とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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探索者の神秘と決断

リュウは目を開けるとそこは電車の中だった……それと同時にミ=ゴの大群にやられた時の記憶があった…

リュウ(あぁ……俺……死んだのか……)

 

リュウは辺りを見渡すと、一人の女の人が座っていた…そして、腹部に怪我を負っているようだった…

その人が俺に気づくと…

「……私のミスでした。

私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況。結局、この結果にたどり着いて初めて、先生の方が正しかったこをと悟るだなんて……」

 

 

 

 

 

「図々しいですが……お願いします………探索者の矢守リュウさん」

それを聞き、彼女の話を耳を傾ける事にした…

 

「ですから……大事なのは経験ではなく、選択。あなたにしかできない選択の数々。

責任を負うものについて、話したことがありましたね。あの時の私には分かりませんでしたが……。今なら理解できます」

 

 

「大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。それが意味する心延えも」

 

 

「ですから、リュウさん。私が信じられる大人である、あなたなら。あなた自身がやった様に、この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。そこへ繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです」

彼女はそう言うと、リュウに近づき、胸ポケットに入っていたクレジットカードらしきものを取り出した…

 

 

「自身の始発点を超えてゆき、もう一つの可能性を信じたあなた達なら…行けるはずです…」

 

 

 

 

 

「彼女の言うとおりです…」

リュウはその声を聞くとすぐ様そちらを向いた……

 

リュウ「車掌さん?……」

車掌「お久しぶりです、あれから大丈夫ですか?」

リュウ「えぇ…まあなんとか…でも、車掌さんがここに居るってことは…」

 

リュウがそう尋ねると…

車掌「はい、ここは運命の列車です…リュウさん、貴方は再び選択しなければならない時が来ています……ですが、以前とは違い貴方には違う点がある……それを信じてゆけば、彼女の言う選択が見つかるはずです……」

車掌さんがそう言うと、彼女はカードを俺に手渡した

 

 

車掌「おっと、そろそろ駅です……またお会いしましょう…」

電車が駅に着き、リュウはドアから出る……不安とかは無く、覚悟を決めた顔になっていた…

 

瞬間、目の前の景色が変わっていた……

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

何処かで見た光景だ……

一転何処かの病院前に来ていた…空を見ると、真っ赤に染まった空になっていた……

そして、近くで爆発音がすると、そこから一人の大人の人影が見えた……

 

あのカードを取った時に見た光景だ……

 

 

だが、あの時みたいに怖くはない……

 

 

 

もし、これが最悪な未来だとするなら……

 

俺は………… 

 

 

 

 

 

今のという時間を使い、その選択肢を変えてゆく…

 

 

 

 

 

 

 

 

【カードを使う】

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ホシノ「リュウさん…なんで……私なんかを……大人すら信じようとしなかった自分を……」

ホシノは死ぬ程後悔していた……自分を助けてくれた……憎かったはずの大人が……自分には受け入れられなかったからだ……

 

ノノミ「血は止まりましたが、でもダメージがでかすぎて…」

キシェェェ!!!!!

 

"!?みんな、リュウさんを連れて急いで逃げるんだ…"

先生はそう言うと大人のカードを取り出した……

 

アヤネ「!?駄目ですよ!このままじゃ先生が……」

シロコ「先生、駄目!!」

 

先生が持ってる大人のカードを使おうとした時……

 

 

 

 

 

 

リュウの胸ポケットから突如何かが光だしたと思ったら…それは宙に浮いた…… 

 

 

セリカ「先生が持ってるカードと同じもの……」

だが、先生が持つカードが金色だとするなら…リュウの持つカードは青色だった……

 

 

カードがリュウの身につけている時計に来ると……

淡い光が、時計に吸い込まれていった……

 

そして、カードは虚空へと消えていった……

 

 

 

 

 

そして、時計が輝き出すと……

 

 

一定量の神秘が確認できました…

SYSTEM ALLGREEN…

 

 

その文字と共に、リュウの身体にあった傷は癒えていった…

リュウ「んん…あれ?」

 

 

リュウが目を覚ました……

 

 

ホシノ「リュウさん…」

リュウ「……迷惑かけてすまんかったな…先生もみんなも…」

リュウはそういうと体を起こし、目の前の状況を理解すると……

 

 

シロコ「ん、リュウさんこれ…」

リュウ「サンキュ、シロコ」

 

リュウはエネルギーライフルを手に取ると…

リュウ(あのデカブツやるにはこいつしかない……クールダウンまであと6分はかかるな…)

時計の中に一切収納し、クールダウンが終了するまで待つ事にした…

 

89式小銃を手に取り、セーフティを解除する……

再び、神話生物との戦いが始まる……

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

"リュウさんはあそこの敵に向けて射撃を!セリカは遠くにいる奴らを、シロコはその逆で近距離を!ノノミは段幕で近付けさせないで!ホシノは最終ライン、全力でみんなを守って!アヤネは弾薬がつきそうな人から補給とドローンによる妨害を!"

 

先生の的確な指示の元交戦を始めた対策委員会とリュウ……

 

苦戦するかと思われたが……

 

 

ホシノ(あれ?いつもより動きやすい…)

シロコ(ん、いつもより調子がいい…)

ノノミ(あれ?いつもより銃が軽く感じます…)

セリカ(ここまで当たるなんてことあったかしら?)

アヤネ(なんか、すぐに行動がしやすくなってる気がします…)

"(なんでだ?COSTの上昇がいつもより2倍早い……)"

 

それぞれ、調子が良くなっている印象を受け自分自身に疑問が出てきた…

それはリュウにも出ていた…

 

リュウ(おかしい、いくら何でも回復したばかりとはいえここまで動けるのは何故だ?むしろ、気絶する前よりも動けている気がする…それだけじゃない、銃の威力も確実に上がっている…)

そういう、リュウの時計には

 

シッテムの箱の処理速度向上

使用者のSTR/CON/DEX/STATUS UP

随伴者のSTATUS UP

 

リュウの持つ、クロノシールは一定量の神秘量を検知すると自身と他の仲間の能力をあげ、シッテムの箱の処理速度を向上させる効果があるようだ。では、なぜそのような事が起きたのだろうか?

 

PMC「理事の仇だ!死ねっ!」

リュウ「ヤバッ!?」

 

バァン!

 

完全に予想外の高精度な射撃がリュウに命中してしまった……だが…

リュウ「いっってぇぇぇ!!!??」

リュウ「……あれ?痛いだけ?」

 

 

銃弾に当たっても痛いぐらいで済んでいた……

リュウ「とりあえずおめぇは黙っとけ!」

バババ!

 

PMCに3発叩き込み、再び考え直す…

キヴォトス人と同じ銃弾一発じゃ死なない状態になっている……ヘイローは出現している様子はない……でも何故?

時計を見ると…

神秘による物理保護膜展開、受けるダメージを軽減

 

神秘による軽減……その前にはステータスアップなどの表示が……まさか……このアーティファクト……

 

 

 

神秘を増幅させてるのか?

 

 

キヴォトス人には神秘があり、そのおかげで銃弾にも耐えれている…シッテムの箱がどんなものかは知らないが、神秘を使うものなら、説明がつく…

 

リュウ(神秘が増幅されて、それで俺もキヴォトス人と同じ耐久性になっているのか……)

リュウはミ=ゴを近づけさせまいと89式小銃を撃つ…

 

リュウ(しかも、この銃も黒服が言っていた神秘があるのだろう……威力が上がると同時に撃ちやすさが上がっている、本当にこんなものを何処から…)

 

 

日本から流れ着いたといえばそうなのだが、運が良くキヴォトスにも同様な銃が売られていたのが幸いし、バレずにいるのだが……

リュウ(とにかく、撃ち続けて牽制しないと…)

 

 

気づけばミ=ゴの群れの母数がどんどん減っていっていた……どうやら最初の個体だけが特殊だったようだ…

もしかすると、あの弾薬はその特殊個体向けだったのかもしれない……

 

 

 

 

 

ピピッ!

 

 

リュウはアラーム音を聞くとすぐにエネルギーライフルを取り出す……その際に時計に当たってしまった…  

 

Mysterious Reverse Turbo ON……

 

 

リュウ「CHARGER!先生!さっきよりも十倍以上の威力を出す!離れてろ!」

 

"わかった!みんな、離れて援護を!"

 

リュウの持つエネルギーライフルはチャージを始めたが……

リュウ(あれ?まだチャージされる?一体何を使ってやってるんだ!?)

 

 

そんな事を考えていると、基地を囲むように巨大な光の壁が出現した……

もし、その端を見たものがいるならわかるだろう。人の背丈程ある真っ白な珊瑚のようなものが伸びている…

 

 

全員がとある事を理解した……範囲外に出なければ……あの箱状のやつに吸い込まれて終わるだろうと……

 

 

だからこそ……一撃ですべてを終わらせないといけない……

 

 

 

 

 

リュウ「ふぅ……っ!」

ひと呼吸おいたリュウの目はその箱状の何かに向いていた……

 

 

 

エネルギーが充填し終わったライフルを、それに向け、トリガーを引いた……

 

 

 

 

キュィィィィィィィ……ッ

 

 

 

 

バシュゥゥゥゥゥゥゥッ!!

 

 

 

もはやそれはエネルギーライフルとは言えなかった……ライフルではなく、砲台といったほうが納得するレベルの威力……

青白い光の線が空を飛ぶ箱状のやつに当たると、貫通し、それを切り裂いていった……

 

 

 

 

 

リュウ「………っ」

対策委員会「…………」

全員が黙ってしまう程の高火力……DUシラトリ地区が一瞬にして更地になるレベルだろう……そのような威力のものが放たれた……

箱状のやつは光の壁が維持できなくなり崩壊、空中で自壊を始めた………

 

 

 

"みんな!急いで逃げるんだ!"

真っ先に正気に戻った先生が声を荒げ、全員我に返った……

その後は何も覚えていない……走って基地の外に逃げたし、無事だったことぐらいしか……

 

だが、これだけはわかってる……

リュウのつけているアーティファクトがとてつもないものである事……それはこの世界すら書き換えてしまうレベルのものを……

先生の性別決めたほうがいい?

  • 決める! 男先生派
  • 決める! 女先生派
  • どっちでもいいかなぁ……
  • いや、決めなくていい
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