とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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エピローグ 不穏が残る終わり方

「キヴォトスは滅亡する……」

 

カケル「………」

カケルは黙ってしまった……もし、あの時自分が負けていたら?それこそ、セイアの言う未来になったかもしれない……

だが、それよりも最悪な結果になる可能性すらもある……

 

カケルはポーカーフェイスを貫き通していたが、心の中では動揺が隠せなかった……

 

セイア「だが、あくまで可能性の一つだ……他にも救えた世界線があるのだが……」

 

 

セイアはカケルの方へ向くととある事を言う……

セイア「この後の君の選択と行動次第で未来が大きく変わっていった……」

カケル「それは……悪い方にか?」

 

 

セイアは首を横に振りながら答える

セイア「正確に言えば複数あった……絶望や希望……だが、その詳細は私でも分からなかった……」

カケル「そうか……」

 

 

カケルがそう言い、すぐの事……

世界が、白く光っていく……セイアの姿が徐々に見えなくなる…けれど声ははっきりと聞こえてくる……

 

セイア「カケルさん―まだ君や先生、仲間さんにも、試練はたくさん残っている…しかし君達は、必ずそれらを乗り越えるだろう……そう私は、信頼している」

 

それを聞いたカケルは答える……

 

カケル「あぁ……やってやるよ……」

セイア「それは大人として?それとも探索者としてか?」

 

それを聞いたカケルはニヤッと笑いながら答える……

 

 

 

 

カケル「そんなもん、両方だ」

 

 

セイア「……本当に心強いな」

 

セイアがそういった直後、完全にセイアが見えなくなりたった一言の声だけ聞こえる……

 

 

「──また会おう、探索者さん」

 

 

世界が完全に白くなり、視界もぼやけてくる………

 

 

そして、視界が開けたときには……

 

 

 

カケル「………また、このパターンか」

 

周りを見渡し……何処かの病室のベットの上にいた……

──────────────────────

カケルが目を覚まし、近くにあったナースコールを押すと救護騎士団の面々が来て、カケルに身体の状態を聞いてくる

 

 

そして、ナースコールを押してから少し経った頃……

 

"やぁ、身体の調子は?"

カケル「明日には退院出来るだとよ……そのレベルだ」

 

カケルがそう言うと先生は苦笑いしながら話し始める……

"救護騎士団の子達が驚いてたよ、結構やられて大きな怪我もあっても不思議じゃないのに、打撲程度だけだったって……"

カケル「一様これでも傭兵だったんだ……身体の治りが早いだけさ」

 

カケルが笑いながらそう言い、場を和ませる……

 

 

"実は昨日不思議な夢を見てね……ティーパーティーの一人とあったんだ………"

カケル「奇遇だな……俺も似た夢を見たな……」

 

 

それを聞いた先生はカケルさんの顔を見て言う……

 

"あの場で……私は……もし、カケルさん達がいない世界線やそこで起きた出来事を聞きました……"

 

先生はその後、話続ける……

 

アビドスでの起きるはずだったホシノ奪還……ミレニアムのゲーム開発部……そして、今回のトリニティの補修授業部の事を……

 

 

カケル「なるほどね……俺らがいない世界線ね……」

"はい、ですがあくまで可能性の一つですからね"

 

先生はそう言いながら立ち上がる……

 

 

"私はこれからまた補修授業部の方へと向かいます"

カケル「向かいますって……あれ?確かあれは一時的なものじゃ……」

 

 

カケルが先生にそう聞くと、先生は苦笑いしながら答える………

 

 

"あの時、テストには合格したのですが……また成績不振になったらしく……"

カケル「……何やってんだ……あいつら……」

 

先生はそう言うと、病室から去ってゆく………

 

──────────────────────

更に1時間経った頃、一人の人物が病室の扉へとやってきた……

 

コンコン……

カケル「どうぞ」

ナギサ「失礼します……」

 

そう言うと、扉を開け入ってきたのはティーパーティーの桐藤ナギサだった……

 

 

カケル「ナギサか、俺の見舞いに来たって感じか」

ナギサ「えぇ……それもそうですが……」

 

ナギサはそう言うと………

 

 

 

ナギサ「申し訳……ございませんでした!」

土下座をし、謝罪を述べる……

 

 

ナギサ「私は……誰も信じず、大丈夫だろうという甘い考えのせいでカケルさんを……こんな危険な目に……」

カケル「はぁ……謝罪は大丈夫だ……アンタもトリニティを護るために必死だったんだろ?それを否定するつもりはねぇよ」

 

 

カケルはナギサの謝罪を受け入れ、彼女にそう言う……

カケル「それで、あの後はどうなった?」

ナギサ「はい……あの後ですが……」

 

今回の事件の主犯格であるミカはエデン条約後に聴衆会議等で今回の判決を出す事が決まったが……

カケル「もうひとつの事件の犯人達であるアリウスの生徒には逃亡か……」

ナギサ「はい……正義実現委員会に追わせましたが足取りは掴めず……」

 

 

アリウスの生徒は逃亡し、今回の真相を知るには至らなかった………何か不穏な予感がカケルの中でするが今はそれを確かめる術はない……

 

カケル「エデン条約……裏に何か起こりそうな予感がするな……」

 

 

カケルが病室で呟きながら外を見る……

雲り空になってゆき、湿り気のある風が部屋の中へと入ってくる………

 

 

 

 

第3章 エデン条約編

華やかな裏の中で……

Normal Ending

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

シナリオ報酬

技能 神秘付与

 

 

 

──────────────────────

シャーレ

 

時刻 21:30

 

 

暗くなった外……シャーレの一角にある研究室の中でマミカ作業をしていた……

マミカ「ここの回路は……よし……」

 

マミカ「よし!あとは明日やれば完成ね……楽しみ!」

 

マミカがそういう作業台の上には緑をベースカラーとした大きな物が置かれていた……

 

 

プルル……

マミカ「はーい、もしもし?あ、リュウさん?うんうん……分かった!そっち向かうね!」

 

ピッ!

 

マミカ「さてと、早くて明日か明後日中渡せるように頑張ろ!」

 

ガチャン………

 

 

暗くなった部屋の中……

マミカがつけていたテレビから流れるニュース……

『明日!エデン条約の調停式が始まります!私達、クロノスchも生中継でお送りする予定です!!』

 

 

See you NEXT STORY……

 

 

 

 

 

 

次回予定シナリオ

 

 

『今この動画をご覧の皆さん、こんにちは!クロノススクール報道部のアイドルレポーター、川流シノンです!』

 

「しかし、ゲヘナの方がトリニティの所で……」

 

 

何事もなく進んでいた中……

 

 

 

突如走る、一筋の閃光……

 

 

「何が……起きてるんだ?」

 

 

探索者は……

 

 

「いつものやり方でいこう」

 

 

探し……

 

 

「まだだ!」

 

 

抗い……

 

 

「悪いが……諦めが悪いもんでね!」

 

 

自身が望む………

 

 

 

エンディングを掴みとるために……

 

 

 

第4章 エデン条約編

閃光のループ

 

【挿絵表示】

 




あとがき
エデン条約編1~2章、華やかな裏の中で……
やっと書き終わりました……正直一番書くのが辛かった部分かもしれません……

次もまた本編の前に少しだけ外伝を挟みますが、よろしくお願いします!
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