とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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託された時計と始まる物語

探索者達がキヴォトスに来た次の日……

リュウは自身が使うシャーレの空きテナントに来て、商品棚やレジなどを設置していた

 

リュウ「ふひぃ……これである程度はいいかな?」

汗をぬぐいながら、あたりを見渡す……

店にはガラスケースや何かを立てかける棚などがあり、普通のお店とは少し違った雰囲気があった……

 

 

リュウ「しかし……キヴォトスが銃社会と知ったときは驚いて何をするか悩んだが……」

そういいながらリュウはガラスケースの中に商品を置いておく……

 

リュウ「ホロサイトに……レーザーサイト……あ、このスコープも置いておくか……」

そういいながら、リュウはガラスケースに陳列してく……

 

そう、リュウがやるのは銃砲店だった……

キヴォトスに来る前も銃砲店を経営していたが、特定の銃しか売っておらず特定のお客しかやってこなかった……

だが、キヴォトスは超が付く銃社会……銃器の規制も日本よりもかなり緩く、そして需要があるという理由から選んだのだった……だけど、銃器を売る為に色々と審査があり、今手元にはあとから送られてきた自身が使う銃しかない為、本格的な運営はまだまだ先となっている……

 

そんな準備中のお店に一人の男性がやってきた……

"すみません、今大丈夫でしょうか?"

リュウ「あ、はい大丈夫ですよー」

 

そう返すと、扉が開き一人の大人が入ってくる……

その人物はこのシャーレの主である先生だった

 

"いきなりすみません、実は少しお聞きしたい事がありまして……これについて聞きたいのですが……"

と、いい一枚の書類を渡してくる……

 

 

リュウは書類を手に取り、内容を確認すると……

―――――――――――――

物品譲渡証明書

 

弾薬:5.56×45mmNATO弾

弾薬:7.62×51mmNATO弾

弾薬:12ゲージ弾

弾薬:9mmNATO弾

 

学校用備品セット等

―――――――――――――

と記載されていた……

 

リュウ「なるほど、これがどうかしたのですか?」

"実は……物品譲渡証明書にある弾薬についてなのですが、どういった物なのかがいまいち分からず……"

 

それを聞いたリュウは理解すると……

リュウ「あぁ、そういう事でしたらおまかせください」

そういうと、リュウはカウンターの裏手にある扉へ入ると、箱を4つほど持って戻ってくる……そして、箱からそれぞれ弾を1個ずつ取り出して、大きさ順にカウントの上に置き……

 

 

リュウは置いた弾薬の中で中くらいのサイズの物を持ち上げ説明を始める

リュウ「では、まずこれが5.56×45mmNATO弾といい、アサルトライフルなどによく使用される弾薬です。西側諸国でよく使用される弾薬です。有名どころでいうならAR-15とかですね」

”なるほど……これがスズミが使っていた銃の弾薬かあ……”

 

 

 

次に一番大きな弾薬に指を指すと……

リュウ「これが7.62×51mmNATO弾といい、マークスマンライフルやマシンガンの弾薬としてよく使用されており、マシンガンの場合にはベルトリンクに装填し使用されます」

”これってさっきの弾薬よりもパワーがあるの?”

 

リュウ「そうですね、勿論パワーがありますが、反動も強いという点もあって、基本バイポットががあって反動を軽減してくれる銃に使われてます」

 

そして、次に筒状の弾薬に指を指し……

リュウ「これは12ゲージ弾、ショットガンの弾薬としてメジャーな物です。長さは色々とあります」

”へえ……”

 

そして、残った一番小さな弾薬を持ち上げると……

リュウ「これが9mmNATO弾、ハンドガンやサブマシンガン等に使用される弾薬です。9mmパラベラム弾とも言われています」

”あ、ユウカが使っていた銃の弾薬か!”

 

リュウ「そうですね、ですが注意してください。9mmは色々とあって基本に9×19mmって言えばこの弾薬は伝わります」

そう説明し、書類に書かれていた弾薬についての説明を終える

 

 

説明を聞いた、先生は何か考え込んだ様子で返した…

"なるほど…そういえば、とある生徒がHP(ホローポイント)弾がなんとか言ってったんだけど……それってどうゆうこと?"

 

それを聞いたリュウは同じ大きさの弾薬を3つ取り出すがそれぞれ先端が違っており、一つ一つ手に取ると……

リュウ「銃弾の先、弾頭にも更に種類があります。HP(ホローポイント)以外にもFMJ(フルメタルジャケット)弾やAP(エーピー)弾などがなどがあります。AP弾は徹甲弾の事だと思っといてください。メジャーな弾頭はFMJ弾ですね、軍隊などでよく使用されていますね」

それを聞いた先生はしたかのように頷く

 

 

”へえ……そこにも種類があるんだ……”

リュウ「ちなみにショットガンだと更に多く、自作する人もいるぐらいです」

 

"なるほど、ありがとうございます。ちなみにですが、これらを今すぐ用意する事は……"

 

リュウはそれを聞き、弾薬箱を確認すると

リュウ「可能だね、とりあえず具体的な弾数言ってくれれば用意するよ」

”それでは、この箱を5.56mmが4箱、7.62mmが6箱、12ゲージが2箱、9mmが1箱お願いできますか?”

 

リュウ「分かった、ちょっと待ってほしい」

そう言うと、カウンターの裏手にある扉へ入り、追加の弾薬箱をもってくる……

 

リュウ「はい、弾薬箱セットこれで大丈夫?」

"ありがとうございます!お支払いは……後日になりますがいいですか?"

 

リュウ「いいよいいよ、どうせ今後とも利用することになるだろうし、半額の金額でつけとくよ」

”!!ありがとうございます!”

先生はお礼を言うと、タブレット端末を操作し、話しかける……

 

リュウ(何をしてるんだ?)

そう疑問に思っていると……

目の前のカウンターに置いていた弾薬箱数個が消える……

 

リュウ「!?」

一瞬何が起きたかわからなかったが、一つの可能性が頭をよぎった……

 

リュウ(まさか、あれ…アーティファクトか!)

アーティファクト……英語では誰かに作られたものを指すが、探索者達は未知の秘宝や異界のテクノロジー、神秘的な力を秘めた道具などを事をいう。過去にアーティファクトの力を使い、世界を支配しようとした事例もある程、物凄い力を秘めたものでもある……

日本の中で知られている物を上げるのなら天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)だろう、別の言い方だと草薙ノ剣(くさなぎのつるぎ)とも言われている……

 

リュウが驚いていると……

 

”あの…大丈夫ですか?”

と、声をかけられ我に返る…

リュウ「ん?あぁ…大丈夫だ……タブン…」

 

先生は心配そうにしていたが……タブレットの方を向くと、何か思い出したかのような動作する……

 

”あ、そうそうリンちゃんがこれをリュウさん達にと……”

そう言うと、スマホのパッケージぐらいの大きさの長方形の箱を取り出し、リュウに手渡す……

 

リュウ「新しいスマホ?社用かな……どれどれ…」

箱を開け、中を見るとスマートウォッチだった…そして、一枚の紙もついていた……

 

リュウ【目星】→??

 

内容を確認すると……

 

 

――――――――――――――――

 

探索者さん、どうかこれを使って先生や生徒に手助けをしてください…

              by連邦生徒会長

――――――――――――――――

と書かれていた……

 

リュウ(これを使って……スマートウォッチのことだろうな……とりあえずつけてみるか……)

 

リュウが左腕に時計をつけ、液晶に触ると……

 

パスワードを入力してください

 

リュウ(パスワード?俺はパスワードは……いや……)

 

リュウ【アイデア】→??

 

 

すると、リュウは一つの言葉が頭に出てきた…

 

・・・・・我々は望む、七つの嘆きを。

・・・・・・我々は覚えている、ジェリコの古則を。

 

 

   パスワードが確認できました…

   シッテムの箱に接続します……

   シッテムの箱に接続中……

 

しばらくすると、別の表記になった……

 

   シッテムの箱に接続完了しました

 

 

リュウ(シッテムの箱に接続?何のことだ?)

リュウが疑問に思っていると、タブレットに向かって会話しており、何か焦っているように感じる……

 

??「ですから!何者かがシッテムの箱に接続したんですよ!」

"わ、分かったけど一体誰が……!"

 

リュウ(タブレットから女の子の声?でも今さっきまでしなかったぞ?しかも、シッテムの箱って言ってたよな……もしかしたら……)

リュウは先生に恐る恐る聞いてみることにした……

 

リュウ「あの、すみません…どうかしましたか?」

"あ、いえ…なんとも……"

リュウはその反応を見ると……

 

リュウ「もしかしてシッテムの箱と関係がありますか?」

先生に対して、揺さぶりをかけ始める……

 

先生はその発言に驚きの表情を見せる……

リュウ「図星…ですね?安心してください、何もするつもりはありませんから正直に話してください」

 

 

先生は観念したのか、タブレットを指さしながらしゃべり始める

"そうだね…話すよ。これはシッテムの箱と言ってね…私がキヴォトスに来て連邦生徒会長から託されたものなんだ。しかも、これを持っていると銃で撃たれても特殊なバリアで銃弾がそれていくんだ"

リュウ「なるほど……銃弾一発で死ぬ先生や俺らにとっては無くてはならないものだな……

 

そしてリュウはとある疑問を投げかける……

リュウ「んじゃそのタブレットから聞こえた女の子の声は?」

 

それを聞いた先生は驚いた反応を示した……

"あ、アロナの声が聞こえるの!?"

アロナ『え!?そうなんですか!?』

と、端末の方に目を向けると水色髪の女の子が映し出されていた……

 

リュウ「へぇ、君がアロナっていうんだ。よろしくねアロナちゃん」

アロナ「は、はい!よろしくお願いいたします!」

 

それを聞いたリュウは先生の方を向き、

リュウ「多分だけど、シッテムの箱に接続しますとか出てたからその影響で聞こえるようになったんだな……」

”なるほど……でも、ある意味聞こえるようになってよかった気がします。他の人にはアロナの声が聞こえないので”

 

 

それを聞いたリュウは苦笑する

リュウ「大丈夫だ、先生……幻聴聞いてる人としてはとらえねえから……」

"あ、ありがとうございます……あははは……あ、そうだあの二人にもこれを……"

そう言うと、さっきと同じ箱を2個取り出し、カウンターに置いく………

 

リュウ「了解、会った時に渡しておくよ」

”ありがとうございます!それでは!”

先生はそう言うと、お店から退出していった……

 

 

――――――――――――――――――――――

2日後

 

 

探索者達である三人はお店の準備を終え、後は営業許可を得るところまでこぎつけた……

シャーレの執務室はただいま主の先生が出張で不在となっている……

 

そんな中、二日前に渡された時計についてマミカに調べてもらっていた。そして今日、分析などが終わりどういった物なのかを聞かせてもらう事になっている

そのような事があり、リュウとカケルはシャーレにあるマミカの研究室へと訪れていた……

 

マミカ「んじゃ、この時計について話すね!」

と、マミカはそういうとモニターに色々な情報が映し出される……

 

マミカ「この時計、どうやら私達の色々なログを残してくれているらしくて、試しにリュウさんの記録を見てみると……」

 

そして、モニターが切り替わりにこのように映し出されていた

―――――――――――――

起動

【知識】90> 3 > クリティカル

【知識】 90> 56> 成功

【聞き耳】 80> 76> 成功

【心理学】 18> 17> 成功※時間経過

【信用】 45> 33> 成功

―――――――――――――

など書かれていた…

 

カケル「これはリュウが時計をつけてからした行動?」

マミカ「そう!これはリュウさんが時計を付けてからした行動だね。ちなみに他にも身体データをステータス化した物もあったよ!」

リュウ「だけどよ?これ、やっている行動が上手くできてるかしかわからなくねぇか?」

リュウのその指摘にマミカが反応する

 

マミカ「そう!それだけじゃそうなっちゃうんだけどま…なんと!他にも機能があったんだよ!」

そう言うとモニターに出されていたスライドが切り替わる……

 

 

マミカ「実はこの時計、私達が受けるダメージを大幅に軽減してくれるバリアを展開してくれるのよ!」

リュウ「具体的にはどれくらい?」

 

リュウのその発言に対して少し考える……

マミカ「うーん……キヴォトス人より少し劣るぐらいかな、それでもその恩恵はありがたいと思うよ!」

カケル「なるほど……これなら一発で死ぬということは防げるな」

リュウ「だけど被弾しない事には変わりないな……」

 

再びスライドが切り替わり、説明を再開する

マミカ「あと、時計の中にあるデータ容量がスパコン以上あってね、どうせならどれも試せなかったデータとして色々と保存できるようにできるシステムをぶっこんでみたの!もうこれで重い荷物手で運ぶ必要はなくなるよ!」

リュウ「うん、調べろとは言ったが改造しろとは言ってないが……まあ、いいか……」

カケル「はあ、大体どのくらいのサイズまでなら収納可能だ?」

 

 

マミカ「大体、食器棚ぐらいのサイズまでなら就農できるけど……それ以上は無理ね。時計について解明出来たのはここまで……私の知らない技術も使われてて解析するのに更に時間がいるよ……」

カケル「十分過ぎるのだが……」

リュウ「もう正直お腹いっぱいだ……」

二人がそれぞれ感想を述べていると……   

 

 

プルルルル…

 

 

と誰かの電話が鳴り響く… 

 

 

リュウ「ん?あ、俺のだ…」

と電話に出ると…

 

リン「もしもし、連邦生徒会長代理の七神リンと申します。矢守リュウさんの電話で間違いないでしょうか?」

リュウ「あ、はい間違いないですが……」

連邦生徒会から直々に電話をしてきた……

 

 

リン「すみませんが、先生を知りませんか?昨日から連絡が取れていなくて……何か知っていることはありませんか?」

と、リンから先生が行方不明という事を告げられ、情報を求められる…… 

 

 

リュウ「先生ですか……確か二日前に、俺の所に来て弾薬を買って行ったぐらいですね……あとは……」

リュウはその時に見たものを必死こいて思い出す……

 

リュウ(思い出せ……確かあれにあったはずだ……)

――――――――――――――

      物品譲渡証明書

 

      アビドス高等学校

――――――――――――――

リュウはあの時書かれていた内容を思い出す……

 

 

リュウ「そういえば、にアビドス高等学校の物品譲渡証明書の事について聞かれて、弾薬箱を渡したな」

リン「なるほど……すみませんがリュウさん、アビドスへ行く事は可能でしょうか?勿論、タダでとは言いません……報酬もしっかり出します」

と、先生捜索の依頼をする……

 

 

その依頼を聞いたリュウは……

リュウ「……いいですよ……帰ったら報酬について話し合いましょう」

リン「……分かりました。では、よろしくお願いいたします」

というと電話が切られる……

 

 

マミカ「はぁ…またリュウさん冒険に行くのね?」

とマミカは苦笑しながらもそう言う……

 

 

 

マミカ「でも、私達らしい内容ではあるね……」

カケル「そうだな……俺ららしいっちゃらしいな……」

二人は苦笑しながらもそう言う……

 

 

そんな二人の目は、知り合いが旅に出ると聞き、応援しながら送り出す眼をしていた……

マミカ「でも…忘れないでよ?あの約束…」

カケル「あぁ…あの約束は絶対に守れよ?」

リュウ「言われなくとも、分かってるよ……」

 

 

 

 

「絶対に帰る。俺らがした約束だからな!」

 

 

 

 

 

リュウはそういいながら、右手を突き出す……右手首に着けたリストバンドがはっきりと見える……

 

かくして、リュウは先生を探す為に、アビドス高等学校に向かうことになったのだが……

これが、探索者達の運命を変えるとは……今は誰も知らない……

 

プロローグ
 

キヴォトスにやってきた探索者達
 

NORMAL END
 

 

 

シナリオ報酬

 

分類 アーティファクト

 クロノシール※仮名

 

 白色が特徴のスマートウォッチ型デバイス。生体情報の常時モニタリング機能や行動記録の自動ログ化、持ち物のデータ化し取り出しが可能となる機能を持つ。連邦生徒会長が探索者達の為に残したものらしい

先生の性別決めたほうがいい?

  • 決める! 男先生派
  • 決める! 女先生派
  • どっちでもいいかなぁ……
  • いや、決めなくていい
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