「凄いな……」
ダンジョンに入る前からずっと気になっていたこの大きな建物、変態先輩がギルドと呼んでいた場所だ。俺はその戸を押し、中に入った。
戸はほぼ無いに等しい、西部劇の酒場にあるような戸だ。押す前から既に中が大体見えている。
既に日が傾き始めている時間だが、中はとても明るく、多数の人で賑わっていた。
円卓に座り食事をする人、壁に貼られた掲示物を睨めっこでもするように見つめる人、受付に並ぶ人。
何より特徴的なのが職員と思われる人以外の全員が各々独自の装備を身に着けている所だ。
背中に自分の背丈ほどもありそうな剣を背負う人もいれば、宝石の付いた杖の様な物を持っている人がいる。全身ガチガチの、もはや岩と見間違うような鎧を着た人もいれば、全身ピンクのヤバそうな人もいる。老齢の男もいれば、中学生くらいの女子も普通にいる。
ここはまさに、異世界と呼ぶに相応しい景色だった。
おっと、呆けている場合ではない。とにかく受付で話を聞いてみよう。
ここである事に気付く。
文字が読める。
受付にある看板や食事処に書いてあるよく分からない文字が、俺には何故か日本語に見えた。
翻訳、されている。それも直感的に。
そうか、状況が複雑過ぎて疑問にも思わなかった。ここは明らかに日本ではないのに、変態先輩や憲兵さんとも平気で会話が出来ていた。
あれも実は翻訳されていたのだ。
神の力をひしひしと感じる、頭の中を改造された気分だ。怖い。
なんの説明も無く俺をこんな状況に追いやった癖に、最低限の補助だけはされている。
遊ばれている? 試されている? 何にしても不快極まりない……。
これ以上疑問に持つと頭がおかしくなりそうだ、これについては考えるのは止めよう。
「あの……すいません……」
俺は受付の一人に、とても遠慮がちに話しかけた。
布のマントで体をしっかりと覆い、パンイチだと悟られないよう気を付けながら。
「はい、何か御用ですかー」
黄色い髪のツイテールの受付さんは笑顔で事務的に返してくれる。
でもなんて言えばいいんだ? 正直に全部話してみるか……
「あの、私さっきここに来たばかりの異世界人なんです」
「はあ」
すっごい空の返事を返された。ヤバいどうしよう、頭がおかしい人だと思われたか?
ええい、話を続けよう。
「これからどうすれば良いか全く分からなくて……人に聞いたらここで聞けと言われました」
「ふむ……なるほどなるほど、こちらに来られたのは先程という事で、一応確認しますね」
「あ、はい」
いや、話が通じてる! 異世界人で通ってるぞ!
「現在の住居は?」
「無いです」
「こちらの世界はどれくらい知ってます?」
「ダンジョンがある事しか知らないです」
「文字は読めますか?」
「読めるというより分かる感じです」
「なる、ほど」
受付さんは少し考え込む。
明らかに困らせてしまっている。でも助けてくれ、俺は何も分からないんだ。
「ちなみにお金は持ってますか?」
「1■も持ってません」
!? なんだ? 今言葉がバグったぞ!?
自分の口から言葉とは思えない声が出た。俺は確かに『1円も持ってません』と言おうとしたんだが、円が発音出来なかった。
あ、そうか。俺の口から出る言葉が翻訳されてるんだ。
そして、この世界に円と同じ意味を持つ言葉が存在しないんだ。
円は日本にしかない、日本だけの通貨の単位だ。この世界と置き換わる言葉なんて存在する筈が無い。
「ふむ? まぁ察するに1銅貨も持っていないと?」
「あ、そうです」
受付さんの表情が曇る。
銅貨、こっちでは通貨が金属貨幣なのか。
よし、ここで切り札を切ろう。
「でもさっきダンジョンに潜って、これを拾って帰ってきました」
俺はマントが捲れないように、ポーションを見せた。
「どれ……わぁ! ポーションじゃないですか。状態も良いですね、話が早くて助かります」
受付さんは一瞬俺のポーションを見ると、まだ何も言っていないのに即座にポーションだと見抜いて見せた。しかも状態までしっかりと。
一瞬だけ目の色が変わった気がする。変わったというより目が光った?
「話が早い、とは?」
「結局の所この街で無一文じゃ生きていけないですからね。何回死んででもダンジョンに潜って稼ぐしかなかったんですよ。ただこちらは立場上死んでもいいから何か持って来いなんて言えないですからねー、何も知らない異世界人相手になんて尚更」
受付さんは肩の荷が下りたようにおちゃらけて話し始める。
円は通じないのに無一文は通じるのか……まぁ言葉の意味がまるで違うしな。
「にしてもポーションなんてよく拾えましたね、何回死にました?」
「一回も死んでませんよ、死にかけましたが、ポーションは運よく1階で拾えました」
「え、本当に運が良い。1階での発見率なんて0.1%切ってるんですけどねぇ。やっぱ異世界人のレアドロ率上昇は確実かなぁ」
レアドロ率、そういえば先輩もそんな事を言っていた気がする。
「まぁ検証が困難過ぎてまだまだ可能性の域を出ないかな……あ、ポーションは直売りでも良いですけどやり方も知らないでしょうし、こちらで買い取って宜しいです?」
「あ、はい。大丈夫です」
直売り、恐らく店を通さず買い手を探してその場で交渉する事だろう。
ざっと見渡すと人がいっぱいいるし、ここで一人一人ポーション買わないかと声を掛ければ誰かが買ってくれるのかもしれない。
だが俺は肝心なポーションの相場を知らない、ギルドなら正当な金額で買い取ってくれるだろうが、そこら辺にいる人に聞いたら嘘を言われてポーションを買い叩かれてしまう可能性もある。
多少安くなっても、安定を取るべきだ。
「ありがとうございますー。お礼と初心者支援も兼ねてこの説明料とギルド登録料、転職手数料はタダにしとしますねぇ」
説明料取る気だったのかよ。まぁ確かに長い間拘束しちゃって申し訳ないとは思ってたけど。
「登録料? 転職手数料?」
「ギルドカード作成料ですねぇ。ギルドカードというのは、ギルドやダンジョンを利用する方の身分証みたいな物です。ダンジョンに行かないとしても身分証無いと色々困ると思うので登録推奨ですねぇ」
身分証! それは欲しい!
「転職手数料はまぁそのままの意味ですー。ダンジョンを探索する冒険者の方は神の力の元で職業に就く事ができますー。それらはダンジョン外の職業とは全く別の職業で、戦士、魔法使いと言った自身の戦いの方向を決め、神の力の元、経験を重ねる毎にダンジョン内での強化が施されますー」
「ほ、ほう……?」
な、なんて?
「分かりやすく言うと、戦士になったらダンジョンで力が強くなりますー」
「あ、分かりやすい」
あれだ、名前は職業だけど、実際は役割だ。
戦闘中の自分立ち位置だ。前出る人、魔法使う人、そういうのを職業って名目で分けてるのか。
「ここら辺は私も言語化が難しくてですねぇ、何分神の力が絡むので証明が難しく断言が出来ないんですねぇ」
神の力の元、先程受付さんはそう言っていた。
この世界では事ある毎に神の力が干渉してくる。
しかし受付さんはそれをもう慣れ切っている、もしくはあるのが当たり前のような前提で話をしている節がある。
「その転職は必要なんですか?」
「ダンジョンで生きていくなら、必須ではないですが強く推奨しますね。制約も増えますが、メリットの方が断然大きいです。冒険者にならないのであればしなくてもよいですね」
「制約?」
「あー、たとえば職業で魔法使いを選ぶと、鎧が装備出来なくなるんですよ」
「ええ?」
「付けようとすると一瞬で脱げます」
えー……。
まぁ、分かる。分かりますよ。ゲームでもよくある設定だ。何故か戦士が弓を装備出来なかったり、何故か魔法使いが剣装備出来なかったりするやつね。
そういえば先程杖を持っている人がいたが、その人は布のローブを纏っていた。
「ではポーション買取り致しますー、大銀貨4枚になりますねぇ」
「大銀貨4枚……?」
恐らくかなり大きい金額だ、だが……
「と言っても相場分からないですよねぇ」
「はい」
「軽く説明するとこんな感じですー」
すると受付さんは一枚の紙を出して、俺に説明しながら書き記してくれた。
通貨の種類
・鉄貨・銅貨・銅板・銅銀貨・銀貨・大銀貨・金貨・金板~
基本的には金貨までの7種類、金板からはその金の重さで値段が変わるのだとか。
鉄貨はとても価値が低く、銅貨の足りない分の補填として使われる。
銅貨は2枚でここのギルドの日替わり定食が食べられるらしい。1枚ならパンとミルクくらいだとか。
銅板は銅貨3枚より少し高いくらい。
銅銀貨は銅貨10枚分として使われている。銅板だと3枚分。安い宿一泊なら銅銀貨1枚で泊まれるらしい。
銀貨から価値が跳ね上がる、銅銀貨10枚になるよう調整されているらしく、銀貨という名前だが内部や表面に金も含む。製造時期で銀貨に含まれる金の量も変わり、見た目が違うからと言って偽物とは限らない。
そして大銀貨は銀貨3枚より少し高いくらい。
金貨に至ってはなんと時価。金の需要がとても高く供給が追い付いていないとか。ダンジョンでも深い階層からしか入手出来ないらしく、今なら大銀貨10枚分は余裕とか。
金板は金貨の更に上。金貨以下は大きさが規定で決まっているが、金板からは大きさの規定が無く重さで価値が変わる、最低でも金貨10枚分未満の重さにしてはいけないらしい。値段はその重さに比例し、とても大きな取引の際に使用されるのだとか。
「ではちょっと換金してきますねー」
そう言って受付さんは席を立つ。その間俺はこの紙と睨めっこしていた。
ふむ、一応銅貨から大体の価値が見えてくる。
銅貨1枚でパンとミルク。日本基準で考えると、少なくとも銅貨1枚は100円ではない。銅貨2枚で定食が食べれるらしいし、200円で定食は安過ぎる。
定食が500円~1000円と考えると、最低でも銅貨は250円、最大で500円程度だと予想出来る。
銅銀貨が安い宿一泊らしいし、これに照らし合わせると2500円~5000円で妥当と言えるかもしれない。
というかポーション高過ぎないか? 平然と宿代の何十倍もするんだけど。
考え込んでいると受付さんが戻ってくる。
「とりあえず使いやすいよう鉄貨10・銅貨115・銅版55・銅銀貨73・銀貨3で纏めておきましたー」
「おおー」
目の前に紐で纏められた大量の通貨が並ぶ。
嬉しいと同時に恐ろしい、紙幣でないとこんなにかさばるものなのか。既に両手で持ちきれない量である。
これが大銀貨4枚分の価値か……
初めてこの世界の通貨を目にする。基本的に中央に穴が空いていて、銅板は長方形で片側にだけ穴がある。鉄貨と銀貨には穴が空いておらず、銀貨には人の顔が描かれていた。
この世界の偉い人だろうか。この世界で一番偉いのは神だろうし、これが神の肖像画だったりするのか?
「ちなみに財布は持ってないですよね?」
「え、あ、はい」
初めて見た通貨に夢中になっていたせいで空返事になってしまった。
そりゃこんな大量の通貨を手で持ち歩くのは厳し過ぎる。
「ではこちらがギルド推奨財布、そしてこっちがお金入れになりますね。財布は持ち歩きに、お金入れは家で使って下さいー。お金をそのままにしておくと直ぐ痛みますからねぇ」
受付さんはスッと二つの物を机の上に取り出した。
俺はその内の一つ、財布を手に取る。
凄い、金属通貨に合わせた財布だ。縦に長く、中から3つの紐と小銭入れみたいな所がある。
ヒモには穴の開いた通貨を通すのだろうか? 小銭入れの方は穴の開いてない通貨用か?
サイフの先には金属細工があり、そこに紐の先を固定出来る構造になっていた。さらにそこからチェーンのような小さい鎖が伸びていて、この財布をベルト等に固定出来そうだ。
「凄い、えっ、これタダですか?」
「ハハッ、まさか」
そう言って受付さんは銅銀貨の束から7枚取る。
え、無許可で? しかも銅銀7枚も?
今平然と一週間分の宿代取られたんだけど? 財布と金入れ程度で?
ま、まぁ、確かに財布は要る。お金を仕舞っておく場所も必要だろう……。
「ところで先程からずっと思ってましたが、そのマントの下、何も着てないのでは?」
「うっ」
見抜かれていた、急に顔が熱くなる。
「どこが足りてないんです?」
「服が……上と下両方……」
「じゃあ冒険者セットの購入なんて如何です?」
「冒険者セット?」
「衣服、手袋、靴、剣、鞄の最低限の冒険者必須セットをお手頃価格で纏めた物ですー。どれも冒険者用に作られた優れものですよぉ。ダンジョンで死んだらとりあえずこれ買えばそのままダンジョンに入れますー」
俺は裸で入りましたが。
「鞄が必須なんですか?」
「そりゃあもう、ダンジョンで稼ぐには如何に金目の物を持ち帰るかに掛かっているので、沢山持ち帰れる大容量の鞄は剣より大事と言っても過言じゃないです」
確かに、俺なんて大事なポーションをずっと手に持たざるを得なかった。鞄があれば、せめてポケットがあればと少し思っていた。
あれ? 俺なんか冒険者にされそうになってないか?
「普段使いでも剣と手袋以外は必須と言えますねぇ」
「……とりあえず服だけ下さい」
「はいー、銅銀貨3枚なりますー」
そして受付さんは更に3枚取る。
そして財布を出した時と同じようにスッと衣服の上下が出された。
全身茶色の厚手の、機能性に優れた服だ。
「ありがとうございます……」
もう俺はその場で靴を脱いでズボンを履いた。
瞬間、世界が変わる。
文明開化の音がする。
俺は更にマントを翻して、上の衣服に袖を通した。
俺は、文明人だ。
「ぷはぁー……」
「……今まで息でも止めてたんですか?」
「気分は深海でした」
「そうですか」
ちなみに受付さんにモロに上裸を見られたが、特に反応は無い。
受付さん、コホン、と一拍。
「ところで、お金入れあっても置く場所無いですよねー。住む場所無いでしょうし」
「え、あ、はい」
そう、暫く借りる宿を見つけなければならない。
言わば拠点だ。せっかく金も入ったし、出来れば鍵付きの個室が望ましい。
「ギルドホームの使用を推奨しますよー」
「ギルドホーム?」
「西にゲートがあって、そこでは神の力の元で貴方しか入れない空間が利用できますー。そこに住む事も出来ますし、倉庫代わりにする事もできますー」
「え、凄い」
神が運営する貸し宿? そんなん最強じゃないですか。
「昔はそんなの無かったんですけど、冒険者って何日もダンジョンに籠ったりもするので、ダンジョンに行った冒険者の留守を狙う盗難がとても多かったんですよー。そしたらいつの間にかこんなのが出来てました」
そりゃあ、多いだろう。俺が鍵付きの個室を欲した理由がまさにそれだ。
まさにダンジョン利用者のための施設という事か。
この神は俺が思っているよりかなり人間に干渉しているのかもしれない。そもそもこんなダンジョンがある時点で大概だが。
「……ちなみに利用料とかあります?」
「勿論ありますねー、ただ初心者である貴方なら一月銅銀貨1枚で大丈夫ですよー。ただ最高到達階とか現在の職業とかでどんどん値段が上がりますー。中堅の方だと月に銀貨4枚くらいですねー。ただその分部屋も広くなるのでどんどん使いやすくなりますー」
なるほど、初心者は家賃が安いが部屋が狭い。上級者は部屋が広いが家賃が高い。という事か、良く出来ている。
しかもとんでもなく格安だ、安宿一泊と同じ値段で防犯完璧の個室が一月使い放題!
これを利用しない手はない。
「契約します」
「ありがとうございますー」
受付さんは銅銀貨を一枚取る。
「ところで」
ん?
嫌な予感がする。
「ギルドホーム内は空っぽなんですよ。宿として利用するなら布団は要りますよね?」
「ハッ!?」
失念していた! 宿ではないから家具が一切置いていない!?
「布団の枕のセットが安いやつで大体これくらいで……」
「はい……」
「ところで、ギルドホームって夜は完全に真っ暗なので明かりが必要で……」
「はい……」
ーーー☆ーーー
「ああー疲れた!!!」
俺はギルドホームに敷いた布団に寝転がった。
あれから色々買わされ、とうとう手に持てなくなった俺は案内されたギルドホームのゲートを潜った。
あまりの狭さに驚いた、畳にして二畳くらいだろうか。そこに無理やり布団を敷いて、開いたスペースにお金入れとランプと買った物を置いた。
布団の上で考える、これからどうするか。
冒険者になるか、街で就職先を探すか。
だが何もかもが冒険者への道に誘導されているように感じる。
街で働くのに一番大事な常識が俺には大きく欠如している。このまま働けば間違いなく働き先に迷惑が掛かるだろう。
それに比べて冒険者はどうだ? 一人でも良い、戦うだけ、死なない、その上このゲームの様なシステムに俺は元の世界で馴染みがある。
転職手数料を無料にしてくれる下りも、このギルドホームもそうだ。このギルドホームはとても便利だが、部屋を広げるには深く階層に潜らなければならない。
冒険者になれと、誘導されている。
受付での便利な翻訳だってそういえばそうだ、仮に翻訳が無かったらどうなるか?
状況も何も分からず、警察のようなものにお世話になるか、街から追い出されて森で一人無人島のような生活を始めていただろう。
全裸でパンツ一丁でいることで、必然的にダンジョンという単語に辿り着く。無一文故に、無一文でも稼げる手段に手を出さざるを得ない。
つまり、この状況は、最初から誘導されて……
「…………寝よう」
俺は考えるのを止めた。
怖い。俺を見ながら、笑われている。俺の心臓を、握られている。思えばあのポーションも……。
……俺が明日どうするか、もう結論は出ているのかもしれない。
俺はそのまま目を閉じる。
……そういえば、先輩の言っていた事は一字一句全て間違いなかった。
ポーションは高価だったし、ギルドは銭ゲバだった。
◇ギルド登録料 銅貨3枚 ☆タダ
・転職手数料 銅銀貨1枚 ☆タダ
・相談料 プライスレス ☆タダ
・財布 銅銀貨3枚
・お金入れ 銅銀貨4枚
・衣服上下 銅銀貨3枚
・ギルドホーム 銅銀貨1枚
・安い布団・枕・ランプ 銅銀貨6枚
・生活雑貨色々 銅銀貨2枚
・ポーション ギルド買取の場合・大銀貨4枚
ギルドの販売価格・大銀貨6枚
直売りする場合の相場・大銀貨4枚~5枚
いつの間にかこんなに取られている!
受付さんはこれを予想して多めに銅銀貨を渡していました。