SEED:Overcomers トールのトリガー/シンの選択   作:reex

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CE25アウラ生誕
CE41デュランダル生誕→どう考えてもタリアと別れたのはCE60~
CE55ラクス生誕、キラ生誕→ヒビキ博士死亡
小説版より:アウラがデュランダルのDPに協力しようとしたところ、ヒビキ博士に皮肉を言われた。
プラントの成人年齢:15才

なんかおかしいような?



 Chasing Yesterday
2-1


締め切られた執務室で、ギルバートはにこやかにモニタ越しの通話に向かっていた。

「それでは、契約の調印は予定通り来月に。プラントまで呼びつけてしまって、誠に申し訳ない」

 

『いえいえ、私の顧客にもプラントの方はいらっしゃいますから。議長の貴重なお時間をいただけるだけで、ありがたいですよ』

朗らかな若い男性の声。

快活さと公正さを滲ませる声は、ギルバートの正しさを証明する物でもあった。

 

「そう言っていただけるとありがたい、ツヴァイクレ卿」

『フェアネスで構いませんよ、議長』

フェアネス・ツヴァイクレ。

地球全体を束ねる商業組合で頭角を現した、若き財界人。

その立場や目立つ泣きぼくろからして、当然ながらナチュラルだ。*1

彼こそが、ギルバートの見いだした可能性だった。

 

挨拶を終えて端末を閉じる。

(……最初に問い合わせが来たときは、驚いたがな)

ギルバートがデスティニープラン導入に向けた試金石として世に出したアプリ、DreamPlanner。

その問い合わせ窓口に、わざわざ連絡が来たのだ。

『是非やってみたいが、見ず知らずのサーバーに遺伝子データを送るのは不信感がある。設備はこちらで用意するので、解析プログラムだけを購入できないか』と。

 

アプリを根底から疑う者は、そもそも興味すら抱かない。

逆に盲信に身を委ねる層は、規約など読まずに個人情報を明け渡す。

その中間に位置し、己の力でリスクを管理しながら新たな可能性を探ろうとする行動力。

興味を惹かれたギルバートは、かつての人脈を利用し、出張検査という名目で彼との接触を図った。

ハードウェアは相手持ち、ソフトウェアと解析はギルバートが提供する形だ。

 

 

その結果は、驚くべきものだった。

(上位のコーディネイターに匹敵する聡明さ。安心感をもたらすカリスマ。物事をフラットに分析する公正さ。いざというときの決断力。……形は違うが、ラクス・クラインにすら匹敵する、まさしく君主の才能)

 

AIに運命を判断させるデスティニープランには、そのハルシネーション(思い込み)を防ぐための管理者が必ず必要になる。

己の立ち位置すらも絶対視せず、公正に判断を下せるフェアネスの思考特性は、デスティニープランの守護者としてこれ以上ないほどに相応しかった。

 

そんな人材が、まさかナチュラルから出てくる。

「……これだから面白い。まさに生命の神秘だな」

含み笑いとともに、思わず言葉が漏れる。

 

ギルバートはフェアネスを、自分の後継者と見定めた。

人類存続のためのデスティニープラン、その内実を説明し、協力を呼びかけた。

聡明なフェアネスがそれを受け入れたのは、それこそ必然と言うものだろう。

 

ジェネシスの再発射を阻止したというギルバート自身の英雄的な名声と、フェアネスが有する莫大な私財と世界的なネットワーク。

この二つが結びつけば、もはや武力や恐怖による強権的な統制など必要ない。

 

後はゆっくりと、民衆の意識を変えていけば良い。

()()()()()()などなくとも人々は自然に受け入れるだろう。

 

先ほどの通信は、その第一歩となる巨大AIデータセンター建造に関する契約の確認だった。

 

(……それに引きかえ)

端末のメールを再び見ると、呆れが出てしまう。

先日COMPASSから届いた内容はこうだ。

アウラという女と、アコードという言葉に覚えは無いか、という情報提供の呼びかけ。

 

なんでも、COMPASSの工作員が大西洋連邦領土で不審な男に遭遇、交戦したという。

その男は卓越した身体能力と、具体的なところはぼかされていたが特殊な能力を持っていたそうだ。

また、高名なヒビキ博士を見下す発言をした事から、コーディネイターから派生した独自技術を持ったグループという推察レポートが回っていた。

 

その結果、広範な権限を持つCOMPASSが、遺伝子研究のメッカであったメンデルを再調査。

そこで浮上したのがアウラという研究者と、彼女が研究していたアコードという存在の断片情報だった。

同時期にメンデルに勤めていたギルバートにも捜査の手が及んだという経緯だ。

 

(まったく……アウラにも困ったものだ)

実際の所、アウラについては知っているどころか共同研究者の一人だった。

デスティニープラン初期の研究は彼女と共同で行っていた。

アウラが直前に研究して生み出していた、コーディネイターを超える新人類こそがデスティニープランの守護者にふさわしいと言う考えからだ。

むしろ成人にすら達していなかった当時のギルバートからすれば、メンデルのエースの一角であったアウラは最大の後援者ですらあった。

 

だが、いっとき姿を消した彼女と、デスティニープランの本格推進を目指すようになったギルバートが再会したとき、アウラはその容姿と共に思想を変えてしまっていた。

 

ギルバートが目指すのは人類の安定と存続であったのに対し、アウラの目的はアコードとそれを作り出した自分の能力の誇示。

コンフリクト(競合)を起こすのは当然だった。

それでも多少の援助はしているので、向こうはギルバートを同志と思ったままかも知れないが。

 

(かつて事故的に作り出したという、アンチエイジング薬を再現してくれれば良かったのだがな)

援助の目的は、かつての恩もあったがラウやレイの治療のためだった。

実際彼らに処方している、苦痛とともに老化を抑える薬はアウラのうろ覚えの研究成果をギルバートが再現したものだ。*2

だが、アウラにとってアンチエイジング薬は、自分の姿を変貌させた大失敗の象徴。

ギルバートがどれだけ依頼しても、再開発に向き合ってくれない。

 

そんな中でおきた、アコードのCOMPASSへの露見。

(どうせアウラの自己顕示欲によるものだろうが……潮時か)

 

関係を切るべきだろう。

下手に露見しては、折角のギルバートの名声を傷つけることになる。

ギルバートはラクス・クライン=ヤマトへのアポイントを取った。

内密にかつてのアウラの研究内容を教えるとともに、既に自分は無関係だと主張する為に。

(さて、ラクス・クライン。……貴方は、自分の正体(アコードの一員)を知ってどうするかな?)

 


 

「ルナ、大丈夫か?!」

『当たり前、でしょ!!』

遠距離砲撃に姿勢を崩したアビス(ルナマリア)を庇うようにシールドを突き出す。

 

『ルナマリア、シン! そちらに3機行った、頼むぞ!』

「了解!!」

カオス(レイ)からの忠告を聞いて、インパルス(シン)は改めて構えを取った。

 

成り行きでインパルスに乗った事を切っ掛けに、シンはついに実戦配備された。

さらにセカンドステージの機体割り当ても決まり、ミネルバ隊はさらなる力を手に入れていた。

 

インパルスに向かって、3機のウィンダム(GAT-04)が編隊を組んだまま突撃してくる。

この先の施設の探索を行っているCOMPASSを妨害するか、施設を自壊させるためだろう。

 

「やらせる、もんかぁ!」

サーベルを引き抜いて突撃する。

 

最初の大ぶりの一撃は空を切るが、

『えいっ!』

アビスが放った砲撃が1機の手足をまとめて吹き飛ばす。

 

その様子に動きが悪くなった敵機に、今度こそインパルスのサーベルが振るわれる。

弧を描くような一撃は左腕と両足を刈り取ったが、ライフルを持ったままの右腕を奪えなかった。

「このヤロウ!」

 

放たれるビームを避けながら、胸部の20mmCIWSで残ったライフルを爆発させた。

 

最後の一機は、アビスの牽制射撃を必死に避けまわっている。

シンもライフルを構えると、狙いを定めて3連射。

2射は外したが、残る一発がスラスターに当たって誘爆させる。

『こ、れ、で、終わり!』

そこにアビスがビームランスを振りかぶり、敵機を両断。

空中に爆炎が瞬いた。

 

現在ミネルバ隊は、珍しく令状を取ってブルーコスモスの施設を探索中だ。

基地内部から出てきた敵を排除した後は、キラも内部の情報収集に駆り出されてしまった。

 

敵の増援に対処するために、レイをミネルバとの間の中衛として置いて、前衛をシンとルナマリアの二人でこなす形となっていた。

 

「……なぁ、ルナ。さっきの敵、トドメさす必要あったか?」

敵の来襲を警戒しながらも、シンはルナに問いかけてしまった。

 

『ん……? まぁ捕虜も十分いるしね。それにもし無力化で済ましたとして、やられたふりで不意打ちされたらたまらないでしょ? 不意打ちされても対応できる数まで、よ』

 

「……そうだな」

ルナマリアの説明に、シンも頷くしか無い。

戦闘中に武器を一個一個念入りに破壊するわけにも行かず、何なら自爆という手段もある。

そうである以上、反抗されても抑え込める程度というのが、取捨選択の絶対条件だった。

 

通信越しに、ルナマリアの呆れたようなため息が聞こえる。

『平和に育ったアンタが、敵を殺すのに抵抗があるのはわかる。けれど、私たちは任務で戦っているの。自分の命や味方を守るために、ちゃんと割り切りなさい』

 

「勿論分かってる。こっちに被害が出たんじゃ本末転倒だ、無理はしないさ」

『だったらいいけど』

シンの断言で、一応ルナマリアも納得してくれたようだ。

 

だが、シンの胸中は複雑だ。

(敵を無力化したところで、やられたふりで不意打ちされるかも知れない。機体を変えて再び襲ってくるかも知れない。……キラさんは、それだけの覚悟と、それをいなせる自信があるんだ)

あの月夜にしてしまった大言壮語が胸に刺さる。

道のりは、果てなく遠いようだった。

 

『みんな、お疲れ様。任務は完了、撤収するよ』

フリーダムDのキラから通信が来る。

シンは小さく息を吐いた。

 

 


 

ミネルバ内のブリーフィングルーム。

先ほどの拠点に同時に潜り込んでいたアスランも、ミネルバに乗り込んでいた。

それ以前に入手したものも含めて、情報を集約するためだ。

 

トダカやアーサー、キラも地図をのぞき込み、メイリンが端末に向かいながら議事録を作っている。

「それでは、敵本部はアイスランドだと?」

トダカの問いかけに、アスランはブリーフィングルームのモニターに映った地図の上に指で丸を描いた。

「というより、北大西洋から北極圏に掛けてです」

 

「元々、アラスカ自爆後の仮拠点はグリーンランドに設けられていたようです。そこから海峡を隔ててすぐのアイスランドへ移設した、と言うところでしょう」

アスランがピンチアウトして、デンマーク海峡をズームする。

 

「でも、そんな勢力範囲の端に? 普通は奥まった所なんじゃ?」

キラの問いかけに、アスランが首を振る。

 

「それじゃあ直ぐに干上がる。元々ロゴスの足場は、ヨーロッパを基軸としたユーラシアだ。この位置なら潜水艦といった裏ルートでも物資を運びやすい。……何よりも」

地図を衛星写真へ切り替える。

再びズームを掛けると、アイスランド各地の火口が映る。

 

「ブルーコスモスには、まだNJCは無い。どうあがいても別のエネルギー源が必要だ。火山活動の活発なアイスランドなら、地熱発電で充分まかなえる」

 

「……奇しくもオーブと同じ、と言うわけだな」

トダカがうなるように口を開く。

オーブのエネルギー的自立や、モルゲンレーテの工業力の一因が、豊富な地熱発電と海路による貿易。

構図としては全く同じだ。

 

「じゃあどうするんです? 対岸のスカンジナビア王国に拠点を置いて、圧力を掛けるとかですか?」

アーサーの唱えた安全策に、アスランが再び首を振る。

 

「グリーンランドへの輸送路は、恐らくまだ生きています。凍土に覆われたあちらに逃げられると厄介だ。むしろ奇襲で一気に抑えたい」

 

「奇襲と言っても、敵本拠地だ。ミネルバ隊単独では不可能だろう。特務小隊やアークエンジェル隊と合流しても、まったく足りないだろう」

トダカの指摘は当然だ。

現在COMPASSの大西洋連邦を回っているのは三隊だけ。

敵本拠地の奇襲など、夢のまた夢だ。

 

「ユーラシアの力を借りられないかと思っています。新型MA、完成しているんですよね?」

アスランの問いかけに、トダカが呆れたように声を上げる。

 

ザムザザー(YMAF-X6BD)か? 確かに拠点攻略には向いているだろうが……虎の子の新兵器をユーラシアが出すか?」

ユーラシア連邦傘下の企業(アドゥカーフ・メカノインダストリー社)が、どうしてもパイロットの技量に依存するMSの欠点を補う物として開発した大型MAだ。

 

陽電子リフレクターによる防御力や、大型の機体がもたらす大火力は、ジェネシスのような固定目標攻略を念頭に開発されたもの。

拠点攻略には最適だ。

 

アスランが皮肉げに口を歪める。

「ユーラシア連邦だって、戦後の大西洋連邦に対する権益は欲しいでしょう。功績を挙げるために、なんなら手ぐすねを引いてこちらの声かけを待っていると思いますよ?」

 

その言葉に、周囲は顔を見合わせた。

どちらにせよ、各国への根回し含めて上層部の判断が必要になる。

メイリンがまとめた議事録と作戦提案がCOMPASS本部へ送られる事となり、ブリーフィングは解散となった。

 

 

 

「……なんだか、アスラン凄いね。一人で情報収集も潜入工作もできるし、作戦の立案までしちゃうなんて」

ブラックコーヒーを差し出しながら、キラは自分のことのように誇らしげな笑みを浮かべた。

ベンチに座ってそれを受け取ったアスランは、苦笑しながら首を振る。

 

「ただただ、俺がチームワークに不向きなだけさ。一人で好き勝手に動いたり、こうして横から口出しするほうが、俺の性に合っている。……この任務に就いて、つくづく実感したよ」

自嘲気味に言うアスランの言葉には、しかし清々しさすら漂っていた。

アスランは能力の割に、とにかく相手の感情の機微を掴むのが苦手なのだ。

 

キラやニコル、ハイネといった人当たりと懐の広い相手か、カガリのようにハッキリというタイプぐらいしかまともな付き合いができない。

ハッキリ言ってくるのも、イザークまで行くと無理だが。

 

人間関係構築の面倒を考えれば、独身貴族じみた一人行動のほうが楽だった。

 

キラは立ったまま自分の分の甘いカフェオレを口元へ運び、ゴクリと喉を鳴らす。

「でも、オーブにも殆ど帰っていないでしょ? ずっと世界中を飛び回ってて、流石に疲れるんじゃないの?」

 

「ま、仕方ないさ。情報工作員なんて、そんなものだ」

アスランは熱いコーヒーを一口啜り、ふう、と小さく息を吐いた。

ここ数日の強行軍の疲労が、香りと共に少しだけ解けていく気がした。

 

「ふーん……」

キラが何気ない風を装って自販機に視線を向ける。

「そういえばカガリ、ユウナ・ロマ・セイランとの婚約破棄したらしいよ」

 

「ブフッ!? ゴホッ、ゲホッ……!!」

アスランは盛大にコーヒーを吹き出しそうになり、慌てて口元を覆った。

気管に入った液体にむせ返り、肩を震わせる。

「な、ゲホッ……そ、そうなのか!?」

 

「うん。大丈夫、アスラン?」

涙目になっている親友に備え付けのペーパーナプキンを渡しつつ、キラはあっけらかんとした調子で続けた。

「というか、セイラン家がだいぶ危ない橋を渡ったみたいでね。家ごとお取り潰しだってさ」

 

「……あの家も、五大氏族に上がり損ねてからは、なりふり構わない感じだったからな」

口元を拭い、無理やり咳を鎮めたアスランは、少し掠れた声で政治的な分析へと無理やり思考を切り替えた。

そうでもしなければ、動悸が収まりそうになかったからだ。

 

今のオーブは、ウズミの盤石の体制に加え、中立国同盟やCOMPASSの盟主としての国際的な影響力はいや増すばかりだ。

そこに中位の氏族であるセイラン家が、政略結婚を利用して成り上がろう、というのは今となっては土台無理な話だった。

だが、なまじ前大戦終了の直前までは芽があっただけに、彼らも諦めきれなかったのだろう。

 

「ブルーコスモスと裏で繋がって、スパイだか二重スパイだか……とにかく、勝手にやろうとしたらしいよ」

肩をすくめるキラに、アスランも呆れの声しか出ない。

 

「……それは、取り潰しも当然だろうな」

オーブの体制をあえて崩そうとしたか、それともブルーコスモスの情報を抜き取ろうとしたか。

確かに一発逆転の手札にはなるかも知れないが、はたから見ればただの外患誘致だ。

 

キラが僅かに顔をしかめる。

「そんな訳だから。……ユウナ・ロマがなんか言っていたらしいけど、気にしなくていいよ」

 

「……ああ。なに、最初から気にはしていなかったさ」

アスランは重々しく頷いた。

カガリと親しくしていたアスランが目障りだったのだろう。

ユウナからは戦犯の息子や穀潰しといった誹りをさんざん受けていた。

 

(気にしていたわけではないが……外に出る切っ掛けにはなったのかな)

ユウナのアスランを追い出すような政治工作に乗ってオーブを出たが、そもそもパトリック()のやったことを考えれば、大西洋連邦に対してなにか動きたいとは思っていた。

 

「あ、隊長! ……と、失礼しました!」

押し黙っていたキラとアスランに、キラの姿を見つけたシンが忠犬よろしく走り寄ってきた。

しかしベンチに座るアスランの姿を目に入れると、慌てて敬礼の姿勢をとる。

 

苦笑しながらアスランも立ち上がった。

「いや、気にしなくていい。丁度話も終わったところだ。アスラン・キラ・ヒビキCOMPASS特務三佐だ。──君は?」

 

「シン・アスカ准尉です! ヤマト隊長の指揮下に配属されております」

緊張したままのシンが、キラとアスランを見比べるように目配せをする。

 

それに気づいたアスランは、軽く手を振りながら説明した。

「キラ、という名前が一緒だろう? お陰で意気投合したんだ。……英雄と親しくするのは、恐れ多いけどな?」

 

「アスラン?!」

からかうようなアスランの言葉に、キラが狼狽の声を上げる。

初めて目にする、ラクスと一緒に居たときとも異なるキラの様子にシンも目を丸くする。

 

顔をほころばせたまま、アスランはシンに問いかけた。

「キラはちゃんと隊長やれているか? ちょっと抜けているところもあるが?」

 

「はい、いいえ! ヤマト隊長にはしっかり指導していただいております! 戦場でも頼りにしております!」

しゃちほこばって声を張り上げるシンに、アスランは苦笑する。

「そうか。……だが、戦場では一人では戦えない。それは力としても、心としても、だ」

 

アスランが、表情を真剣なものに改める。

「どうかキラを、支えてやってくれ」

 

「……はい!」

アスランの呼びかけに、シンは大きく頷いた。

 

*1
多分。ASTRAY天空の皇女では明言なし。

*2
捏造設定。でも理屈は合う。




フェアネスはSEED ASTRAY 天空の皇女のキャラです。
一応アストレイシリーズ追ってなくても読める内容ですので、気になればお読みください。
(過去作キャラに誰やこいつとはなるけど)

作品タイトルを変えたほうがいいかな?

  • 現状のまま
  • ガンダムSEED:Overcomers
  • 1部と2部で別作品にして完全に分ける
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