とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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外伝③
EXシナリオ 扱える秘密と約束


エリドゥの件から少し経った後……

 

 

 

ミレニアムにあるゲーム開発部では新しくゲームを作ろうとしているようだが………

 

モモイ「うわーん!全くシナリオが思い浮かばないよー!」

ミドリ「お姉ちゃん……」

ユズ「モモイちゃん……」

モモイがストーリーを全く書けず、行き詰まってしまった……

アリス「うーん、どうしましょう……」

 

ミレニアムプライスの後、色々と出してみているが、そこそこの実績を残せている……

そして、次のゲーム作りをしようとしたが、シナリオライターであるモモイが行き詰まってしまい、進まずにいた……

 

モモイ「だって、銃をうまく扱えない子をテーマにしようとしても……」

その時、モモイはふとマミカの事を思い出す……

 

モモイ「そういえば、マミカさんって外の世界の人だよね?」

ミドリ「マミカさんもそう言ってたし、先生もそうだね…」

アリス「でも、なぜいきなりマミカさんの話なんですか?」

 

一方その頃……

 

アビドスの対策委員会の部室

 

砂埃を払いながら入室するホシノ達の姿があった

ホシノ「うへぇ……カタカタヘルメット団が居なくなったと思ったら別のところがやってきたねぇ……」

アヤネ「はい、でも前よりも格段に減っていますし、借金問題も解決しましたからアビドスの復興に向けて色々やりやすくはなりましたね」

シロコ「ん、先生とリュウさんのお陰……」

セリカ「ホント、最初はいきなり来た大人で信用もしてなかったけど……今となってはかなりお世話になってるわね」

ノノミ「先生と同じ、責任感があるんでしょうね」

 

対策委員会は先生とリュウの話で持ちきりになっていた……だが、そんな話をしていると一つの疑問が浮かび上がる……

 

アヤネ「そういえば…リュウさんって先生と同じ、外の世界の人ですのよね?」

セリカ「確か、そうだったわね…」

ノノミ「先生やリュウさんもそうおっしゃってましたし……」

 

 

 

アヤネ・モモイ「なら、なんであそこまで銃の扱いが上手なのでしょう(なんだろう)?」

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

 

 

そう、リュウとマミカは外の世界の人間だ……だが、先生とは違い銃の扱いに長けている……

 

 

対策委員会やゲーム開発部も先生の当番でシャーレに行き、先生がいた外の世界の話も聞くのだが……

アヤネ「先生はここに来るまで一切、銃とは無縁の生活を送っていたと言ってましたよね」

シロコ「確かにそう言ってたね」

 

モモイ「なら、おかしくない?先生は触る機会がないほどの場所なのにマミカさんはそれに慣れているんだよ?」

ユズ「た、確かに……」

 

 

そして、両陣営が出した結論は……

 

ホシノ「なら、今から聞きに行こうよ」

モモイ「なら、今から聞きに行こ!」

 

 

アヤネ「え?でもいきなりは失礼じゃ…」

ミドリ「マミカの事情もあるんだし……」

 

ホシノ「それなら先生に用事もあるしそれのついでで来たって言えばいいと思うよ?」

シロコ「ん、なら今から行こう」

 

モモイ「大丈夫大丈夫!とりあえずしゅっぱーつ!」

アリス「はい!クエスト開始です!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

TR Rifle Garage 射撃場【シャーレ内にある射撃場】

 

 

バキュンッ!

バン!バン!バン!

 

そこではリュウとマミカが射撃の練習をしていた

そこへ…

 

あ、リュウさん!ここにいましたか!

 

リュウ「あれ?先生?どうしたのですか?」

リュウはシリンダーを横へスライドし、排莢しながら返事をする

その隣のレーンで射撃していたマミカもやめて、スライドをガチャガチャし、弾が残っていないのを確認していた……

 

リュウ「どうしたんすか先生?俺を探してたみたいっすが……」

"実は……自衛用に少し銃を見ようか悩んでて、それでご相談を……"

 

それを聞いたマミカは察して言う

マミカ「あー……生徒の指揮をするんだったら、自衛はできるようにしよう!って連邦生徒会から言われたのね!w」

"はい、そのまんまです…"

 

確かに、先生はほとんど銃を持った事がなく、キヴォトスでは珍しい人でもあるのだ…*1

 

 

"それで今回銃を探していて、撃ってみたい銃があるのですが……"

 

流石は先生、自分で調べて来てくれているらしい……

リュウ「それで、その銃器名は?」

念の為聞いてみることにしたリュウ

 

 

 

"S&W M500という銃なのですが…"

 

 

 

 

それを聞いたリュウは……

 

 

 

 

 

リュウ「……正気ですか?

 

 

 

"え?"

リュウ「え?じゃないっすよ?本当にそれであってますか?」

最後にもう一回確認してみると……

 

 

"一様、写真も持ってきたので……これですね……"

 

   

その写真を見ると、銀色の大型リボルバーで、マズルブレーキや5発装填できるシリンダーもあった……

完全に先生が言っている銃の写真である……

 

リュウ「え?先生?一様聞きますが銃撃ったことは…」

"ないですね"

リュウ「……アホっすか?

 

それもそのはず、S&W M500は携帯できる中でもトップクラスに威力の強い弾丸を使う銃でもあり、慣れてる人が撃ってもかなりの反動で腕が跳ね上がるレベルだ……

 

マミカ「まあまあ、リュウさんこの際、撃たせてあげたら?それでわかると思うよ?」

と、マミカがまさかの提案……

 

リュウはしばらく悩むと……

リュウ「……先生?一発だけですよ?」

"わーい!ありがとう!"

リュウはこの時、大人だが子供っぽいところあるなぁと内心思いながら、銃を取りに行った……

 

 

 

"うわぁ……これが……"

リュウ「はい、これがS&W M500です。そして、これがその弾薬である.500S&Wマグナム弾です。威力が桁違いなのでご注意を!」

リュウはそう言うとシリンダーに一発だけ装填して、置くが……

 

リュウ「絶対に撃つまでトリガーに指をかけない!銃口を覗かない!人に向けない!しっかりと構える!そして、しっかりと狙う!」

リュウが更に注意点を言う……

 

そして、先生は的に狙いを定めてトリガーを引く……

バキュンッ!!

"うわっ!?"

 

 

案の定、先生は反動に耐えきれず、銃は吹っ飛び、先生は尻餅をついた……

 

"いてて……あれ?銃は?"

マミカ「吹っ飛んだよ」

リュウ「うん、予想通りの結果だったけど……どうします?それでもこれ買いますか?」

"……考え直します"

と、そんなやり取りをしていると……

 

「パンパカパーン!先生とマミカさんと合流しました!」

「あ!いましたぁ!」

 

マミカ「え?アリスちゃんってみんな!?」 

リュウ「あれ?アビドスの皆、いきなりどうした?」

と二人は来た理由を聞くと……

 

アヤネ「私達は先生とリュウさんに用がありまして」

ミドリ「こっちはマミカさんに用があって…」

 

それを聞いた二人は……

リュウ「俺に?」

マミカ「私に?」

となっているが……

 

 

"んじゃ、お先に……私にはなんの要件?"

アヤネ「私達はコレの件で……」

そう言いながら一枚の紙を手渡す

 

"あー、これね。これはこっちで処理しとくよ"

アヤネ「ありがとうございます!」

 

リュウ「それで?俺の用事ってなんだ?銃の買い取りか?」

マミカ「アリスちゃん達の私に対しての用事って何?ユウカちゃんになんか頼まれたとか?」

 

ホシノ「リュウさんにちょっと聞きたい事があってね?」

モモイ「マミカさんに対して質問があって…」

 

リュウ「なんや?」

マミカ「なになに?」

 

 

「「リュウ(マミカ)さんはどうやって銃の基本とか撃ち方を学んだの?」」

 

 

それを聞いた二人はそれぞれ向き合うと……

リュウ「あー…」

マミカ「確かに、ここに来てから誰にもしゃべったことがないね……」

そういい、二人とも少し悩む動作をする……

 

 

しばらくするとリュウが口を開く……

リュウ「はぁ、しゃーない。どうせ今後話す事になるんだ…先に言ったほうが楽か…」

マミカ「そうね、そのほうが今後何かあったときに役立つしね」

 

リュウとマミカはそう結論付けると場所を変えようといい、シャーレの執務室まで移動した……

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

執務室

 

リュウ「さて?銃の扱いをどう学んだかを聞きたいんだな?」

ホシノ「そうそう!」

モモイ「それ目的で来たんだから!」

"私も聞いたことないし、聞いてみたいね"

 

それを聞いたリュウとマミカは苦笑しながら話し始めた……

 

リュウ「まあ、俺に関しては前職が猟師だったってのもあるけど………大体、その前の職が理由だな………」

 

シロコ「ん、気になる」

ノノミ「その前の職業ってどんなのですか?」

ホシノ「おじさんも気になるねぇ」

 

それを聞いたリュウは苦笑いしながら答えた……

リュウ「まぁ、いつかはバレるし……この際言っちまうか……俺が猟師よりも前職は……」

 

 

 

 

「民間軍事会社で傭兵をしていた…たったそれだけさ」

モモイ「傭兵?」

ミドリ「確か、お金を払えば紛争とかに参加するとかいうやつらだよね?」

セリカ「あっ!便利屋が雇ってた連中達の事ね!」

 

リュウ「続けるぞ?俺は傭兵をする関連上、色々な武器や兵器を扱う機会があったんだ…その影響で扱いには長けてるんだ……」

 

それを聞いた対策委員会は納得していたが…

アリス「なら、マミカさんはどうしてでしょう?」

ユズ「確かに、マミカさんは傭兵って感じは一切しない…」

 

それに対してマミカは…… 

マミカ「あー……それはね、リュウさんとカケルさんが自衛の為に覚えさせてきたのよ……」 

と少し遠い目をしながら答えた……

 

マミカ「まぁ、そのおかげで何度もその技術に助けられてるんだけどね……」

そう、マミカは言うが……

 

"いや……現代でそんな事あるの?"

と、先生からの一言……

 

それに対する言い訳をリュウとマミカ考えるが……

ホシノ「もしかして、アビドスであったアレと似たようなやつと他にも会ったことがあるの?」

リュウ・マミカ「「……うん」」

 

それで先生達は納得したが…

モモイ「アレって何?」

ミドリ「アレが何なのかが…」」

 

アリス「もしかしてあの時のあったモンスターですか?」

ユズ「いくら何でもを……」

マミカ「…そうよ」

ユズ「え?」

 

マミカはそれに対して説明を始めた…

マミカ「アリスちゃんたちが会ったのはティンダロスの猟犬……それでリュウさん達が会ったのはミ=ゴと呼ばれる神話生物よ」

リュウ「それぞれ、種族等も違うが未知の生物…神話生物として俺らは呼んでいる……」

対策委員会やゲーム開発部も黙ってしまう…あの異形が他にもいるのだと……

 

リュウ「この際、俺らがやってきた事も言うか…」

マミカ「そのほうがいいかもね。今後、会う可能性も否定できないし……」

 

そして、二人は自分達が今まで色んな冒険をし、色々な神話生物と出会い、戦ってきた事を……

それを聞いたみんなの反応は……

 

アリス「凄いです!マミカさん達は冒険者だったのですね!」

シロコ「ん!アレよりも凄いのがいるなんて!」

マミカ「あはは……」

リュウ「まぁ……そんなに巻き込まれる事なんてそうそうないからね……俺らが異常なだけであって……」

二人は思ってたのと違う反応だったのを見て、苦笑を浮かべていた……

 

"思っていた数倍凄いこと経験していたんだなぁ……"

 

アヤネ「とにかく!リュウさん達が銃の扱いに長けている理由が分かりました!」

ミドリ「思ってたより凄い話だったね……」

"うん、私も初めて聞いたけど…同じ外の世界から来たとは思えないよ…"

 

リュウ「まぁ、俺らはそんな困難を乗り越えながら色々な冒険を繰り広げてきた……これまでも、これからもだ」

マミカ「そうね……だからこそ、あの約束は忘れちゃ駄目だからね!」

 

アリス「約束?」

アリスがそのことについて言及すると……

 

リュウとマミカは右手を出し、手首についているリストバンドを目にする……

リュウ「俺らの仲間の証……還結リストバンドだ」

マミカ「内容は、絶対に仲間の元へ帰る…それを約束した物よ」

それぞれのリストバンドをよく見ると、虹色にそれぞれの色である青やピンクがメインとして彩られていた……

 

 

リュウ「お前らも忘れるな?仲間は自分を強くする」

対策委員会はアビドスの一件であった一件を思い出す……

あの時は、ホシノがカイザーに自身を身売りしようとして、リュウが善処してくれたおかげで未遂に終わった……

だが、それだけじゃなかった…対策委員会が仲間を信じ合い、信頼し合うからこそ、仲間の大切さに気づいた

リュウが仲間に大切にする理由は信じてくれる人がいる……だからこそ、仲間という存在は自信を強くしてくれる……

信じる力……それがリュウが仲間を大切にする理由

 

 

マミカ「仲間は不可能を可能にする」

ゲーム開発部はミレニアムプライスの一件を思い出す…

自分達の居場所である部室を守るべく、ミレニアムプライスで頑張ってなんとかなったが……もし、あの時仲間の一人でもかけていたらできなかった事だっていっぱいある……

だけど、協力しあって無理だと思えた事をやってのけた……

マミカが仲間を大切にする理由は、一人じゃ出来ない事だって色々ある……だからこそ、協力すればどんな壁だって乗り越えられる……

協力する力……それがマミカが仲間を大切にする理由

 

"……なるほど、大人としてリュウさんやマミカさんの事は胸に刻んでおかないといけない事だな"

 

先生は二人がキヴォトスに来る前の出来事なんか知る由もない……だけど、お互いが信頼し合い助け合う……

たったそれだけだが、その大切さをキヴォトスに来てから一番間近で見てした本人でもあるのだから

 

リュウ「ま、こんな真剣な話はやめて、これからどグゥゥ……」

マミカ「あはは!リュウさんやっぱしまグゥゥ……」

 

二人の腹の音で一気に全員の表情は和らいだ…

モモイ「とりあえず、下のカフェで何か食べに行こ!」

ホシノ「お?モモイちゃんだっけ?おじさんも同じ事を考えてたよ」

"なら、カケルさんのカフェまで行こうか"

 

先生そう言うと……

マミカ「さんせーい!カケルさんの所へレッツゴー!」

リュウ「久しぶりに日替わりレーションメニューにでもするか!」

ユズ「そんなメニューあったんだ……」

"まぁ、ミレニアムにディストピア定食とかあったしあんま気にしてなかったけど……"

ノノミ「それもそれで凄い気がしますけど……」

 

そんな会話をしながら執務室を後にする……

リュウとマミカの右手にあるリストバンドは……

今日も色褪せずにいた……

*1
キヴォトスでは銃を持たない人は露出狂よりも少ないと言われるレベル




オマケ ブルアカショート広告風画像

矢守リュウ
シャーレ所属の銃砲店を営む店主
スナイパーやショットガンなど色々な武器を扱い戦う
愛用武器
・BACK-LAPUA【デザートテック製SRS-A2】
リュウがよく使うブルパップタイプのスナイパーライフル。338ラプアマグナムを使用する為、大体のキヴォトス人は一撃で仕留める


【挿絵表示】


雨井マミカ
シャーレ所属の研究員
電子機器や自身が開発した技術を用いて戦う
愛用武器 
・Road To ProoF【STキネティクス製CPW】
新しくリュウから貰ったサブマシンガン。かなり取り回しはよく、2丁拳銃スタイルで戦う


【挿絵表示】


雨井カケル
シャーレ所属のカフェの店長
軍事関連に強く、グレネードランチャーや無反動砲を用いて戦う
愛用武器 
・(かすれてて読めない)【サーブ・ボフォース ダイナミクス製カールグスタフM4】
対車両等を想定して持っている携帯型無反動砲。戦場のゲームチェンジャーになる可能性を秘めている


【挿絵表示】

先生の性別決めたほうがいい?

  • 決める! 男先生派
  • 決める! 女先生派
  • どっちでもいいかなぁ……
  • いや、決めなくていい
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