とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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SCOUTING GEHENA

エデン条約 一日前

 

 

カケル「さて……ここがゲヘナか……」

カケルは自由と混沌をかかげる学園、ゲヘナ学園へと足を運んでいた……

 

カケル「しかし、先生も来るなんてな……」

カケルがそう言いながら隣を見ると、先生が苦笑いしながら横を歩いていた

 

"まぁ、風紀委員会と万魔殿両方に用事がありましたから"

カケル「まぁ、そうだろうな……」

 

カケル(だが、運がいい……何も疑われずに両方を探索できる……)

"さて、そろそろ万魔殿です!"

先生がそう言って、着いた建物の入り口付近を見る……

 

 

カケル「……何あれ?」

カケルがそう言いながら指を指したものに先生が答える……

 

"まぁ……マコトの……趣味……かな?"

カケル「……見なかった事にしよう」

そう言って、さっきのものをもう一度見る……

 

あれはどう見ても銅像だった……しかも、ゲヘナ学園の万魔殿の議長である、羽沼マコトの1:1スケールの銅像だった……

カケル(もう幸先が怪しいのだが……)

 

 

そんなことを考えつつ、建物内へと入っていく……

 

──────────────────────

議長室

 

 

建物内へ入り、案内役の生徒が議長室まで案内する……

先生は扉の前につき、三回ノックをする……

 

 

「キキキ……入っていいぞ……」

 

それを聞いた先生は扉を開き、中へ入ってゆく……

そして、議長席に座っていた人物は立ち上がると……

マコト「キキキ……ようこそ!万魔殿へ!!」

 

そう言って、歓迎してくる……

"やぁ、久しぶりだね。マコト"

マコト「あぁ、久しぶりだな……それで、隣にいるのが……」

カケル「シャーレ所属のカフェ店主、雨井カケルだ。よろしく」

 

それだけ言って、カケルは軽く自己紹介を済ませる……

 

 

マコト「キキキ……ゲヘナ学園三年、万魔殿議長の羽沼マコトだ……噂は聞いてる、あのヒナと同等と言われるほどの戦闘力を持ち、かつてアビドスで風紀委員をたった二人で壊滅まで追い込んだんだったな」

カケル「それはそうだが……あの時の事を恨んでるのか?」

 

カケルがそう聞くと、マコトは笑いながら答える

マコト「いや、あの駄犬にはいい薬だろう……それに、こっちが有利に動く口実にもなったしな……」

カケル「?……それならいいが……」

 

そんな会話をしていたが、先生が割り込んで話を変える

 

"私がここに来たのは明日のエデン条約についてなんだけど……この紙の件について聞きに来たんだけど……"

マコト「なんだ、その事か……」

と、マコトは言うが……

 

カケル(確か、調印式の時……ヒナに代理をさせていたな……会場にはいたはずだがどこに居たんだ?)

マコト「我々ゲヘナは車やバスではなく、あれで行くつもりだ!!それは飛行する為の事前情報だな」

そう言って、指を指した方向のものを見る……

 

 

それは大きく、空に浮かぶ風船といったほうがいいものだろう……

"あれって……飛行船?"

マコト「キキキ…そうだ!」

カケル「確か、クロノスとかの広告では見るが……移動用ではあまり聞いたことがないな……」

 

カケルは口ではそう言うが……

カケル(確かあの飛行船って……歴史で見たことがあった気がする……)

カケル【歴史】→失敗

 

カケル(クソ……思い出せない……だが、アレは……)

カケル【アイデア】→成功

 

 

カケル(あれは、商業用や自家用とは違う……また別の用途で作られたものだった気がする……)

カケルは飛行船を遠目から見ながら考察をするが、先生とマコトは話し続ける

 

 

マコト「先生も、あれに乗って行くか?席は空いているぞ?」

"嬉しい提案だけど……どっちかに加担する事は出来ないからね……"

と、先生は残念そうにしながらそう答える……

 

マコト「なら、仕方ないな……それで、用事は以上かな?」

"あ、他にもあるから少し待ってね!えっとー……"

 

 

その後、エデン条約について話し合い、当日の流れについてを固めていた……

 

──────────────────────

"とりあえず、私はこの後風紀委員の方へ行くのですが……"

カケル「無論、付いていく。俺らは色々と世話になったからな……挨拶ぐらいは行かねぇと」*1

 

 

そんな事を話しながらも、執務室へ入ってゆく………

 

 

"やぁ、ヒナ。調子はどう?最近寝れてる?"

ヒナ「先生、調子はそこそこよ。睡眠はしっかり取れるようにしてるわ」

カケル「調子は良さそうでよかったな……ほれ、土産だ」

カケルはそう言って、クッキー等のお菓子を出す

 

カケル「しかし……他の連中は?」

ヒナ「明日のエデン条約まで私に無理をさせまいと、全員で躍起になっているの……」

"全員から慕われてるんだね……"

と三人でのんびりしていたが……

 

 

ヒナ「あれ?アコから電話……もしもし?……分かった、すぐ行く」

"どうしたの?"

 

ヒナが電話に出た後、どこかへ向かおうとしているのを見て先生が引き止める……

 

ヒナ「どうやら対処が追いついてないぽくて……」

 

 

カケル「なるほどな……なら、俺らが対処に当たろう……」

"うん、ヒナは明日に備えてほしいからね"

ヒナ「カケルさん、先生……分かった、甘えさせてもらうわ」

ヒナは二人にそう返すと行ってほしい場所を教える……

 

カケル「さて、行くぞ先生」

"うん!"

 

そう言うと、二人は風紀委員本部から出てゆく………

 

 

──────────────────────

カスミ「ハッハッハー!!さぁ!どんどん温泉を掘れぇぇ!!」

 

現場についた二人が目撃したのは道の真ん中で温泉を掘る泉開発部だった……

 

 

カケル「はぁ……またあいつらか……」

"あの時以来ですね……"

 

そう、補修授業部での一件で懲らしめたはずだが……流石は温泉開発部、温泉があればめげずにまた掘りに来る……

 

イオリ「クソ!あいつらまたこんな事を……」

"あ!イオリ!チナツ!助けに来たよ!"

チナツ「せ、先生!?カケルさんまで!?」

カケル「ヒナの代理だ……代わりには申し分ないだろ?」

アコ「私はヒナ委員長を!……いえ、この際協力してもらいましょう」

現場にいる三人が協力を受け入れると……

 

 

カケル「先生……戦闘指揮を」

"OK!頼んだよ!!"

 

 

Ready?Go!

 

 

 

 

先生はシッテムの箱を使い、指揮を取るが……

("リュウさんやマミカさんの時のようにアイコンが出てきたけど……")

 

 

先生はもう一度、カケルのアイコンを見る。アイコンには3と7があり、片方はすぐにでも使える……

 

コスト3の方は場所指定型のスキルであるが、カケル自身の近くには指定できず、少し離れた位置を指定する

 

カケルは時計を操作すると、一枚の板を取り出し、手に持つ……

 

カケル「バリケード展開、防衛陣を築く」

 

そう言いながら、板を前方に投げる……

板から展開されてゆき、鉄製のバリケードとなる……

 

COST3  戦術バリケード展開

指定された場所に遮蔽物となるバリケードを設置。このバリケードに隠れている間、攻撃力が上昇する

 

 

"チナツとアコはバリケード裏へ!カケルさん、弾幕を張って出す隙を潰して!イオリは今の内に近づいて!"

 

カケル「支援射撃する、注意しろ」

イオリ「わかった!」

バババババ!ババババババ!

バァン!

 

 

少しづつだが、温泉開発部を鎮圧していくが……

 

「温泉の邪魔はさせない!!」

ババババ!!

 

カケルの方に数発弾丸が飛んでこようとするが……

 

 

 

バチチッ!!

「………へ?」

カケル「返させてもらう」

ババババババ!!

 

 

突如、カケルにバリアが展開され銃弾が防がれる……

そして、その隙をつきカケルが打ち返す……

 

先生は疑問に思い、スキル説明をもう一度見ると……

 

 

ノーマルスキル  要塞の恩恵

自身の設置したバリケードに近づくと、シールド発生装置に電力が供給され、HP250%分のシールドを20秒間取得。クールタイム30秒

 

 

 

そう、カケルはバリケードのシールド獲得圏内に入った為、シールド発生装置が起動して銃弾を防いだらしい……

 

 

メグ「これならどう!?」

 

ゴォォ!!

アコ「あついッ!?」

チナツ「キャッ!?」

 

メグがバリケードに向けて火炎放射を放つ、直撃は避けられるがそれでも炎の熱は二人を襲う

 

更に………

 

ゴゴゴゴ……

カスミ「ハッハッハー!前より装甲をパワーアップした!これなら!」

前回あった重機の装甲が分厚くなった物が再び現れる……

 

 

("アコやチナツはいまメグの方を対応しないといけない……かといってイオリの銃はあの装甲を撃ち抜けない……となると……")

先生はシッテムの箱のカケルのスキル説明を見る……

 

 

それを見た先生は、アイコンをタップし、カケル自身を選択する……

 

 

カケル「砲撃支援に切り替える」

 

 

カケルは武器をM249から無反動砲へと持ち変える……

そして、重機に向けると……

カケル「無駄だ……」

ドォォンッ!!

 

ズズドォォン!!

 

重機の装甲はいとも簡単に破壊され、貫通される……

 

 

COST7  攻撃の砲塔

30秒間、部器をRLに切り替える。連射速度は50%下がるが、攻撃力が400%へ上昇。貫通特効76.6%を獲得する

 

 

カスミ「なっ!?装甲を変えたのに一撃!?まさか、今撃った弾は……」

カケル「タンデム弾頭だ、前の経験上装甲は強化を入れるはずだと考えて、対装甲車用に手に入れた物だ」

カケルはそう言いながらも、今度は別の弾薬を装填する……

 

 

カケル「今度はこっちだ」

そう言うと、メグの方に照準を合わせ……

ドォォンッ!!

 

 

 

ドカァァンッッ!!

メグ「うわぁぁ!!??」

「ぎゃぁぁ!??」

「グェっ!?」

 

先程よりは威力は無く、爆発も控えめになっている……

対人用のHEAT弾を今度は使っていた

 

 

カケル「さて………」

カケルはもう一度、リロードすると……

 

 

カケル「次はお前だ……自首しないなら覚悟しろ……」

 

 

無反動砲の銃口をカスミに向け、最後通告をする……

 

 

 

カスミ「ひ、ひぇぇぇえ!!」

カスミは先程までの威勢は消え、目に涙を浮かべ怯えていた………

 

 

 

イオリ「す、凄い……ヒナ委員長と同じ反応をしてる……」

チナツ「それもそうですが……」

アコ「今までの劣勢がたった5分で……」

風紀委員の三人もカケルの戦闘力や先生の指揮の高さを再確認した……

 

 

 

カケル「とりあえず、全員お縄につけよ……明日の邪魔をされたら困るからな」

 

*1
ゴールデンブリーズ号と補修授業部の一件




キャラシデータ

雨井カケル
24歳

STRIKER&SPECIAL
POSITION MIDDLE
使用武器 MG

EXスキル   戦術バリケード展開 COST3
指定された場所に遮蔽物となるバリケードを設置。このバリケードに隠れている間、攻撃力が上昇する。また、バリケードが破壊された際に一番近くにいたキャラにHP200%分のシールドを付与

EXスキル   攻撃の砲塔  COST7
30秒間、部器をRLに切り替える。連射速度は50%下がるが、攻撃力が400%へ上昇。貫通特効76.6%を獲得する

ノーマルスキル  要塞の恩恵
自身の設置したバリケードに近づくと、シールド発生装置に電力が供給され、HP250%分のシールドを20秒間取得。クールタイム30秒

パッシブスキル  攻めの守り
HPと攻撃力が43%上昇

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