とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
ヒビキ『こちらヒビキだよ。カリン先輩を抑え込めた。進んでいいよ』
モモイ「了解だよ、ヒビキ!」
ミドリ「流石…!二人がカリン先輩を抑え込んでいるうちに進もう!」
"ごめんね、カリン…!あとでちゃんと謝るから…!"
何はともあれ脅威は去った…
モモイたちはこの機を逃さずに走り出すが…ミレニアムタワーの下から突き上げるような衝撃が伝わってきた
モモイ「えぇなに!?地震!?」
ユズ「爆発…みたいだったけど…」
マミカ「急ごう!計画だとそろそろ…」
悠長にしている暇はない
すると、非常灯すら消え周囲に闇のとばりが下りた
モモイ「今の停電、マミカの知り合い作戦が成功したってことだよね!?」
マミカ「うん、そのはず!あ、みんな!足下暗いの注意してね!」
ミドリ「大丈夫、懐中電灯は持ってきてるから!」
その後しばらく懐中電灯の明かりを頼りに走り続け……
モモイ「ここさえ抜ければもう差押品保管所だ!」
ミドリ「やった、これでようやく鏡を…!」
差押品保管所まであと一歩の所までやってきた一行だが…
「お、やっと来たね!」
「「「「ッ!?」」」」
この場に似つかわしくない明るい声がその足を止めた
「結構早かったねー。まさかカリンの狙撃から逃げ切るなんて」
三人の前に姿を現したのは暗闇でも映えるアッシュグレーの長髪に青色の瞳のツリ目に…胸元が大胆に開いたメイド服の生徒
「ようこそ、ゲーム開発部!それにえっと…先輩?だっけ?」
どこか大型犬のような愛らしさを醸し出しているが…立ち振る舞いに隙は無い
「あっ違う違う!思い出した!先生と職員さんだ!ずっと会えるのを楽しみにしてたんだよ~?」
マミカ「職員になった覚えはないんだけど…」
そして、マミカは目の前にいる人物の右の袖部分に刺繍に目をやる…ナンバーは…『01』
モモイ「あ…アスナ先輩!?どうしてここに!?」
"アスナ!?じゃあ彼女が…!?"
アスナ「どうしてって言われても~…何となく?」
一ノ瀬アスナ…ミレニアムサイエンススクール3年生
アスナ「予感とか直感とかあるでしょ?ここで待ってたら先生達やあなた達にも会えるんじゃないかなー…って。そんな予感がしたから!」
モモイ「む、難しい言葉じゃないのに全然何言ってるか分からない…!」
モモイはそう言うが、マミカは理解できた……アスナってこは例えるなら、地雷が所を直感や運だけで無傷で突破する事ができるほどのラッキーがあるとも言える…
C&Cエージェントにしてコールサイン…ゼロワン
アスナ「でもちょっと勘が外れたかなぁ?予想してたよりも人数が二人少ないね~…」
モモイ「そういっつもいっつも勘が当たってたらたまったもんじゃないよ!?」
アスナはそう言われると少し考え込んだ…
アスナ「う~ん…それもそっか!じゃあ、始めよっか」
"えっと…念のために聞くのですが…何を?"
ミレニアム最強の武装組織にしてそのナンバーを得ているということは…
アスナ「戦闘を!私って戦うのが好きなの!」
マミカ「みんな!構えて!」
アスナ「あ、そうだ。先生達にはまだ自己紹介してなかったね」
掛け値なし、ミレニアム最高峰の戦力ということに他ならない
アスナ「C&Cコールサイン ゼロワン、アスナ!行くよッ!」
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ユウカ「全く…あの子達ったらやってくれるわね…!」
ユウカはオペレーションルームを出てモモイ達の元へ向かっていた
停電の影響でエレベーターも動かずシャッターは閉じられているので一度非常階段を降りまた昇るという方法ではあるがもうすぐその場所に到着するだろう。
正直言ってヴェリタスとエンジニア部の協力があったとはいえここまでいいようにやられるのは想定外であった
ユウカ「でも、もう終わりのはず…!さっき報告でアスナ先輩が接敵したようだし差押品の戦闘ロボットのプログラム書き換えも済んだ…!見学に来ているリュウさんも他のセミナーの子たちが見ているからサポートする心配もない!」
アスナは自他ともに認めるミレニアムきっての強者
いかに数的不利があろうと才羽姉妹に後れを取る可能性は低い…
さらにそこにC&Cの命令を聞く様にプログラミングしたロボットも全機救援に出した
ユウカ「チェックメイトよ…!みんな仲良く反省部屋に叩きこんでやるんだから…!」
ゲーム開発部の境遇には確かに同情する部分は多分にあった…
だが、これはいくら何でもやり過ぎだ
無条件の停学一週間か拘禁は下す腹積もりである
と、その道中…
アカネ「あら、ユウカ…」
ユウカ「アカネ、ちょうどよかったわ」
中層階から階段を上ってきたアカネと合流、
アカネ「先ほどは申し訳ありません。非常事態とはいえシャッターを爆破してしまい…」
ユウカ「仕方ないわ。まさかここまでやるなんて…」
先ほどのミレニアムタワーの揺れはアカネの爆破によるものだった
室笠アカネ…見かけこそ、theメイドといった感じだが…その正体は敵や施設を一切の逡巡なく爆破する爆弾魔だ
C&Cは任務遂行に貢献はするが無暗矢鱈に爆破するものでユウカはいつも爆破された施設の損害賠償に頭を悩まされている
しかし今回はそんな彼女の爆破スキルが大いに役立ったようだ
ユウカ「さぁ、さっさとあの子たちを捕まえに行くわよ」
アカネ「はい…改めてお掃除と行きましょうか」
あとは先に戦闘を繰り広げているアスナと合流し、共にモモイ達を捕縛するだけ
だったが……二人が見たものは柱にもたれかかり力なく意識を失っているアスナだった…
アカネ「えっ!?アスナ先輩!大丈夫ですか!?」
ユウカ「な、何が一体起こってるの…!?」
あのアスナが敗れた…
その事実にユウカだけでなくアカネも驚愕するしかない
派遣したロボットは……
ユウカ「嘘っ……全て破壊されていた……」
そして、目の前にいるのは……
マミカ「うーん……やり過ぎちゃったかな?」
マミカだけだった……
ユウカ「マミカさん……今度シャーレと一緒に抗議文を送らせていただきます……」
マミカ「あはは…」
しかし、そんな事よりも……
ユウカ「しかし、マミカさん一人でこれ全部を……いやいくら何でもを…」
それに対してマミカは…
マミカ「まぁ、一人じゃないね……」
ユウカ「ならいったい誰と……」
「俺以外誰がいるんだ?」
「「ッ!?」」
その一声でマミカの後ろからくる人影に目をやった……
マミカ「遅いよ?何してたの?」
リュウ「悪い悪い、エレベーター止まってるから階段以外ないんやて…」
紛れもなくリュウだった……
ユウカ「えっ、リュウさん!?いつの間に……まさか、ロボットも……」
アカネ「カリンがやられた狙撃も……」
リュウ「大正解!俺だよ!」
まさかのリュウだった……
ユウカ「でも、どうやって私達の目の前で!?」
そう、リュウはカリンの狙撃された際、ユウカの目の前に居たはずだ……
リュウ「あぁ、それ?」
リュウはそう言うと眼鏡を外し、ポケットから何かを取り出して…
リュウ「この眼鏡からスナイパー視点の映像を投影して、これを使って狙って撃ってたって算段だ」
アカネ「なっ!?」
ー数十分前ー
ユウカ「カリン先輩はもう〇〇ビルの屋上で準備できてる!」
リュウ(〇〇ビルか……って事は…)
リュウは眼鏡に投影した映像を見ながらポケットに入った照準用スティックを動かした…すると、人影らしきものを見つけた…
リュウ(あれだな?なら、321…今!)
カチッ…
銃弾は正確に銃に当たり、驚いているカリンの姿が見えた
リュウ(無力化成功……とりあえずオーバーキルになるが気絶してもらうか……)
カチッ……
カリン「なんでこんなことにぃぃぃ!!??」
リュウ(すまんて……)
ー今ー
リュウ「って感じだ……」
ユウカ達は驚くしかなかったが……、セミナーの中にいたという事はユウカ側の情報も筒抜けだったという事……あの時、リュウがかなり多い情報を提供したのは……
ユウカ「私達を騙す為の行動だったってわけ!?」
リュウ「正解!セミナー側行動を把握する為にわざと情報を渡して潜入してたって訳!んで、このまで来るのは苦労はなかったな…」
ユウカ達は驚くしかなかった……一番の敵がすぐ近くにいたという事に……
そんな中、冷静さを取り戻したのかアカネがマミカ達の方を向き……
アカネ「では…改めて初めまして、マミカさんにリュウさん。マキちゃんとコトリちゃんについてはギリギリ許せる範囲かもしれませんが……」
アカネはメガネを怪しく光らせ……
アカネ「ここまで入り込んでしまった挙句アスナ先輩を倒したあなた達にもう言い訳の余地はありませんよ…!」
鋭い眼光をマミカ達に向ける…
そして、ユウカ達の後ろからかなりの数の戦闘ロボットがやってきた……
アスナ「うぅ……」
ユウカ「あっ!?アスナ先輩!大丈夫ですか!?」
アスナ「なんとなね……よし、もう一回!」
更にアスナも目を覚まし、合流し戦いに入るようだ……
マミカが横にいるリュウにとあることを聞く……
マミカ「ねぇ、リュウさん。アリスちゃんは……」
リュウ「心配すんな、ゲーム開発部の方に合流するように仕向けた…武器も回収できるようにしている…」
それを聞いたマミカは安心そうにつぶやいた…
マミカ「なら……」
リュウ「あぁ……」
「なんの不安もなくできるね?」「なんの不安もなくできるな?」
先生の性別決めたほうがいい?
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決める! 男先生派
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決める! 女先生派
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どっちでもいいかなぁ……
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いや、決めなくていい