境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ   作:ソール

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今回は
優の昔に
ホライゾンが亡くなった
後悔通りの事件の
話になります
それではどうぞ


町中の遊撃手 下

午後3時35分

奥多摩・御霊平庵

 

正純はついに後悔通りの近くの御霊平庵にまでたどり着いた

いったん止まり、正面通り方面という看板を見て、ホッとする

 

正「道は間違ってなかったか」

 

通った瞬間またあの歌が

 

P「♬この子の十の♬」

 

正「!、P-01sか、」

 

正純はいったん止まり彼女がまた歌っている事に気づく

だがその歌が終わった瞬間また”あいつの歌”が聞こえる

 

P「♬〜〜♬」

P「♬〜〜〜〜♬」

 

正「!また優が歌ってた歌か、」

 

いつ聞いても悲しい歌だと正純にもわかる、P-01sの言っている通りなのかもしれない、この歌がもし、優の事だとしたら、どれだけ酷いことになるか、想像つきたくもない

だが、

それを聞いていたのは後一人いるそれも後悔通りの入り口にいる、だが、彼はそれを聞いた瞬間、真剣な顔になる

だが、それだけ、彼も、動かずにはいられないのだろう

 

正純はついに後悔通りに着いた

 

正「やっと着いた、今日は何かと優とP-01sの事で多いな」

 

だがその時に馬車が後ろからやってくる

その中からある人が出て来た

 

信「一体こんなところで何をしている?正純?」

 

正(父さん)

 

そういって話しだす

 

正「まだ、武蔵について、わからないので、実地で調査をしていました」

 

信「おまえが出て来た森にあった休憩所について何かわかったことはあるか?」

 

正「え!あの休憩所が何か?」

 

信「勉強不足だな、何一つ理解がないとは」

 

正純はそれを聞いてガッカリする

 

?「しかし、ご氏族、変わったもの持たれてますね」

 

正「え?」

 

そういって関西弁の小太りな男が馬車の中から

 

小「私の取引ではそういうのも扱ってましてな、初回盤とはレアな」

 

そういって正純が持っている二つの箱を指す

 

正「え?ああ、いやこれは」

 

信「よくわからんが、差し上げろ」

 

正「え!、ですがこれは」

 

そう渡せるわけがない、一つはいいとして、二つ目は優のだから、渡せない

 

正「これは、....友人のであって

 

信「正純」

 

そして正信は強く言うが

 

正「ごめんなさい!父さん!、これはどうしても優に渡さなきゃいけない物なので、差し上げられません!」

 

そういって大きく言う正純は

だが、二人はその言葉に驚く

 

信・小「「!!」」

 

信・小((優だと!!!))

 

その二人もわかっているあの”黒侍”だ

その名前が出た瞬間渡せない理解が二人にはわかった

 

信「そうか、あの黒侍か、なら仕方ないな」

 

どうやらわかってくれたようだ

 

そこへ

 

?「あーー〜〜〜あ〜〜〜〜」

 

正「?」

 

と、子供の泣き声かと思うぐらいの叫び声である

そしてフラフラと揺れて今でも倒れそうな勢いだ

 

その正体が葵・トーリだ

 

だが正純が持っているもの目をあて気づく

そして正純の方まで走る

 

葵「よっしゃ、セージュンナイス仕事だ、ありがとナイトとナルゼがなかなか運んでくれなくてさ、」

 

正「葵、お前、顔色悪いぞ、大丈夫か?」

 

葵「大丈夫だって、それより明日惚れた女に告りに行くから前夜祭は教導院でやるから、来るか」

 

酔いながらも言うが正純は

 

正「行く分けないだろ!行くなら、三河の花火見にくさ」

 

葵「えー、出来れば来てほしかったんだよな、優も来るしさ、優に近づく為には必要だと思うぜ」

 

正「なっ、優に近づきたいからといって、行く分けないだろ」

 

葵「そう?セージュンなら、優が来るなら、行くんじゃないかと思って、わかったよ、それじゃ」

 

正「ちょっとまて私に迷惑及ばないよなー」

 

葵「どうだろうな〜」

 

正純は絶対に迷惑なことが入ること、覚悟するしかなくなった

 

正「申し訳ありません」

 

小「いやいや、まさかこんなところで”後悔通りの主に”で会えるとは、十年ぶりですかねー」

 

正「後悔通りの主?」

 

小「うん、ご覧になるとよろしいー」

 

そういって正純は後ろの墓をみる

 

小「昔ここで一人女の子が事故でなくなりましてなー」

 

正「あの石碑ですか?」

 

小「Jud」

 

石碑にはこう書かれている 1638年少女ホライゾン・アリアダストの冥福を祈って 武蔵住人一同、と書かれていた

 

小「その子の名は”ホライゾン・アリアダスト”」

 

正「アリアダストって教導院の」

 

小「30年前元信公が三河の頭首、となった際、松平家の名を坂読みし、頭の一字をなくすことで、MSUDAIRAことARIADUSTとしたのです、聖連の教授を示そうとしてね、聖連は認めた上で姓を戻させましたが、それはいくつかの物に分かれました」

 

信「聞いたことがないか、元信公には内縁の妻と子がいたと、」

 

正「それは....」

 

信「この名は”ホライゾン・アリアダスト”だ、覚えておけ」

 

正「!」

 

信「ホライゾンを事故にあわせたのは元信公の馬車だ、武蔵の改修に完成した式典に向かう途中だった」

 

そこで事故が起こった

 

信「ちょうど明日で十年になる」

 

小「あの事件がなければ、彼も重いもの背負わずにすんだのに、彼があの子”殺した”なってるんですから」

 

正「どういうことですか、彼が殺したって」

 

正「なら、みんなが言っていた、”踏み込め”って」

 

小「葵・トーリの後悔ですよね、後悔・トーリの二重遊び、彼も負傷して、彼女と共に運び込まれました、だが帰ってきたのは彼だけ、後はずっと後悔です」

 

正「しかし、どうして、笑っていられる、どうしてみんな彼を指示するのでしょう」

 

信「どうしてか、それは.......

 

”彼”のおかげだからな」

 

正「え?」

 

小「あー”彼”ですか、確かにそうですね、ですがいつも一緒だったのに、あの”四人”はどうして二人だけなんでしょうね?」

 

正「あの四人?」

 

小「それに彼がいればあんな事件起こさずにすんだのに」

 

正「彼?」

 

信「踏み込んでみるか、”彼の後悔に”そして”彼の戦いに”」

 

正「!」

 

信「もう時間だ、ここまでだ」

 

といって馬車を発進させる

 

正「まだ、私もわかっていない、というわけか」

 

正(それにしても”彼の戦い”ってまさか)

 

気のせいだと彼女は願うしかなかった

 

 




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