とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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デカグラマトン編………すごかった………


EXシナリオ 探索者の実力

ある日、マミカとリュウ、先生はミレニアムのエンジニア部に来てきた……

 

 

ウタハ「よし、これで使えるはずだ………」

コトリ「とはいっても、前よりも弱体化してる部分はありますけどね!」

ヒビキ「でも、その分追加武装とかで補ってる」 

そう言う、三人の視線の先には………

 

"アビ・エシュフ……"

リュウとネルとやり合ったあのパワードスーツだ……

 

マミカ「しかし、短期間でよく直せたわね……」

ウタハ「依頼が少なかったからね……時間的余裕があったのさ……」

 

エリドゥの一件の後、エンジニア部は依頼が少ない事を皮切りに、アビ・エシュフを直していたのだ……

 

トキ「これなら100%、やり合えます………」

リュウ「お?自信満々だねぇ……」

 

リュウがそう言うと………

 

 

トキ「ですので、少しお願いが………」

ウタハ「なんだい?できる範囲内だったら何でもやって上げるよ?」

と、ウタハが言うと………

 

 

トキ「矢守リュウ様ともう一度お手合わせを願いたいです」

「「「「「!?」」」」」

 

トキの提案はまさかのリュウとの再戦……

ウタハ「ほう?それはどうしてだい?」

トキ「シャーレで捉える際、一度負けたようなもの……二回目はネル先輩とのデュオでしたがこっちはアビエシェフの性能を100%出せている状態……それでも負けてしまい、2回敗北しました………それのリベンジです」

 

トキが自身でそう言ってきたのを聞きいた全員は………

 

マミカ「と、言っているようだけど?やるの?」

ヒビキ「まぁ、無理にやる必要は「いいぞ」え?」

 

 

あっさり承諾するリュウ………

リュウ「俺はそういうやつは嫌いじゃない……むしろ、いいとすら思ってるからな」

マミカ「わぁお、リュウさんらしいね」

と返すマミカを尻目に………

 

"でも、それやっても大丈夫なの?"

ウタハ「まぁ、実験の名目で場所さえ確保すれば大丈夫だろう……」

ヒビキ「なら、とある装備の実験と称してやれば……」

コトリ「それならいけますね!早速準備してきます!」

 

 

かくして、リュウvsトキリベンジマッチが開かれることになったが………

 

──────────────────────  

ガヤガヤ……

 

マミカ「なんか………人多くない?」

ウタハ「うーん、そこまでみんなパワードスーツが気になるものなのか?」

ヒビキ「いや……どうみても違うと思う……だって、他校の生徒もいるよ……」

"それじゃ……どうして……"

 

 

そんな事を思っていると……

モモイ「あっ!先生とマミカさんだ!二人も見に来たの?」

そう言いながら、ゲーム開発部がやってきた……

 

マミカ「あれ?モモイちゃん?見に来たって?内容知っているの?」

マミカが尋ねると……

 

モモイ「そりゃそうだよ!なにせ……」

 

 

 

「C&Cの番号持ちと最強の銃砲店店主の戦いだよ!見るしかないでしょ!」

「「「「………」」」」

 

ミドリ「私達は、それを聞いてやってきたんです!」

アリス「鎧の騎士と最強販売員さんの試合を見に来たのです!」

ユズ「ちょっと、気になって……見に来た……」

 

それを聞いたマミカは……

マミカ「うん、もうこの際情報云々はどうでもよくて……え?リュウさん最強の銃砲店店主とかいう異名ついてんの?

 

どうせ、激しくやりあえばバレるのは承知の上だったのだがリュウにつけられた異名の方が気になってしまったマミカ……

 

ミドリ「リュウさん、七囚人の厄災の狐に勝ったとかゲヘナの風紀委員150人*1以上をタッグで押し返した噂とかあるよ」

マミカ「何してるの……リュウさん……

 

そんな事を話していると……

 

「あっ!先生だ!」 

 

そう言いながら駆け寄ってきたのは……

"あれ?アスナ?"

アスナ「ちょっと面白そうな事やろうとしてるから見に来ちゃった!あ、リーダーも一緒だよ!」

ネル「よ、先生。んでここで今から何やる予定なんだ?」

 

二人に内容を説明すると………

 

ネル「面白そうじゃねぇか!あたいも手合わせ願いたいぜ!」

アスナ「面白そう!終わったらアスナ達ともやってくれるかな?」

マミカ「ま、まぁそこはリュウさん次第かな?」

 

ヒマリ「ふふっ、私を忘れないで欲しいのですが?」

エイミ「あ、先生だ」

"あ、ヒマリとエイミ。君達も?"

 

ヒマリ「私がセミナーと交渉して許可を得たからできたのですから……感謝してほしいですよ」

エイミ「ユウカ達を納得させるのに時間かかったけど……」

ウタハ「ほんと、感謝しかないよ」

 

そんな事を話していると………

リュウ「はぁ、準備できたぞ!」

トキ「こちらも、準備完了です」

 

リュウとトキ、二人とも準備ができたらしい……

トキの方はアビ・エシュフを装備しているのに対して……

"え?なにあれ?"

 

リュウはローブを着ていた………

リュウ「いや、マミカが用意した装備がこれだったからとしか言えないな………」

そう言いながら、少し近未来風に改造されたハンドガンを持ちしながら答える……

 

ミドリ「なんか、よくある銃を改造したような見た目……」

マミカ「お?よく気づいたね?KeltecのP50をベースに作ったエネルギーハンドガン!名前は決めてない!」

マミカが説明する中、リュウは試合会場へ足を運ぶ………

 

 

ウタハ「どちらかが戦闘を続行できないと判断した時!試合を中断する!二人ともいいね?」 

リュウ「あぁ」

トキ「えぇ」

 

ウタハ「それじゃ……READY?Go!!」

 

 

 

先行仕掛けてきたのはトキで、武装にあるミサイルを撃ってくるが…… 

バチュンッ!

 

リュウはエネルギーピストルを撃ち、撃ち落とす……

 

リュウ「フンッ!」

バチュチュチュチュンッ!

カウンターでエネルギーハンドガンを連射するリュウ

 

トキ「─ッ!」

トキもシールドを使ってガードする………

そのままトキは近接攻撃を入れてくるが

 

リュウ「よっ!ほっ!」

バックステップとジャンプしながら避ける……

 

 

リュウとトキも避けて、相手を牽制しあっている……

ヒマリ「トキが武装の多さでやり合っているのに対して、リュウさんは戦略でやっていますね」

エイミ「あの銃だけで対処していってるね……」

 

ネル「あの時よりはトキのパワードスーツは性能は落ちているんだろうが、それでも一人で相手するのは大変なはずだぞ……」

アスナ「相当な手練だね………」 

 

モモイ「すご!フロムゲーみたいな避け方もしてるよ!」

ミドリ「リュウさん、ハンドガンだけで………」

アリス「凄いです!アリスもあれやってみたいです!」

ユズ「す、凄い……ギリギリで全部避けてる……」

 

リュウ「ふぅ……トキ、こんなもんか?」

トキ「ッ─!まだまだ!」

 

リュウとトキとの戦いはどんどん激しくなっていった………

モモイ「うぁぁ!?」

ミドリ「す、すごい!」

 

大体、45分ぐらいだった頃だろうか………

両者、体力も削られて来る頃合いだろう……

 

トキ「そろそろ決着をつけます……」

リュウ「お?俺もそう考えてたんだ………さて、そろそろ使うか……」

 

そう言うと、リュウはローブをひるがえすと、ローブに隠れていてわからなかったが、ベルトらしきものを着けていた……

 

 

モモイ「あれ?何かの装置?」

アリス「何かの切り札でしょうか?」

 

 

リュウはベルトの右側にエネルギーハンドガンをセットすると……

 

リュウ「さぁ………勝負と行こうか……」

 

そう言うと、コッキングレバーを引く……

 

 

ブリザード!

 

その様な音声が鳴ると、コッキングレバーを手放し、ベルトからハンドガンを取り外す……

 

 

レディ?

外した瞬間、その音声と共にまるで凍りつきそうなBGMが奏でられた…………

 

リュウの足首辺りは氷で覆われ、周囲には雪が降っていた………

 

 

 

 

そして、ハンドガンを上に掲げ…………

 

 

「換装」

 

トリガーを引くと、銃口から飛び出したエネルギー弾がリュウの周りに吹雪を起こす……

 

エイミ「おぉ……涼しい……」

ヒマリ「さ、寒いです……」

 

吹雪が止むと、氷漬けになっているリュウの姿が………

 

ヒビキ「えっ!?」

コトリ「自身を凍らせた!?」

 

そんな心配をするが……

 

ピキッ!

氷にヒビが入り……

 

 

 

バキッバキッ!バァン!

 

Someone who finds answers in a snowstorm……

ブリザード!

 

 

氷が割れ、中からリュウが出てくるが、いつものリュウの服装ではない………

 

水色のパーカーに黒色のカーディガンを羽織っており、メガネではなく、ゴーグルがおでこに装着され……ヘッドホンは耳にはつけておらず、首にかけるようにあり……

 

アリス「目の色が変わってます!」

目の色が水色になっていた……

 

マミカ「本気出すようね……リュウさん……」

"嘘でしょ……"

 

周りにいる人は目の前の光景が信じられなかった……

目の前で氷漬けになった人が出てきたと思ったら服装が変わっているという事……

そして、ミレニアムの生徒からしたら、あの変身のやつはとてつもない技術が使われているという事も……

 

 

先生やいろんな人が驚いている中、リュウが仕掛ける……

 

リュウ「アイスバインド……」

ハンドガンの銃口を地面に着け、トリガーを引く……

 

 

 

バキュン!カキーンッ!

リュウの目の前に氷の壁が複数生成される……

 

 

ネル「氷の壁!?」

アスナ「スゴーイ!」

 

 

トキ「無意味です」

トキが氷の壁に向かってガトリングを撃つか………

 

トキ「居ない!?」

リュウ「こっちだよ!」

トキ「くっ……」

 

氷の壁を匠に使い、アビ・エシェフのガトリングを避け、狙いを定める………

リュウ「そこっ!」

バキュゥンッ!

 

先程よりも威力が上がったエネルギー弾を放つリュウ……

 

 

トキはアビ・エシェフの盾でガードするが……

トキ「なっ!?」

ガードした盾がが凍り、そして………

 

 

パキーンッ!

ガードした盾が砕けちる………

 

 

モモイ「凍った!?」

ミドリ「そして、砕けた!?」

アリス「すごいです!リュウさんはウィザードだったのですね!」

ユズ「そうだとしても凄すぎる………」

 

 

ウタハ「盾が砕け散る!?」

コトリ「液体窒素につけた薔薇のようにごなごに……」

ヒビキ「相当温度が低くて、急速に凍らない限りありえない………」

 

 

 

トキ「ならあえて近距離戦……」

トキは遠距離戦ではなく、近距離戦を仕掛けてくる………

それを見たリュウは左側にあった棒を手に取ると……

 

サーベルオン

 

近接攻撃を仕掛けてきた腕に、青白いレーザーによって受け止められる………

 

 

リュウ「おぉ……聞いていたけどできた……」

トキの近接攻撃をビームサーベルになった武器で受け止める………

 

"なにその男心くすぐる仕掛け!"

マミカ「ふっふーん、凄いでしょ?」

 

リュウは受け止めた腕を押し返すと、一気に距離を取るが……

 

バララララララララ!!

トキはアビ・エシェフについているガトリングから弾丸の雨が横なぶりで降り注ぐ……

 

ブォンブォン!ギィギィンッ!

 

手首のスナップを効かせて、サーベルを回し、当たる弾を全て弾く………

 

 

ユズ「か、かっこいい……」

モモイ「あの動きすごい!」

ミドリ「今度作るゲームのモーションに使えそう……」

アリス「剣士でもあったのですか!?」

 

 

トキはリュウがエリドゥの時よりも厄介だと感じた……

トキ(アビ・エシェフが弱体化したとしても、リュウ様自身が強くなっています………近接戦闘でもあっさりと対応されてしまい、ミニガンも軽く防がれてしまいました……そして、何より……)

 

トキはリュウの顔を見ると……

トキ(あの時よりも、楽しそうな表情しています……)

  

トキがそんな事を思っていると……

リュウ「そろそろ、決着をつけるか………」

 

 

リュウがそう言うと、コッキングレバーを思いっきり引き、1秒待つと……

 

チャージ!

その音声と共に待機音声が鳴り響く……

そして、更に待つと……

 

3

突然のカウントダウン……そして、銃口に集まるエネルギー……

 

2

今までよりも想像がつかないぐらい充填される………

 

1

エネルギー充填量はは、今までの10倍以上………

 

 

 

フルチャージ!

 

さっきよりも豪華になる待機bgm………

 

 

コッキングレバーを離し、片手で狙いを合わせるリュウ……… 

そして………

リュウ「フロストマグナムショット!」

掛け声と共にトリガーを引く……

 

フロストマグナムショット!!

 

 

 

 

バシュゥゥゥーーン!

 

 

高火力のエネルギー弾はとてつもない速さで放たれる……

 

トキ「ッ─!」

トキは慌てて、アビ・エシェフについている緊急脱出装置で脱出するが………

 

 

トキ「なっ!?」

捨てられたアビ・エシェフにエネルギー弾が当たり、氷に包まれてしまう………

 

ピキッ……

 

パキーンッ!

 

氷に包まれたアビ・エシェフはバラバラにされてしまった………

 

 

ウタハ「勝負ありー!」

と、ウタハが止め………

 

 

ウタハ「勝者!リュウさん!」

そう告げると、おぉぉ!と周囲は盛り上がる………

 

リュウ「ふぅ……」

エネルギーハンドガンの下部にある装置の隠しボタンを押すと、元の姿に戻る……

 

だが……

リュウ「おっとと……かなり体力使ったな……」

使用した反動は大きく、体力をかなり使った模様……

 

トキ「……ネル先輩、また負けました」

ネル「そう、落ち込むなって……あいつが強かっただけだ……」

アスナ「そうそう!また頑張ればいいよ!」

 

 

ヒマリ「それにしても、今回のやつはいいデータが得られました……」

エイミ「あの氷……持って帰っても文句は出ないよね?」

 

マミカ「リュウさん、どうだった?あの人の再現?」

リュウ「武器は違えど、ここまでとは思わなかったな……」

 

そんな中、ゲーム開発部が近寄ってきて……

モモイ「すごいよ!あんなすごい戦い見たの初めて!」

ミドリ「うん、あれなんなの!」

アリス「アリスも気になります!」

ユズ「わ、私も気になる……」

 

 

ウタハ「私も、気になるね……話してもらえると嬉しいのだが……」

 

ウタハからもそう言われ、マミカとリュウは目配せをすると、話し始めた……

 

マミカ「実はあのもとになった人がいてね、リュウさんと冒険した事がある人なんだ」*2

リュウ「まぁ、その時はなんとかなったけど………またあんな目に合うのはごめんだ……」

 

ウタハ「つまり、今回のあれはその時の件を参考にと?」

マミカ「そ!私も試してみたい技術だったからいい機会だったの!」

それを聞いたウタハは何処か納得した様子で……

 

ウタハ「なるほど……実体験ベースの再現、というわけか」

ヒビキ「だからあんな異常な温度制御と換装機構が……」

コトリ「正直、ミレニアムの技術水準でもみたことないですよアレ!」

 

マミカ「えー?やれば出来そうじゃん」

リュウ「お前は楽しそうに言うな……」

 

そう言いながらも、リュウはどこか懐かしそうに氷の残骸を見つめていた

 

ヒマリ「その参考にした人も、リュウさんやマミカさんと同じ人たちだったんですね」

エイミ「普通じゃなさそうだけど……」

 

砕け散ったアビ・エシュフの残骸が回収され、会場に残っていた冷気も、ゆっくりと消えていった……

 

ウタハ「はいはい、解散解散!データは十分取れたし、これ以上続けると怒られるからね!」

ヒビキ「……本当に怒られそう」

コトリ「でも大成功ですよ!実験としては!」

 

そんなエンジニア部のやり取りを背に、トキは静かに立ち上がる

 

トキ「……矢守リュウ様」

リュウ「ん?」

 

トキ「本日は、お手合わせありがとうございました結果は敗北でしたが……とても、有意義でした」

リュウ「そう言ってもらえるなら、やった甲斐はあったな」

トキは一礼し、ネルの方へ戻っていく

 

ネル「よくやったじゃねぇか。あたい相手より、よっぽど根性見せてたぜ?」

トキ「……はい」

 

一方、観客席では……

モモイ「ねぇ先生!今の見た!?完全にイベントボスだったよね!?」

ミドリ「後半の演出、絶対ムービー挟まるやつ」

アリス「アリス、次はあの人と戦ってみたいです!」

ユズ「……勝てる気、しない……」

"うん、私もそう思う……"

 

白熱した試合も、収まってゆき実験試合は成功に終わった……

そして、後日この光景を見ていた人達がリュウの事を最強の銃砲店店主ではなく、氷のハンドガンナーと呼ばれた……

 

 

*1
アビドス編の風紀委員会襲撃の事

*2
実際にセッションであった事があるNPCを元にした




はい、あとがきです!
次回からエデン条約編が始まってゆきます!

──────────────────────
矢守リュウ【ICE】
攻撃 振動
防御 弾力装甲
STRIKER
アタッカー
ポジション FRONT
武器種 ハンドガン

EXスキル フロストマグナムショット! cost3
エネルギー式ハンドガンを最大までチャージし、直線状に攻撃力の1600%のダメージを与え、ノーマルスキルのクールタイムを半減する。この際、結晶を所持していた場合、消費して追加で攻撃力の800%を与える

ノーマルスキル アイスバインド
30秒ごとに遮蔽物を生成し、結晶を獲得

パッシブスキル 氷の裁定
自身の攻撃力を60%あげる

サブスキル 雪の結晶
結晶所持時に、EXスキルを使用した場合再びスキルカードをドローする事ができる

使用武器 エネルギーカードリッジ式ハンドガン



【挿絵表示】

ピックアップ募集名 吹雪の中の一撃

説明 マミカの実験で誕生したシステムを使いなった姿。姿や能力は昔、リュウが一緒に冒険をしたやつを参考にしている……

先生の性別決めたほうがいい?

  • 決める! 男先生派
  • 決める! 女先生派
  • どっちでもいいかなぁ……
  • いや、決めなくていい
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