境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ   作:ソール

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俺はまた
何もできなかった
また、優を助けることはできなかった
なんでだよ
なんで
あいつが傷つけられなきゃ、いけないんだよ
俺は

何もできないのか

また、ホライゾンのように

優も失うのか

俺は!!


月下の卒業者 下

優が斬殺丸だと 言う事は世界中に流れた

今頃、武蔵の住民はパニックになっているに決まっている

だが、

優にとって

”みんなに正体を明かさなかった”ことが

一番心に傷をおっているには違いない

それは、つまり

みんなを騙したのと、同じ

こいつがいい奴かと思えば

過去で酷いこと知っていたとすれば

それは”裏切られた”というものだ

簡単には割り切れない

それが

生き物なのだから

 

そして優は

放送が流れた後、こう言った

 

優「みんなに正体を明かさなかったことは、悪いと思っている」

 

だがみんなは静かだ

 

優「言い訳はしない、もう少ししたら 警護隊も来るだろう」

 

そういって言う

 

優「そこで、みんなとは、お別れだ」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

ア「お別れって!どういう事です!」

 

優「さっきも言ったとおり、世界に正体を明かされた、つまり」

 

優が言うとは思えないこと言う

 

優「聖連から  処刑命令が入る」

 

葵「!」

 

喜「!」

 

鈴「!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

つまり斬殺丸がこれ以上、人を殺さない為に

処刑されるという意味だ

 

だがトーリは

 

葵「そ、そんなことにならないって!だって!昔のことじゃん!昔のことを!今になって、平和に暮らしているって言うのに!ただ、昔に人を殺したからと言って!処刑だなんてありえないって!」

 

浅「トーリ君」

 

葵は焦っていた

また、あいつを助けられないのか、と

 

葵「大丈夫だよ!俺たちがなんとかするから、な、みんな そうだろ!」

 

葵はみんなに呼びかける

そしてみんなは

 

点「そ、そうござるよ!今は皆のために 優殿は働いているではござらんか」

 

優「点蔵」

 

直「そうさね!お前が人殺しであっても、私たちにとっては あんたは斬殺丸じゃなくて!心道 優さね!」

 

優「直政」

 

ア「そ、そうですよ 人殺しなんかじゃありませんよ、優さんは生きるために戦ったんですから、ね!」

 

優「アデーレ」

 

シ「金には関係ないことだが、お前のやっていることが間違いだというのは、私は思っていないぞ!」

 

優「シロ」

 

ナ「あんたはこれから、殺した人の分も生きて これからみんなを守ればいいじゃない」

 

マ「それがユウ君の罪滅ぼしになるよ」

 

優「ナルゼ....マルゴット」

 

浅「あまり、自分を責めないでください」

 

優「浅間」

 

浅「昔はあれですけど、ここにあなたを恨む人はいません、あなたは今しっかりみんなを守る為にいるじゃないですか」

 

優「・・・・・・」

 

浅「あなたは、今 ここの人たちを守っています 直政の機関部を手伝ったり 鈴さんのところでも あなたは今 人が恨まれるようなことしてません」

 

だが優は

 

浅「ですかr......」

 

優「それでも!!!乗り越えることができないんだよ!!!!」

 

一同「「「「「!!!!」」」」」

 

あの優が怒鳴った

彼は怒鳴ることなどない

だが

 

今は怒鳴るほど言いたいことがあった

 

優「簡単に言わないでくれよ!!!!人を殺したことが どれだけ酷いことがわかるの!!!!!」

 

一同「「「「・・・・・」」」」

 

優「人が死ぬんだよ!!!それを奪うというのは!!その人の人生まで奪うんだよ!!!それがどれだけ苦しいか!!!みんなにわかるの!!!」

 

浅「そ、それは」

 

優「俺は 昔はそれが当たり前だと思ってた!」

 

一同「「「「!!!」」」

 

優「けど!今この年になって!わかったんだ!!!人を殺すことが!どれだけいけないことか」

 

葵「優」

 

優「それに眠る時 出てくるんだ!!」

 

浅「な、なにをです?」

 

それは

 

優「俺が人を殺した人たちの魂の声が聞こえるんだ!!!」

 

一同「「「「「「!!???」」」」」」

 

点「ど、どういうことでござる!?」

 

優「俺はいつも寝る時 人の声がするんだ!はじめは人が騒いでいる声だと思った けど 違った! それは俺が殺した人の声なんだ!!!」

 

一同「「「「「!!!!」」」」」

 

そう優は寝るとき、夢の中で人の声がするんだ

それも言っていることは

すべて恨み言

そんな声を毎日聞いていたら

苦しいに決まっている

 

優「それを聞いて、これから 乗り越えるだなんて無理だよ!!!実際 俺は彼女を守れなかった!!!!」

 

葵「!!」

 

喜「!!」

 

鈴「!!」

 

一同「「「「!」」」」

 

そうホライゾンを守ることができなかった

 

優「でも、彼女に似た 自動人形がいたんだ!!そして言われたんだ 『ならその子と同じように私たちを守ってみては?』て、だから今でもここにいるんだ俺は!!!」

 

そう今日、朝 喜美に『そうじゃなきゃ優はここにいないもんね』とは

こういうことだったのだ

 

優「俺 彼女がいたから生きているんだ!P−01sがホライゾンに似てるから 生きているんだ!!!じゃなきゃ 俺はP−01sのこと!ホライゾンって呼んでないし!!!俺はここにはいない!!!」

 

葵「優」

 

喜「・・・」

 

鈴「・・・」

 

一同「「「「「「・・・」」」」」」

 

そう彼女がいなければ

とっくの昔に優は死んでいる

彼女がいるから

彼も生きているんだ

優の方がトーリと同じくらい

彼女のこと愛していた

 

だが

 

突然、元信の放送が続く

しかも話か掛けているのは

 

元『話の途中すまないけど優君 君にはまだ言ってない事があるんだよ!』

 

優「え!」

 

一同「「「「!!!」」」」

 

なんとさっきまで話相手は宗茂と世界なのに

いきなり優に向かって 話している

 

そして彼が優に言うのは

 

元『その”P−01sのことだよ』

 

優「なに!!」

 

葵「ホライゾン!」

 

一同「「「「!!!!」」」」

 

元『優君 先生はさっき言ってたけど 大罪武装の九つ目 ”嫉妬”はどこにあると思うー?』

 

優「まさか!!!元信!!!お前!!!」

 

元『そう

ホライゾン・アリアダスト

彼女の魂こそが嫉妬の大罪武装

焦がれの全域(こ  ぜんいき)

そのものだ!!!!』

 

それは優にとってもトーリにとっても

災厄なことだ

 

だから二人は

 

優「くっ!くそ!!!」

 

葵「ホライゾン!!!」

 

そして二人は走り出す

 

喜美「愚弟!優!」

 

二人は階段を走っておりる

 

他の者はネシンバラとノリキとウルキアガ

が二人を追う

 

喜「追っ手 お願い」

 

だが二人は

 

葵「優、ホライゾンが!!」

 

優「わかっている!今は走れ!」

 

だが

 

優が走った地面から

多数の術式が発動する

 

優「なに!!」

 

葵「優!!」

 

優「先に行け!!後から追う!」

 

葵「くっ!」

 

そして優は止まり居合いの構えをとる

 

優「何だ!この術式は!」

 

明らかに術式にしては

数が多すぎる

そして

この術式に優は気づいた

 

優「まさか!これは!

移動術式!しかも!

なんで、俺の”世道術(せいどうじゅつ)”を元信g」

 

そして転移した

優は場所に移されたのは

************

ぴ〜〜〜〜ぴ〜〜〜〜(笛の音)

優は知らないところについた

周りには自動人形がいて笛を吹いていた

 

優「ここは まさか!」

 

元「そう、ようこそ優君!三河へ!」

 

優「元信!!」

 

そう気づいたときには

優は元信がいた新名古屋城にいた

 

元「君には三者面談があるからねー 知り合いに頼んで、君に世道術の術式を鹿角君に掛けさせてもらったよ」

 

いつの間に掛けたのかはしらないけど

優はそんなことより

 

優「俺もあんた聞きたいことがあるよ!」

 

それは

 

優「どうして!自分の娘を大罪武装にした!」

 

それだけは優にも気づいていた

 

元「なぜか?強いて言うなら、君に守らせるためにだ!」

 

優「ふざけるな!俺に彼女を守らせるためだけに!彼女を大罪武装にしたのか!!」

 

元「まあ、それだけじゃ、ないんだけどねー それに先生は君について話があるんだよ」

 

優「俺に何のようだ!」

 

元「まあ、いろいろ あるんだけどねえー まずなにから話したらいいかー」

 

だがその前に優は後ろに気づく

 

優「!、本多さん!なんであの二人が戦っているんだ!!」

 

そう優の後ろで

すごく遠いが

本多・忠勝と立花宗茂が戦っていた

 

元「三河消滅を止めるために立花君は戦っているのだよ

本多君はそれを止めるよう先生が頼んだんだ」

 

だが優は怒っていた

元信はふざけていることに

 

優「...ざけんな、ふざけんな!あんた!自分が何を考えているのか!わかっているのか!!!」

 

優は怒る 元信に

 

優「三河の消滅?世界大戦?ふざけているにも程がある!!!」

 

優「なんで、世界大戦なんてもの起こさせる!!!そんなことしたら 多くの人が死ぬんだぞ!!!」

 

世界大戦になれば多く死ぬ

それは優が望んだことではない

 

だが

 

元「戦わなきゃだめなんだよ優君、戦わないと!君の望んだ未来にならないのさ!!」

 

優「なんだと!!!」

 

どういう意味なのかわからない

 

元「それに、君はなんで?Jud、が言えないのかい?」

 

優「!」

 

そう生まれたときから優はJudという応答が言えないのだ

授業の時も言えず

はい、か ああ、としか返事が言えないのだ

 

元「それはね

君が”罪人”ではないからだ」

 

優「は?」

 

どういうことだ

そもそも Judとは

罪人用。主に武蔵や三河の住人が用

の言葉

それは武蔵の住民なら当たり前なんだが

優はそれ以上の罪人だというのに

言えない

しかも元信から罪人ではないと

どういう意味なのかわからない

だが優は

 

優「どうして!俺は人を殺したんだぞ!なのに罪人じゃないってどういうことだ!」

 

元「そんなの決まっているじゃないか」

 

それは

 

元「君が斬殺丸としてやったことが”正義”だと言う事さ!」

 

優「な!」

 

人を殺して当たり前

それは優の求めてたものじゃない

優は引き続き元信聞く

 

優「どういうことだ!」

 

元「簡単だよ、自分の命を守る為に殺したのさ人を!」

 

優「そんな!」

 

それは彼にとって

正義じゃない

 

 

元「それに Judが言えないのは他にある」

 

優「それはなんだ!」

 

元「君が呪いという文字を貰ったからだ!!」

 

優「!」

 

優は思い出した浅間たちが幽霊払いをしている時に

右腕から訳のわからない文字がでたこと

それが呪いの文字

 

優「その文字が一体なんなんだ!」

 

元「その文字には先生はよく知らない だが

君の先祖の心道家の当主が言っていたんだ」

 

優「俺の当主!」

 

元「ああ、その文字は世界を変える”鍵”らしい」

 

優「これが”鍵”」

 

そういって右腕を押さえる

 

 

元「鍵といえばもう一つある、それは君が口癖で歌う”歌”だ」

 

優「あの歌が!」

 

そう口癖で言っていた優の歌

 

元「あの歌は”......"がタイトルではない」

 

優「!」

 

元「君は間違った歌詞を歌っているそれは

本当の歌ではない」

 

優「では、どうすればその歌は完成する!」

 

元「そんなの簡単だよ」

 

それは

 

元「君が世界を相手に戦うのさ!」

 

優「!」

 

そう歌のとおりと一緒

世界を変える為に戦う

 

優「俺はもう、戦わない!」

 

元「なぜ?」

 

優「人を斬りたくないからだ!」

 

そうなってしまえば

数多くの死人がでる

 

優「世界を変える為に戦えば どれだけ死人が出ると思っているんだ!!!」

 

だが元信は

 

元「そうか では」

 

そして元信はとんでもないこ言う

 

元「君は”お父さんの死”を無駄にすることになる!」

 

優「父さん!」

 

だが優は

 

優「俺は父さんの顔も知らないし!父さんは俺は物心を持った時からいなかった!!」

 

元「それは そうだろ だって!」

 

元信は優にとっての真の絶望を

優に言う

 

元「君が殺したのだから!!!」

 

優「え?」

 

それは彼にとって真の絶望だ

 

優「俺が、殺した?父さんを?」

 

元「そう!君が4つの時にね、君が持っているその刀で」

 

つまり四歳の時に殺した

母が抜いてはいけない刀を!

 

優「そ、そんな!嘘だ!」

 

元「嘘じゃない、君は殺してしまったんだ、その刀で!

 

優「なんで、なんで!そんこと知っている!」

 

元「君の当主が言ってたんだ」

 

その内容は

 

元「その呪いの刀から開放するために死んだんだと!」

 

優「の、呪い?」

 

元「そう、その呪いの刀は生きる為なら容赦なく周りの敵を切る 刀らしい、それを4つの君が誤って抜いてしまい 周りの人たちを斬ったんだ!」

 

優「そ、そんな!」

 

元「だが、君のお父さんが命を犠牲にして君に斬られてんだ!君を元に戻すために!」

 

それは嘘じゃない

だが信じたくない!

自分の生みの親を殺したなんて

信じたくない

 

優「そうだ、思い出した!あの歌も父さんに歌って貰ってたんだ!」

 

元「そう、やっと気づいたんだね そう君は

生まれたときから殺していたんだ!」

 

優「あーーーーーーーーー!!!!」

 

優は頭を抱えて叫んだ

それは優にも知らなかった絶望だ

 

元「これからも君の愛しい者も、君のお父さんのように亡くなってしまう」

 

元「それがいやなら 戦うんだ君はその為に生きていること!」

 

優「生きるために?」

 

優はヨロヨロだった

立つ事さえ困難になり

ゆらゆらと

体を揺らしていた

よほどショックだった

 

そして元信はポケットの中から

何回かの紙を優に渡す

 

元「これは、君に必要な者だ」

 

渡すが

優は受け取れない

だから元信は

優の手に無理矢理握らせた

 

そして

 

元「優、これからホライゾンを頼むよ」

 

優「ホライゾン?」

 

元「ああ、彼女には」

 

そういって さっきの

移動術式が発動する

 

元「君が必要だ!」

 

優「・・・・・」

 

元「では さよならだ!

頼んだよ

心道 優!」

 

****************

 

そして元の教導院の近くにいた優

そして

 

喜「優」

 

喜美がいた

さっきの会話も放送に繋いでいたため

全部みんなに聞こえていた

 

優「喜美 ホライゾンは?」

 

元気の無い声で言う優

喜美は

 

喜「さっき連絡あって助けることができなかったって」

 

それを聞いた優は

 

優「喜美」

 

喜「なに?」

 

優は泣いていた

 

優「お..俺.....一体何やってたんだろ......

みんなを守るとかいいながら.......結局みんなを傷つけた

そして.......ホライゾンも救えなかった」

 

喜「優」

 

喜美は優を抱く

 

優は「うわあああーーん!!!うわあーーん!!」

 

優は泣いて叫んだ

 

父も自分で殺してしまい

なおかつホライゾンも救えなくて

一番辛いのは彼だ

**********

そして三河では

 

元「これより 授業をはじめまあーーーーーす」

 

ドカアーーーーーン!!!

そして三河は消滅した

 

聖譜暦1648年

4月20日

午後9時03分

 

そして捕まったホライゾン・アリアダストは

三河君主として

三河消失を取るため

自害が下された

執行時間は明日の18時

 

そして斬殺丸は

末世を救う人材として

斬殺丸を逮捕するよう

命令がくだされた

 




次回
優「結局俺のやった事は無駄だった」

喜「あんたは!本当にこれでいいの!」

優「俺になにが出来るって言うんだ!」
次回
境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ
刀が伝える真実
?「しっかり戦いな 優」
*******
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