とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
先生とカケルが会場を見て変更する様に直談判するか悩んでいたが……
カケル「だが、変更する時間すら残されていないな……」
"……行くしかないようだね。皆、車に乗って会場に行くよ!"
先生がそい言うと、全員車に乗り込み、テスト会場の場所へ向かっていった……
カケル(一様、テスト会場の事について、あいつらにも送っておくか……)
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トリニティ総合学園 図書館
様々な本があり、色々な歴史書まである……本の修繕なども行っているらしい……
マミカ「ここね……」
マミカはトリニティの事についての調べる為に訪れたが……
マミカ「色々あるわね……かなり古い本まで……」
そう言い、棚にある本達を見ていると一つの本に目がいく……
マミカ「なんだろう……」
マミカはそう言うとその本を手に取る……
本には『空の列車旅伝説』とタイトルがあり、著者などは一切書かれていなかった……
マミカ【図書館】→成功
本を開き、本の内容を見ると……
『かつて、空を走る列車があった……その列車には普通の手段では乗れない……そして、終点がない……列車の目的地は自身で決めないといけないが、乗る人の殆どが目的地が分からない。目的地が分かる唯一の手段は切符を見るしかない。それが自分の乗る列車の終点を見る唯一の方法だ』
マミカ「これって古文書?だけど列車とか書いてある……」
本には続きがあった……
『乗る列車の終点に降りれないものは何かの分からない事がある者……そして、その列車の切符を無くすという事は永遠に解決しない……だが、降りれた者はその切符にとてつもない力が宿る』
マミカ「………」
マミカがその本を真剣に読んでいると……
「あ、あのぉ……」
マミカ「えっ?」
「うぁぁ!?す、すみません……その本修繕対象でして……」
そう言い、マミカの持つ本を指差す……
マミカ「えっ?あ、ごめんね!」
「い、いえ……真剣に本を読んでいたので少し邪魔するのが怖くて……」
目の前の子はそう言うが……
マミカ「大丈夫よ!心配しないで!私は雨井マミカ」
「古関ウイと申します……すみません、読んでたのを遮る形で……」
マミカ「大丈夫大丈夫、本の修繕は大切だし、本は知識の塊でもあるからね」
ウイ「ありがとうございます。この本は古文書なのですが、色々な二次創作とかにも使われる程人気でして、キヴォトス中で結構有名な本なのですが……乱暴に扱う人も居て今回はその為の修繕です」
ウイはそういい、その本を大切そうに持つ……
マミカ「あ、そうそう……トリニティについて調べてたのだけど、なんかちょうどいい本探してるんだけど……なんかないかな?」
ウイ「でしたら……少しついてきてください」
ウイはそう言うと、奥の方へ歩いていきマミカもそれに付いていった……
ウイ「確か……あ、これがちょうどいいですね」
ウイはそう言うと、本を手渡す
マミカ「どれどれ……トリニティ歴史書……」
マミカはそれを見ると本を開き中身を見る……
そこには大昔、トリニティ自治区には幾つもの学園がひしめいており、散発していた学校間での紛争を避けるべく、各校代表が会談を行うために設けられたとあり、その名をティーパーティーという……
やがて各学園は第一回公会議における合意を以って、パテル、フィリウス、サンクトゥスという3つの主要な学園を中心とした連合を形成し、トリニティ総合学園という一つの学校へと統合した……
マミカ「元々は複数の学園だった名残から生徒会長が3人いるのね……」
だが、本を見ていると一つの記載に目が行く……
『だが、第1回公会議でアリウス分校が反発を起こし、武力衝突を決行。連合はやむなしにアリウスを破門にした』
それを見たマミカは少し驚いたが落ち着きを取り戻した……
その後、アリウスについての記載は一切なかった……
マミカ「ねぇ、ウイちゃん……アリウスについての記録って他に無いの?」
マミカが何気なくそう訪ねたが……
ウイ「申し訳ございません……それはお答えできなくて……」
マミカ「どうして?」
そう聞かれたウイは少し悩んだ様子で答える……
ウイ「ティーパーティーの権限で閲覧が出来ないのです……私も見ようとしましたが止められました……」
マミカ「なるほどね……ごめんね、こんな事を聞いて」
ウイ「い、いえ……本をしっかり読んでくれたので大丈夫ですよ」
ウイはそう返すが、少し笑顔がぎこちない……
マミカ(アリウス……何かありそうね……カケルさんにその事を伝えておこう……)
マミカはその後も、本を探して読みあさっていった……
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救護騎士団本部
トリニティの医療機関とも言える部活、救護騎士団。トリニティ内でも最も古い歴史を誇る部活とも言える……
部員数もそこそこいるらしい……
そんな場所にリュウは来ていた……
最初、救護騎士団の医療施設に百合園セイアがいると思われたが……
調べるとどうやら居ないという噂があるらしく、情報を探る為に直接訪れる事にした……
リュウ「ここが救護騎士団……専用の棟まで用意されてる徹底ぶりだな……」
そう言うと、中へ入っていき、受付へと足を運ぶ……
「はい、なんの御用でしょうか?」
リュウ「すまないが、救護騎士団の部長さんを呼べるか?」
リュウがそう言うと、受付の子は電話を手に取りかける……
「もしもし、ミネ先輩……受付に先輩に用がある人が来ています……はい、わかりました」
その子は電話を終えると受話器をもとに戻し、リュウの方を向くと……
「はい、一番診察室にいるのでそこに行ってください」
リュウはそれを聞くと一番診察室に向かう……
一番診察室のドア前に着くとノックをする……
「入っていいですよ」
そう言われ、ドアをスライドして開ける……
リュウ「失礼します」
リュウはそう言いながら中へ入る……
「どうも、私は蒼森ミネと申します」
リュウ「俺はシャーレ併設の銃砲店店主の矢守リュウだ」
ミネとリュウが自己紹介を終えると、両者とも椅子に座る……
ミネ「ここへはどんな要件で?」
ミネがリュウにそう尋ねると……
リュウ「ティーパーティーの百合園セイアについて聞きたくてね……どうやら入院していると聞いてここへ訪れたのだが……」
リュウがそういうとミネは少し悩んだ表情をして答えた……
ミネ「すみません……ここにはセイア様はいらっしゃいません……」
リュウ「……そうか、すまなかったな」
リュウがそう言った直後、ミネの方から着信音が聞こえる……
ミネ「はい、もしもし……はい……!!……わかりました」
ミネは通話を切ると、リュウに向かって告げた……
ミネ「実は言いにくいのですが……」
ミネは少し暗い表情のまま告げる……
「セイア様がお亡くなりになったと連絡がきました……」
リュウ「……は?」
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ゲヘナ
混沌と自由を校風にした学園……そこで二回目の補習授業部のテストが行われる……
コハル「なんでゲヘナなのよ!」
コハルがそんな事を言うが……
ヒフミ「し、仕方ないですよ……」
ハナコ「あらあら」
ヒフミがなだめ、ハナコは微笑み……
アズサ「大丈夫だ、私がついている……」
戦闘準備をしているアズサの姿があった……
カケル「先生……本当にここがテスト会場なのか?」
"う、うん……間違いないね……"
先生は少し不安げにその事を告げる……
カケル「でも、何故ゲヘナなんかに……」
"何がなんでも、裏切り者を排除したいんだろうね……"
カケルと先生は補習授業部のみんなに聞かれないようにその事を話す……
そして、しばらく歩いていると……
"あそこがテスト会場だよ!"
先生がそういい指を指した建物を見る……
ヒフミ「大丈夫!私達ならできます!」
ヒフミがそんな事を言う補習授業部の皆に言う中、カケルはその建物にある程度近づくとふと足を止める……
カケル「待て、何か聞こえる……」
コハル「どうしたの?」
カケル「シッ!よく耳を澄ませ……」
カケルがよく耳を澄ませる……
よく聞くと建物内から導火線に火がつき燃えている音がする……
それを聞いたカケルは……
カケル「伏せろ!!」
そう叫び、建物から近かったヒフミとコハルを建物から離し、うつ伏せにさせる……
ヒフミ「キャッ!?」
コハル「ぐえっ!?」
その叫びを聞いた先生やアズサ、ハナコも急いで離れて伏せた瞬間………
ドカァァンッ!!
その建物が爆破され、瓦礫の山になる………
そして、その場所から……
「ワーッハッハ!さぁ!温泉の為に掘れぇぇ!!!」
そんな声が聞こえる……
先生とカケルはその声の主を見る……
"!!温泉開発部!?"
カケル「何故お前らがここに!」
温泉開発部……ゲヘナを拠点とする集団で万魔殿から部活認定されず、非公認の部活だが部員数がかなり居て、彼らは温泉があるところ構わず爆破し温泉を掘る……
それがどれだけのレジャー施設や交差点の真ん中でもお構いなしだ……
そして、そんな温泉開発部を束ねる部長……
「ワーッハッハ!さぁ!掘れ掘れぇぇ!!」
カケル「鬼怒川カスミ!どうしてここを!」
カケルがカスミに対してそう聞くと……
カスミ「ここに温泉があるとの情報を得てな!それで邪魔な建物を爆破したという訳さ!おっと?邪魔するなら容赦はしないよ?」
カスミはやりあう姿勢を見せるが……
カケル「先生、皆とテスト用紙が無事か探せ……俺はこいつらを相手する……」
"えっ……でもカケルさん一人じゃ……"
先生はそう言うが……
カケル「見つからなかったらこいつらの努力が無駄になるぞ……テスト用紙だけでもあれば会場とかはどうにかなる」
"!!……分かりました"
カケルはそれを聞くと時計を操作してマシンガンを取り出す……
カスミ「ほほぅ?やりあうのか?」
カケル「当たり前だ……とことん相手になってやるよ……」
カケルはM249のコッキングレバーを操作し、セーフティーを押し込み発射可能状態にする……
カスミ「いけー!温泉開発の邪魔をさせるなー!」
カケル「1時の方向……次は10時……」
ババババ!ババババ!
M249の排莢口からベルトリンクと空薬莢が排出される……
連続では撃たず、間隔を開けてカケルはトリガーを引く……
マシンガンは連続して味方の為に弾をバラ撒くが、撃ちすぎると銃身が熱くなり、精度が悪くなってしまう……その為射手は、加熱を抑える為に間隔を開けて撃つ……
「ぐえっ!?」
「ぎゃぁぁ!!??」
「いたたたっ!?」
戦況はカケル優勢の形で進んでいた……
いくら大人数でも戦闘の歴が学生と元傭兵のカケルとでは雲泥の差があった……
「これならどう!?」
その声の主は火炎放射器を持ってきてカケルの方に向けて放つ……
カケル「チっ……面倒だな……」
カケルはそう言いながらも遮蔽物に隠れ、何かを取り出す……
カケル「おりゃっ!」
カケルが火炎放射器を放っている生徒に向けて何かを投げる……
「ん?これってしゅ」ドカァァンッ!!?
カケルが投げたのはドイツのDM51手榴弾であり、リュウの店で売られていたのを買ったものだった……
ヒフミ「す、すごい……」
コハル「大人数なのにたった一人で……」
劣勢になりつつある温泉開発部……
少し悔しそうな表情をしていたカスミだったが……
カスミ「ぐぬぬ……あれを持ってこーい!」
カスミがそう言うと、奥から重低音を響かせながら一台の重機がやって来る……
カスミ「ワーッハッハ!これならかなうまい!」
カケル「マシンガンじゃ無理だな……ならこれで……」
カケルがそう言って取り出したのは……
コハル「何あのデカイ武器!?」
アズサ「あれば……ロケットランチャー?」
ハナコ「あれは無反動砲ですね……」
ヒフミ「あ、あんな物まで持っているのですか……」
カケル「フンッ!」
ドォォンッ!!
ズドォォン!!
カスミ「なっ!?温泉開発部自慢の重機を一撃で!?だが、まだもう一台ある!」
カスミがそう言ってる最中にはもう一台やって来ていた……
カケル「リロード!」
カケルはカールグスタフの後方にあるロックレバーを少し手前に引く……
バシュッ!
空薬莢が排出され、カケルは時計を操作して別の弾を挿入する……その動作は普通の人が二人がかりでやるのを一人で手際よく行った……
カスミ「いけぇぇ!!」
カケル「無駄だ……」
ドォォンッ!!
ズドォォン!!
もう一台の重機も一撃で粉砕し、温泉開発部の半数が戦闘不能になった………
カケル「まだやるか?」
カケルはそう言いながら、カールグスタフをリロードをして、カスミに向ける……
カスミ「ひ、ひぇぇぇ……」
先程とは違い、威勢が無くなっていた……
そんな中、先生が声を上げる………
"あ、あった…あ……"
先生が見つけたテスト用紙を見ると……
完全に焦げており、テストは受けれなくなってしまった…………
ヒフミ 不合格
アズサ 不合格
コハル 不合格
ハナコ 不合格
理由 テスト用紙、使用不可により受験不可能
あとがき
久しぶりのあとがきです!最近、花粉も凄いですがインフルエンザにも注意してください!私はそれで一週間ほど大人しくしていました……
さて、カケルの戦闘力はどれくらいか?みたいな疑問が出てくると思いますのでお答えしますと、温泉開発部や風紀委員会相手でもやりあう事が出来るぐらいだと考えてくれれば結構です。リュウが表立って強いと言われ、カケルは実は強いんじゃね?とか言われる立場みたいな感じです!
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