とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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Infiltration mission in Gehenna

ゲヘナ学園

19時30分

 

 

 

 

自由と混沌を校風とするこの学校は、様々な所でテロなどが起きているが……それが比較的に少ない場所が2ヶ所ほど存在する……

一つ目が、治安維持組織の風紀委員会本部……二つ目がゲヘナの生徒会的立ち位置の万魔殿となっている……

 

 

カケル「よし、準備完了だ……」

カケルはそんな万魔殿の施設の近くまで来ていた……

 

手にはサプレッサー内蔵拳銃を手にしており、夜の中に紛れ込める服の色をしている……*1

 

カケルは、慎重に施設内部へ侵入する為、比較的に警備が薄い場所までやってくる……

 

カケル「っ!カメラか……」

先に行くにはカメラの画角に映るしかなく、破壊する以外手段はないのだが……

 

カケル「よし、これを……あれにあわせて……」

カケルはジャマーガンを取り出すと、カメラに照準を幷せ、トリガーを引く……

 

 

──────────────────────

万魔殿

警備室

19時35分

 

万魔殿の警備カメラ映像が投影される部屋、今日もいつも通りカメラを見ている警備がいるのだが……

「ん?」

 

一瞬だけ、カメラにノイズが走る……

だが、1秒も満たない内にもとに戻る……

「このカメラは……あー、そろそろメンテナンスの時期か……あとで言っとかねぇと……」

 

そう呟くと、別のカメラ映像を見始めた……

 

 

──────────────────────

 

カケル「よし、ジャミング完了……この調子で無力化していくぞ……」

そう、マミカに頼んでもらった改造内容は受信した機械を遠隔ハッキングをし、映像や命令等をすり替えるというもの……

 

本来なら近づかなければいけなかった距離も、ジャマーガンを照射し、ハッキングをする事によって安全にハッキングが可能になっているのだが……

 

 

カケル「効力が向けている間だけなのが少し残念だが……まあいい……」

カケルはそんな事を話しつつも、施設内部へと入っていく……

 

 

──────────────────────

アビドス

柴崎ラーメン

19時40分

 

リュウ「うん、このラーメン……チャーハンと合わせて食べるのが最高!」

マミカ「このラーメン、野菜が多くても食べやすい!こんな所に穴場があったんだ!!」

大将「はっ!そりゃ良かったな!」

リュウとマミカはラーメンを食べる為だけにアビドスにある柴崎ラーメンに訪れていた……

 

 

リュウ「にしても……金はあったろ?わざわざ屋台からスタートだなんて……」

大将「いやぁな、あれで立ち直しても良かったんだがよ……どうせなら、やり直すなら初心からと言われるだろ?屋台からまた初めて行こうと考えてな!」

と大将はゲラゲラと笑いながら答える

 

 

マミカ「ちなみに、お金って何処から……あとおいくら?」

マミカは純粋な疑問でそれを聞くと、大将ではなく、リュウが答え始める

 

 

リュウ「カイザーの件だよ、不正取引禁止法に柴崎ラーメンが含まれてな……それの賠償金に俺とゲヘナの風紀委員会、アビドスにシャーレの先生とでな……嵌めたんだよ……」

マミカ「は、嵌めた?」

マミカがキョトンとしていると、大将が笑いながら答える

 

 

大将「あんちゃん、店爆破の事件の犯人をカイザーに擦り付けたんだよ!この前の一件で信用が無くなってたのもあって賠償金が3倍になってきたな!」

マミカ「なにしれっとやばいことしてるの!?」

マミカが驚愕していると……

 

 

リュウ「ちなみに元は〇〇〇万だから、その三倍を支払わせたぞ。ちなみにアビドスや風紀委員会、俺もほぼ同額受け取った」ズズズ…

マミカ「なにちゃっかりしてるの!?」

思わず立ち上がってしまう程、驚くマミカ……

 

 

 

マミカ「で、でも……流石にそれだけじゃキツイんじゃ……」

リュウ「うん、だから」

 

 

 

 

 

 

リュウ「偽物の便利屋68が柴崎ラーメンを襲撃して、風紀委員会とアビドスが衝突してしまったっていう事にした」

 

 

 

マミカ「えぇ……

大将「ははは!!相変わらずやる事が規格外だねぇ!」

マミカはその発想と行動力にドン引きし、大将はゲラゲラと笑っていた……

 

 

リュウ「まぁ、一部は俺が差し押さえ方式でカイザーからいくつかものをパクったんだが……」

そう言って、マミカの前に1枚の紙を写真を見せる……

 

 

リュウ「問題な物まで見つかった……」

マミカ「どれどれ……っ!?これが……あったの!?」

マミカは写真を見て驚愕し、リュウに聞く……リュウは頷くだけだった……

 

 

リュウ「ま、とりあえず詳細は帰るときに話す。大将!お勘定を!」

大将「はいよ!!」

 

──────────────────────

ゲヘナ学園

万魔殿関連施設

 

 

カケル「よし、建物内部侵入完了……」

建物の内容へと侵入したカケルはセキュリティーがないかを警戒しつつ、中を探索していた……

 

 

カケル「ゲヘナ学園予算関連資料……これか!」

カケルの目的のものは予算や決算資料といった資金関連の物だった……

 

カケル(もし、予算関連にあれが無ければ……っ!!大当たりか……)

カケルが見ている資料にはゲヘナ学園のほぼ全ての資金等が書かれているが、一つだけ巨額なはずなのに記載されていないものがある……

 

 

それは……万魔殿の飛行船の購入又は建造費についての記載がなかったという事実……

もし購入した場合でも30~40億はかかり、建造費で半額になったとしても、飛行船の入手方法についてはわかっていないのだ……

 

カケル「となると……何処からかの供与か……」

資料のコピーを保存したカケルは今度は問題の飛行船まで移動することにした……

 

──────────────────────

アビドス→DUシラトリ地区

 

 

自分達の拠点へ戻る道、リュウが運転する車の中で二人はしゃべり始める……

マミカ「それで話の続きをしましょう」

リュウ「あぁ、写真にあったそれについてだな……」

 

リュウはハンドルを握りしめ、砂に埋もれかけている道路を走りながら喋り始める……

リュウ「これは俺とカケルが昨日シャーレへと届いた時の写真だ……その際に色々と調べたが、状態を言うなら使用不可能と判断した」

マミカ「使用不可能?何か壊れてたの?」

 

 

リュウ「いや、壊れてはなかったんだが……」

リュウは少し難しい顔をし、口を開く……

 

 

リュウ「動力が無くなっていたって言った方が正しいな……急にうんともすんとも言わなくなった……」

マミカ「急に?」

 

 

リュウは別の資料を時計から取り出し、片手でマミカに渡す

リュウ「あぁ、それで俺とお前でその分原因を探るべく、分解作業をしたいんだが……」

マミカ「……分かった、とにかく今はそっちが重要そうね!」

 

 

その資料をペラペラとめくりながら答えるマミカ……その資料の写真には4本の針の古時計が映っていた……

──────────────────────

ゲヘナ学園

20時30分

 

 

 

万魔殿の施設から飛行船までやって来たカケル……

カケル「これが例の飛行船……」

 

カケルは慎重に飛行船内部へと足を運ぶ為、ドアの近くに立ち、ピッキング道具で鍵開けをしようとするが……

 

 

カケル「ん?開いている?」

鍵は施錠されておらず、何事もなく扉が開く……

 

 

カケル(こんな大事なものに鍵をかけないのか?一様しっかり見ておくか……)

カケル【目星】→??

 

 

 

カケルは鍵穴をしっかり見ると………

 

 

 

 

こじ開けられた形跡があった……

 

 

 

カケル(こじ開けた痕跡……まさかな……)

カケルは武器を構えつつも、内部へと入っていく……

 

 

 

 

機関室辺りまで来ると……

何やらゴソゴソと音がする……

 

 

カケル(物音……誰かいる!)

カケルは物影に身を潜め、物音を立てたものに耳を傾ける……

 

 

 

「おい、爆弾設置は?」

「こちら機関室、設置完了……全員に次ぐ、帰投する前に最終チェックを」

 

 

マスクをかぶった生徒が三名、機関室で爆弾設置をしていたようだった……

カケル(爆弾……あの姿……まさかアリウスか!)

 

 

「しかし、あの狸はマヌケだな……」

「あぁ、まさかこちらから送った飛行船に爆弾を取り付けられるとはな……」

 

カケル(なるほど……この飛行船はアリウスからか……だが、どうしてアリウスなんかと?)

カケルの疑問が増える中、自分が入ってきた入り口から一人やって来る……

 

 

「おい!誰かがこの飛行船内にいる!」

「ちっ……この際、目撃者は排除だ……一人も逃すな」

カケル(クソッ……バレたか……)

 

今はバレずにやり過ごせているが、それも時間の問題だった……

 

カケル(武器は……Maxim 9とハイパワーに、マシンガンと64式等か……通路上の制約でハンドガンしかいけない……なら……)

カケルはMaxim 9を手に取ると、上へ上がる……

 

──────────────────────

別の場所

 

 

「おい、目撃者は外に出てないんだな?」

「はい、確実に出てないです。ですが、どこドサッ!!

 

リーダーらしき人物は、部下の声が途切れた瞬間後ろをむこうとするが……

 

パシュッパシュッパシュッパシュッパシュッ!

振り返った瞬間、眉間から銃口から5cmと離れてない距離で5発撃たれる……

 

「っ!?……」

声を荒らげる前に倒れ込む……

 

 

「……はぁ、これを繰り返していくか」

拳銃を向けていた者は持っていた銃をリロードしながらそうそう呟き……

 

 

右手に拳銃、左手に木の棒持ちがら喋り始める……

カケル「文字通り、サイレントキルでやりきるしかないな……」

 

 

 

 

*1
拳銃については、EXシナリオより

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