とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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Why me?

カケルは疑問を抱えつつも、自身の職場であるカフェに来て、仕事をしていた……

 

カケル「はいよ、フレンチトーストとアールグレイ。そのシロップはおまけ」

「あ、ありがとうございます!わぁ…!」

 

 

カケル(5日前と同じ客……同じ注文内容……精巧な夢だとしてもおかしい……)

カケルがそんな事を考えながら仕事をしていると……

 

リュウ「よ、カケル!いきなりですまんが、モーニングまだあるか?」

カケル「運がいいな、ラスト一品分しかないぞ」

 

 

リュウ「しゃぁ!」

カケル(リュウのこの流れも同じだな……)

 

 

カケル「はいどうぞ、モーニングAセット」

パンケーキにウィンナーやスクランブルエッグにレタスなどが載せられた皿がリュウに提供される……

リュウ「お、サンキュ!さて、いただきます」

 

 

 

リュウ「うーん、甘さを主張しないホットケーキがウィンナーやスクランブルエッグとの相性が本当にいい……どれも強く主張してこないから朝に食べるのにうってつけだな……」

カケル(ほぼ一言一句同じ言葉……)

 

リュウ「ふぃー……ごちそうさま。美味かったよ」

 

 

カケル「それは何より……さて、お代が500クレジットだ」

リュウ「…相変わらず安いな」

 

カケル「安い方が生徒達が手を出しやすいからな、注文が増えれば利益も上がる」

リュウ「キヴォトスならではだな……」

 

 

カケル(あの時と違う返答……利益とかに言及したからか?)

 

その後、リュウは店から去ってゆく……

 

 

 

 

昼頃になった辺り、ランチタイムの真っ只中……

またお店に誰かが入店する……

 

カケル(俺の予想が正しければ……)

 

扉の方を見る……

 

カケル(やっぱり……先生か……って事はあの話もある……)

 

カケル「いらっしゃいませ、お席はカウンターの方へ」

"うん、ありがとうね。あと、この後少しだけ時間いい?"

 

 

その後、カケルは先生にメニューを渡した後、注文のコーヒーを提供する……

 

 

"ふぅ……やっぱり美味しいですね……"

カケル「それはどうも」

カケルは自身で入れたコーヒーを飲みながら返す……

先生はカップを置くと話し始める……

 

"実は、トリニティの方からエデン条約の招待が来てるのですが……"

カケル「来賓としてか?」

 

カケルが聞くと先生は書類を渡しながら答える……

"その通りですね、ゲヘナとトリニティ両方に縁があるとして来賓として呼ばれてますね"

カケル(内容はほぼ同じ……ティーパーティーの百合園セイアが言っていた予知夢か?いや、夢ならあの痛みは一体……)

カケル「なるほど……断る……選択肢は無いわけだな……」

 

苦笑いしながらもその書類を手に取り、了承の旨を伝える……

 

"ありがとうございます!では、私はこれで……"

そう言うと先生はコーヒー代を置いて店を去る……

 

カケル(あれが夢ではないのなら……今度はエデン条約について下調べもしておいたほうがいいな……)

 

カケルはそう結論付けると仕事に戻っていった……

──────────────────────

TR Rifle ガレージ前

 

 

カケル(あいつが仕事しているならここにいるはずだが……)

 

 

カケルがお店の扉に手をかけ、入ろうとした矢先……

ドンッ!

「退いたどいた!!」

 

カケルを押し退け、大きな箱を持ちながら店から飛び出してゆく姿があった……

 

「待てぇぇ!!ドロボォぉ!!」

「アニキの店から取ってく度胸は認めるがそれはそれで逃さァァん!!」

と、飛び出してゆく店員の姿を見て、アレが商品を持ち逃げしようとしている馬鹿という事に……

 

 

「ハァハァ!捕まって貯まるか!!」

その頑張って逃げようとしていた犯人は……

 

 

バァン!バァン!バァン!バァン!

 

店から放たれたたった四発の銃弾によって制圧されてしまった……

 

 

「イテテ……」

「逃げんじゃねぇぞ!!」

「きっちり払ってもらうからな!!」

 

犯人は取り押さえられ、しぶしぶ1.6倍された代金を支払う……が……

 

 

「ヴァルキューレです、犯人はこちらですね?」

「はい、お願いします!」

「えっ!?ちょっとお金は払ったぞ!?む、無効だろ!!」

と騒ぐやつの背後から……

 

 

リュウ「払っても取った罪は消えねぇぞ?何言ってんだ?

「ヒィッ!?」

リュウが脅し、パトカーに載せられ連れて行かれる……

 

カケル「はぁ……相変わらずだな……」

リュウ「ん?カケルか、どうした?なんか用事か?」

 

カケルはそう聞くと、一言……

 

カケル「あぁ、キヴォトスにある巡航ミサイル等の兵器について知らないか?」

 

カケルはあの時、古聖堂に落ちたのが巡航ミサイルだと確信していた……

カケル(もし、対地ミサイル系列なら飛んでくる音は上からくる……だが、あの時は斜め方向から聞こえた……そうなると、低空飛行を基本とする巡航ミサイルの可能性がある……あの警備の中、レーダー等に引っかからずに着弾させるにはそれが一番だからだ……)*1

 

 

 

リュウ「巡航ミサイル……そんな話は聞いたことは無いな……第一、キヴォトスにはそんな技術は無かったはずだ」

カケル「なら、一から開発した可能性は?」

 

カケルはリュウ聞くが……

リュウ「すまん、俺はその兵器についての知識はあるが技術面はない……」

カケル「そうか、すまんな……」

 

カケルが諦めようとした矢先……

リュウ「だが、マミカならその事について知っているんじゃないか?もし仮に開発したとしたらどうなるかとかも」

カケル「なるほど……分かった、マミカにも聞いてみる」

 

カケルはそう告げると、店を去っていく……

 

──────────────────────

シャーレ研究室

 

 

カケル(恐らくマミカなら……今頃実験していて……)

ドカァン!!

 

マミカ「イテテ……」

カケル「やっぱりか………」

何か実験をしていたらしいマミカが部屋から出てくる……

 

カケル「はぁ……今度は何やったんだ?」

マミカ「あっ!カケルさん!どうしたの?」

マミカがそう声をかけると、カケルは要件を言う……

 

 

カケル「キヴォトスってヘリや戦車とかの技術はあるが、戦闘機やミサイルなどの技術は対戦車とかの銃火器しかないだろ?」

マミカ「うん、そうだね。RPGやそうゆうものとかだね」

 

カケル「もし、仮にキヴォトスに巡航ミサイルとかを作る技術があるとしたらどのぐらい時間がいる?」

 

カケルがそう聞くと、マミカは少し悩み答える……

マミカ「うーん……学園によるけど、ミレニアムなら3年以上だね……他の学園はそこまでわからないけど5~9年以上かかっちゃうね……」

カケル「……理由は?」

 

マミカ「簡単に言えば、その技術に乏しいからが正解ね。RPGとかの対戦車兵器は長距離を想定してない作りが殆どだけど、巡航ミサイルなどの長距離ミサイルは耐久やロケット燃料問題や制御問題、飛行に関する事も発生しちゃうのよ」

カケル「なるほど……逆にそれさえ解決すれば大丈夫なのか……」

 

カケルの中で解決しようとしていたが……

マミカ「もう一つ……そういった技術を提供されたのなら話は別……そうなると早ければ一年以内で出来るね」

カケル「技術提供……その可能性は一番低いか……」

 

その事を教えて貰った後、マミカが別の話を振る……

 

マミカ「あ!そうそう!カケルさん用の新兵器を開発してるよ!あと少しだから待っといてね!」

カケル「新兵器か……分かった楽しみにしておこう……」

 

その後、他愛もない話をした後。カフェに戻り仕事に戻った……

 

*1
対地ミサイルは一度上昇し、真上から急降下して目標地点まで行く。弾道ミサイルなどがその代表例であり、レーダー等で補足しやすいが、巡航ミサイルは横方向に飛び、レーダーが苦手とする低空の監視網を避けて飛行する




あとがき!

はいはい!今回は話の主軸にもなっていたエデン条約編の巡航ミサイルについて少し解説したいと思います!
何故、弾道ミサイルじゃなくて、巡航ミサイルなの?という疑問があると思いますが……実はこれ宇宙の力学などに精通していないとほぼ作るのが不可能なんです!
それもあって大気圏内を飛んでゆく巡航ミサイルが使用されたと言う訳です!ちなみに実際に自衛隊などの施設などで話を聞いて書きました!以上!

オマケ
【リュウ&マミカ射撃実験録】


リュウ「よし、こいつの射撃実験をやるぞ……」
マミカ「ほぼリュウさんが作ったとはいえ……完全にビームマ○ナムにしか見えないんだけど……」
リュウ「お前に言われたくないわ!とりあえず撃つぞ!」
(例の射撃音に倒壊する廃墟ビル群)
リュウ・マミカ「「………」」

マミカ「い、威力過多ね……」
リュウ「あ、あぁ……反動で腕少し痛いが……うん……」

その後、威力調整が必要とされ封印措置が入った……
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