とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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リアルが忙しくて投稿までに時間が……


The front and back of the deal

ゲヘナ学園

飛行船内部

20時35分

 

 

 

命令でゲヘナの万魔殿の飛行船に爆弾設置をしに来たのだが、飛行船内へ入ってきた輩の対処に我々は追われていた……

 

 

「こちらデルタ……操舵室にはいない、侵入者は見つかったか?」

『こちらアルファ……いや、全くだ。後尾付近にもいない、ベータとシグマはどうだ?』

『……』

『……』

 

私達のチーム内での何気ない無線での連絡のはずだったのだが、二人からの連絡が帰ってこない……

『ベータ、シグマ応答せよ……デルタ、二人は中間部分を探索してるのだな?』

「あぁ、そのはずだ……もし、やられたのなら挟み撃ちで対応しよう」

 

アルファに対してそう提案をした直後……

『ん?な何だお前!?しんにゅドガッ!!

「アルファ?どうしたアルファ!」

 

小声での会話を徹底されていたのにもかかわらず、声を荒げてしまった……

 

 

そして、再び繋がる……

『ジジジ……』

「アルファ、大丈夫か?」

 

 

私は安否確認を取るが………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前でラストだな』

「お前でラストだな」

 

 

 

 

 

無線からと背後からの声がする……

慌てて背後を振り返ろうとするが……

パシュッパシュッパシュッパシュッパシュッ!

 

5発の抑制された銃声が聞こえると、私の意識は飛んでいた……

──────────────────────

 

 

 

カケル「………少しやりすぎたな」

 

 

そう呟くカケルの側には気絶し、縛られている爆弾設置者四名がいたが……

 

 

カケル「こいつらが気絶しているうちに色々と聞き出して……いや、ここならわざとアレを……」

 

 

カケルは何かを思いつくと、銃を持つと……

 

バァン!バァン!バァン!バァン!

 

突如、飛行船の外に向け射撃をする………

 

 

 

ビーッ!ビーッ!ビーッ!

警報音が鳴り響き、物凄い速度で飛行船に警備が押し寄せてくる……

 

 

「そこのお前!銃を……!?何だこれは!?」

カケル「飛行船に設置されかけた爆弾だ。そこ四人がやろうとした所を俺が目撃して捕縛した」

 

 

それを聞いた警備は四人を部下に任せると……

「悪いが、あんたもついてきてもらう」

カケル「はいよ……」

 

カケルは大人しく武装解除し、一時的に捕縛されてしまう……

 

──────────────────────

ゲヘナ

留置所

 

 

「明日の9時に事情聴取を開始する!それまで大人しくしてろ!」

本来なら檻の監獄だが、何故かゲストルームに案内され、警備からそう告げられるカケル

それを聞いたカケルは、大人しく留置所のベットに寝転がる……

 

 

カケル(これでゲヘナの飛行船の警備が上がるはず……後は……いや、これから先は明日考えよう……)

 

 

カケルはそう決めると、明日の為に休む為……目を閉じる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び目を開けたとき、カケルの見た光景は留置所では無く、何処かの花畑の真ん中だった……

 

 

「やぁ、カケルさん。久しぶりと言ったところかな?」

カ背後から声をかけられ、カケルは振り返ると……

あの時の事件に見た百合園セイアの姿があった……

 

 

カケル「よぉ……わざわざ俺の夢に出てくるって事は何か伝えたいのか?」

 

カケルはそう聞くが、セイアはまぁまぁとだけ言うとカケルに椅子に座るように促す……

 

セイア「君をここに呼んだのは、とある事を聞きたいからだね……」

カケル「とある事を?」

 

セイアはそう言うと、紅茶を一口した後、喋り始める

………

 

 

セイア「私が一種の未来予知が出来るという話を以前したと思うが………」

カケル「あぁ、夢の中で最悪な運命や俺らがいない世界線があるとかの予知夢の話をしていたな………」

カケルもおかれた紅茶を飲みながらそう返す

 

セイア「そうだね……今度起きるエデン条約についての未来を知っているが……」

 

 

 

 

 

「君達が一切出てきてないんだよ」

 

 

セイアはそう告げるが……

 

カケル「待て……なら、この前言った未来が大きく変わったとかもどうなるのかすら、分からないのか?」

セイア「そう、私にも予知夢があっても一切わからなくなってしまった……」

 

 

カケルが少し悩ましい顔をしているとセイアが続けて告げる

セイア「これは私の予想だが、もしかして君にその力に等しいものを手に入れたのではないのだろうか?」

カケル「等しいもの……っ!!」

 

 

カケルはこれまでのループについて思い出す……

今を合わせて3回目となっているが、ほぼ予知夢に等しいことを経験している……

 

 

カケル「……ループ」

セイア「ループ?というと……君は、とある時期を繰り返しているのかい?」

セイアからそういわれると、カケルは正直に何があったのかを話す

 

 

 

セイア「……なるほど、君は死ぬことがトリガーとなってエデン条約の二日前に戻っている」

カケル「現状はそう仮定しているが……実際はどういう仕組みかが一切分からない」

カケルがそう説明するが……

 

 

セイア「なら何故二日前という中途半端な時期になっているのか?それについて疑問には思ってはいなかったのかい?」

カケル「確かに……ループするにしても何故……」

 

カケルが悩んでいるとセイアがとあることを告げる……

セイア「今のキヴォトスはイレギュラーだらけといった方がいい……本来なら無い出来事や物などが存在してしまっている……私が知る予知夢には君が身に着けている時計は一切なかったからね。基本的に君達の周りで起きている」

カケル「時計……じゃない?なら先生のタブレ「タブレットはどの予知夢でも先生は持っていた」……本当に俺らの周りがイレギュラー化しているのだな?」

 

 

セイアがカケルの質問に頷くと、カケルは再び悩み始める……

セイア「でも、そこまで考えこまなくてもいいさ……でも、今の君では絶対に無理と思っている……現状、このままいっても恐らく同じ運命だろうね」

カケル「…………」

 

 

セイア「だけど、君はいつかやり遂げてくれると信じているさ……」

カケル「……やけに自信があるな」

セイアのその発言に少し疑問を持つカケルだったが……

 

セイア「まあ、あくまでも予想だが……さて、そろそろ君が起きる時間だ……最後にこれだけを教えておこう」

そういうとセイアは椅子から立つと手にはいつの間にかポラロイドカメラを持っている……

 

 

セイア「夢というものは便利だね……想像すれば色々なものが出る……」

パシャッ!

 

セイアが写真を撮ると、カメラから写真が出てくるが……

 

写真に写っていたのは綺麗に咲く花畑ではなく、まだ芽吹く前の花畑だった……

 

 

カケル「これは……」

カケルはセイアに対してそう聞くが……

 

 

セイア「これと似たようなものを君は持っているはずさ……それじゃ、また」

セイアの発言の後、視界が真っ白になったかと思うと……

 

 

 

 

カケル「……朝か」

目覚めた場所は、ゲヘナの拘置所……

昨日寝た場所で再び目覚ます

──────────────────────

シャーレ

執務室

 

 

リュウ「ふぁぁ……寝みい……」

”朝早くからすみません、これだけは外せない内容でして……”

欠伸をするリュウの手元には一枚の書類があり、リュウはそれについて書いていた

 

 

リュウ「いや、別に俺が寝不足なだけだ……どうにかなる」

そういいながら、リュウは珈琲の飲み始める

 

”私も今日も頑張って――――”

プルルル……

 

 

先生の電話から着信音が鳴り響く……

”はい、もしもし………え?ええええええ!!??カケルさんがゲヘナで拘禁中!!??”

リュウ「ブウゥゥゥ!!!ゴホッゴホッ……」

飲んでいた珈琲を思いっきり吹き出し、咳き込むリュウをよそに先生は電話で話を続ける

 

”そ、それで……へ?アリウスの手がかりを?わ、分かったすぐにそっちに向かうよ!”

リュウ「すまん先生、俺もついて行ってもいいか?」

 

”うん、分かった。もしできるのなら車の運転を―――”

リュウ「んなこといいから行くぞ!!」

先生の腕をつかむと物凄い勢いで執務室から出ていく……

 

 

 

 

 

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