とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
エリドゥ内を進む一行は、順調に進んでいたが……
ゴゴゴゴ…
モモイ「うわっ!?なになに!?」
ミドリ「地面が揺れている!?」
マミカ「まさか……地震!?」
"マミカさん……あれ……"
全員が視線をそこに向けると……
ユズ「た、建物が……動いてる……」
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リュウ「嘘だろ……ビルが!?」
ネル「そんな事も出来んのかよ!?」
トキ「……リオ様、手札を1つ使われたのですね」
懐刀たるトキだけは、この現象を事前に教えられていた。エリドゥが持つ数ある手札の内の1つ、防衛戦に於いて最も効力を発揮する機構。リオからすれば使っても痛くない手札であろうが、それを使わせた事実は変わらない……
トキ「……可能な限り、早く対処した方が良いですね」
ネル「余所見してんじゃねぇぞッ!」
トキ「しておりません。見えています」
ネルが弾丸のような速さで突っ込む……
リュウ「俺の事も忘れんな!」
バァンッ!ガチャバァンッ!
スナイパーでネルに対して支援攻撃をするリュウ、接近してきたネルに対して、トキは……
リュウ「!!チッ!」
リュウはトキがパワードスーツに付いているブレードを取り出したのを見ると、銃にとある物を取り付け、ネルを庇うように接近し……
ガキンッ!!
スナイパーの先端につけた物で受け止める……
トキ「銃剣ですか……」
リュウ「スナイパーで近距離戦やるなら持ってた方がいいからな!」
銃剣は第一次世界大戦から使われている近接攻撃用アタッチメントである。弾薬が無くなった状況下でも、接近戦に対して銃を槍のように扱える様になる。単体でも使用可能な点から今でも軍隊で使われている物だ
ネル「舐めんな!」
ネルがリュウの背後から飛び出し、キックをお見舞すること同時に………
バァンッ!
リュウがスナイパーのトリガーを引く……
トキ「──ッ!」
トキはネルのキックを抑える事には成功したが、リュウが放った超近距離から放たれた弾丸に当たり、急いで下り距離を取る………
銃剣の恐ろしい所は、装備しても銃としての機能は損なわない事。銃剣で受け止めた後、リュウは銃口をトキに向いた瞬間にトリガーを引き、回避不可能な一撃を与えた……
リュウ(何故だ?あの一発は回避やガードとかはしなかった………)
リュウは先程の戦闘にて、今までトキが神がかった回避やガードをする中、不意打ちとはいえ当たった理由を考えていた
リュウ(ネルが攻撃する時や支援攻撃をする時はわかってたかのようにするが……不意打ちでも防がれるやつはある……一体、なんの違いが………)
思考を巡らせていると1つの考えが頭に浮かぶ……
リュウ(もしかして……)
リュウはその考えを実行すべく、トキに向き合うと……
ネル「オラララ!」
ネルが再び、トキに向けて攻撃するのにあわせてとある行動をした……
ブンッ!
リュウは上に向けて何か投げた……
トキ(今さっき、何か投げたような……)
リュウ「こっちだよ!」
バァンッ!ガチャ…
リュウはトキに向けて撃つが……
ガキンッ!!
案の定、防がれてしまう……
だが………
バァンッ!
バァンッ!
同時に2発の銃声が響く……
一つはリュウのスナイパーから、もう一つは…………
トキ「なっ!?」
空から自由落下中の銃からだった………
空からの方はトキがギリギリ回避し、当たらなかったが、そっちに意識が向いていたということもあり、スナイパーの方は完璧なヘッドショットを決めた……
リュウ「やっぱりか!パワードスーツの欠点……思ったよりも単純だったな………」
ネル「はぁ!?一体どうゆうことだ?」
ネルが聞くと………
リュウ「プログラムのコードの処理順は分かるな?基本、順番に処理するんだが……そこが盲点だった」
リュウは勝ち誇ったかのように言い放つ……
「同時に起きた事の対処は出来ない」
トキ「─ッ!」
ネル「チッ!そう言うことか!」
簡単に説明すると、プログラムの命令は基本的に順番に処理される。簡単に言えば、仕事Aから仕事B、仕事Bから仕事Cへと順番に処理されるが……仕事Aをやっている最中に、仕事Dを先にやってほしいと言われても仕事Aを先に終わらせないと、仕事Dをやらないのだ……
あの時のネルがキックした時、それの対処中に攻撃した為、ネルの処理が終わるまで回避等ができなかったのだと推測した………
そして、投げた銃。トンプソンコンテンダーに遠隔射撃システムを組み込み、投げて当たらなくてもいいので簡易的名同時攻撃をやった………
ちなみにトンプソンの銃撃が当たりかけたのは……
【幸運】 55> 3> クリティカル
完全なる運だった……
何はともあれ、トキのパワードスーツの攻略法は、突発的な同時攻撃であればどちらかが通るという事………
それがわかった二人はかなりボロボロになってきている身体に鞭を入れる……
リュウは時計を操作して、別の武器に変更する………
ネクストS-WORD……セミオート対物ライフルだ………
ドォンッ!
バババババ!
ネルが近距離戦を仕掛け、攻撃するのに合わせてリュウも撃つ………
ガキンッ!!
トキはガードするが……
トキ「─ッ!」
ガードに使った腕のダメージ量が想定よりも大きかった……
リュウのネクストS-WORDは対物ライフルであり、弾頭には様々な種類がある……
今回リュウが使ったのは、徹甲弾を使用してパワードスーツの破壊の方に重点を置いたのだ……
わざわざ、トキに当てる必要はない……パワードスーツを無力化してしまえば、どうにでもなるという考えだ……
ネル「どうした!?さっきまでの威勢は!」
リュウ「そこっ!」
リュウとネルは着実に、パワードスーツを故障させていった………
流石のトキも破壊されてはどうしょうもない事を理解している……
そして、トキが取った行動は………
リュウ「……は?」
ネルを掴み、ビルからの落下した……
ネル「てめぇ!」
ネルとトキがビルから落下する……
リュウは最後のあがきでトキのパワードスーツを狙うが……
リュウ「クソッ……」
射線上にネルがいて撃てない………
トキ「あまり使いたくありませんでしたが……先輩、私の勝ちです」
ネルはトキのパワードスーツに掴まれ身動きができない………
さらに言えば掴まれた際に、サブマシンガン2丁とも落としてしまいどうしようもない………
ネル「クソったぁれぇぇ!!」
ネルは悔し混じりに叫ぶ………
ドカァァンッ!
突如、パワードスーツの背面から爆発が………
ネル「チッ!」
ネルは爆発が起きた際、なんとか拘束から抜け出すことに成功する……
リュウ「今だ!」
ドォンッ!ドォンッ!ドォンッ!ドォンッ!
パワードスーツの関節部に的確に撃ち込むリュウ……
ネル「勝負あったな………」
ガッシャァァンッ!
とてつもない衝撃音が鳴り響く……
落下地点を見ると……
気絶しているトキ、ボロボロになりながらも立っていたネルの姿が………
リュウは無線をつけると……
リュウ「はぁ………カケルナイスタイミング……」
カケル「すまない、3000体以上も来られたらさばくのに時間もかかってな……」
と、申し訳なさそうにカケルは言うが……
リュウ「いや、あの場面俺にはどうしようもできなかった……助かったよ……」
カケル「はぁ……無反動砲携行してて良かったな……」
そういう、カケルはカールグスタフを担いでいた……
そんな事を無線で喋っていると……
アスナ「あれ?今さっき何かいなかった?」
カケル「え?」キョロキョロ…
辺りを見回しても誰もいない……
謎の胸騒ぎを覚えるが、いない以上どうしようもない…………
カケル「気のせいか………」
アスナ「うーん、いた気がしたんだけどね……」
そう言いながら、ネルとトキに近づいていった………
ガルル……
先生の性別決めたほうがいい?
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決める! 男先生派
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決める! 女先生派
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どっちでもいいかなぁ……
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いや、決めなくていい