とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive   作:矢守龍

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遅れたけど続きだすぜ!


Just one step away

ゲヘナ

拘置所

 

 

万魔殿の飛行船にて、爆弾設置をしていた4名を拳銃のみで制圧したカケルだったが、一人で処理するのは無理だと判断し、わざと警備に見つかるという行動に出た

本来なら檻のあるところにぶち込まれてもおかしくはなかったが、爆弾設置阻止した実績やシャーレなどの色々な事を鑑みた結果、ゲストルームに警備をつけてでの対応となった

その為、拘置所だが軽い朝食も提供されるという対応もされた……

 

カケル「ふーむ……スクランブルエッグとトーストのシンプルなものだが、ないよりはいい」

「さっさと食べたらついてこい!ったく、深夜に起こされたと思ったらこれか……」

 

そんな警備の独り言を横目にカケルは悪びれもなく食べ進める……

 

──────────────────────

ゲヘナ

風紀委員会

 

 

ゲヘナ学園の治安維持組織である風紀委員会、いくら混沌と自由を校風とするゲヘナでも限度というものがあり、彼女たちはそんなゲヘナの治安維持に努めているのだが……

撃戦が日常茶飯事というキヴォトスの価値観も加わっている為、他の学園よりも治安が酷く、事故・事件が年間に100件以下なら少ない方といわれるレベルでひどい有様なのだ……

 

そんなゲヘナの風紀委員会に二人の大人が訪れていたが……

 

リュウ「あのー……あいつは本当に何をやらかしたんすか?」

”さ、さあ?でも、ヒナから電話で拘置所で拘留していて、カケルさんがアリウスについて何かを掴んだ事ぐらいしか……”

何をやらかしたのかが不安なリュウを先生がなだめながらも、ヒナのいる委員長室まで歩いていく……

 

 

扉の前についた二人は扉に3回ノックする

「入ってもいいわよ」

 

その声を聴いた先生が先頭に部屋の中に入っていく……

 

 

ヒナ「いきなりごめんなさい、色々と聞きたいことがあって……」

リュウ「いえ、俺の方が誤らないといけないし……俺の方も聞きたい事があるから大丈夫……うん……」

”と、とにかく何があったか説明してくれない?”

 

 

ヒナは処理していた書類を置くと、テレビにカメラ映像を投影し始める

ヒナ「昨日、万魔殿の関連施設に2グループされて、一部カメラの映像が乱れて何も映らなくなっていたわ……」

”も、もしかして、その片方が……”

 

 

ヒナ「……カケルさんだわ」

リュウ「…………」

”…………”

 

 

 

リュウ「スゥ……」

 

 

バシッ!

本当に申し訳ございませんでしあああああああああ!!!!!!

 

 

 

 

それを聞いてたリュウは少し混乱していたが、冷静になった瞬間、物凄い速さでヒナに対して全力で土下座をする……

 

ヒナ「い、いえ……大丈夫よ……むしろ、爆弾テロを事前に防げたし……」

リュウ「どっちにしろご迷惑をおかけしました」(土下座継続中)

”と、とりあえず土下座はやめようか?”

 

先生に言われようやく土下座を止めると、リュウはヒナに対して質問をする

リュウ「それで、あいつはあそこで何をした?」

ヒナ「そうね……やったことを上げるのなら万魔殿の決算書を閲覧とコピー、飛行船への侵入ともう片方のグループによる爆弾設置阻止ね……」

”これだけ聞いても大分凄いことしてるね……”

 

先生がそう言いながら苦笑するが……

ヒナ「先生、今回の事件でシャーレも無視出来る事態ではなくなったわ……」

”えっ?”

リュウ「……もしかして、もう片方の侵入したグループってのは……」

 

 

 

 

リュウがそういうと、ヒナが告げる……

ヒナ「察しがいいわね……そう、アリウスだった」

”―ッ!”

 

 

先生とカケルがトリニティで補習授業部の顧問をしていた際に、ナギサに襲撃しようとし、アズサの編入前の学校……アリウス……

彼女たちはエデン条約を結ばせないために行動しており、その考えに一致したミカが協力し、ナギサの殺害を企てたが、セイアの暗殺が未遂で終わっているのが発覚し、ミカが拘留されたことにより一時的に解決していたのだが……

 

そんなアリウスがゲヘナに対しても何かやろうとしていたのがカケルによって暴かれたのだった……

 

リュウ「なるほど……昨日のあれはそういった目的か……」

”店を休業した理由やトリニティに行った理由がこれでわかったね”

ヒナ「恐らく、情報を掴んだカケルさんは真偽を確かめるためにしたんだとおもう……警備がきたとき抵抗もしなかったと報告をもらったわ」

 

 

3人がそんな会話をしていると……

「失礼します、実行犯をつれてきました」

 

風紀委員の一人がそう告げ、扉から一人入ってくる……

 

 

カケル「よ、迷惑かけたな……」

”カケルさん!”

 

 

拘置所で拘留されていたカケルが釈放され、先生のもとに連れてこられたのだが……

 

 

 

リュウ「このドアホ!!

リュウ【拳】→クリティカル

 

 

カケル「痛っあああ!!??力加減考えろ馬鹿!」

リュウ「うっせえ!こちとら気がじゃなかったわ!なにバレてんだアホ!」

”……ん?”

ヒナ「……え?」

 

 

先生とヒナが疑問に思っている横で二人が取っ組み合いを始める……

リュウ「ステルスならバレずに終われや!こっちに迷惑かけんなや!!」

カケル「うるせえ!仕方ねえだろこうするしかなかったんだから!」

"あ、あれ?"

ヒナ「はぁ……とりあえず、カケルさん……貴方が何を掴んだか私達にも教えてほしいのだけど……」

 

 

ヒナの一言で二人は辞め、カケルが話し始める

カケル「俺が掴んだのは、アリウスが内通している可能性があるって事だ……」

"内通?"

 

 

カケル「あぁ……この情報は万魔殿や他の奴には一切話してないのだが……」

カケルはそう言うと、1枚の紙を写しを見せる……

 

 

 

"これは……決算書?"

リュウ「しかも、これ今の時期のだな……」

カケル「あぁ……それとヒナ、万魔殿はいつから飛行船を所持するようになった?」

ヒナ「確か、2週間前ね……マコトが自慢来てきたのだから覚えているわ……」

 

 

三人が決算書を見ていると、先生が違和感に気づく……

"……あれ?飛行船の内容がない"

リュウ「ん?……本当だ、飛行船について記述が一切ない……」

ヒナ「……これは、どうゆう事?」

カケル「あくまでも俺の推測だが……」

 

 

 

「万魔殿……いや、マコトは何処かでアリウスと密会をして飛行船を手に入れたんじゃないか?」《/xbi  g》

「「"!!"」」

 

 

カケルはそう言うと、決算書に指を指しながら答える……

カケル「もし、仮に偽装したとしても飛行船は一隻あたりの値段が高い。更に爆弾設置をした四人はアリウスだった……偶然だと思うか?」

リュウ「偶然にしては出来すぎてる……」

 

 

ヒナ「いや……マコトの事よ……アリウスに利用されているかもしれないわね」

"だとしても、一体どうして……"

 

 

 

三人が疑問に思っていたが……

ヒナ「まぁ、いいわ……直接マコトに聞くほうが早いわよ」 

リュウ「あぁ、そうだな……直接聞きにいこう」

"そうだね、それじゃ万魔殿へ行こう!"

 

 

四人の結論が一致し、マコトがいる万魔殿へと足を運ぶ……

 

──────────────────────

ゲヘナ

万魔殿

 

 

マコト「キキキ……どうした?ヒナ、それにシャーレの先生と二人の大人まで……」

ヒナ「マコト、貴方に直接聞きたいことがあるの、あの飛行船……どうやって手に入れたの?」

 

それを聞いたマコトはにやりと笑いながら

マコト「取引の中で譲り受けたものさ……ゲヘナにとってもメリットがあるものだったよ」

ヒナ「そう……それじゃ、その取引相手は何処?」

 

 

マコト「何故、貴様に言う必要が……まぁ、いいトリニティ関連校だ」

ヒナが問い詰めるが、マコトははっきり答えボロを出さない……

その後の質問も、同様だった……

 

 

カケル(マコト、こいつ口が硬いな……何かボロを引き出すには…………一度試してみるか)

カケルは考えた結果、とある揺さぶりをかけることにした……

 

 

カケル「なるほどね……なら、空飛ぶ棺桶にならずに済んだな」

マコト「……どうゆう事だ?」

 

 

食いついたのを確認したカケルは……

カケル「どうゆう事って、せっかくの飛行船を俺が爆弾見つけて済んだって話だけど……意外な場所にも爆弾があった覚えがあってな……多分、撤去はされてねぇな……」

マコト「な、何ぃぃ!??お、おかしいぞ!私はあいつらから直接設置したという場所は全て聞いたはずだぞ!」

ヒナ「えぇ、私達風紀委員会でも隅々まで確認した……そんなはずは……」

 

 

マコトとヒナはそんな事を言うが……

 

 

 

 

 

カケル「あぁ、無いさ……俺が今ついた嘘だが……」

 

 

 

 

 

 

《xbig》「何故問い詰めるんじゃなく、直接聞いたんだ?」

 

 

 

マコト「なっ!?」

リュウ「問い詰め……聞い……ッ!!」

リュウはカケルの言っている意図がわかった……

 

 

 

《big》マコト』な、何ぃぃ!??お、おかしいぞ!私はあいつらから"直接"設置したという場所は全て"聞いたはず"だぞ!』

そう、マコトはカケルのブラフに引っかかってしまい自身が爆弾設置犯と繋がっているのを疑われる発言をしてしまった……

 

 

ヒナ「………マコト、どうゆう事?はっきりして……」

リュウ「あぁ、はっきり喋ってもらう必要が出たな……」

"……マコト、正直に話して"

 

 

ヒナはデストロイヤー、リュウは自身のスナイパーをマコトに向ける

 

 

マコト「だっだが、まだそうと決まった訳じゃ……」

カケル「あぁ、そうだな……あいつからからしたら潰し合ってくれるいい機会になるならな」

 

マコト「何ぃぃ!!?あっ……」

カケル「はい、一本」

今の発言で、確定してしまったマコト……

 

 

リュウ「悪いが……正直に話せ……」

ヒナ「……マコト」

二人からのオーラもとてつもなく、キヴォトスでは全く無い殺意のオーラを放つリュウ……

 

 

 

マコト「ぐぬぬぬ……仕方あるまい……」

 

マコトは観念すると、話し始めようとした瞬間…………

 

足元から何か音が聞こえる……

カケル「っ!リュウ、先生!!」

 

カケルは何かを気づき、時計がぶつかり合いながらもリュウと先生の手首をつかんだカケルは目一杯引っ張ると、背中を押し、入口付近まで飛ばす……

 

 

 

その直後……

 

 

 

 

ドカァァン!!!

 

 

突如、カケル達がいた万魔殿の一室が爆破される……

 

 

 

 

カケル「う、うぅ…………な、なにが………」

 

完全なる不意打ちとほぼ真下からの爆破で時計ではカバーできないレベルのダメージを負ってしまった……

頭部から出血に両足の骨折、複数箇所の切り傷や打撲を負い、意識が朦朧とする中周りを見渡す……

 

 

 

 

「ここ…………レの…生……」

「生……義……ない……さ、……やれ」

 

 

その会話と共に入ってきた4名はあの時みたエデン条約の4人だった……

カケルがそれを認識した直後……

 

バァン!!!

 

 

一発の銃声が鳴り響く……

 

 

カケルは何が起きたのかは目視でばわからないが………音で分かってしまった………

 

 

カケル「ちく……しょ……う……」

 

 

たったそれだけを呟くと、また意識を失う……

 

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