とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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昔からの連携

ジュンコ「ねぇぇぇええッ!?何でこんなところまで来ちゃったの!?トリニティのど真ん中じゃん!?色んな人に追われるしっ、服はずぶ濡れだしっ、走り回って疲れるしッ!」

アカリ「仕方ありません、あのゴールドマグロと聞いては黙って見ている訳にもいきませんし☆」

ハルナ「ふふっ、あの伝説のマグロを只の観賞用として扱うだなんて……そんな事、美食に対する礼儀がなっていないというものですわ」

 

 トリニティ自治区、交差点。背後を頻りに気にしながら叫ぶのは美食研の一人ジュンコ

 そんな彼女の叫びを聞きながら、微笑むのは金髪な髪を持つアカリ

 そして皆を率い、先頭を駆けるのは銀髪を靡かせ、改造制服の裾を揺らす美食研究会、会長のハルナ

 これに巨大なゴールドマグロを抱えたイズミを含めた四名が、ゲヘナでも悪名高いテロリスト集団、美食研究会

 

ハルナ「美食というものは、孤高でありながら普遍的でなくてはなりません……ただ見世物としてお金稼ぎの手段に終わるなど、このゴールドマグロさんも望んでいない筈……私達はただ、その声に共鳴しただけ……そうですよね、フウカさん?」

フウカ「んんっ!?んーっ!?んんんッ!?」*1

 

ハルナ「んもう♡そんなに興奮して……よほどこのゴールドマグロが食べたいのですね!」

フウカ「んんっーーーー!!!!」*2

 

先頭を駆けるハルナは、肩に担いだ人物。ゲヘナ給食部部長、フウカに語り掛ける。簀巻きにされ口に布を噛ませられたフウカは、ハルナに顔全体で訴えかけるがハルナには伝わらなかったようだ

 

 

ハルナ「御覧なさい、このゲヘナ給食部部長の感涙に咽び泣く程の同意をッ!」

アカリ「猿轡のせいで、何を云っているのかさっぱりですけれどね☆」

イズミ「わっ、このマグロまだびちびち跳ねてるっ、ヒレでびんたされ、ひぶっ!?」

ジュンコ「イズミ、ちゃんと捕まえていてっ!それ、すっごく高いんだからッ!」

 

イズミ「わ、分かってるよぉ!」

ハルナ「せっかく隙をついてフウカさんを拉致し、そのまま逃げてこのゴールドマグロを手にしたのです……無下にしてはいけませんよ?」

イズミ「分かってるってばー!」

 

 

 

だが、そんな中……

ハルナ「ッ!?

 

 

ハルナ達、美食研究会にとてつもないプレッシャーが襲いかかった……

 

ハルナ「い、今のは……」

イズミ「ね、ねぇ……まさかだけど……」

ジュンコ「あ、あの大人が……」

アカリ「い、いるわけ………」

 

全員が後ろを向くと……

バイクに乗った二つの影が見え……

 

 

 

リュウ「どこ行くんだー?*3

カケル「さっさと止まれー*4

 

 

と、4人に対して声をかける……

「「「「ッ!?」」」」

 

 

プレッシャーの正体が分かった4人は恐怖で声が出なかった……

 

ハルナ「速度を上げてください!なんとしてでもあの二人から離れるんです!」

アカリ「はい!」

ジュンコ「えぇい!コレでもくらえ!」

 

ジュンコはグレネードを投げるが……

 

リュウ「当てる!」

後ろに座っていたリュウがショットガンを構え……   

 

 

バァン!

ドガァァンッ!

 

空中でグレネードを撃ち落とした……

 

ジュンコ「嘘でしょ!?二回目!?」

イズミ「わわっ!?」

 

グレネードの爆発の余波が美食研究会の車を襲い、揺れる。そして、揺れた衝撃で車に積まれていたいくつかの物が落ちるが……

 

カケル「捕まってろ!」

ブォォォンッ!!

 

カケルは積み荷を綺麗に避け、追跡を続ける……

 

 

速度はかなり上がり、トリニティの端まで近づく……

カケル「リュウ!タイヤを狙撃しろ!これ以上被害を出す前に止めるぞ!」

リュウ「ラジャー!肩借りるぞ!」

 

リュウはいつもと違った銃を取り出すと……

 

リュウ「○ね

ドォンッ!

 

物凄い轟音と共に放たれた弾丸は、美食研究会が乗っていた車のタイヤに命中し、パンクして車の速度が落ちる……

 

 

──────────────────────

アズサ「たった二人で逃げてる車を……」

ヒフミ「リュウさんが持ってる、あの銃は……」

ハナコ「確かパンツァービュクセでしたね……」

コハル「パンツ!?死刑!」

"コハル、パンツァーはドイツ語で装甲だからそうゆうやつじゃないよ……"

 

 

5人はカケル達とは別の乗り物で美食研究会を追いかけ、カケルやリュウがやった事を見ていた……

 

リュウがグレネードを撃ち落としたり、カケルが華麗に積み荷を避ける事も……

 

 

ヒフミ「あっ!速度が落ちてきましたよ!」

"よし!みんな準備して!"

アズサ「よし、捕まえる」

ハナコ「さて、行きましょう」

コハル「エリートの力を見せてあげる!」

──────────────────────

速度が落ち、美食研究会がゴールデンマグロとフウカを連れて逃げようとしていた……

 

 

リュウ「逃がすかよ!」

ドォンッ!

イズミ「うわっ!?」

 

持っていた対戦車ライフルをゴールデンマグロギリギリを狙い、撃って足止めをした……

 

ジュンコ「危ないじゃない!当たったらどうするつもりだったの!」

リュウ「チッ……二次被害が面倒だな……」

カケル「ライフルに変更、あれ使わせてもらうぞ」

 

カケルの一言でそれぞれの武器が89式と64式に変わる

ハルナ「美食の邪魔をするなら容赦はしません、皆さん迎え撃ちますよ!イズミさん、ゲヘナ方面まで逃げてください」

イズミ「はいよー!」

 

イズミが走って逃げていくのを見たカケルすぐさま反応する

カケル「リュウ!お前はマグロを確保しろ!俺は三人を相手する」

リュウ「了解!急いで追いかける!」

 

 

ハルナ「三対一ですか……舐められたものですね……」

カケル「お前ら相手ならそれで十分だ」

向かい合っていた両者…最初に動き始めたのはハルナだった

 

ハルナ「撃ち抜いてさしあげますわ」

カケル「甘い……」

バァンッ!

カケルはハルナが打つ前に回避行動を取り、ハルナの狙撃を避ける……

 

カケル(セミオートとはいえ、あいつに比べれば撃つまでの隙は大きい……)

カケルは心の中でそうつぶやく、彼が言っているのはトリガーを引ききって弾丸が発射されるまでのトリガーの遊びの事だ

 

銃のトリガーは最初は軽いが、ある程度まで引くと重くなり、そしてカチッと激発機構であるシアが開放されようやく弾丸が発射される

 

上手い人やカスタムしている銃だとこの遊びが少なかったりする。遊びがあるのは発射までのタイムラグとも言える……

 

カケルはその隙を狙って回避行動を取った……

そして、64式小銃の銃口を向けカケルもトリガーを引く……

《font》ババババババ!《/font》

 

フルオートで三人にめがけて弾丸を浴びせるカケル……

三人は急いで遮蔽物へ隠れるが……

 

カケル「まだまだ!」

神秘を付与します

 

ガッ!!……ドカァンッ!

 

遮蔽物に被弾した弾丸が時間差で爆発し、遮蔽物を破壊してゆく……

 

ジュンコ「なっ!?嘘でしょ!?」

アカリ「弾丸が爆破!?」

二人が油断しているところをカケルは逃さず、素早くリロードして狙いを定める……

 

ババババババ!

ドガガガァンッ!

 

銃撃プラスで爆発も食らった二人は倒れてしまった……

 

ハルナ「アカリさん!?ジュンコさん!?」

カケル「さて、どうする?」

 

ハルナはカケルにそう言われるが、まだ抵抗をしようと銃を向けるが……

 

 

ヒフミ「えい!」

カケルの前にヒフミが投げたものが膨らみ、ハルナの銃撃は防がれてしまう……

 

アズサ「Vanitas Vanitatum et Omnia Vanitas」

アズサがそんな事をつぶやきながら、ハルナに向けて銃を撃つ……

 

 

"よし、間に合った……"

コハル「動かないで!抵抗したら撃つ!」

ハナコ「カケルさん、大丈夫ですか?」

カケル「あぁ、ヒフミのおかげでな」

 

 

カケルはそんな事を言うが、それよりも64式の方に目をやる……

カケル(今さっき、撃ったときに爆発が?俺やあいつもこの銃を点検したときにそんな機構なんかなかったはず……)

 

 

 

カケルが考えている中、リュウがマグロを担ぎ上げながら、イズミを脇にかかえてやって来た……

 

リュウ「ほい、マグロとこいつ確保した……はぁ……後でまた追加で何か食うか……」

イズミ「うぅ……」

 

 

美食研究会などをお縄につけた後、ゴールデンマグロは元に戻すため、正義実現委員会に委ねられたが……

リュウ「さて、こいつらをどうするか……」

コハル「またやらさないようにしないとね……」

全員が悩む中、カケルが手を上げて提案する……

 

──────────────────────

リュウ「うーん!抹茶の苦味もあるが、ホイップクリームがそれを和らげて、シフォンケーキは甘い抹茶で良い分配!しかも、あえてのホワイトチョコがいいアクセントになってやがる!」

ヒフミ「結構残ってたので本当に知らない裏メニューなんでしょうね!でも、カケルさんよく知ってましたね」

 

カケル「あぁ、ドリンクバーで入れてる時にたまたま見つけてな。あとで教えるつもりだったが、こんなことに使えるなんてな」

ハナコ「あらあら、カケルさんも容赦ないこと……」

コハル「本当に容赦ない気がするんだけど……」

アズサ「あぁ、目の前に餌吊るされてるからな……」

"そうでもしないと反省しないから……あはは……"

 

そんな事を喋りながら全員が横を向くと……

 

ハルナ「うぅ……これは…これはあんまりです!」

ジュンコ「一口!一口食べさせて〜〜!!」

アカリ「こんなことなら……何か食べてくればよかったです…」

イズミ「カケルさんのドS!悪魔ぁ!!」

 

縄で縛り上げている美食研究会の目の前で裏メニューである抹茶ケーキを食べ、しかもしっかりと食レポというオマケ付き……

 

カケル「こいつらの反省にはちょうどいいだろうし、風紀委員へ引き渡すまでの時間つぶしにもなる……だが、リュウの食レポが上手いのが意外だったがな…」

"容赦ないですね……"

 

 

カケル達は引き渡すまでの間、美味しくケーキを食べていた……

*1
訳 なんで連れて来たの!?ねぇー!!

*2
訳 違うわー!!

*3
別衣装 ヴァンガードA/Bを装着してる

*4
リュウと似たような装備を着ている







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