とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
カケル「はぁ……はぁ……」
絶えず来るアリウスの兵とユスティナ聖徒会……
弾切れしてしまったマシンガンからサブマシンガンやグレネードランチャーに変えて応戦するが、キリがない……
ヒナタもグレネードマシンガンの弾が無くなり、ハンドガンのみで応戦する……
カケル(この前、
ポン!バババババ!
サブマシンガンとグレネードランチャーを両手で持ち、撃つ……
カケル(俺は日常だけで使う弾の量だけで考えていたが、アイツはこうゆう異常事態でも少しでも弾がある様に持ってたんだろうな……)
バババババ!……
カケル「クソッ!!」
ブンッ!
弾が切れたサブマシンガンを投げつけ、怯ませるが焼け石に水でしかない……
カケル「これでこいつも最後!」
ポン!
ドカァン!
グレネードランチャーの弾薬も無くなり、残すは64式小銃60発とハイパワーに入っている弾薬のみだった……
ヒナタ「か、カケルさん!」
カケル「引くぞ!これ以上は無理だ!」
いくらカケルでもそこそこのダメージと圧倒的物量による白兵戦は分が悪い……
二人が逃げる為走っていたが……
カケル「っ!!先生!」
先生の近くには満身創痍のヒナがたった一人で恐らくアリウスのリーダーグループらしき奴らとやり合っていたのだろう……
意識はあるが地面に倒れていた……
そして、あの時先生に対して撃とうとしていた少女がまた同じ様に向けていた……
カケル「させない!!」
バンバンバン!
"カケルさん!!"
「っ!まだ居たか!」
ハイパワーを撃ち、ギリギリ先生が撃たれるのを回避する……
カケル「お前ら!何者だ!!」
"もしかして……君達がアリウススクワット?"
先生がそう聞くと、リーダーらしき人が口を開く
サオリ「……あぁ、そうだ。私たちがアリウススクワッド。ようやく会えたな、先生…そして、探索者」
カケル「ッ!!」
カケルに対して名前でなく、探索者と言ってきた……たったそれだけでカケルは驚き、警戒を高める……
カケル「何処でそれを……」
「マダムからお前含めた三人の事をそう言ってたからだ……ゲヘナやトリニティの主要人物と同等、それ以上に警戒するようにとさえな」
そして、少女は再び告げる……
「…我々はトリニティに変わり、条約に調印した」
"どうゆう事?"
カケル「代わりに調停……まさか!」
「つまり私たちが条約を守護する武力集団…「エデン条約機構」になったということだ」
"!!という事は……"
カケル「エデン条約が…………」
「乗っ取られた……」
「これは元々私たちの義務だ。だがそれをトリニティが弾圧した。…これからはアリウススクワッドが鎮圧対象を定義する。ゲヘナ、トリニティが紛争要素であり、排除すべき対象だ」
「勿論、危険因子でもある先生、探索者もだ……」
その一言で二人は緊張を高める……
サオリ「アリウススクワット、錠前サオリ………探索者との交戦を開始する」
カケル「先生……アリウススクワットに対して応戦を開始する」
二人がそう告げた途端、二発の銃声が鳴り響く……
サオリ「くっ……」
カケル「ちぃ!」
カケルが持っていたハイパワーの弾丸は的確に銃に当たるが、サオリの弾丸もカケルのハイパワーに当たり、お互い銃が手から離れる……
サオリは急いでサイドアームに切り替えようとする中、カケルは喋っている間に出した64式小銃を手に取る……
バン!バン!バン!
サオリはカケルに対し、撃つが………
カケル「ぐぅぅ……クソ!」
ババババババ!
サオリ「ちぃ!やっぱり一番厄介だ……」
お互いに被弾しながらも一歩も引く姿勢はない……
「………!」
ババババババ!
カケル「おわっ!?」
仮面をつけた子からも撃たれるが今回はギリギリ回避する……
カケル(完全に俺が不利……そしてこの状況下……)
そしてカケルが出した結論は……
カケル「逃げるぞ!先生!撤退戦だ!!」
"で、でもヒナやツルギを置いてはいけない!"
そう、先生は生徒第一主義の人……簡単には諦めてくれない……
そして、この戦いは一瞬の油断で全てが終わった……
カケル「とりあえず逃げ──っ!?う、動けない……」
押しつぶすような圧力に身動きが取れず、喋るのがやっとなレベルだった………
サオリ「姫……アレを使ったのか?」
「……」コクコク
その反応を見たサオリは先生に近づき………
銃口を向ける………
カケル「!?や、やめろぉぉ!!」
バン!!
先生の額に向け、放たれる弾丸はいつものように弾かれず……先生を貫く………
サオリ「さて……貴様はこっちで十分だな……」
ピンッ!
そう言いながらピンを引き抜きカケルの足元に転がす………
そして………
ドカァァン!!
爆発し、カケルは吹き飛ばされる………
カケル(また………終わるの……か…………)
大量出血により視界の端から黒くなった意識は……やがて、完全に真っ暗になり意識を失う………
──────────────────────
カケル「っ!!」
カケルが再び目を開けるとそこはまたしても自分の部屋だった………
カケル「ハァ……ハァ……」
過呼吸になっている息を整え、あの時何があったのかを思い出す……
カケル(俺はあの時、1回目と違って吹き飛ばされて先生達を助けられたが……それでも………)
カケル「……クソ」
カケルはそう考えてしまい、ベットに倒れ込み、悔しさを募らせながらも天井を見る………
カケル(またあの時みたいに戻った……だが……)
(何故、やり直しが出来てる?)
そう、カケルからしたら今の状況は大分異常だった……
エデン条約で死ぬと二日前のベットで起きるという死に戻りを経験してしまっている……
カケルは今ある情報だけで再び整理する……
カケル(恐らく、エデン条約で俺が死ぬか先生が引き金となって二日前のこの時間に戻される……更に俺は記憶だけ引き続きされているが、他はそうでもない……)
カケルはベットから立ち上がり、寝間着から着替え始める
カケル(大抵、何かしらの呪文かアーティファクトが原因で巻き戻っているが……今回は一番最後に解決する問題でいいだろうな、でないと俺と先生が万が一の際に対応ができない……)
寝間着からシャツを着て、ズボンに足を通す
カケル(次にエデン条約で襲撃してきたアリウスだ……ユスティナ聖徒会は神話生物関連で決定事項でいいが……問題はアリウススクワットだ……あいつらがリーダー的存在、その中でサオリというやつがトップなのだろう)
カケルは自身の寝ぐせを直し始める
カケル(だが、俺が一番気になったのは姫と呼ばれていた子だ……確かあの時……リーダーがアレを使ったかと言っていた……もし俺の記憶が正しいのなら……)
(あれはクトゥルフの鷲づかみだ……)*1
カケル(あいつらが呪文を使えるのなら厄介極まりない……)
そう、今まではそう言った分野はキヴォトスにおいては探索者だけの特権に等しかった……
だが、今回の一件でその有利さえ消失してしまったのだ……
カケル(アリウスについて、更に調べるしかない……だが、連邦生徒会やシャーレから得るのは厳しいだろうな……トリニティでもあっさり情報は出なかった……トリニティ内で情報を手に入れることができる人物……)
カケルは少しの間悩むと、一つの望みをかけて電話をかけ、拠点を後にする……
──────────────────────
シャーレカフェ
シャーレのカフェへと道中歌いながら向かっている人影があった
リュウ「朝ご飯食ってない〜♫どうせ食べるなら〜♪ここ〜♩」
─────────────
本日諸事情により休業します
ご迷惑おかけします
by雨井 カケル
─────────────
リュウ「……はぁ!?」
──────────────────────
トリニティ
ティーパーティー
他よりも豪華な建物につくと警備をしている生徒に話をす
カケル「すまない、シャーレ所属の雨井カケルだ。ティーパーティーの桐藤ナギサに用があってきた」
「少々お待ちを……はい、ナギサ様からご案内するようにと案内がありました。ついてきてください」
そう言われ、案内をする生徒の後ろを歩いてゆき、ナギサのいる部屋まで来る……
ナギサ「こんにちは、カケルさん」
カケル「あぁ、いきなり訪ねてすまない……」
カケルはそう言うとナギサの向かいの席に座り、出された紅茶を礼儀正しく飲む……
カケル「リンゴのような優しく甘い香り……カモミールティーか……」
ナギサ「はい、トリニティ内で最近人気の高い所から取り寄せました」
二人は紅茶とお菓子を少し嗜むと……
ナギサ「それで、アリウスについてですか?」
カケル「あぁ、少し進展があったんだが……それを調べる為に図書館にあるティーパーティー権限でしか見れない本を閲覧したいのだが……」
ナギサは少し悩むと……
ナギサ「分かりました……ですが、私も同行する事が条件ですが……」
カケル「いや、監視は居るだろうしありがたい。それとエデン条約の警備について少し助言を……」
ナギサ「何でしょう?」
カケル「地上付近でも補足できる対空レーダーを置いておくといい。何かあった際に避難が素早くできる」
ナギサ「……助言、ありがとうございます」
リメイク版を出してほしいか要らないか
-
欲しい
-
要らない
-
アビドス編までリメイク
-
時をかけるパヴァーヌまで
-
どっちでもいい