とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
「なんの不安もなくできるね?」「なんの不安もなくできるな?」
その一声で空気が一気に変わった……
いつもの感じからは予想できないほどのオーラといえばよいのだろうか……その気配をユウカ、アカネ、アスナが感じ取る……
リュウの方もいつの間にか武器を取り出して順次万端のようだ…
開戦の合図なんかない……
両者のどちらかが仕掛けた時点でそれが始まりの合図となる……
先に仕掛けてきたのはセミナー側だった…
ユウカが電卓を操作し、何かを計算するとバリアが展開された……
すかさずリュウも時計を操作し、鋼鉄の防弾シールドを手に持った……
ババババ!
ガキキキッ!
ユウカがロジック&リーズンを撃つが、弾は全てリュウの盾に防がれた…
バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!
仕返しと言わんばかりにリボルバーを撃つリュウ
ユウカ「!やっぱりあの映像の通り、かなり強い……」
リュウ「それはどうも!」
一方で、アスナはマミカにむけて射撃を始めたが……
マミカ「ドローン展開!」
持っていたマシンピストルを上に投げドローンがそれを使い、アスナの周りを飛び始めた……
ババババ!
ババババ!
高速で移動しながらアスナに向けて発砲するドローンだが……
アスナは感を働かせ、銃撃を避け、全く当たらない……
そんな中、アカネがC4を投擲しようとしているのをリュウが目撃すると……盾をユウカ達の方へ向けた……
瞬間…
バシュッ!
リュウの持つ盾から閃光が飛び出した。深夜の停電したビルの中、フラッシュはとてつもなく眩しい。更に音も大きく、投げようとしていたC4は遠くへは飛ばず、戦闘ロボットの付近に着弾した……直後、起爆されロボットが巻き込まれて完全に破壊された……
リュウ「作ってよかったな……このリボルバーとの相性がいい!」
リュウが使う防弾盾は普通のものではなく、ロシア製のレギオンを元に防弾性能を極限まで上げた仕様となっている。レギオンは普通の盾とは違い、3つの特殊な弾薬を使用する。それぞれ一つ目は非致死性ノックバック弾、二つ目は催涙弾、三つ目が今さっき使用したフラッシュバンだ
元々は暴徒鎮圧用の盾なのだが、リュウがホシノが盾を使った攻防を見た際、今後必要になる可能性があると考え、改造を加えたものだ
マミカ「WoW!鬼に金棒、リュウさんに盾だね!w」
リュウ「褒めてるのかバカにしてるのかどっちなんだ?」
苦笑しながら返すリュウ
ユウカ達も負けてはいられない……
セミナーやエージェントとしての意地があるのだから
ユウカ「なら、これはどう!?」
マミカにむけて発砲するが……
マミカ「追加のシステム作動開始!」
持っていたHK417投げ、ドローンとして動かし始めた
ババババ!
ババババ!
バンッバンッバンッ!
ドローンはユウカの周りを飛び、ユウカにむけて更に容赦の無い攻撃を仕掛ける……
アスナ「私も忘れないで!」
リュウ「チッ!」
ババババ!
ガキキキッ!
アスナの銃撃を盾で受け流しつつ、盾についているとあるボタンを押すと……
バンッ!
盾から火花が飛び出す……
リュウは改造の際にショットガンの弾薬の一部を使えるようにし、その中にドラゴンブレス弾という火花を飛ばす弾薬をセットしていた
アスナ「うわぁぁ!?」
ユウカ「あっつ!」
それが幸運にもユウカ達に軽い火傷を与える事に成功し、少しだけ余裕はできた…
だが、それでもユウカ達は足止めしてくる…
ユウカ「くっ……でも、私達の方はまだまだ応援が来ますがそれでもやりますか?」
「「ッ…」」
いくら何でもを長引けばこちらが不利になるのは確実……
そんな中…
モモイ『マミカさん!私達脱出に成功したよ!後はマミカさんだけ!』
モモイ達から通信が離脱出来たとの報告を受ける……
マミカ「リュウさん!こっちへに行くよ!」
リュウ「OK!」
ユウカ「!?待ちなさい!」
当然ながらユウカ達は追いかけるが……
マミカ「ほい、お土産」
マミカが角を曲がる前、地面に落とした物をチラッと見てみると……
見たことの無い形状のグレネードだった……
キィィィィィィ……
その音がした瞬間……ユウカはそれが何なのかを理解したが遅かった……
それはマミカ達がキヴォトスに来る際に使ったと言っていた……
パシッ!
ジジシシジッ!
特殊なグレネード……EMPグレネードだった……
「「「ギャァァ!??」」」
マミカ「んじゃ、私達はこれで…」
今度こそ、立ち去ろうとしたが……
「そうはいきませんよ?」
声の主の方向を見るとユウカ達の跡を追いかけるように来たらしく、当人を見ると白髪のロングで手にはメモ帳を持っている少女……
リュウ「ノアか……」
ノア「ユウカちゃん達をやった手前……逃がす訳には行きませんから……」
そう言いながらノアは自身の銃…書記の採決の薬室に弾丸を装填した
マミカ「ごめんけど、かまってる余裕はないね!」
そう言うと、マミカとリュウは…
窓ガラスを突き破って飛び降りた……
ミレニアムタワーはほぼ防弾ガラス…簡単に砕けるものではないが……
いとも簡単に突き破って外へ出た……
ノアは直ぐに飛び降りた窓ガラスの場所へ下を見ようとしたが……
ノア「痛っ!?え!?」
割れたはずのガラスがそこにはあり、傷一つなかった……
その後、マミカとリュウを付近で捜索したが見つからなかった……
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次の日
ヴェリタスの部室にはモモイ達、ゲーム開発部と先生がいた……
そこへ……
マミカ「やほー!みんな!ってあれ?」
マミカがゲーム開発部を見ると何故か落ち込んでいる様子だった……
マミカ「えっとぉ……何があったの?」
モモイ「うぅ……実は……」
モモイはそう言うと、映し出されたものを目にする……
G.Bibleの世界へようこそ。最高のゲームとは何か、この質問に対して世界中で様々な答えが模索され続けてきました。作品性、人気、売り上げ、素晴らしいストーリーや爽快感、鳥肌の立つ演出など。そう言ったものが最高のゲームの『条件』としてあげられることは多いですが、それらは全て…あくまで『真理』の枝葉にすぎません
マミカはそれを見て納得する部分もありながら見続ける…
最高のゲームを作る秘訣、それはたった一つです。そして、このG.Bibleにはその心理が秘められています
最高のゲームを作るたった一つの心理、秘密の方法…それを今こそお教えしましょう。
マミカ「もったいぶるなぁ……」
そんなマミカの発言の後映し出されたのは…
……ゲームを愛しなさい
マミカ「…………」
モモイ「ね!?これが出て他にも見たんだけどこれしかなくて……頑張った努力が……」
マミカ「いや?間違いじゃないよ?」
「「「え?」」」
マミカはそう言うと続けて…
マミカ「ゲームってのは誰かにこれを遊んでほしいってゆう思いからできてるんだよ?じゃ、ゲームを作る上で一番大切なのは何?」
ユズ「げ、ゲームに対する愛……」
マミカ「そう!テイルズ・サガ・クロニクルだってゲームに対する愛からできたんでしょ?だったら、その愛を見せ付ければいいんだよ!こんなの関係なくその愛を伝える努力をしようよ!」
マミカがそう言うとアリスも…
アリス「そうです。アリスは否定します。アリスは『テイルズ・サガ・クロニクル』をやるたびに思います。あのゲームは面白いです」
モモイ「ふぇ…?」
アリス「感じられるのです。モモイが、ミドリが、ユズが…このゲームをどれだけ愛しているかを」
ミドリ「アリスちゃん…」
アリス「そんな沢山の思いが込められたあの世界で旅をすると…胸が高鳴ります」
"アリス…"
アリス「仲間と一緒に新しい世界を旅するあの感覚は…夢を見るというのがどういうことなのかを…その感覚をアリスに教えてくれました」
ユズ「アリス、ちゃん…」
アリス「だから、待望のエンディングに近づくほどに…あんなに苦しんだのに思ってしまうのです…。この夢が覚めなければいいのに…と。アリスはそう思うのです」
アリスがそう発言し、マミカも
マミカ「クリエイターってのは、自分との勝負にもなりやすい。だからこそ、前を向いてやり続けるしかないのよ…それでハイ終わりじゃなくて、相手視点でどうしたら楽しんでもらえるか?が重要だと思う…冒険はいつだって何気ない事から始まるからね!」
いろんな経験をしてきたマミカ…そんな彼女からの考えや、アリスの純粋なゲームに対する思い…
それを聞いた三人
ユズ「…作ろう」
そんな二人の声にユズが真っ先に答えた
モモイ「え?」
ユズ「私たちの夢は…私たちの作ったゲームをもっともっと皆に面白いって言ってもらうこと」
ユズは今でも思い出す
テイルズ・サガ・クロニクルのプロトタイプ版は正直言って…ゲームと呼べるか怪しいものだった
低評価コメントは4桁以上、そのほかは冷やかしで終わる結果だった
ユズはその批判のせいで外の世界を恐れこの部室に引きこもるようになったが…
ユズ「そんな時…モモイとミドリが、訪ねてきてくれた…」
二人は訪ねてきて早々、
『自分みたいに面白いゲームが作りたい!』
と言ってくれた。
そこから…三人のゲーム開発部が始まった
ユズ「…それで、二人と一緒にテイルズ・サガ・クロニクルを完成させて…今年のクソゲーランキング1位になっちゃったけど…」
ユズ「アリスちゃんが訪ねてきてくれて…面白いって、言ってくれた。それで、私の夢は叶ったの……マミカさんも意地でクリアを目指してくれて、作ってよかったって初めて思った……」
マミカ「ユズちゃん…」
ユズ「心の通じ合う大事な仲間たちと、一緒にゲームを作って、それを面白いって言ってもらう…ずっと一人で思い描いているだけだった、その夢が……」
心の底から嬉しそうに語るユズだが…
ユズ「これ以上は、欲張りかもしれないけど、叶うなら…私はこの夢が…この先も終わらないでほしい。ゲームを愛する気持ちなら、絶対に負けてないから…!」
すぐに決意に満ち満ちた表情に変わる
モモイ「…うん、よし!ねぇ、今からミレニアムプライスの応募締め切りまで時間はどれくらい残ってる?」
モモイもその目に覚悟を宿し尋ねる
マミカ「…6日と5時間23分くらいだね」
モモイ「…それだけあれば十分!」
ミドリ「お姉ちゃん…!」
そして、
モモイ「さぁ、ゲーム開発部諸君!テイルズ・サガ・クロニクル2の開発を始めよう!」
元気いっぱいに音頭をとり、
「「「うんっ!!!」」」
三人も元気いっぱいに答えるのであった……
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マミカ「って事があってね……」
リュウ「あはは!そりゃ簡単にゲームが作れたら苦労はしないさ」
カケル「全くそのとおりだ、ゲーム開発者はアイディアを出し、そこから具現化するのが仕事だからな」
マミカ「だよね〜」
マミカはシャーレのカフェでリュウとカケルと一緒にその事について話していた…
マミカ「そういえば、リュウさん。何故こっちに協力する事にしたの?」
その質問に対してリュウは…
リュウ「あぁ、それか?お前らのやつに乗じてとある事を依頼されたからな…」
マミカ「とある事?」
マミカは少し疑問に思っていたが………
リュウ「ま、それは今度話すとするよ…にしても…」
リュウはそう言いながらとあるものに目を向ける……
リュウ「3Dのプロジェクターとは思えない映像だったな……直ぐに応援に来たセミナーの子をあっさり騙せちゃったんだがら……」
カケル「俺も実験で見たが、姿も消すこともできるのは驚いたな…」
そう、あの飛び降りは映像……つまり、偽物の映像だった……
角を曲がった直後、投影機で映像を映し出していた……
リュウ「だけど、なんで俺が喋ってないのに映像の俺はノアって気づいて会話できてるんだ?」
そう、あの時映像のリュウはノアの存在を認識し、本人の名前を言った……
マミカ「あぁ、それ?生成AIの応用で会話ができるようにしてるんだ!」
その言葉に二人は苦笑を浮かべた……
カケル「なるほど……だから自然な会話ができていたのか……」
リュウ「やっぱこいつ敵に回したら一番厄介だなw」
と、三人が談笑していたが……
「マミカさんとリュウさんはどこですか!!」
セミナーのユウカが乗り込んできた……
「「げっ……」」
ユウカ「いた!今度は逃しませんよ!」
リュウ「やっべ、逃げよ」
全力で逃走するリュウ……
マミカも逃げようとしたが、ユウカに阻まれ逃げられなかった……
横を見てみると、ゆったりコーヒーを飲むカケルの姿があった……
マミカ「………やったね?カケルさん?」
カケル「さぁ?なんのことやら……」
その後、リュウは逃げた先にいたノアに捕まり、説教を受けるマミカとリュウの姿があった……
オマケ
Q,リュウの狙撃はどういった仕組み?
A,現代にある電子制御タレットの応用。銃はゲパードM3の弾数を増やしたものを取り付けて使っていた…
探索者ガジェット紹介
EMPグレネード
仲間の一人が作成した特殊なグレネード
対機械や人に対して有効で、相手を痺れさせたり、機械を停止できたりする……
レギオン【改造】
ロシア製の暴徒鎮圧用の盾をリュウが防弾仕様に色々と仕様変更した盾
先生の性別決めたほうがいい?
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決める! 男先生派
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決める! 女先生派
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どっちでもいいかなぁ……
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いや、決めなくていい