境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ   作:ソール

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あの日からずっと俺は何も変わっていなかった

あの事故から俺は成長していなかった
俺はみんなのこと、騙している
自分の正体を隠して
みんなのそばにいたかった

だから、話すことが怖かった
自分の過去を

でも、今日で隠しきれなくなる
思っても見なかった
今日で
すべて、あばかれること
そして、本当の始まりが来ること



月下の卒業者 上

松平元信の通信が 全国に回されていた

三河が失うこと、世界中の人たちに見せて 楽しんでいた

マイクを一つに、話す元信 周りは自動人形でいっぱい しかも笛や神輿(みこし)まで

まるで  お祭りだ

 

だが やっていることは祭りじゃない

三河消滅だ

 

元信は続けて話す

 

元「今日、先生は 地脈路がいい具合に暴走しつつある 三河にいまーす♬」

 

笑顔で言う元信

 

普通の人なら危ないところいて 笑顔のはずがない

 

宗「元信公」

 

元「はい、立花・宗茂君 何か聞きたそうでね?」

 

言いたいことがわかるから聞く元信

 

宗「Tes! 質問があります 一体何の為に三河を消滅させ 極東を危機に追いつめるのです!」

 

そして答える元信

 

元「いい質問だね だから先生は逆に問います」

 

だが言う事は

人としてはあり得ないことを言う

 

元「危機てっ おもしろいよね」

 

それは人間の言うセリフではない 彼にとっては素晴らしいものなのかもしれないが

普通の人が聞けば おかしいと思う

彼はそれを簡単に言う

 

宗「!」

 

元「先生はよく言うよね、 考えることは面白いって じゃあさ すっごく考えないと死んじゃったり滅んだりすることって

最大級の面白さだよね」

 

宗茂は思った

死んだら終わりだと言うのに

なぜ この男は 人間にとって酷いことが面白いと言える?

 

元「だけど、もっと、面白いことがあるんだよ もっと考える必要があるもの

答えてごらん 宗茂君」

 

だが宗茂は

 

宗「わかりません」

 

わかりたくないだろう それがどれだけ酷い事になるのか

 

元「そうか  わからないか それじゃ」

 

彼はどんでもないこと言う

 

元「君は 斬殺丸に斬られて、恐怖を克服することができない 人間だ」

 

宗「!」

 

なぜ?彼の名前が出てくる 彼が特別とでも言いたいのか?

それとも 違う意味で言っているのか?

 

元「彼に斬られたくなかったら 考えなさい 恐怖を克服することはそういうことだ  

そこの本多くんはわかるかなー?」

 

そして忠勝

 

本「はーい♬我はわかりませーん♬けど 彼に斬られるのは勘弁でーす♬」

 

と答える

 

元「はいはい では本多君は 彼に斬られなさい どうでもいいので」

 

本「おい!人の話聞いたか!?我 今斬られたくないといったぞ!?しかも!今!どうでもいいとか言ったろ!?」

 

そして続ける元信

 

元「いいかい みんなー さっきの答えは簡単だよ  極東なんかより 恐ろしいものは ただ一つ」

 

それは

 

元「それは 末世」

 

それはだれもが知っていることだった

だが 放送を流すほど 重大なことなのか

 

元「この世の終わり それは最高のエンターテイメントだ 君たちは今末世という未来がない卒業を迎えているのだよ おもしろいよね」

 

元「末世を迎えたくないのなら 考えて 末世を覆し その先に進まないとならないのだから

残された時間で考え 大変よくできましたという 答えた人にはご褒美をあげよう

これは末世を覆せるかもしれないものだ」

 

宗「それは?」

 

それはとんでもないことだ

 

元「大罪武装!」

 

宗「!」

 

そう大罪武装

かつて元信自身が各国に渡したものだ

 

元「大罪武装を手入れた者は 末世を左右することができる 」

 

宗「大罪武装を各国に配ったのはあなたではないですか?それをすべて手に入れろとは........

八つの大罪武装を巡って 戦争を起こせと言うんですか」

 

そう、そうなれば 世界大戦になる

元信は

 

元「八つ?違うよ 九つだよ」

 

宗「!」

 

イ『まさか 貴様!』

 

ケーピーエーイタリアの教皇総長も聞いていた

 

元「九つ目は嫉妬だ すべての始まりが妬みから始まるのだよ」

 

だがそこで元信は

 

元「まあ でも 大罪武装だけでは足りないんだよね

末世を覆す事は!」

 

宗「!」

 

イ『どういうことだ!』

 

元「それだけでは足りないんだよ もう一つ必要なものもある それはみんなが生きて行くためのものだ!」

 

宗「つまり 大罪武装だけでなく!他の物が 必要だというのですか!」

 

だが元信は

 

元「またもやはずれだ!宗茂君!物じゃなくて人だよ!」

 

宗「人?なぜ!その人が末世を覆すほどの力があるというのですか!」

 

元「そうだよ、だが まだその力がない だが これから成長することで、強くなり、”世界を救うことも”可能だ!」

 

宗「では、その人は誰です!」

 

元「さっきも、言ったじゃないか」

 

それは

 

元「斬殺丸だよ!」

 

宗「!」

 

イ『なんだと!!』

 

そう斬殺丸

切り裂き魔 と言われた者

 

宗「彼は人殺しだ!そんな人殺しに!世界を救うことができるとでも言うのですか!」

 

元「ああ、あるとも」

 

宗「!」

 

それはまるで 当たり前のようなこと言うかのようなセリフだ

 

元「だって彼、あのP.A.Oda《ピーエーオーディーエー》の兵士を数えきれない程 斬ったそうじゃないか」

 

そう11年前そのような事件が東海で多発した

 

元「あの五大頂(ごだいちょう)ですら、彼を止めることが、必死だったそうじゃないか、そんな強い彼だからこそ必要なのさ、各国のみんなー、彼を手に入れば、その国は、本当に世界征服も夢じゃないよー」

 

それはとんでもない放送だ

 

***********

 

一方 葵・トーリ組は

 

今の放送聞いてびっくりしている

 

ナ「あの伝説の切り裂き魔がねー」

 

マ「人殺しなのに、世界を救えるんだー」

 

ネ「斬殺丸か、確かP.A.Odaの兵士を容赦なく 斬殺したそうじゃないか」

 

シ「彼がいれば、世界征服かー 悪くないかもしれないなー お金が儲かりそうだ(キラーーン)」

 

一同「「「「「お前は本当に最低だよ!!???」」」」」」」

 

ハ「シロ君 世界一、キタナイー♬」

 

点「斬殺丸でござるか、だが逆に、斬られそうでござる」

 

直「あの切り裂き魔が、ねえ」

 

ウ「拙僧も、彼が逆に滅ぼすじゃないかと、思うが」

 

ア「ええ、なんかそういうの聞いていると自分も斬られそうで、怖いです」

 

みんな、まるで 他人のような話をする

 

浅「みなさん、そういうこと言ってはだめですよ.......ね、優くn」

 

最後まで言おうとしたが

 

優「・・・・・・」

 

いつもの顔じゃない 真剣な顔だ

しかも、まるで 自分の事じゃないかの 顔だ

それに

 

葵「・・・・・」

 

喜「・・・・・」

 

鈴「・・・・・」

 

三人の顔は優を見て悲しそうな顔だ

 

初めて見るあの三人が悲しそう顔するのが

トーリ君と喜美は久しぶりに見る

あの事件以来だ

あの事故で悲しい顔していたのに、なぜ?今誰も失っていないのに  どうして?そんな悲しい顔になる

 

それに鈴さんも、悲しい顔している

どうして?

 

もしかしたら、斬殺丸に誰かやられたのですか?

 

そうして三人に声掛ける浅間

 

浅「あ、あの トーリ君 喜美 鈴さん 大丈夫ですか?」

 

そういって葵は

 

葵「あ、あーあ 大丈夫だって、ほら 斬殺丸はもういないんだから」

 

そういって笑っていたが

苦笑いにしか見えない、それだけ”彼”の言葉に同様していることがわかる

 

喜「愚弟、今は ”あれ”だから 鈴もいいわねー」

 

鈴「う、うん」

 

”あれ”とはなに?

何か知っているんですか?

 

そこで放送が入る

そして、その放送聞いた瞬間、あの葵たちが取り乱す

 

元『でも、その斬殺丸も、もうある国のサムライになったんだけどね』

 

葵・喜美・鈴「「「え!?」」」

 

それ以外「「「「「?」」」」」」

 

なぜあの三人が反応するのか、わからない?

どうして斬殺丸のことが気になる?

 

放送は続けられる

そして立花宗茂がとんでもないこと言う

 

宗『では!どこに行ったのですか!」

 

元『それは

 

武蔵だ!』

 

それは絶望とでも言うことだった

 

一同「「「「「え!!!」」」」」

 

*************:

 

正「なっ!斬殺丸が武蔵に!」

 

正純はホライゾンを引っ張りながら、放送を見ていた

だが

あの斬殺丸がここにいると聞いた瞬間、歩くのやめた

 

正「一体!だが武蔵のどこに!」

 

そう武蔵は平和なため、そんな人を斬殺するような事件はない

だから、武蔵のどこにいるのか、検討がつかない

だがP−01sが

 

P「優様」

 

正「優?」

 

なぜ今更、彼の名前が出る?

彼が斬殺丸なはずがない

正純は謎が多かった

 

正「どうして?優の名を?あいつは斬殺丸じゃないぞ あいつは武蔵のサムライで........!!!」

 

なんで?

そういえば、さっき、元信が言ってた

元『斬殺丸はある国でサムライをやっている』

 

あいつは=サムライ

 

正「まさか!!!」

 

************

 

葵たちは焦っていた

 

ナ「嘘でしょう!」

 

マ「まさか武蔵にいるだなんて」

 

ネ「このままじゃ武蔵はパニックになるかもね」

 

点「ついに、拙者たち、斬られるのでござるか」

 

直「点蔵!変な事言うなさね!」

 

ア「でも、斬殺丸は人に会ったら容赦なく斬るんですよ、ありえませんよ!」

 

みんなパニックになっていた

あの切り裂き魔が武蔵にいるだなんて

想いもよせぬことだ

 

浅「大丈夫です!警護隊に頼みますかr(ガシっ).......!」

 

浅間が通信しようとたが

葵に止められた

 

浅「トーリくん?」

 

葵「浅間、頼むから 警護隊を呼ばないでくれ」

 

しかも真剣な顔で

 

浅「ですが!トーリ君!どんな被害になるかわからな.......」

 

葵「頼むから!呼ばないでくれーー!!」

 

一同「「「「!?」」」」」

浅「!」

 

彼がこんな大きな声で怒鳴るだなんて初めてだ

 

だが

 

優「いいんだ、トーリ 浅間、警護隊に連絡して」

 

葵「何言っているんだ優!!!!!そんなことしたら!おまえは!」

 

優「もういいんだ!!!」

 

葵「!」

 

そう手遅れだということ

それは放送が理由だ

 

宗『武蔵の誰です!その斬殺丸の正体は!』

 

元『聞いた事ないかい?”武蔵最強”という言葉を?』

 

宗『! まさか』

 

葵はさっきよりも取り乱している

 

葵「ま、まさか!!」

 

元『そう!あの武蔵最強と言われた 極東にとっては切り札とも言える』

 

鈴も取り乱していたそして大きな声で言う

 

鈴「だめーーーーーーーー!!!!!」

 

元『心道 優(しんどう ゆう)だ!!!!!!!』

 

それは絶望だ

 

優「・・・・・・」

 

一同「「「「「「え!!!!」」」」」」

 

葵「そ、そんな」

 

あの優しかった優が

昔、斬殺丸だった

人は絶対に殺さない優が

斬殺丸だ

みんな優の方向いて、驚きの顔している

浅間も警護隊に通信するはずが 、いまの放送を聞いて通信することを忘れている

葵も絶望したという顔だ、喜美も悲しい顔していた、鈴も悲しい顔している

 

浅「嘘ですよね!嘘に決まっています!そうですよね優君!」

 

優「・・・・・いや」

 

浅「!」

 

優「本当だ」

 

そしてみんなの方に振り向く

 

優「生きる為に人を斬殺した!」

 

それは考えたくもないことだ

まさか本人から認めるだなんて

ナ「けど11年前だよ!11年前に行方不明になったんだよ、もういるわけないじゃない」

 

優「ナルゼは、いつから俺が武蔵にいたと思う?」

 

ナ「え!そ、それは」

 

ナルゼは小等部の頃から一緒ではない

実は

 

優「俺、ちょうど11年前に武蔵に来たんだ」

 

ナ「!」

 

つまり斬殺丸が行方不明になった年間と同じである

 

ア「嘘ですよね!だって、優さん いつも刀持っていますけど、その刀 刀身が木刀で出来ているんですよね!」

 

そうまえに修行付き合ってもらった時密かに教えてもらってた

だが

 

優「そうだよ、でも」

 

ア「でも?」

 

優「この刀は、自分の本性を表すと 刀身が人を斬る”刃”に変わるんだ」

 

ア「そんな!」

 

優「アデーレも気づいていない?俺どうして真喜子先生に勝てるのか?」

 

ア「いえ」

 

優「おれは、昔 戦争に巻き込まれて 生きる為に容赦なく斬ってきたんだ、その経験のせいで強くなってしまったんだ それも”2年”も!」

 

ア「2年も!!」

 

優「みんな、ありがとう、でも俺は」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

優「正真正銘、斬殺丸だ!!!」

 

それが、彼の隠していた絶望だ

 

*************

 

正「優が!斬殺丸!」

 

今の放送を聞いて驚かないはずがない

 

正(そんなはずはない!だって、あいつがだぞ!あんな金まで渡す優しい奴が人殺しのはずがない!!)

 

そんな気持ちでいた正純

P−01sは

 

P「優様」

 

**************

 

二「まさか!優殿が斬殺丸だったで御座るか!」

 

警6「二代様!、すぐに我々の出番では!」

 

二「だめで御座る!」

 

警6「どうしてです!」

 

二「今行けば住民の人が騒ぎになるで御座る!とにかく待機で御座る!」

 

警6「しかし!」

 

二「心配ないで御座る、正体を表したとはいえ、むやみに襲わないで御座る」

 

警6「信用出来るのですか?」

 

二「Jud、なにかあれば、責任は拙者がとる、いまは待機でござる」

 

警6「わかりました。本船は引き続き待機!」

 

二(嘘で御座ろう!優殿!)

 

***********************

 

これがいままで自分の正体を隠していた

 

”罰”だ

 

 

 

 




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