SEED:Overcomers トールのトリガー/シンの選択 作:reex
木々をへし折りながら、
それを取り囲むように
けれど、その銃口が火を吹くことはなかった。
「……撃って来ない、んですか?」
戸惑いがちに漏らしたアーサーに、トダカは苦々しく口を開いた。
「……つまり、撃たない理由があるということだ。メイリン、艦内放送は使えるか?」
必死にキーボードを叩き、少しでもウイルスに抵抗しようとしているメイリンは、目も向けずに応える。
「アンカーから継続的にウイルスが流し込まれています。完全な保持は困難ですが、短時間であれば。ブリッジ周辺とモニタリングは二重ファイアウォールで無事、リソースを集中して一時的に取り戻すことは可能です」
「ならばすぐに」
「了解しました。……カウント、3、2、1、どうぞ!」
焦りの滲むトダカの声に、打てば響くようにメイリンが対応する。
その声掛けに頷いたトダカは、マイクを持って通信を響かせた。
『ミネルバ全艦に通達。本艦は現在、システム攻撃によりコントロールを消失。敵の目的は、本艦の奪取であると推測される。……総員、白兵戦用意! 敵の侵入に備えろ!』
その呼びかけに、間近で聞いていたブリッジクルーたちも顔を強張らせる。
ミネルバは、中立国同盟の支援を受けるCOMPASSが、傘下のTERMINALと共に運用する艦。
そのIDは、かなりのコア情報までの閲覧権限が与えられている。
ブルーコスモスからすれば、喉から手が出るほどに欲しいだろう。
(それだけじゃない、もしミネルバの砲口をこちらの味方に向ければ……)
アーサーの背筋が凍りつく。
彼だって、COMPASSへ出向を認められるだけあって馬鹿ではない。
ミネルバにプラントの人員が乗り込むことは、融和の象徴としてニュースなどでも報道された周知の事実。
プラント側が艦を乗っ取って反抗した、そんな裏書きをつけられてしまえば、中立国同盟とプラントとの間に戦争が起きることすらあり得る。
「ど、ど、どうするんですか?! ヤマト隊長達が帰ってくるまで持ちますか?!」
衝撃に思わずどもってしまうアーサーに向けて、トダカが首を振る。
「恐らく調査の切っ掛けになった捕虜の証言からして仕組まれた、綿密かつ大規模の作戦。MS隊にも強力な足止めがされていると考えるのが自然だ。……うまく乗せられてしまったな」
思わずため息を付く。
これまでのミネルバの戦力を、細かく計算したのだろう。
空を飛べないゲイツRを使用していることを分析し、地下施設という情報をあえて流してフライングアーマーという足を封じる。
同じく情報でMS隊を艦から引き離し、艦を無防備にした上でウイルスという隠し玉を使って艦の反撃を封じる。
いつもミネルバから出撃するのは3機、そこまで見切って出撃を確認してから襲撃を決定したのだろう。
(こちらに隠し玉があるとすれば……)
「艦長! MSは出せないんですか?!」
重苦しい空気の漂うブリッジに、息をせききってシンが現れる。
放送を聞いて急いで走ってきたのだろう。
既にパイロットスーツを着込んだシンに、トダカは逡巡しながら告げる。
彼こそがトダカが思い当たった隠し玉だ。
「アスカ准尉。実戦配備前の君に命令するのは酷だと分かっているが……MSで出撃して左舷のアンカーを切断してほしい。……メイリン、そうなればコントロールを取り戻せるな?」
トダカの言葉に、半泣きでメイリンが応える。
「それは、そうなんですが……! しかし、左右のハッチにもアクセスできません! 内部から破壊して無理やり押し通れば、敵の侵入を招くことになるかと……!」
「それでも、そうするしかあるまい。……アスカ准尉、手間をかけるが、頼む」
「承服しました! ただ……メイリン、中央カタパルトは?!」
立ち上がってシンの目を見つめながら命令を下すトダカに、シンは敬礼を返したが、そのままトダカの後ろを覗き込むようにメイリンに声をかけた。
「中央カタパルトはブリッジと直結されているから無事。……でもダメ、シルエットハンガーが開かない。この状況でコアスプレンダーだけ出したって、敵にやられるだけよ」
首を振りながら告げるメイリンに、しかしシンは好戦的な笑みを浮かべた。
「なら大丈夫。コントロールを取り戻したら、すぐにフライヤー出してくれよ。……任せてください、トダカ艦長!! 俺が皆を守ってみせます!」
再び無理やり取り戻された艦内放送が響く。
『中央カタパルト、発進位置にリフトオフ。システムオンライン。発進シークエンスを開始します。──ハッチ開放。射出システムのエンゲージを確認。カタパルト推力正常、進路クリアー。コアスプレンダー、発進、どうぞ!』
「シン・アスカ、コアスプレンダー。行きます!!」
スロットルを押し込むと、シミュレーターでは再現しきれないGと共にコアスプレンダーが上空に飛び出す。
そのまま機体を傾けて
ミネルバのハッチをサーベルで切り開こうとしたまま戸惑う敵を他所に、ミネルバの懐に飛び込み左舷のアンカーを真正面に捉える。
機首機関銃でその一つを断ち切って、そのまま主翼の下を通り抜ける。
「ひとつ!」
そのままミネルバを通り越したところで、シンは操縦桿を強く引き、機首を天へと跳ね上げる強引な
一気に高度を稼ぎ、頂点で背面飛行に移ると、Gによってシンの頭に文字通り血が上っていく。
アンカーを逆向きに上空から見下ろしながら、ミサイルを発射。
「ふたつ!」
今さらながらに、いくらかの敵機が空対空ミサイルを放ってくる。
後ろ目にそれを見ながら、急旋回。
ミネルバをかすめるようぐるりと一周し、自機を追いかけてきたミサイルを艦に押し付ける。
爆炎がミネルバにいくつか起きるが、この程度であれば艦はびくともしない。
「ゴメン!」
届きもしない謝罪を投げ捨てて、機首を下げて再び左主翼の下に潜り込む。
機首機関銃でもう一度アンカーを。
「みっつ!」
敵機から放たれたミサイルがコアスプレンダーを追うが、シンは急上昇。
つられたミサイルが上を向き、ミネルバの主翼にぶち当たる。
その爆発に巻き込まれ、アンカーが2つ脱落する。
「よっつ、5つ! どうだ?!」
アンカーの数が減れば、それだけウイルスの注入量が減りコントロールは取り戻せる。
5つも断ち切れば、フライヤーを発射できるはず。
それがメイリンが伝えてくれた想定だった。
シンが中央カタパルトに目を移せば、今まさにシルエットフライヤーが発射されていた。
「……よし!!」
レーダーマップが示した軌道に、コアスプレンダーを乗せる。
モニターには
"FLYER UNIT COMBINATION SYSTEMS"
"AUTOMATIC LEADING"
の文字が踊り、シンがスロットルを調整する。
ミサイルポッドを投棄し、折りたたまれたコアスプレンダーに、レッグフライヤーが、チェストフライヤーが、そしてシルエットフライヤーが接続されていく。
そして、機体全体がVPSを起動して緑に染まる。
「ブラストインパルス、システムオールグリーン!! ……全部、片付けてやる!!」
言葉とともに、2門の
極太の熱線が、残るアンカーをまとめて薙ぎ払った。
「アンカー切断を確認しました! 攻性防壁追加展開! システム再構築を開始します!」
重要な筈のメイリンの報告を耳に入れながらも、トダカの目はモニターに映るインパルスの姿に釘付けだった。
「……俺は、あんまり経験無いんだがよ。コーディネイターなら初陣でもこんなもの、だったっけか?」
思わず素の口調で漏れてしまったトダカの言葉に、アーサーは唖然としながら応える。
「いやぁ……、そんなことはないですかね……」
モニターの先では、インパルスが大暴れしていた。
4連装ミサイルランチャーと両肩の
そうかとおもればインパルスの懐に潜り込んできた敵機を、左手一本で振るった
山のように向かってきたミサイルをジャンプして躱し、お返しとばかりに空中でレール砲と両腕のビーム砲を同時発射。
左右それぞれの敵を狙ったそれに、敵が2機まとめて爆散する。
その反動で宙返りしながら着地すると、1本のビームジャベリンを構え、ホバーで突撃。
臆したように連射されるビームライフルをヘビのような軌道で避け、突き出したビームの穂先が敵機を両断する。
「システム再起動完了! エンジンはまだですが、火器は使用可能です!」
見惚れるようにそれを見ていたトダカを、メイリンの報告が引き戻す。
「よし、ブリッジ閉鎖! 敵がヤケになってブリッジを狙うより先に隠れるぞ!
「ハァ、ハァ、ハァ……」
サーベルを構えて切りかかってくる敵機を躱し、そのまま足を突き出して蹴りで敵機の姿勢を崩す。
怯んだ敵機の上から、ビームジャベリンを突き立てる。
(……そろそろバッテリーか)
インジケーターをチラ見すると、ミネルバに通信をつなぐ。
「メイリン、デュートリオンビームを! あとフォースシルエット射出!」
言葉とともに飛び上がり、ミサイルをばら撒いて敵機を退かせ、スペースを確保する。
『はい! デュートリオンチェンバー、スタンバイ。捉的追尾システム、インパルスを捕捉しました。デュートリオンビーム、照射!』
ミネルバから放たれた光の束を、インパルスの額で受け止める。
危険域に近づいていたバッテリーが、すぐさまMAXへ。
『フォースシルエット、射出します!』
声とともに打ち出されたシルエットに軌道を合わせ、ブラストシルエットを投棄。
フォースシルエットがガイドビームに沿って連結される。
パナマ基地で繰り返したシミュレーターで、これはと感じて扱い続けたストライク。
そして搬入後にシミュレーターに追加された後、もっとも試したインパルス。
ストライカーパックも、シルエットシステムも、あくまで非戦闘中の換装が仕様とスペックには記載されている。
だが、ガイドシステムがある以上は、戦闘の合間にだって換装は可能。
そして戦闘中に戦い方が変われば、殆どの相手は対応できない。
その
フォースの推力で空中を飛び回り、ビームライフルを連射する。
諦めてミネルバを狙おうという敵機の
空中から放たれたミサイルをシールドを掲げて押し通り、サーベルを引き抜いて敵機を両断する。
弧を描いてビームを避けながら、ヘルメットを座席裏へ脱ぎ捨てる。
「くそッ!」
額にあふれる汗を腕で無理やり拭う。
「まだだ、まだ終わっていない!」
ミネルバの
インパルスが宙を踊るように飛び回ると、釣られた敵機が足を止め、そこにトリスタンが、
実戦の緊張とGがシンの体力を容赦なく削り取る。
そうでなくとも、この10日ほどはキラの指示を傘にきて、消灯時間も気にせず
若さと意地で抗っていたが、限界が近づいてくるのがわかる。
インパルスへの対処を諦めたのか、ミネルバに取り付こうという敵機を見咎めてサーベルで切り払う。
方針は共有された様子で、残る敵機がいずれもミネルバに取り付こうとする。
ミネルバもCIWSで抗うが、いかんせんMS相手には力不足だ。
「うおぉぉお!!」
再びサーベルで斬りかかるが、敵も警戒していたのかシールドで受け止められる。
反撃のサーベルをこちらもシールドで抑え込み、力比べの形に。
敵機からゼロ距離で放たれたロケット砲をVPS装甲に任せて意に介さず、代わりに膝蹴りを返す。
姿勢を崩した敵機にサーベルを突き立てた。
「メイリン、ソードシルエット!」
『はい!』
再び射出されるシルエット。
しかし今度は、軌道を合わせない。
シルエットフライヤーに並走するように飛ぶと、固定されたままの
『えッ! シン?!』
メイリンの言葉ももう耳に入らない。
疲れ切った頭が、急にクリアになっていく。
──なにかが、弾けた気がした。
「ッッッ!!」
エクスカリバーを構え、そのままミネルバに取り付く敵機に突撃する。
先ほどと同じように構えられたシールドを、しかしエクスカリバーの切れ味にまかせて機体ごと叩き切る。
次の敵。
シールドを構えたままライフルを連射してくる。
エクスカリバーを大きく振り回し、機体を横回転させる。
そのまま背後に回り込み、胴体を横一文字に切り裂いた。
2機まとめてきた。
真正面から突っ込み、敵のライフルを最小限の動きで躱す。
ビームの熱波がウイングをかすめたが、それだけ。
一機に真っ直ぐに突き立てると、そのまま力任せに振る。
吹き飛ばされた機体がもう一機にぶち当たり、動きが止まる。
片手でサーベルを引き抜いて、2機まとめて串刺しに。
二重の爆炎が咲いた。
同じように突撃を繰り返す。
エクスカリバーをまっすぐに突き立て、振り切って切り飛ばし、回転しながら両断し。
体力の限界を迎えたシンが地面に降り立った頃には、既に敵機の姿はなかった。
シンの霞んだ目に、モニター越しに憧れた青い翼が映る。
息も絶え絶えに通信を繋ぎ口を開いた。
「……キラさん。遅いじゃないですか……俺、頑張りまし、たよ……」
言葉が終わる頃には、シンの意識は闇に沈んでいた。
シンが医務室で目を覚ましたのは、戦闘終了から半日も経てのことだった。
キラがフリーダムで、気絶したシンごとインパルスを抱えてミネルバに運び込んでくれたらしい。
流石にシンも恐縮してしまった。
救援に来てくれた特務小隊も帰ってしまったという。
だが、艦の空気はほとんどお祭り騒ぎだった。
ルナマリアは「凄いじゃない!! 私が練習に付き合っただけあるわ!」と肩を抱いてきた。
柔らかな感触に、思わずガチガチに固まってしまった。
レイは「よくやってくれた。次からは戦列を共にすることになるだろう。よろしく頼む」と手を差し出してきた。
握り返した手は、固く結ばれた。
トダカ艦長に促され、皆の前に迎えられて「アスカ准尉。君はミネルバを救ってくれた。心より感謝する。……今後もよろしく頼むぞ」と拍手で称えられた時は、思わず涙がこぼれた。
これまでの訓練の辛さや、パイロットの中で一人艦にのこる焦燥感が報われた気がした。
興奮の熱が身体に残ったまま、シンはミネルバの甲板に上がっていた。
停泊したミネルバの上を、少し冷たい風が吹き抜けていく。
医務室で眠っていたせいか、少しも眠気がやってこない。
甲板に寝転がり、顔の前に右手をかざす。
(戦った、んだよな。俺……)
キラに憧れてCOMPASSの門をたたき、待ちに待った瞬間のはずだった。
戦闘中は無我夢中だったが、冷静に考えても充分以上に役割を果たした。
皆に称えられたことからしても、それは間違いのない事実だ。
「なのに、なんでもやもやするんだろ……」
ポツリと漏らす。
かつてのシンが望んだ姿そのままだ。
だと言うのに、心にしこりが残る。
医務室で目覚めた後、すぐに戦闘レポートを読んだ。
シンが撃退したミネルバ襲撃部隊は、全滅。
敵が乗っていた新型機の残骸は回収され、分析に回されるという。
(全滅、か)
相手はテロリストだ。
手加減しようという義理も責任もない。
だが、故郷の母の笑い声と、父の力強い手を思い出す。
気づいてはいけないなにかに気づこうとした思考に、心が警鐘を鳴らす。
その時だった。
「眠れない?」
「……隊長」
キラが穏やかな表情を歩み寄ってくる。
「ほら、身体が冷えちゃうよ」
「アリガトウゴザイマス……」
起き上がり、差し出されたミルクティーのボトルを受け取る。
火照っていたと思っていたが、存外冷えていたらしい。
温かいミルクティーに、いくらか体から力が抜けた。
「今日は、お疲れ様。よくやってくれたね」
キラもシンの横に座り、穏やかに告げる。
憧れの英雄からの言葉に、シンの胸がじんわりと温まった。
だからだろうか、不安がつい口から漏れてしまった。
「隊長は……敵を撃って悩んだことはありますか?」
言い終えてすぐに首を振る。
(何を馬鹿なことを?!)
「すみません、何でも──」
「いつも、悩んでいるよ?」
振り払おうとした心の言葉は、苦笑気味のキラに遮られた。
「え……」
シンの思考に空白ができる。
「いつも皆に言っている、情報収集が必要だからコックピットに当てないようにって言うのは……ウソではないけれど、方便なんだ」
キラは苦笑したまま、視点を星空に向ける。
「軍隊だから、撃った責任は命令した側にある。それが正しいんだけど……僕は、敵を撃った責任を最後に負うのは、自分独りだと思ってしまうから」
手を振りながらシンに向き直る。
「重ねて言うけど、正しいのは命令だから撃つ、それでいいんだ。ただ僕が、そう思っているだけ」
シンが気にする必要はないよ、とキラは続ける。
下を向きながら、シンが口を開いた。
「……考えてしまったんです。撃った敵にも、家族がいるんだな、って」
「……シンは、優しいんだね」
「そんなコト無いですけど」
キラの言葉に、思わず首を振る。
「ただ俺は、両親とも、妹──マユっていうんですけど。皆仲が良くて。その事を思うと、ちょっと。──あ、戦うことが嫌なわけじゃないですよ?!」
シンは慌てて立ち上がって腕を振る。
また実戦配備を解かれても敵わない。
キラは一つ頷くと、再び口を開いた。
「……僕は戦うのが嫌だった。敵を撃ちたくなかった。仕方ないから撃つ、そんなコト許されないと思っていた」
「……そんな」
キラは英雄のはずだった。
完全無欠の正義の味方。
その彼が漏らした、泣き言染みた一言にシンは唖然としてしまう。
キラが苦笑しながら立ち上がる。
「けれど、戦うしかなかったから。……だから、せめてやり方を選ぼうと思ったんだ。少しでも犠牲を減らせるように。ただのエゴだけど、間違いなく僕の意思だ」
シンが持ったままのボトルに、キラが自分のボトルをぶつける。
僅かに残った中身が、細く伸びるような音を響かせた。
「力があれば、生かして無力化することだってできる。だから僕は、できる限りそうしようと決めた。……勿論そういうやり方もあるってだけで、参考にしかならないけれど」
立ち尽くすシンに背を向けて、キラがゆっくりと歩き出す。
そして少し振り返った。
「いつだって、自分の好きにしていいんだよ」
儚く微笑んだキラに、シンは思わず叫んだ。
「……キラさん!! 俺、強くなります! 相手を殺さなくても、止められるように!」
拳を握り込んだシンに、キラは僅かに頷く。
だが、シンの言葉は終わっていなかった。
「それで、もっともっと強くなります……! キラさんが、もう戦わなくても良いぐらいに!!」
目を瞑って叫ばれた大言壮語に、キラの瞳が丸くなった。
言葉を咀嚼するようなキラに、シンは思わず顔を赤くする。
(何ていう余計なお世話を……!)
戦いたくない人が戦わせられるより、自分が。
そんな大それたコトを考えてしまった。
そしてシンが訂正の言葉を発するより早く、キラが叫び返した。
「……期待しているよ、シン! シン・アスカ!!」
朗らかに笑いながら大きく放たれた言葉は、月に届けと言わんばかりに夜空に響いた。
Reazonを脳内で再生ください。
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作品タイトルを変えたほうがいいかな?
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現状のまま
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ガンダムSEED:Overcomers
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1部と2部で別作品にして完全に分ける