とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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華やかな裏の中で
依頼されたカフェの店長


シャーレ併設カフェ

 

 

"という事で、改修工事が入る事になりました"

カケル「分かった、しばらくは営業は中止だな……」

 

シャーレのカフェの店長や探索者の一人、雨井カケルはキヴォトスに来てから、DUシラトリ地区にあるシャーレにて、カフェを営んでいたのだが……

 

 

"すみません、シャーレ前の暴動で一部が破壊されてしまって……"

カケル「暴動保険とかいう聞いたことのない保険がある時点で察してはいたが……まさか実際に起きるなんて思ってもいなかったな……」

そう、運悪くシャーレ前でヴァルキューレと不良集団が抗争を始めてしまい、その被害がピンポイントでカフェになってしまった……

 

 

カケル「だが、直るまでの間何をすれば……」

カケル自身、カフェが直ればそれはそれでいいのだが……直るまでの間どうするのかの問題があった……

 

そんな中、先生がとある提案をする……

"なら、私とトリニティ総合学園に来てくれませんか?"

カケル「トリニティ?」

 

カケルが聞き直すと……

 

"はい、トリニティ総合学園の生徒会と呼ばれる組織。ティーパーティーから貴方達の誰か一人を助っ人として呼べないかと言われまして……"

カケル「なるほど……例の記者会見など色々な実績を加味してか……」

 

カケルはしばらく悩むと……

カケル「いいだろう、付いていこう」

"ありがとうございます!では、3日後によろしくお願いします!"

 

 

そういうと、先生は執務室へと戻っていった……

 

 

カケル「さて、俺はあいつの所に行って武器を受け取りに行くか……」

 

 

 

 

第3章 エデン条約編

華やかな裏の中で……

 

【挿絵表示】

 

 

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TR Rifleガレージ

 

カケルはリュウに会いに行くと、一人の子が出迎える

「いらっしゃいま……カケルさん!アニキに用すか?」

カケル「あぁ……しかし、未だにアニキ呼びなんだな」

 

そう言われ、頬を膨らませながら返す

「当たり前っすよ!アニキはアニキっす!」

カケル「まぁ、そこは置いといて……あいつは?」

「アニキー!カケルさん来てますよー!」

と、奥に声をかけると……

 

リュウ「ういうい……よ!受け取りに来たんだろ?」

カケル「あぁ、その通りだ。どんな感じになったのかも説明してくれ」

 

リュウはそう言われると、大型な筒状の武器を取り出す……

リュウ「お前のカールグスタフM4の改造点は主に3つ、一つ目は反動低減、二つ目は軽量化と強度増加、三つ目がリロード方法」

 

そう言いながら、カールグスタフの後方部分にあるロック部分を指差す

リュウ「前者2つの利点はお前もわかると思うから吹っ飛ばすが、後者のリロード方法は今までよりも素早くリロードできるようにした」

カケル「というと?」

 

カケルが聞き返すと、リュウはダミー弾*1を装填して、レバーを操作してロックをかける。

カケル「ここまでは同じだな……」

リュウ「まぁ、見てろって」

 

リュウはそう言うと、ロック用のレバーを後方へ少し引くと……

カチャッ!バシュッ!

カケル「!!」

 

後方部分のロックが素早く外れ、薬室内にあった薬莢が飛び出してきた……

リュウ「まぁ、こんな感じでロックのレバーを後方へ少し引くと、自動的に空薬莢が吹っ飛ぶ用になってる。今までどおりのリロードも可能だし、装填時の暴発テストはしっかりクリアしてるから安心しろ」

 

カケルはそれを聞きながら、手に取る……

カケル「サイトも少し新しくなったな……」

リュウ「そこはお好みだ、だから改良点に入れなかった」

 

カケルはしばらく眺めた後……

カケル「ありがとうな、代金は……」

リュウ「今後、俺が好きな飯作ってくれ。それでいい」

 

カケルはそれを聞くと、少し笑いながら返す……

リュウ「マシンガンはお前が持ってるM249でいいとして、こいつも一緒に持ってけ……」

そう言いながら、一丁のライフルを置く……

 

カケル「お前これって……自衛隊制式小銃の……」

リュウ「あぁ、アビドスで回収した最後のライフル。64式小銃だ……」

 

カケルはその銃を眺めながら、色々と見るが……

カケル「セレクター部分が少し違うな……」

リュウ「そ、何故かこいつだけセレクターの形状がサクラの花びらなんだよ。しかも、押し込んで回さなくてもいいときた」*2

 

それを聞きながらカケルは手に取る……

カケル「確かこいつは、リニアハンマー方式だったな……」*3

そう言いながら、トリガーを引く……

 

いつもとは違う空撃ちの感覚だったが、それ以上に……

カケル「がたつきが一切ない……」

こいつはがたつきが酷い事でも有名で、テープでよくぐるぐる巻きにされているが、こいつはなくても運用は可能なレベル……

 

カケル「スコープと弾薬とマガジン等をセットで頼む」

リュウ「はいよ、○万円な」

カケル「そこは金取るのかよ」

リュウ「マガジンと弾薬、スコープは流石に買え」

 

そんなやり取りをしながら色々と必要な物を揃えるカケル

リュウ「んじゃ、オマケでこれやる」

カケル「カールグスタフの弾薬だよなこれ?」

 

カケルがそう言うと……

リュウ「そう、マミカが作った弾薬なんだが……こいつはあくまでも最終手段として使え」

カケル「どうして最終手段なんだ?」

 

カケルがそう聞くと……

リュウ「対神話生物用にとてつもなく威力が強くなってる……以上」

カケルはそれを聞くと……時計の中に弾薬をしまう……

 

その後、軽い談笑をしてから三日後に備えて色々と準備を進めた……

 

 

──────────────────────

当日 トリニティ総合学園校門

 

カケル「ここがトリニティか……」

トリニティにきて最初の感想はイギリスぽいなと感じた事だった……

 

トリニティの生徒の多くがイギリス製のL85を持っていた点がまず一つ、さらに言えば建築。レンガや石材を多用した建築が多く、そこがイギリスと似ていた……

 

校門前で待っていると……1台の車がやってくる……

 

「失礼します、ティーパーティーのナギサ様の使いです。先生と……」

"その子から補佐として頼まれた人だよ"

 

目の前の子はそう聞くと……カケルをじっと見つめ……

「分かりました、ではこちらへどうぞ……」

そういうと、後ろのドアを開けて乗るように促す……

 

カケル「ありがとうな」

カケルはその子にお礼を伝え、車に乗り込む……

 

そして、全員が乗り込むと車は動き出し目的地へと行く……

 

 

 

──────────────────────

ティーパーティー エントランス

 

 

「こんにちは、先生とカケル様。こうして直接お会いするのは初めまして、ですね。ティーパーティーのホスト、桐藤ナギサと申します」

 

“久しぶりだね、ナギサ”

と、先生が返す……

 

ナギサ「そしてこちらは、同じくティーパーティーのメンバー、聖園ミカさんです」

ミカ「やっほ~☆初めましてだね、先生!」

 

ナギサ「あらためまして、お初にお目にかかります。私たちがトリニティの生徒会、ティーパーティーです」

 

 

初めて先生とカケルに対面するナギサは挨拶し、隣にいる同じくティーパーティーのメンバーであるミカを紹介した

 

 

カケル「とりあえず、シャーレのカフェヲ運営してる雨井カケルだ。様付けはなくてもいい」

カケルは軽く自己紹介する

 

 

「へー、これが噂の先生かー。あんまり私たちと変わらない感じなんだね?そっちの人も同じかな?」

ミカは初めて見る先生とカケルをじろじろと見て図々しく評価する

 

“あはは、どうも…”

カケル(先生には申し訳ないが、俺的にはその評価ほうがありがたい……)

 

ナギサ「なるほどー、ふーん…うん、私は結構良いと思う!!ナギちゃん的にはどう?」

ミカ「……ミカさん、初対面でそういった話はあまり礼儀がなっていませんよ。愛が溢れるのは結構ですが、時と場所は選びましょうね」

それを見たナギサはミカの行動を注意するのであった……

 

「うぅっ、それはまあ確かに…。先生とカケルさん、ごめんね?まあとりあえず、これからよろしくってことで!」

 

 

“こちらこそ、よろしく”

カケル「俺の方こそ、よろしく」

 

ナギサに注意されたミカは、とりあえず形だけとばかりに先生に謝った。幼馴染ゆえにミカの性格を熟知しているナギサは、ミカの行動にため息をつく。ナギサのその反応を見ても、ミカは態度を変えることは無かった

 

ナギサ「…トリニティの外の方が、このティーパーティーの場に招待されたのは、私の記憶では先生が初めてです。普段は、トリニティの一般の生徒たちにも簡単には招待されない席でして……」

ミカ「あー、何それナギちゃんちょっといやらしい!恩着せがましい感じー!」

 

ナギサ「…失礼いたしました、先生。そういった意図は無かったのですが…それはさておき、ミカさん?」

とミカが茶々を入れられたと思ったら、ミカを注意し、その姿を見たカケルは……

 

 

カケル(この二人一様生徒会長だよな?大丈夫か?)

 

紆余曲折ありつつも、本題を聞くことに……

ナギサ「…そろそろ本題に入りましょうか。私たちが先生にお願いしたいのは、簡単なことです。……補習授業部の、顧問になっていただけませんか?」

 

 

“補習授業部?”

彼女達のお願いは補習授業部の顧問になって欲しいとのことである……

 

ナギサ「はい。つまり、落第の危機に陥っている生徒たちを救っていただきたいのです。“部”という形ではありますが、今回は顧問というより“担当の先生”とその補佐と言った方が良いかもしれませんね」

 

 

続けてナギサ言う……

ナギサ「トリニティ総合学園は、昔からキヴォトスにおいて“文武両道”を掲げる、歴史と伝統が息づく学園です。それなのにあろうことか、よりにもよってこの時期に、成績が振るわない方がなんと4名もいらっしゃいまして……」

 

ナギサ「しかも、今こちらとしても、エデン条約の件で人員を裂けませんので……」

カケル「なるほど……成績不振者の為にやってくれと……」

 

カケルがそう聞くと……はいとナギサは返す……

先生は話を聞くと……

 

“私にできることであれば、喜んでやるよ”

ミカ「やった!ありがとー先生!」

ナギサ「ふふっ、きっと断らないでしょうとは思っていましたが……カケルさんは、どういたします?」

 

カケルはやるかの合否を聞かれる……

カケル(この補習授業部……普通じゃないな……何か……別の目的を感じる……)

 

カケル「……わかった、やろう」

ナギサ「!ありがとうございます」

ミカ「カケルさんもありがとう!」

 

二人はそう言うが……

カケル(ここはむしろ、参加して中から探ったほうがいいな……足りないの情報は二人に集めてもらおう)

 

その後、カケルと先生はナギサ達から色々と話を聞き……先生は先にその名簿の生徒たちに会いに行く事になり退出し、ミカもそれに続いて退出する……

カケルはトリニティがどういった場所かを調べる為に一旦先生と別れることにした……

*1
雷管が無く、発射できない弾

*2
64式小銃は押し込みながら回さないとフルオートやセミオート等を切り替わらないようになってます

*3
簡単に違いを上げるなら、M1911A1が良くあるライフルの撃発機構で、64式はグロックみたいな撃発機構となっている

先生の性別決めたほうがいい?

  • 決める! 男先生派
  • 決める! 女先生派
  • どっちでもいいかなぁ……
  • いや、決めなくていい
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