とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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トリニティ 

 

 

 

ナギサ「ここが、トリニティ内でもティーパーティー権限でしか見れない本や資料がある地下書庫です……」

カケル「なるほど……とりあえず閲覧させてもらおう……」

 

カケルは本を手に取り、読む……

 

内容を見れば、以前マミカから聞いた内容をほぼ変わらなかった

 

カケル「トリニティは昔、サンクトゥム、フィリウス、パテルにアリウスがいたがアリウスがカタコンペに幽閉されたのが始まりか……」

 

資料を読み漁る内に一つの疑問が浮かぶ……

 

 

カケル(あいつらはエデン条約の乗っ取りが目的だった……それはトリニティに対しての報復と言えるが……ん?)

 

 

カケルが目に止まったのはトリニティのとある資料……

カケル「ロイヤルブラット……」

ナギサ「ロイヤルブラットですか?」

 

近くにいたナギサが反応する……

 

カケル「あぁ、直訳すると王族の血筋とかの意味になるが……わざわざ権限でしか見れない様にしてる理由があるんだろうな……」

 

 

カケルはそう言いながら本をめくり、読み続ける……

カケル(姫と呼ばれていた人物がロイヤルブラットと関連があるなら……あの呪文も継承されたものなのだろう……)

 

 

カケル「……これ以上めぼしいものはないな」

ナギサ「そうですか……何分かったことはありますか?」

 

カケルは少し悩むと結論を出す

カケル「結論から言うと……エデン条約の警備を強化は必須……特に外からじゃなく、トリニティ内から」

ナギサ「トリニティ内……ですが、何故?」

 

 

カケルはその質問に対して……

カケル「もし、仮にとある城を攻めるとなった場合……ヘリなどで制空権を取られている中安全に進行するとなったらどうする?」

ナギサ「制空権が取られたとなると、空と地上両方で相手有利です……制空権取り返してから攻めますかね……」

 

カケル「なるほど……その方法もあるが……答えはもっと単純だ」

 

 

 

カケルはそう言うと人差し指を立てると地面に向ける……

 

 

カケル「制空権が関係無い、地下から攻める」

ナギサ「地下……っ!!」

 

ナギサもようやく気づく……

  

 

 

カケル「気づいたようだな、城はトリニティとゲヘナのエデン条約、城を攻める方はアリウスだ」

 

カケルはそう言いながら話を進める……

カケル「トリニティ内へ地下を使って入られた場合、俺らは空と地上しか見ていない……その状態で内部からやられたら」

ナギサ「反撃が厳しい……」

カケル「正解だ……しかも、制空権が必ずしも俺らが取れている保証は無い……」

 

カケルはそう言うと、本を棚に戻す……

 

カケル「さて、俺は一度……あいつらに少し顔を見せてから帰るつもりだ……警備の件は頼んだぞ」

ナギサ「……分かりました、最大限努力します」

 

二人は地下書庫から出ると、別れる……

 

──────────────────────

シャーレ

TR Rifleガレージ

 

 

トリニティから帰ってきたカケルが次に向かった場所はリュウの店だった

リュウ「はい、いらっしゃ……ってカケル!?お前今日休業の張り紙どうゆうこった!?」

カケル「エデン条約関連で急遽出かけないと行けない案件だったんだよ……」

 

カケルはそう返すと、リュウに1枚の紙を見せる

リュウ「ん?なんだなんだ?……なあ、これって対ドローン兵器だよな?」

カケル「あぁ、お前なら今日中に手に入るんじゃないかと思ってな」

 

リュウはそう言われると、バックヤードに行く……

 

リュウ「確かここに……あった!」

 

 

バックヤードから戻ってきたリュウが持ってきたのはM14ライフルぐらいのサイズのものとサブマシンガンサイズのものだった

リュウ「はいよ、これらがドローンジャマーガンだか……何に使うんだこれ?」

カケル「あぁ……少し試したい事があってな……マミカの所に行って改造してもらう予定だ」

 

リュウはそれを聞くと、ジャマーガンを置き、再び座る

リュウ「ふーん……ま、いっか。あ、お値段は合計で75万円な」

カケル「むぅ……値が張るなぁ……」

リュウ「仕方ねぇよ……ドローンジャマーガン自体ここ二年で見る様になったとはいえかなりの電子部品を使った物だしな」*1

 

カケルはその値段に少し悩むも、買う決断をした……

カケル(だ、大丈夫だ……ただの実験だ……これっきりの可能性すらある……)

 

カケルはそんな考えのもと、ドローンジャマーガンを購入する……

リュウ「はい毎度あり!」

カケル「うぐぐ……少し懐が痛いが……カフェの収益をまた頑張ってあげればいい……」

 

カケルが悔しがりながら、ドローンジャマーガンを時計の中に仕舞おうとした時……

 

カケル「ん?」

カケルは商品棚の奥にある物に目が行く……

 

 

リュウ「ん?どうした?」

カケル「いや、ここの奥にある物が気になってな……」

リュウはそれを聞くと、何かわかったのか奥にあったものを取り出す……

 

大きなジュラルミンケースが取り出され、リュウがその船を開ける……

中に入っていたのはテレビ局とかで見る撮影用カメラだった……

 

カケル「なんでこんな所に置いてんだ?」

リュウ「いや、こいつな……お店の整理の時からあったんだが……誰も処分を引き受けてくれなくてな……もう面倒になってここに置いてたんだが……欲しいならやるよ」

 

リュウが頭をポリポリかきながらそう言う

 

カケル「うーむ……まぁ、あって損はないな……有難く使わせて貰う」

カケルはそう言うとジュラルミンケースごと、時計の中に収納する

そして、店から立ち去ろうとした時……

 

 

 

リュウ「カケル!」

カケル「ん?何だ?」

リュウがカケルに一声かけて引き止める……

 

 

 

リュウ「俺はお前の昔からの友人であり、仲間だ。何かあったらまた相談してくれ」

カケル「……あぁ、そのつもりさ」

そう告げて店を去るカケルの口角は少し上がっていた……

 

 

 

──────────────────────

シャーレ 研究室

 

 

シャーレの研究室……ここでは、オーパーツなどを解析し、技術的にフィードバックなどといった事をしている……

 

マミカ「ふんふーん♫」

そんな場所で鼻歌を歌いながら何かしら作っているマミカがいた……

 

 

カケル「よ、マミカ。また何か作ってるのか?」

マミカ「ん?あ、カケルさん!丁度いいところに来た!」

マミカは作業していた手を止め、カケルの方を向く

 

 

カケル「丁度いい……はぁ、また何か作ってるのか?」

マミカ「ふっふーん……そうだよ!」

マミカは何やら自信有りげにそう告げる

 

カケル(恐らく、今手を付けてるのは俺用の兵器といった所か……)

カケル「……今度は何を作ってるんだ?」

マミカ「今回、私が作ってるのは!カケルさんの新兵器!」

 

 

マミカが自信満々に言うが、カケルは一切動揺せずそれを聞く……

マミカ「……あれ?お、驚かないんだね?」

カケル「いや、以前の件*2があるからな……そろそろ作られてもおかしくはないと考えてたからな」

 

マミカはそれを聞き少し落ち込むが、すぐに立て直す

マミカ「ま!そういう事で、カケルさん用の武器頑張って作ってるんだけど……」

カケル「けど?」

 

 

マミカは作りかけのものに目を向けながら言う

マミカ「実は、この兵器あと少しなんだけど……増幅機構に難航していてね……」

カケル「その機構さえどうにかすれば使えるのか?」

 

カケルがそう言うとマミカは頷く……

マミカ「でも、簡単には無理だね……一番理想に近かったニムルドレンズっていうオーパーツを使ってるんだけど……それでもまだまだね……」

 

カケル(仮にループ内でそれを解決するかも知れないものがあれば持ってくるのも有りだな……)

カケル「……分かった、引き続き頑張ってくれ。それをこいつを少し改造してほしいのだが……」

 

カケルはそう言うとドローンジャマーガンを取り出す……

マミカ「ん?これをどうすればいいの?」

カケル「あぁ、やって欲しいのは───」

 

 

マミカはその内容を聞くと、親指を立てて直ぐに作業に取り掛かった……

 

 

━━━ 30分後 ━━━

 

マミカ「はい!出来たよ!」

カケル「早いな……流石はマミカといった所か……」

カケルは感心しながらも改造されたドローンジャマーガンを受け取る

 

 

カケル「よし、俺が要求した機能や改造もされている……これなら」

マミカ「何をするのかは知らないけど……カケルさんがこうゆうのを頼む時って巻き込まれた時が多いからね」

マミカは笑いながらそう言うと、笑顔を見せながら告げる

 

 

 

マミカ「また何かあったらいつでも言って!出来る限り私も手伝うから!」

カケル「……あぁ、困った事があったら聞きくるよ、未来技術者」

カケルはそう告げ、研究室を後にする……

 

 

カケル(ったく……二人揃って同じ事を……)

カケルはそんなことを考えつつも、次に行く場所に向け準備をする……

*1
ウクライナ戦争にて需要等が増えた結果

*2
エデン条約編 華やかな裏の中で にて

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