とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
アロプラかわいい!
ドゴォォンッ!!
ピキキ……
ミカとカケルの本気のバトルが始まり、体育館のヒビがドンドン増えていった……
ミカ「食らえ!☆」
ババババババ!
カケル「こっちも!」
神秘を付与します
ババババババ!
それぞれ、片腕による射撃だがお互いの弾丸には神秘が付与されていた……
カケル「イテっ!?」
カケルは遮蔽物を上手く利用して、弾丸は避けれたが、最後の一発に耐えきえられなかった遮蔽物の破片が飛び散り、カケルに当たる……
ドガガガガァァンッ!
ミカ「くっ!!」
対して、ミカも弾丸は避けたが、壁にめりこんだ弾丸からの爆発は避けきれず食らってしまう……
カケル「いてて……神秘だっけ?サブマシンガンがアサルトライフルよりも強力になってながるな……」
ミカ「うぅ……そっちこそ、弾丸を爆発させるなんて!」
互いにダメージは負ったが、それでもまだまだだった……
"す、すごい……リュウさんやマミカさんの時もそうだったけど……同じ外の世界から来た人とは思えない……"
ヒフミ「ミカ様はトリニティ内でもかなりの実力者のはずですが……カケルさんがそれについていけてるのが信じられないです……」
アズサ「あぁ……しかも、カケルさん……弾丸をおそらくだが、神秘を使って爆破させてたぞ……」
コハル「ただでさえ、肉弾戦で一発御見舞したのに!?」
ハナコ「まさに、規格外同士の戦いですね……」
補修授業部とアリウスは二人の攻撃による、二次被害を恐れ、戦闘を中断し、二人の戦いの行く末を見ていた……
ミカ「この攻撃はどうかな!?」
ミカが思いっきりカケルに近づき、拳を御見舞しようとするが……
カケル「やってやる!」
カケルも素早く何かを唱え、拳を握り応戦する……
互いの拳がぶつかる直前……
ドォンッ!!
大きな音と共に、約30cmの間を空けて、互いの拳が宙に止まる……
ミカ「え……うそ………」
カケル「ふっ………おりぁぁ!!」
ミカがその状況を信じられずに居ると、ミカはカケルに一切触れてないのに吹っ飛ばされる……
カケル「すぅぅ……ふぅぅ……」
ミカは激しく吹っ飛ばされ、壁に蜘蛛の巣状の大きなヒビが入る……
「う、嘘だろ……あいつに触れずに……」
「壁までふっ飛ばしやがった………」
「あ、ありえねぇ……あいつ……バケモノか!?」
ヒフミ「ね、ねぇ……今の見た?」
アズサ「あぁ……見た……」
コハル「一切触れないで……ミカ様を……壁まで……」
ハナコ「………」
補修授業部の四人は信じられなかった……人に触れずに壁までふっ飛ばし、大きなヒビを作ったのだから……
カケル「ふぅ……久しぶりにこの呪文使ったな……」
わかる人には分かるだろう……カケルが使った呪文はヨグ=ソトースのこぶしと呼ばれるものだ……
術者が使うMP次第で威力が上がるもので、ヨグ=ソトース自体は時空を超える最強の「外なる神」であり、この呪文はその強大なエネルギーの一端を行使する為、例えキヴォトス人でもひとたまりもないのだ……
ピキキ……
「「「「「「!?」」」」」」
突如、そんな音が体育館に鳴り響く……
"!マズイ!みんな!こっち!!"
いち早く危険に気づいた先生が声をかけ、急いで避難する……
ドガシャアアッ!!
屋根が崩れ落ち、鉄骨やコンクリートなどが落ちてくる……
「に、にげろ!!」
「押しつぶされる!!」
アリウス側も慌てて逃げる……
"いてて……みんな、大丈夫?"
ヒフミ「な、なんとか……」
アズサ「間一髪だったな……」
なんとか全員無傷で終わったが……
コハル「うぅ……体育館が……」
ハナコ「崩壊してしまいましたね……」
体育館の屋根が崩壊し、瓦礫が散乱していた……
コハル「!カケルさんは!?」
「「「!?」」」
全員カケルの姿が見えず、焦りだす……
ヒフミ「カケルさーん!!」
コハル「どこー!!」
ハナコ「生きてるなら返事をー!!」
アズサ「カケルさーん!!」
全員がカケルの事を探していると………
ポロポロ………
アズサ「っ……!」
服や髪がボロボロになったミカが瓦礫をかけ分け出てくる……
ミカ「わぁーお……あたしとカケルさん以外無事だったんだ……」
ミカがそんな事を言いながら補修授業部へと近づく……
ミカ「悪いけど……ここで終わりだよ?みんな!構えて!」
ミカのその一言で瓦礫に隠れていたアリウス兵が補修授業部を取り囲む……
"ミカ……まだ戻れる……"
先生がそう説得するが……
ミカ「あはは…先生、まだ言うの?」
さっきよりも元気がない笑い声と共にそう返される……
ミカ「………──どうして!?」
ミカ「なんで、見捨てないの⁉」
"………"
「ほっといてよ、
激しくミカは講義し……
「そうじゃないと私…私は…!!─―おかしく…なっちゃうよ…!」
ミカは、罪の意識と孤独に耐えかね、押し潰されそうになっていた。友を殺し、裏切り、傷つけたことへの罪悪感と後悔が、彼女の心を縛って離さない……
ここで、先生に見捨てられ、魔女として罵られ…自分が完全なる悪となり、やられたほうがマシだと……
ミカ「もういっそのこと…私を――1人にしてよ!
友達なんて……いらないから……1人でも平気だから!!」
周りに何か大切なものがあると、それが傷つけられた時…苦しく、悲しくなる。勿論、何がなんでも大切な物は守りたい……けれど自分の知らぬ間に、何者かの謀りによってそれが傷つけられ、取り返しのつかないことになったら?
ミカは、それを恐れ続けていた。だから、自分が嫌われることにした。何を失っても、誰が傷付いてもいいように……
嫌いなゲヘナに、八つ当たりのような憎悪を語ったのも、逃避の一環としてそれらしい理由付けをしたに過ぎない
滅ぼすと宣言したのも、それが理由だった……
「お願い……だから……」
"……いや、諦めないよ"
"だって………"
"ミカにも笑ってほしいからね"
ミカ「…補習授業部のみんなを制圧して」
ハナコ「ミカさん…!」
ミカ「ごめんね先生…!色々言ってくれて嬉しいけど、もうこれしかないや!先生には、何が何でも……勝たないといけないから!!」
アリウスの銃口が補修授業部を捉える……
「よーい………」
全員が、滅多打ちにされる………
ズドォォンッ!!
「ぎぁぁ!?」
「うわぁぁ!?」
アリウスの何人かが爆発により吹っ飛ばされる……
「まだ終わってねぇぞ……」
発射音のした方向を向くと………
軽くボロボロになりながらも無反動砲を担ぎ、立っているカケルの姿があった……
ヒフミ「カケルさん!」
アズサ「カケルさんっ!」
二人がそう声を張り上げる中……
バァンッ!
「ギャァっ!?」
一発の銃声と共にアリウスの一人がまた倒れる……
「お、おい!スナイパーがいバァンッ!ギャッ!?」
ドカァンッ!!
『こ、此方チームⅧ!包囲部隊が攻撃を受け――ガァッ!?』
「……は、なに…?包囲部隊に攻撃?何で?ティーパーティーの戒厳令に背く人たちなんて、もう――」
「それは少々、甘い考えですよ──ミカさん」
唐突に、体育館の入り口から無数の弾列が飛来した。号令のもと、補習授業部を外した的確な射撃がアリウス生たちを直撃する。ミカは、銃声が聞こえた方角へと振り向いた……
ミカ「……歌住、サクラコ」
サクラコ「──夜分遅くに、随分と騒がしいではありませんか、ミカさん?」
凛とした姿、修道服に身を包んだ幾人もの生徒達。十字架に酷似したヘイローを輝かせながら、彼女達はアリウスの前に立ちはだかる……
トリニティ総合学園、大聖堂に本部を置く一大派閥――シスターフッド
彼女らが、増援にやってきた……
サクラコ「ティーパーティー・ホスト、聖園ミカさん。他のティーパーティー・ホストへの傷害教唆及び傷害未遂で、貴女の身柄を拘束いたします……無論、雨井カケルさんの暴行及び傷害の容疑と併せて」
ミカ「……あはっ、流石にシスターフッドと戦うのは初めてだなぁ、今までずっと知らん振りを決め込んでいたのに、今更動くとか、どんな風の吹き回しかな?ホント、想定外だよ……」
ミカとサクラコがそんな事を言う中………
『あー……あー…聞こえてるか?』
カケル「聞こえてるどうぞ」
先生のシッテムの箱とカケルの時計から通信が来る……
リュウ『こちらリュウ、こっちの対応は終了した……ふぅ……ありがとうなスズミ……』
スズミ『はい、これもトリニティを守る為です』
対応の終了……それが意味する事は……
サクラコ「他のアリウス生も片付いた事です……ミカさん……大人しく、投降してください」
サクラコがミカにそう告げる………
ミカ「……先生……これが俗に言う、絶体絶命…かな?」
"そうなるね……"
ミカ「……ならさ」スッ
ミカが空に手を掲げる――直後、ミカが手を翳した先──月明かりを隠していた雲の中で、何かが光を放った。その雲が次第に晴れていく中で、"何か"がこちらへ降ってくるのが…分かった
その場にいる全員が、その光景に戦慄した………
マミカ「えっ?なにあれ………」
ナギサを連れ逃げている最中のマミカも
リュウ「嘘だろ………」
離れた所にいたリュウも……
カケル「隕……石……!?」
空から降ってきたのは、紛れもない隕石だった………
着弾地点は、体育館だ……
ヒフミ「な、な、なんですかあれぇぇぇ!!?!??」
ハナコ「そんな、まさか……ミカさんが、あの隕石を降らせたというのですか…!?」
コハル「あんなの降ってきたら、みんな死んじゃう!!ど、どこかに逃げないと…!?」
アズサ「神秘の力なのか……!?だとしても、規格外がすぎる!!」
「我々も巻き込んで、自滅する気か!?聖園ミカ、貴様っ…!!」
ミカ「アッハハハハハ!!その通りだよ――もう、これしかない!!」
その隕石の大きさは、約30m。ミカは、残った神秘のほとんどを使い……自らの能力を発揮して、隕石を降らせていたのだ……
ミカ「これはどうするのかなぁ!?あれはもう止まらないよ?私の神秘を使い切ってまで顕現させたんだもん。当然、この状況じゃ誰一人、この隕石からは逃げられない……そして何より、私はここから動かない!!」
"っ!"
ミカは自滅する気満々だった……隕石、それは太古より天体の環境に絶大な影響を及ぼしてきた天文現象にして、最も破滅的な影響を及ぼしうる災害。キヴォトス人であっても、直撃すればヘイローなど意味をなさない。それだけにとどまらず、体育館に落ちれば周りの被害は甚大ではない。
最悪、ここまでカケル達が目指してきた試験の合格や、ナギサが尽力してきたエデン条約の締結以前に、トリニティの中枢そのものが壊滅する危険すら孕んでいた。 そんな法外な力を持った神秘の顕現を破壊することなど、この場にいる者が普通に考えても………
カケル「なら……撃ち落とすまでだ!!」
ミカ「……は?」
サクラコ「う、撃ち落とす?」
そう、普通では………
カケルは時計を操作し、今までと違う無反動砲の弾薬を取り出し、装填する……
コハル「無理だよ!撃ち落とせっこないって!!」
コハルがそう叫ぶが……
カケル「大丈夫だ……信じろ」
カケルは懐から赤い石をを取り出すと……
カケル「フンッ!」
ピシッ!パラパラ……
それを強化された手で握りつぶす……
ヒフミ「赤い石を!?」
アズサ「素手で……砕いた!?」
その光景を見ていると、先生はシッテムの箱にいるアロナが何か叫んでいた……
アロナ「先生!カケルさんの一部の能力値が急激に上昇してます!!」
"えっ!?"
シッテムの箱に映し出されていたカケルのステータスには……
MP13→MP113
と変わっていた……
"(MP!?……確かRPGゲームでは……魔力……まさか!?)"
カケル「照準、後方共によし!」
無反動砲の照準を隕石に向ける……
カケル「ミカだっけ?いい事教えてやる……」
魔力を変換し、神秘を付与します
カケルはそう言いながら、トリガーを引く──
ドカァァァァンッッッッ!!
無反動砲の後方から今までとは桁違いな程のバックブラストが吹き出し、砲弾を放つ………
そして、砲弾が隕石に直撃する……そして……
ドゴォォォォンッッッ!!!
トリニティの学内一帯に爆発音響き渡ると同時に、隕石が、木っ端微塵に、完膚なきまでに粉砕されて四散する……
「
カケル【重火器】→クリティカル
あとがき
公式から第2部がスタートしましたが……
あのー……公式からシッテムの箱と似たスマートウォッチがストーリーで出てくるのは聞いてませんよ!?