とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
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「ククク…待ってましたよ、先生と探索者さん…」
と目の前の黒色のスーツを着ているが、顔にヒビが入ったやつが出迎えた
ホシノ「黒服!?なんで先生たちのことを知ってる!?」
黒服「ククク……お二人はキヴォトスの外から来た人達……調べればすぐに分かります…」
ホシノと先生は何も疑問は持たないが…
リュウ「俺が探索者だとは公言した事は無いんだが?」
そう、俺は自身の名前を明かしても、探索者である事は一切明かした事はない……
黒服「そうですか!……ですが、そう言った方が礼儀かと思いまして」
リュウ「知らね感じか…」
先生とホシノはリュウの話に出てきた探索者と言う言葉に疑問を持った…
ホシノ「黒服…探索者ってなんだ?」
ホシノが半分脅し気味に聞くと、
黒服「ククク…探索者についてですか……そうですね、一言で言うなら探求者です。奇妙な出来事に首を突っ込む事が多いですが、探索者はその真相を明らかにしたいからです。もっとも、基本的には巻き込まれが多いですが…」
と、黒服がそう述べ、それに対してリュウは…
リュウ「ほぼ正解だな…だが、一部は違うな…いくら探求者だとしても危険な事は分かってる。深堀しすぎると良くない事もあるという事な…」
黒服「ククク…そうですか……ですが、貴方達はそれぞれ奇妙な体験をしてます……どうです?協力する気はありませんか?」
ホシノ「なっ!?」
といきなり取引を持ち出されたが…
リュウ「お断りさせていただく」
黒服「どうしてですか?」
リュウ「内容や報酬などが分からない状況下であっさり結ぶほどバカじゃねぇからな…第一、聞いたとしてもろくなものじゃないのは分かりきってる」
と返した…
黒服は少し方を落とし、
黒服「そうですか、残念ですね…」
と少し残念そうにしていた…
そして、先生の方を向き、
黒服「先生。貴方の事は知っています。あのオーパーツ”シッテムの箱”の主であり、連邦捜査部シャーレの先生。……私たちは貴方と敵対する意思はありません。むしろ協力したいとさえ思っています」
黒服の言っていることが分からなかった。協力したいと思っている? 黒服はカイザーと繋がってホシノを追い詰めていた……こちらの邪魔しかしていない。言っていることと、やっていることが正反対だった
黒服「私たちは、貴方と同じようにキヴォトスの外からやってきました。外とは言っても貴方とは違う領域でが。……遅くなりましたが正式に名乗りましょう。私たちはゲマトリア。そして、先ほど先生がおっしゃったように、私が黒服です」
黒服は言う。ゲマトリアとは探究者であり研究者だと。そういった者たちの集まり。黒服はそこに所属しているのだと。
黒服「一応お聞きしますが、私たちと協力する気はありませんか?」
"微塵もない"
と先生は即返す…
"第一、探究者と言っていたが、探求者と何が違うんだ?"
黒服「ククク…"探究"は、広く課題に対する深い理解や解決策の発見を目指すのに対し、"探求"は個人的な興味や関心から始まるより具体的な目標達成を目指すという違いがあります。簡単に言えば答えがある謎を探すのが探求、答えを新しく探して理解するのが探究です」
と、いい違いを言った…
リュウ「俺もこんなやつと一緒にしてほしくないんだが…」
皮肉交じりにリュウも返した
黒服「それで、今回はホシノさんの件ですよね?」
ホシノ「そう、あの話無かった事にしてほしい」
黒服「ククク…私も諦めが悪いのです、先生と探索者の二人が今から私が出すものをクリア出来ればいいでしょう…」
そう言うと、黒服は瓶を取り出し窓の方へと向かい、
黒服「この瓶をキャッチ出来たら潔く諦めましょう」
ホシノ「そ、そんなの出来るわけ「いいぜ」え?」
"リュウさん?"
リュウがまさかのその提案を承諾したのだ…
リュウ本人は肩が凝ってるのか肩を回しながら右手を左肩に乗せていた…
黒服「ククク…まぁ、貴方のような人間にできるはずもないでしょう…」
そういい、黒服は瓶を落とした……
ホシノ「リュウさん!」
"リュウさん!"
リュウ「探索者を舐めんな」
落としたのを確認したリュウは左手を右腕で出来た輪に入れた…
だが、かなり入れているはずなのに左手が一切見えない…
そして、左手を引くと……
黒服「!?」
リュウの左手にはその瓶が握られていたのだ…
ホシノ「え!?」
一言で言うならマジック…魔法としか思えない所業だった……
ビルの高さは3階分あり、走って取りに行くなんて不可能だ
黒服「これは……貴方もそのような事ができるのですね…」
リュウ「冒険の中で習得したものだからな…結構気力いるのが難点だが……」
ホシノ「え!?あいつと同じ事を!?」
"凄い!リュウさん魔法使いだったの?"
先生が興奮気味に聞いてきたのに対し、
リュウ「一種の呪文さ、門の創造改。簡単に言えばポータル作成って所だ」
黒服「1本取られましたね……約束通りホシノさんの件は諦めましょう。ですが、貴方達は他にも探してる事があるんじゃないですか?」
"察しがいいね…"
黒服「これでも貴方達と同じ外の世界からやって来た者ですから……」
リュウ「こいつイス人の亜種か?」
黒服「知らない生物と同じにしないでください…私は探究心が強い研究員なのですから…」
リュウ「んじゃ、ほぼ一緒だな」
黒服「ククク…(悲しみ)」
黒服は立ち直ると再び喋りだす…
黒服「どうです?取引しませんか?貴方方が欲しがってる情報を上げる代わりに……ククク…」
リュウ「………」
"…………"
先生もリュウも何を要求してるのかはわからなかったが想像はついた……
そんな沈黙を破ったのは先生だった…
"もし、貴方が生徒を、対価に差し出すなら私はなかった事にする。"
そういい、先生は1枚のカードを取り出す……
それを見たリュウと黒服は固まった…
黒服「大人のカード……確かに。先生、それは貴方だけの武器です。正しく使えばあらゆることが可能でしょう。ですが、それのリスクは知っていますか? 使えば削られるはずです。貴方の生が、時間が…」
リュウ「…………」
黒服の言っている内容はこうだ…それは自分の為に使うべきだと。生徒のためなんて言うくだらないことではなく、もっと有意義なことに使うべきだと…
リュウもその話を聞き、考えてしまった……
"断る。黒服。私はカードを生徒のために使うし、あなたの仲間になる気も、提案に乗る気もない"
黒服「なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? どうして? 先生、それは一体何のためなのですか? なぜ貴方はそこまでして何がしたいのです?」
"この子たち、アビドスの対策委員に対して、責任をとる大人が誰もいなかった。だから私がその大人になるよ。それが私のやるべきことで、やりたいことなんだよ"
リュウは先生が言ってる事を理解した……
アビドスの借金問題は元々、大人がやるべきことだったが、だが誰もやらなかった。だから、代わりに生徒が責任を負わざるを得なかったから。ならばその責任は自分が負うべきだ。子供である生徒たちではなく大人である自分が。それが大人のやるべきことだから…
黒服「大人とは責任を負うものだとでも言いたいのですか? それは違います。先ほども言いましたが、大人とは権力によって権力の無い者を、知識によって知識の無い者を、力によって力の無い者を支配する者の事です。先生、貴方はそこに一番近い場所にいたはずだ。貴方がキヴォトスに来た時に、サンクトゥムタワー──この世界のテクスチャの制御権を貴方は迷いもなく手放した。あれがあれば貴方はこの世界の支配者になれたのに。そんな絶好の機会を、どうして!?」
"言ってもきっと、理解できないと思うけど……リュウさんには伝わったようだね……"
大きい権力は先生にとっては重すぎるものらしい…そんな事より、俺に対して解答したあの事の様に自身が信じた道をいってくれる方がいい…先生はそのサポートができれば良いと…
リュウは目の前の大人が、自身と同じ人で、ここまでの覚悟ができているのかと……黒服も言ってた事も実際に間違いではない……が正しいとも言えない…だからこそ、先生のその姿勢がリュウには衝撃的だったのだ…
黒服「私の負けです。先生。このままでは平行線だ。お教えしますよ。その情報を…」
態度を急に変えた黒服を先生は訝しむ。諦めが妙に良い。そんな先生に黒服は安心させるためか弁解する。
黒服「貴方は諦めないでしょう? それなら素直に言った方が私の得ですから。貴方にこれ以上嫌われたくはないので」
そんな事を言ったって現状、三人からの評価は最低値なのだから…
黒服「先生達が探っている弾薬は、調査の後一発のみ作られました。その後、その弾薬はカイザーコーポレーションに渡り、複製の為に基地にある研究室で解析してます。」
リュウ「なっ!?」
恐れていた自体が発生していた……リンが言っていた弾薬が実際に存在し、それを複製しようとしてるのだから…
黒服「私はカイザーコーポレーションとの取引を降ります…これ以上干渉しても意味は無さそうですからね…」
それを聞いた俺らは退散しようとした…
が、リュウが
リュウ「んじゃ、取引の代わりにこれをやるよ……一様警告だが、開けるのは明日にしたほうがいいぜ」
といい、一つの段ボール箱を取り出し、黒服の机に置いた…
黒服「ククク…ありがたく受け取っておきます…」
ホシノ「リュウさん!こいつにそんなのやらなくても!」
リュウ「しっかりとしたものには対価をやらないと……俺の一つの考えでもあるからな」
"商売人気質ですね…リュウさんは"
と、今度こそ退散しようとした時…
黒服「リュウさんでしたっけ?あの銃について少しだけお教えしましょう…あの銃達には特別な神秘が付与されています……カイザーがどこで手に入れたかは知りませんが、役立つことでしょう…」
それを聞き、今度こそ立ち去った…
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ホシノ「そういえば、黒服に渡したあの箱には何が入ってたの?」
確かに……何入ってるんですか?
と二人が聞くと……
リュウ「あぁ…あれか?」
言おうとした時、ビルの中から……
黒服「ウヴェェ!なんですか!?この臭いニおウヴェェ…」
と黒服の悶絶している声が聞こえた…
リュウ「……シュールストレミングなんだが、マミカが色々と改悪した最悪なやつを渡したんだが……時間が経てば臭くなくなって美味しく食べれるんだが……守らないで開けると通常の3倍臭いがやばい……」
ただでさえやばい臭いが3倍という強烈な臭いに襲われるという、ガス兵器一歩手前の物だった……
ホシノ「なんでそんなガス兵器一歩手前のものを……」
リュウ「本人いわく、せめて美味しく食べたいだそうだが……あのダンボールが一様シュールストレミングの缶代わりなんだが……この話、これだけじゃないんだよね…」
とリュウが言うと
"もう、これ以上聞かないでおきます…"
ホシノ「私も……なんか……食欲無くなりそう…」
それを聞くのを拒否した二人であった…
リュウ「そのほうがいい……俺もあの悪夢はコリゴリだ……」
それを言うリュウの顔は思い出したくない悪夢を見たような表情だった…
その後、アビドス高校に戻った三人……一方、黒服はしばらく臭いが取れず、色々と支障が出たそう…
ちょっと感想にて色々と言われたので、小説らしく書いていこうと思い、ダイス判定(リュウ 目星80→成功)などは一切無しでやります。まぁ、ネタやいい場面でやるときは使います。
先生の性別決めたほうがいい?
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決める! 男先生派
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決める! 女先生派
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どっちでもいいかなぁ……
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いや、決めなくていい