれていたことを一言一句、思い出そうとしていたのだ。

 

 

ナガセ〔あんなに大好きだった本なのに、ぼんやりと思い出せないことばかり…………あの頃から随分遠くに……来てしまった気がする。〕

 

 

そう言った彼女の顔が、思い出される。

 

 

敵子への侵略者となることを拒み……彼女は、自ら墜落を選んだのではないか…………私は、そう思ってしまった。

 

 

 

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サキ「捕虜救出作戦は成功。海兵隊と囚われの身となっていた捕虜が救出された。ナガセ大尉の件は参謀本部経由で聞いている。現地の天候が回復するのを待ち、救助作戦を実施する。別命あるまで待て。」

 

 

ラウンデル「なお、ジャック・バートレット大尉の行方は未だ不明だ。現在も捜索中であるが、発見の報は届いていない。果たして、バートレット大尉は何処へ消えたのだろうな。…………訓練生時代から、癖がありすぎる印象だったが。」

 

 

 

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MISSION13 COMPUTE

 

 

 

ーーー現在の天候が回復次第、ナガセ大尉の救助作戦を実施予定。命令するまで、出動待機。ーーー

 

 

 





次回、第14話。

凍土での味方救出、襲いくる謎のエース部隊。
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