とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
二回目のテストが温泉開発部によって無くなったその日……
カケルは自身の泊まっている部屋で通話をしていた……
カケル「と、言うことがあった……何者かに意図的に妨害されたとしか思えない……」
マミカ『それは災難ね……』
リュウ『だが、ティーパーティーがまとめて補習授業部の皆を排除しようとしているのが確定したな……気を抜くなよ?まだまだ妨害は出てくるぞ』
リュウがカケルに対してそう言うが……
カケル「大丈夫だ、塹壕で寝ていて空き缶を手榴弾と勘違いしたお前よりはな」
リュウ『てめっ……まぁ、いい……』
リュウは怒りを抑え、続けて話す……
リュウ『今日、俺とマミカはそれぞれ別のところに言って調べてきた……結論から言うと……』
『ホストの一人、百合園セイアの死がこの騒動を引き起こしてる』
カケル「なっ……だったらトリニティ中騒ぎにならないか?」
マミカ『どうやら、ティーパーティーの情報統制のせいでその噂が広まってないみたいね………』
リュウ『今日、救護騎士団の本部に行ってその事実を知った……だが……』
【SECRET DICE】*1
リュウ『───────。』
カケル「─────────!?」
マミカ『────────────。───────』
リュウ『──────、─────────────』
カケル「───、───────────?」
マミカ『─────────────────。─────────────、──────────』
カケル「────、──────────────……」
マミカ『──、───────────────』
リュウ『────、───────────』
【SECRET DICE】*2
カケル「………」
リュウ『そういう事だ、俺らの方からの関与はほぼ無理だ』
カケルはその話を聞き……
カケル「……分かっただが、こっから先は俺の判断でやる……」
マミカ『了解、こっちからは以上!』
カケル「あぁ、俺の方も以上だ。それじゃ、俺は寝る……おやすみ」
リュウ『あぁ、しっかり寝とけ』
そう言われ、カケルは通話を切る
カケルはベットに後ろ向きに倒れ込み、天井を見つめる……
カケル(明確な目標はできたが……問題はあいつらのテストの点数……)
カケルがそういうのも無理がない……現状ヒフミ以外合格点を超えられるのが怪しいのだ……
だが、一番の疑問がカケルの中ではあった
カケル(浦和ハナコ………テストでは最低点を毎回たたきだしてるがあのお菓子の時のコハルとの会話……)
ハナコ「ふふ、コハルちゃん。ちんすこうは百鬼夜行の伝統的な焼き菓子の一つですよ?」
これだけならなんともないが……
今日のゲヘナでの一件……
コハル「何あのデカイ武器!?」
アズサ「あれば……ロケットランチャー?」
二人がカケルの武器が何がわからない時……
ハナコ「あれは無反動砲ですね……」
ハナコだけ先に回答していた……
カケル(もしかして……ハナコは……)
そんな事を考えていた時……
コンコン……
カケル「なんだ?」
"あ、私です。少し相談があって……"
先生がカケルの部屋に訪ねてきたのだ
カケル「とりあえず、外で会話しよう」
カケルがそう言いうと、部屋に出る………
──────────────────────
カケルと先生は外に出ると、相談内容を聞くことにした……
カケル「んで、相談ってのは?」
"実は……今日、ミカがやって来たんだ"
カケルはそれを聞き少し驚く……
カケル「ティーパーティーが?でも一体何故?」
"私にも最初は分からなかったけど……ミカがとある事を言ったんだ……"
"裏切り者の事について……"
カケル「!?」
カケルはそれを聞き、驚く……
"ミカが今日、私に言いに来たんだ……"
"アズサが裏切り者だって事を……"
カケル「………」
"ミカが言うには、アズサは元々アリウスって所にいた生徒らしいんだ……"
カケル「アリウス……」
"ミカは私にアズサを守る様に言ってきたんだ……"
カケル「守る?」
カケルはその言葉に対して疑問を投げかけた
"トリニティとゲヘナが結ぶ、エデン条約の前にアリウスと和解したいらしい……"
カケル「………」
カケルはそれを聞き、少し悩むと……
カケル「分かった……だが、先生。忘れてはいけない事がある……」
"何?"
カケル「全員、テストで合格しなければアズサどころか、全員守れなくなる………それを忘れるな」
"!!確かにそうだね……"
先生がそれを聞き、少し表情が和らぐ……
カケル「さて、俺からも相談をいいか?」
"うん、今度は私が聞く番だね"
カケルはそう言うと、とある事を聞く……
カケル「浦和ハナコ………彼女の過去の成績について調べられるか?」
"ハナコの?でもどうして?"
先生にそう聞かれたカケルは返す
カケル「あいつ……わざとテストをミスしてるんじゃないかと疑っているんだ」
"その根拠は?"
先生がそれについて問うと……
カケル「あいつ、妙に知識がある様な発言をしているんだ……ゲヘナで俺が無反動砲を出した時もアズサとヒフミ達よりも先に無反動砲と気づいたり……とあるお菓子がどこの学校の菓子かをすぐに答えたりしていた」
"でも、それだけじゃ……"
カケル「だからこそ、過去の成績を見たほうが早いんだ……俺の予想だとハナコは過去にあった何かしらの理由で2点とかを取っているんだと思う」
"なるほど……わかった、アロナできる?"
アロナ「はい!お任せください!」
アロナがそう言い、しばらくすると……
アロナ「先生!入手しました!」
そう言ってシッテムの箱の画面に掲示する…
"!!一年の時の成績は上位を維持してる!?"
カケル「やっぱり……」
ハナコの過去の成績を見て、確定した…
彼女は過去に何かがあってそんな行動をしていると……
ドカァァン!!!
カケル「………は?」
建物の方から爆発音が聞こえる……
先生とカケルが急いで爆発音がした所へ向かうと……
「………」チーン
シスター服を着た生徒が爆発により、倒れていた……
そして、倒れていた側にはクレイモア地雷があった……
カケル「………すぅー」
「アズサァァァァァ!!!」
夜にもかかわらず、物凄い怒号の声が響きわたった……
──────────────────────
カケル「はぁ……あのクレイモアは撤去するのを忘れていたやつでいいんだな?」
アズサ「そうだ……申し訳ない……」
カケルはアズサの部屋でさっきの地雷について聞いていた……
カケル「昔の悪癖が抜けたと思ったら……抜けちゃ駄目だと気付かさせるのは嫌だな……」
そんな事を独り言で言うと……
アズサ「昔の悪癖……カケルさんは昔、どんな事をやっていたんだ?」
カケル「あー……まぁ、いいか話しても……」
カケル「俺は元々傭兵だったんだ……だから、地雷撤去や武器についての知識や経験がある」
アズサ「その証明方法とかは?」
アズサに言われるのカケルは一言
カケル「まばたき一回で銃口を向けられる」
カケルがそう言った直後、アズサが一瞬まばたきをする……
目を閉じ、開けた時には……
アズサ「!?」
いつの間にかカケルが拳銃を抜いて銃口を完全に向けていた……
カケル「これで証明になるだろ?」
カケルはそう言いながら、マガジンを拳銃に装填する……*3
アズサ「本当に傭兵だったんだ……って事はいろんな戦場に……」
カケル「あぁ、行ったさ……ここキヴォトスと違って銃弾一発で死ぬ可能性すらある戦場にな……」
カケルがそう話すとアズサがとある事を……
アズサ「という事は人を殺めた事が………」
カケル「………ある、でもそうしないと俺は生き残れなかった」
カケルはどこか寂しそうな顔をしながら答える
カケル「どれだけ戦闘に長けていても、人を殺める事は慣れない……いや、慣れたくない」
アズサ「………」
カケル「キヴォトスではそんな事は滅多に起きないからこそ、守るべきものを見失わないようにしろ」
アズサ「それはどうゆう……」
カケルは答えを言う前に扉の前へ行き
カケル「それはお前が考えろ、見つかるまでの宿題だ」
そう言って、部屋を後にした………