とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
一方その頃、シャーレから飛び出し暴動の鎮圧に向かった先生とユウカ達は……
ユウカ「うーん…先生、あとどれくらいですか?」
"後1.5kmだけど…この渋滞じゃ着くのにかなり時間がかかるかも……"
先生達はシャーレにある車で暴動現場に向かっていたのだが運悪く渋滞に巻き込まれてしまっていた……
ユウカ「その三人大丈夫ですかね…」
"あぁ……それが一番の問題だね……下手したら殺人事件にもなりかねない……"
キヴォトス人は基本、銃弾が当たってもかすり傷程度で済んでしまう…そのせいでただの喧嘩程度でも銃撃戦なんかが起きてしまう……
アロナ「先生!迂回ルートで行きましょう!この先、5kmに渡って混んでます!」
"そうだね、別ルートで行こう"
先生達は次の信号を曲がり、少し遠くなるが別ルートから向かう事にした……
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DUシラトリ地区
ヘルメット団A「くたばりやがれ!」
スケバンB「そっちこそくたばれ!」
スケバンとヘルメットをかぶった生徒達による銃撃戦が始まっていた……
それぞれがライフルやショットガン、マシンガンまで持ち出し、周りを巻き込んだ銃撃戦へと発展していった……
見境なく3人に向けて撃ってきていた彼女達だったが、遮蔽物から出てこないのを見て、今度こそ決着をつけようと対立し始めたが……
バキュンッ!
一発の銃声が鳴り響き、一人のヘルメット団の持っている銃に命中する……
キンッ!
銃のフレームに当たり、当たった衝撃で相手の手から銃が落ちた……
相手が驚きながら、その銃声のした方向を向いた瞬間……
バキュンッ!
ヘルメットバイザー越しの眉間めがけて放たれる……
ヘルメット団C「あがっ…!」
たった2発で一人をダウンさせてしまう……
ヘルメット団D「なっ!?お、お前がやったのか!?」
スケバンE「ち、ちげえよ!あたしらじゃねえ!」
「そうだよ、俺が撃ったんだから」
スケバンとヘルメット団双方が声の主の方を向くと、先ほど遮蔽に隠れていて出てこなかった大人がリボルバーを構えていたのだ……
ヘルメット団B「あいつ、私達をやりあわせて疲弊させようって魂胆か!」
リュウ「そうだよ、わざわざ一から潰すよか、削ってもらった方がいいからな」
スケバンB「こうなったらあっち優先だ!」
全員のヘイトがリュウに向き、とてつもない銃弾の雨が襲った……
リュウ「うおっ!?こりゃやべえな……ミニガンまで持ってるやついたな……」
急いで頑丈な遮蔽に身を隠すが、弾幕で身動きが取れなくなってしまった……
遮蔽物も完全に安全とは言い切れない……ミニガンレベルの連射力なら遮蔽物を破壊する事だって可能だろう……
スケバンの一人が持っている、ミニガンの銃身が回り始め撃とうとした瞬間
バンッ!バンッ!バンッ!
スケバンB「ぐはっ…!いったあ!?」
リュウとは別方向から3発銃声が鳴り響き、スケバンに命中するが痛がる程度で終わってしまった……
カケル「ちっ……9mmじゃきついか……」
カケルが持っていた銃を再び撃ち、気絶させるまで撃ち続ける……
バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!
マガジンの弾薬が空になるギリギリまで撃つが……
ヘルメット団E「うりゃあ!!」
カケル「っ!?」
急接近してきたヘルメット団の一人に力づくで拳銃を奪われてしまう……
ヘルメット団E「くたばりやがれ!!」
カッ……
ヘルメット団E「……は?え、これ薬室に弾あるし、セーフティーかかってないのに撃てぐぼあっ!?」
カケル「フンッ!!」
奪った拳銃でカケルを撃とうとしたが、発射されず、戸惑っていたところをカケルの体術によって気絶させられる……
カケル「はあ、マガジンあるか確認しとけ……」
スケバンB「こ、このお……」
カケルはまだ立っているスケバンを見つけると、弾薬が少し入っているマガジンを入れるとスケバンに狙いを合わせ……
バンッ!バンッ!バンッ!
スケバンB「ぐえっ……」
拳銃のスライド等を操作せずに、トリガーを引いただけでさっきとは違い射撃できていた……
これはカケルが持つ銃のとある安全装置が原因となっている……
カナダ軍が今でも使う拳銃、ブローニング ハイパワーという自動式拳銃は通常の手動セーフティーだけではなく、マガジンセーフティーというものがあり、マガジンが挿入されていないと射撃できない仕様となっている……
カケルは奪われる直前、マガジンを抜き取り、ハイパワーを射撃不可能状態にしていたのだった……
ヘルメット団B「あいつら多方向からやろうとしてるな…」
スケバンC「固まっていろんな方向を見てい攻撃しようとした瞬間にやっちまおう!」
ヘルメット団A「おう、一旦休戦だ!あいつらをやっちまうぞ!」
カケル「はぁ……面倒な方向に進んじまった……」
もし、一瞬でも顔を出した瞬間、弾幕の嵐が飛んできて蜂の巣は確定だ……
ヘルメット団A「さっさと出てこい!」
スケバンA「こっちを舐めた罰だ!弾丸を食らいな!」
スケバンAが持っているサブマシンガンが遮蔽物に向かって撃ち、弾痕がどんどん増えてゆく…
スケバンC「ダチの仇だ!さっさと出てこい!」
リュウ「ハチの巣みたいになるの確定してるのに出るバカいるか!!」
カケル「落ち着け……俺らはあれだろ?」
二人は何かを確信したかのような顔をしていたが、スケバンやヘルメット団全員、遮蔽物に撃つ事に夢中になってしまいそれに気づくことすらなかった……
そして、足元を全く見ておらず何かが投げ込まれ、彼女達の中心に転がってゆきそして……
キィィィィィィ……
何かをチャージする音の後……
パシッ!
ジジシシジッ!
青白い電流がスケバンとヘルメット団に襲いかかった……
ヘルメット団B 「ぎゃぁぁぁぁッ!!」
スケバンC「が、ががががっ!!!」
二人が転がって爆発した物に巻きこまれ、とてつもない感電を引き起こした……
マミカ「よし!EMPグレード上手くいった!注意引いてくれてありがとう!」
カケル「ナイスだマミカ!」
ヘルメット団B・スケバンC「「きゅぅぅ……」」
EMPグレネードを食らった二人は、感電したショックで気絶してしまっている……
ヘルメット団A「お、おい!」
スケバンA「あ、あいつらバケモンかよ!」
残っているスケバンとヘルメット団の奴らが驚いている中………
遮蔽物からリュウとカケルが出て、全速力で向かってきていた……
ヘルメット団A「く、来るなぁぁ!」
スケバンA「あ、あっち行けぇ!!」
そういい、己の持っている銃で追い払おうとしたが……
マミカ「ハイ残念!」
ババババババ!!
マミカの持つハンドガンから放たれたハンドガンの弾幕はリュウとカケルの二人だけしか見てなかったヘルメット団とスケバン全員にとって、完全なる不意打ちとなっていた……
「ぎゃああ!?」
「いたたたっ!?」
「く、くるバキュンッ!ぐえっ!?」
マミカによる不意打ちとそれに反応して油断したところをリュウとカケルが片っ端から潰していく……
それを見たそれぞれのリーダーは逃げようとしたが……
バキュンッ!バンッ!バンッ!ババババ!
二人が持っていた銃はリュウとカケルからの銃撃を受け使い物にならなくなってしまい、抵抗する手段さえ失い、更にマミカが足元めがけて撃ったことにより二人は転んでしまう……
カケル「はぁ、これでおしまいか?」
マミカ「増援はないみたいだしそうだね」
カケルとマミカは周りを見渡しながらそう答える中……リュウはリボルバーをクルクル回しながらリーダーの二人に詰め寄った……
二人はリュウの顔を見ると、顔は笑っているが、目は全くと言っていいほど笑ってなかった……
リュウ「争うのはいいが、関係のない他人を巻き込むな……いいな?」
優しい口調で言っていたが二人の目からは脅しにしか見えてないのであった……
ヘルメット団A「ひゃ、ひゃい……」
スケバンA「す、すみませんでした……」
二人は身を寄せ合いながら、震える声で言う
カケル「はぁ、とりあえず俺らは向かうべき場所へ向おう」
マミカ「そうね、私達一様予定あるんだし」
それを聞いたらリュウはリボルバーをホルスターにしまうが……
ぐうぅぅ……
誰かからは分からないが腹の音が鳴り響く……
リュウ「わかったが……なんか食べねぇか?流石に腹減ってきた……」
マミカ「賛成!私もお腹空いてたし」
カケル「何処か手頃なところを探すか……」
そんな会話をしつつ、彼らは目的地の道中にある飲食店を目指して歩いて移動した……
傍から見たら、巻き込まれた3人の大人が実力でねじ伏せたとしか認知されず、何事にもなく終わっていった……
一部例外を除けば……
一台の車が止まり、運転席と助手席から人が降りてくる……
ユウカ「先生!着きました……あれ?」
アロナ『戦闘が終わってますね…ですが油断せず警戒してください!』
"とりあえず降りて何があったかを調べよう"
そういうとユウカと先生は車から降り、戦闘跡地と思われる場所へと移動した……そこにはスケバンモブとヘルメット団が数十名気絶しており、リーダーらしき二人は何故か怯えて身を寄せ合っていた……
ユウカ「戦闘があったのは間違いないのだけれど……」
ユウカが考察してる間、先生は二人の近くへ行き話を聞くことにした……
"ねぇ、ここで何があったの?"
そう聞くと、身を震わせながら二人は答える……
スケバンA「わ、私達が縄張り争いをしていた所他に三人の大人を巻き込んじまって……それでその三人の大人にボコボコにされた………」
ヘルメット団A「そ、そうだ!あ、あいつら……ハンドガンと見た事のなグレネードだけであ、あたしたちを……」
ハンドガン2丁と見た事の無いグレネード?
ユウカ「先生!これを…」
ユウカが手渡してきた物を見て納得した……電子部品が多様された物で起動し爆発した影響かバラバラの部品しかなかったが……
ユウカ「先生、これらの部品を見ても爆薬は少量しか使われておりません……これの近くで倒れていた二人に触ろうとした際、静電気が流れてきました…恐らくですが、EMPの類だと思われます」
"EMP……電磁パルス的なものか……"
ユウカ「ですが、私も似たようなものは見たことがありますがせいぜいスタンか相手を痺れさせるだけです……これは普通のものではありません」
普通のものではない……
そんな事を考えていると二人がまた何か言い始めた……
スケバンA「ピンク髪の女の人が油断している所にそれを投げて二人をダウンさせてきて……」
ヘルメット団A「ヘアバンドをつけたやつもハンドガンを奪ったと思ったら、体術で奪い返すし……」
スケバンA・ヘルメット団A「メガネをかけたやつ……優しそうな顔をしながら一番やばかった……」
それを聞いた先生はとりあえず、あとから来たヴァルキューレ事情を説明し、後は任せる事にしシャーレに戻る事にした……
"あっ!そういえば外から来た人間について聞くの忘れてた"
ユウカ「もう、何してるんですか……」
先生がどうしようか悩んでいると……
アロナ「先生!どうやらその三人は無事のようですよ!少し何か食べてから来るらしいです!」
アロナからその事を聞き安心する……
"なら安心だな……それにしてもあれを鎮圧したの誰なんだなろう…"
そう言うとユウカが少し笑いながら
ユウカ「もしかしたらその三人かもですよ?」
"いやいや、いくら何でもそれはないよ!(笑)"
二人はシャーレに戻る車の中でそんな会話を笑いながら戻っていった……
リュウ「へっくしょん……七味少し振りすぎたか?」
マミカ「振りすぎというか……」
カケル「赤い彗星専用カレーうどんにでもするつもりか?」
そんな会話をしていることなんて3人は知る由もなかった……
先生の性別決めたほうがいい?
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決める! 男先生派
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決める! 女先生派
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どっちでもいいかなぁ……
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いや、決めなくていい