「なんかボスドロップで名前分からない腕輪出たんで鑑定してもらっていいですか?」
あの研修の日から俺はとりあえず10階のソロ周回を繰り返している。
あの後コウからチームを組まないかと誘われたが、俺は断った。
コウはクォブツともチームを組むらしい。
正直に言えば俺はコウと空気感がなんか合わないし、それにクォブツの事をあまり信用していなかった。特にクォブツは戦闘において盗賊という事を差し引いても弱かった。いや、弱気だった。
あの感じだと戦い自体に向いてないんじゃないか?
コウは明るく頼りになるが、クォブツは暗くあまり頼りにならない。正反対のあの二人組んで本当に大丈夫だろうか。
ダンジョンに連れて行ける人数は最大四人まで。コウのあの明るさなら残り二人も直ぐ見つかるだろう。なら残り二人次第だな。
ボス周回を続けていて気付いたのだが、この方法は想像以上にうまい。※1
10階では高い確率でボスがアイテムを落とし、その品も9階までとは比べものにならないほどレアだ。
勿論その分ボスは強く、何度かは命を落としてしまったが、それでも十分に見返りがある。
今回ボスが落とした腕輪は、持っても名前が分からない謎のアイテムだった。
ただ何度かボスを倒した俺の経験上、これがハズレであるとは考えにくい。きっと良い物だろうと思った俺は、受付さんに鑑定を頼むためにここに持ち込んだ。
「おー、ついに未鑑定を持ち込むまでになりましたかー。感慨深いものですねぇ」
「まだ一ヶ月ですが」
受付さんがヨヨヨと流れていない涙を拭く。
まだ一ヶ月だが、確かに俺は己の成長を感じていた。他の人と比べてもなかなか良い成長をしている自覚がある。
何より生活に安定感を感じる様になった。10階まで潜ったおかげか部屋も四畳半くらいに広くなり、先を見据えてしていた節約も止めて、夕飯に美味しいご飯と酒を頼めるようになった。
パンイチだったあの頃とは大違いだ。
「ではお先に鑑定料、銅板1枚になりますねぇ」
「はい」
俺は銅板を一枚取り出し、受付さんに支払う。
そして鑑定して欲しい腕輪を置いた。
「どれどれ……え」
受付さんの目がオレンジ色に光る。
俺がアイテムを売る時もあの目になるが、心なしか今回はいつもより長く光っている気がする。
「これどこで拾いました?」
鑑定結果より先に質問が飛んできた。
疑われている? 何で?
「10階です」
隠すような事は無いので正直に答える。
「ふーむ、気配感知の腕輪……かなりレアの腕輪ですねこれ」
「え!」
レアな腕輪らしい。流石ボスドロ、信じて持ち帰って良かった。
「10階でも出るんですねぇ……いやまぁ、確かに確率はあるんでしょうけども……」
「そんなに珍しい?」
「そもそもボスドロの種類がかなり豊富でぇ、そこから腕輪が選ばれてぇ、更にコレとなると……まぁ低いでしょうねぇ……」
かなり珍しいらしい、受付さんのこの反応だ、相当なのだろう。
「とりあえず鑑定シールぺたり、と。はいどうぞ」
受付さんが腕輪にシールを貼る。腕輪が一気にダサくなったと思ったら、シールは溶けるように消えていった。
そして受付さんから腕輪を受け取る。
☆気配感知の腕輪
視界内の生命の存在を可視化する。壁越しにも発動する
え、ヤバくない? これ。
これ付けて周囲見てればモンスターの位置が分かるって事?
「これ強過ぎませんか?」
「そうですよぉ、腕輪の中でもかなり上位に入る人気腕輪ですねぇ」
「この可視化っていうのはどんな感じに?」
「壁越しにモンスターを見ると、モンスターがいる場所が赤く見えるようになりますぅ。通路の曲がり角の先にいるモンスターも見えますし、部屋の外から中にモンスターがいるかの確認も出来ますぅ」
恐ろしい。探索は常に警戒との戦いだ。
常に音に気を尖らせ、目でも怪しい箇所はないか警戒する必要がある。
それでも俺は何度か背後から急にモンスターに襲われた事がある。それでもだ。
これさえあれば、そのモンスターの警戒が一気に楽になり、なんなら先制すら取れるようになる。
「で、お値段はおいくらくらい……?」
欲しい、装備したい。これを付けて潜りたい。
が、ここは我慢だろう。俺には過ぎた代物だ。安定感は格段に増すだろうが、ロストした時の損額の方が勝るだろう。
まぁ先ずは値段を聞いてからだな。
「うちで売ったら大銀貨1枚ですね」
「おー……」
うん……腕輪にしては高いけどさ……。
この性能でそれくらいか……ポーション超えると思ったんだけどな……。
俺はこれ見よがしに落ち込む。
「……初心者なんで教えますけど、フリマなら最低でも大銀貨5枚は堅いですよ」
「えええええ!?」
明らかにテンションが下がった俺を見かねたか、受付さんが助言をくれる。
「ギルド職員がフリマ相場を教える事って本当はダメなんですが、初心者の貴方にこれを売らせるのは流石に私の良心が痛むのでぇ。初心者の間だけですよ? デスペナ無し期間が終わったら売るって言われたらもう買っちゃいますからね?」
受付さんがそーっと教えてくれる。優しい。この人の優しさって子ライオンを谷底に突き落とすみたいな優しさなのだが、こういう優しさは珍しい。
フリマ? フリマ相場?
いや、大体想像は付く、冒険者同士で取引する場所の事だろう。
「それにフリマを覚えるいい機会ですからねぇ」
「さっきから言ってるフリマってなんですか?」
「フリーマーケット。ダンジョンの北のあたりに何もないスペースがありまして、そこで冒険者が各々でお店を開いてドロップ品を売っているんですぅ」
やはり思った通りだった。まさか店まで開いていたのか。
北の辺りか、あっちはダンジョンから見てギルドとは反対方向で、あまり何も無い場所だと思っていた。
いや、何も無いからそのスペースを使っているのか。
「基本的にはギルドで売るより高く売れるので、かなりレアな物とか、自分には使えない強い武器とかを拾ったらそっちで売るのも手ですねぇ」
ああ、俺も良くある。魔法使いの杖だの、優秀な短剣だの、拾った瞬間がっかりするレア武器を手に入れる事がある。
短剣は使えるんだが、普段ショートソードやロングソードを使っていると短剣のリーチの無さに慣れない。もう俺の中では無い選択肢だ。
「そんな事されたらギルドはあがったりでは?」
「うちは即時買取りますー。フリマは1日待って売れないなんて事もザラですよぉ?」
「あー、そこで差別化されてるんですね」
ギルド以外で売り買いされるのは迷惑……と言うよりはギルドから嫌な目で見られるかとも思った。
だが大して気にしている様子は無く、むしろお互い一長一短で差別化されているようだ。
「良い機会なのでフリマ覚えましょう~、将来絶対通う事になるのでねぇ」
「じゃあ、やってみます」
ネトゲでもあったな、こういう自分で商品に値段を付けて売り出すやつ。それだったらやった事がある。
他にも俺の蓄えたアイテムを持ち込もうか? いやでも10階程度の冒険者のドロップ品なんてたかが知れてるか……。
そういえば俺は相場の調べ方を未だに知らなかった。フリマを歩けば相場が分かるだろうか?
俺はまだ見ぬフリマでどう動くか思いを馳せていた。
そんな俺に受付さんがスッと、書類一枚と、何やら色々と物を置いていく。
「では、Lv1土地使用料と、絨毯や卓などのフリマセット貸出料いただきますねぇ」
えっ。
「……タダではない?」
「ダンジョン周りはギルドの土地ですからねぇ! そんな場所で勝手に商売なんて出来るわけないじゃないですかぁ。あ、絨毯とかのフリマセットはご自分で揃えられてもいいですよぉ」
ガッツリギルドの利益になってんじゃねーか!! 気ぃ使って損したわ!!
「……いくらですか?」
「まずLv1土地使用料、Lv1というのは下位等級の1スペースという意味ですねぇ。大きく土地を使いたい、良い土地を使いたい場合はもっと上のLvの申請が必要になりますー。そしてLv1だと半日で銅銀貨1枚と銅貨3枚ですねぇ」
……俺は無言で銅銀貨1枚と銅板1枚を出す。銅貨3枚は銅板と等価値なのでこれでいい。
使う予定のなかった金が財布から消えていく。このギルド、この受付さんはかなりの頻度で唐突に金を要求してくる。
「そして絨毯と卓のセット。土地だけ借りてもそこには何も無いですからねぇ。座るための絨毯と、商品を置くためのテーブルが必要ですよねぇ。これを同じく半日の貸し出しで銅貨5枚。汚したら買取なんで注意して下さい~」
……そして更に俺は銅板1枚と銅貨を2枚出した。
結構持ってかれたな……。だがここは素直に出す。この受付さんは聞き分けが良い相手には色々教えてくれるので、この機会に色々聞こう。
「ちなみにこの腕輪の相場って今はどれくらいですか?」
「教えるのは今回だけですよぉ。最低でも大銀貨5枚、最大で金貨1枚ですねぇ」
「金貨1枚!!?」
金貨なんて今まで見たことが無い!
それをこんなたまたま拾った腕輪で見れるのか!?
「色んな条件が重なった時だけですよぉ。他に売り手がいないとか、金に糸目を付けない人が来たとか」
ま、まぁ、流石にそれはそうか、でもそういう状況だったら売れるんだな……?
初めてのフリマに心が躍る。
「ちなみに今回は大丈夫でしょうけど、フリマで売る物は全てギルド鑑定が推奨ですぅ」
「全て? 持った時に何か分かっている物でも?」
「はい~。もうお気づきかもしれませんが、通常状態と鑑定状態は全く違いますー。通常だとアイテムの名前だけ分かって効果や能力が分からない状態ですねぇ。鑑定状態だと効果や能力も分かりますぅ」
ああそういえば、アイテムを持つと名前が分かるが、使い方やどんな能力かは分からなかった。
しかしさっき鑑定して貰った気配感知の腕輪は持った瞬間どんな効果があるか分かった。
「ギルド鑑定はシールが付きますー。言わばギルド員が鑑定しましたよという証明書みたいなものですねぇ。今は溶け込んで見えないでしょうけど、見ようと思えば見えますぅ。これが付いたアイテムは偽装出来ません~」
通常、鑑定、ギルド鑑定、三つの状態か。
「偽装……出来るんですか?」
「出来ますねぇ。変貌の杖とか使うとアイテムの見た目や人の姿を少しの間変えられますぅ」
「ダンジョンの外でも使えるんですかそれ?」
「杖はダンジョンの周囲までなら使えますねぇ。ちなみに攻撃系の杖は人に当てたり建物に当てたりするとギルド基準で犯罪になるんで注意してくださいねぇ」
「あ、はい」
じゃあ杖は気を付けて持ち歩かないとな、知らずに暴発してたら大変な目に遭う所だった。
「勿論フリマ内での盗難もギルドの基準で犯罪ですからねぇ」
「そのギルドの基準ってなんですか」
「ダンジョン周囲は国の法律が適応されません。ただしギルド側が定めた基準があり、それを犯すとギルドの法に乗っ取ってギルドが一方的に裁きますー。そこに国が介入する事は出来ませんのでご注意を~」
治外法権かよ。
だが、確かにダンジョン内のアイテムが使えるここでは法の抜け道が多過ぎるか。
「貴族だろうが王族だろうがここでは平等に裁きますから、権力でどうこうしようとか思わないで下さいねぇ」
「それは……色んな敵を作るのでは? 軍が攻めてきたりとか……」
ダンジョンは国から見れば金山と変わらないだろう。にも拘わらず国に属さないギルドという団体が管理している。国の中にあるのに、だ。
そこら辺おかしいんだよな。
「ハハハ、それで勝てると思うのなら、どうぞいらっしゃいませ」
受付さんは飄々と言ってのける。
……なんか、理由は分からないが、勝てる気がしない。
ダンジョンは間違いなく神の力で動いている。それに攻め込むという事は神と敵対するに等しい……のかもしれない。
「と、あとは初心者は神器とかに憧れがちなんでぇ、高い買い物するなら気を付けて下さいねぇ。シール確認は必須ですよぉ」
受付さんが話を逸らすように別の話をくれる。
無言になった俺を見かねたか。
「神器?」
「神器は極低確率でボスやレア宝箱等からドロップする神から与えられし装備ですねぇ。性能は勿論の事、大体の神器に凄い能力が付いてますよぉ。例えば『不壊』とか」
ああ、そういえばまだ知らなかった。このダンジョンにおける最高のレア枠を。
それがこの神器か。聞くに能力付きの高性能装備って所か? 特に武器なんて消耗品だから不壊はありがた過ぎる。
「神器の能力の中には結構な確率で『ロストしない』なんて能力も付いてますよぉ」
「え、ずっる」
そんな能力があれば高級品だろうが幾らでもダンジョンに持ち込むんだが?
いや、そういう事か。逆に高い能力が付いた激レア装備なんてロストが怖くて持ち込めないんだ。
そんな能力でもない限り倉庫で腐り続けてしまう。それではせっかくの神器も形無しだろう。
「いいですねぇ、俺もそんなの拾いたいですよ」
「なんか貴方ならその内拾いそうですけどねぇ。10階でコレ拾う確率の方が低いくらいですよ?」
ええ、それなら神器の方が良かったな。
それとも10階なんて浅い所じゃそもそも出ないか。
「まぁなんでもいいから神器が欲しいなら酔闘士になるのが一番手っ取り早いですけどねぇ……」
受付さんがボソりと何か呟いが、俺には聞こえなかった。
受付さんも聞こえる様に言ったつもりはないだろう。
「他にフリマでの注意点とかはありますか?」
「買う時はシールを確認する事、盗まない事、これくらいですねぇ。あ、今日はもう遅いので明日、ピーク時である昼過ぎから夕方にかけてお店を出すのがオススメですよぉ」
今からいきなりは流石に無理か。
「分かりました、明日の昼にフリマを開いてみる事にします」
「はいー。明日になったらその書類を持ってきて下さいねー。絨毯と卓は準備しておきますので」
ーー☆ーー
「ここがフリマか……」
お昼時、早めに昼食を済ませた俺は小脇に絨毯と小さな卓を抱えて、受付さんに教えて貰った場所に来ていた。
思ったより活気がある、そしてここを行き交う人の装備が皆厳つい。
何度も行った街の市とは全く違う、ここは冒険者の市だった。
「ハイいらっしゃいいらっしゃい! 帰還書あるよー! ポーションあるよー!」
「神器杖~神器杖~」
「印付き装備あるヨ~!!」
凄い、用語だらけだ。何が何やら訳分からん。
ていうか入口手前の一等地にデカい屋台立ってる……。あれもう撤去する気無いだろ……。
たぶん凄いチームとかがあの土地貸し切ってるんだろうなぁ。
お陰で入口が分かりやすい、俺はクソデカ屋台の商品を横目に見ながらその場を通り過ぎた。
…………たっけぇ……。
平気で金貨数枚とか大銀貨数枚とか書いてあった……。
怖い……、色々見て回るつもりだったが、正直無理。この値段を見てから手に取って眺めるなんて俺には出来そうにない。こんな俺の装備では相手も冷やかしだと直ぐ見抜いてしまうだろうし、手が震えて落としてしまいそうだ。
店を間違えてクソ高い高級料理屋に入ってしまった時を思い出す、圧倒的場違い感。なんかもう帰りたくなってきた……。
そのまま色んな商品を横目に見ながら俺は指定された土地へ向かう。
栄えていた入口付近とは見る影もない、入口から遠くて小さくて安いスペース。既に周囲には屋台のような大きな建物は一つもなく、皆御座や絨毯を敷いて、そのまま座ったり、椅子に座ったりしながら小さな卓に商品を置いて客を待っていた。
「ここか」
記号と番号が書かれた地面、その番号を自分の番号と見比べ、今回自分が借りた番号を見つける。
俺はそこに借りた絨毯を敷いて、卓を置いた。
そして座る。
「ふぅ……」
思ったより俺は落ち着いていた。
ここに入った直後はあまりの場違いさに震えていたが、ここはどうだ。
もはや活気すらない。入り口付近が都会だとすれば、ここはまさに田舎の辺境地。俺はこの辺境地にむしろ安心感を感じていた。
「まぁ、今日一日ここで空気感を学ぼう……」
俺は卓に感知の腕輪を置く。
気分は釣り。別に一日何も釣れなくたっていいじゃない、初めてなんだから。
そんな気持ちで俺は初めてのフリマを開始した。
「気配感知~気配感知~」
呟くように、商品の宣伝をする。
気分はやる気のないコンビニ店員、だがこれでいい。こういうのでいいのだ。
きっと欲しがる人はいる、待っていればその内買い手が来るのだ。
「けは……」
「あ、気配感知ですね!」
意識を遠くして心を無にしていたら、頭上から声が掛かる。
見上げると高そうな鎧を身に纏った騎士の様な風貌の女性がこちらに話しかけて来ていた。
「あ、はいー。気配感知ですー」
「おいくらですか?」
女性はキラキラとした笑顔でこちらに聞いて来た。
可愛い、不意にそう思った。
おっと、俺としたことが、値段を決めるのを忘れていた。
とりあえずここは最大を狙って……
「金貨1枚ですー」
「ペッ、死ねゴミが」
女性は悪態を吐いて、絨毯に当たらない絶妙な位置に唾を吐いて、まるでゴミでも見るかのような目でこちらを見ながら去って行った。
……
…………
「気配感知~気配感知~」
…………
「あ、気配感知ですね、いくらですか?」
おっと、ようやく今日初めての客が来た。
おっと、俺としたことが、値段を決めるのを忘れていたな。
「大銀貨9枚ですー」
「地獄に堕ちろカス」
………………
…………
……
ーーーー
「絨毯と卓、返しに来ました」
「あ、おかえりなさい~。初めてのフリマはどうでしたか?」
「大銀貨5枚で売れました」
「えっ? 最安値?」
もう二度とあそこに行きたくない。
■ギルド職員
神が最も頭を悩ませたのがギルドの建設だった。ギルドを建てる事は容易だったが、問題なのは従業員だった。こればかりは神の力でも難しい。最終的に神は下層を探索出来る冒険者に募集をかけた。
神としても人間を雇うのに強い不安があったが、結果としてそれは大成功だった。
特別な報酬を用意したとはいえ、予想以上にしっかりと働いてくれている。やはり人間の相手は人間にさせるのが最も正しい。
ただ人数の関係上休みを与える事が難しく、別の時間軸に休みを用意したのは申し訳なかったと思っている。
■ギルド
実は電気水道冷暖房完備。
この世界は異世界人が色んな文明の知識を流していくため、電気も水道もある。
が、ダンジョン周囲は国から独立しているため、ギルドは国のインフラが使えない。そもそも地面に穴すら開かない。
可哀想に思った神がこっそり地下に発電施設と水道設備を作ってギルドに供給している。これはギルド職員も知らない。
ガスは存在はするが、ガスは未だに国自体に受け入れられていないため、まだギルドには置いていない。
ギルドでは沢山の電力と、綺麗な水が飲める。
尚、ギルドホームにはその影響は無く、ギルドにお金支払う事で電気水道キッチン冷暖房等、様々な設備を増設出来る。街で設置する数十倍の金が掛かるし、電気代も水道代も倍くらい取られる。ギルドでは神すらケチ。