とあるTRPG探索者達が行くfor BlueArchive 作:矢守龍
カケル「っ!!」
カケルが再び目を開けるとそこはまたしても自分の部屋だった………
カケル「ハァ……ハァ……」
過呼吸になっている息を整え、再びあの時何があったのかを思い出す……
カケル(今度はエデン条約前に襲撃か……おそらく、口封じでやったのだろうが……飛行船の件は爆弾だけをどうにかする方針じゃないとダメになったな……)
カケルは悔しいながらも、その考えと共にとある事実に歓喜した……
カケル(エデン条約関係なく死亡していてもリセット対象になるということか……まだ、この情報があるだけ救いだな……)
カケルはそのことを考えながら、服を着替え始める……
カケル(……そういえば、今までティーパーティーの百合園セイアが夢で接触してくることはなかったな……彼女は俺がループしていることを当てたな……)
上下の服を着替えると、靴下を取り出し履き始める
カケル(更に最後に何かヒントを落としていった……確か、似たようなもの持っている……)
カケルはそれが何かを考え、一つの物を思い出す
カケル「リュウの店にあったカメラか!」
カケルが言うカメラは、リュウの銃砲店である、TRRifleガレージにて置いてあったものだ……
カケル(おそらくアレはアーティファクト……セイアの言っていた事が本当だとするなら、俺の探索を手助けしてくれるもののはず……)
カケルはそう結論付けると、今回はシャーレに向かうとこにした……
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シャーレ
カフェ
カケル「はいよ、フレンチトーストとアールグレイ。そのシロップはおまけだ」
「あ、ありがとうございます!わぁ…!」
料理を提供されたトリニティの学生はナイフとフォークを器用に使い、食べ始める……
カケル(そろそろだな……)
料理を提供し、その子が食べ始めたのを見届けながらそう考えていると……
リュウ「よ、カケル!いきなりですまんが、モーニングまだあるか?」
カケル「運がいいな、ラスト一品分しかないぞ」
リュウ「しゃぁ!」
カケル(次来た時に、モーニングなくなったらの反応が凄く気になるな……)
そんなことを考えつつも、モーニングを用意する
カケル「はいどうぞ、モーニングAセット」
パンケーキにウィンナーやスクランブルエッグにレタスなどが載せられた皿がリュウに提供される……
リュウ「お、サンキュ!さて、いただきます」
リュウはそう言うと、フォークを使い、ホットケーキから順に食べ始める……
リュウ「うーん、甘さを主張しないホットケーキだが、塩気が効いたウィンナーやスクランブルエッグとの相性が本当にいい……レタスにかかっているドレッシングも強く主張してこないから朝に食べるのにうってつけだな……」
カケル(少し味付け変えてもしっかり食レポしてくれるのか……)
リュウが食べ終わった頃を伺い、カケルが話しかける……
カケル「あ、そうそう今からお前の店行ってもいいか?」
リュウ「いいが……なんか買うのか?」
リュウがお冷を飲みながら質問をする……
カケル「ま、新品銃を買いたくてね……俺もなるべく対応手段は増やしては起きたいからな」
半分本当、半分嘘だ……本当の目的はあのカメラを手に入れるというのが目的なのだが、エデン条約の際に弾薬などに苦しめられた事実もある………
その対策として、色々と買っておきたいのも事実だ……
リュウ「フーン……ま、そうゆうことならいいか。その代わりにこれの代金を銃を買う際の値段から引く形でいいか?」
それを聞いたカケルは二つ返事でのOKを出し、リュウの店へと向かう……
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TRRifleガレージ
様々な銃やアタッチメント、装備品までそろっているシャーレ併設の銃砲店。様々な学園から来る生徒のためにあるといっても過言じゃないここには、メジャーなものからマニアックなものまで売っている
リュウ「さてと、カケル。お前はどういったやつが欲しんだ?」
そんな店の店主がカウンターに座り、要望を聞き始める
カケル「12.7mm重機関銃に、俺におすすめのマークスマンライフルを」
リュウ「了解、重機関銃は…………おーい!ブローニングM2重機関銃を頼む!」
と、カケルの要望を聞いたリュウはバイトの子に一つ目のオーダーの物を持ってくるように頼む
「アニキ、QCBの方ですか?」
リュウ「そっちの方がいいな、交換用バレルと三脚も一緒に頼む」
バイトの子が銃を取りに行っている間、リュウはカケルに合う銃を選定し始める……
リュウ「カケルはマシンガン使い……となると、マークスマンライフルだが連射できた方がいい……」
様々な銃を棚から取り出しては、戻すのを繰り返しカケルの銃を選んでいくが……
リュウ「カケル、64式小銃を改造する方向性はダメか?」
カケル「構わないが……どういったカスタムにする気だ?」
まあ見てろと、言わんとばかりに自信ありげにするリュウを見たカケルは64式小銃を取り出し、渡す
リュウ「……うん、素体に丁度いい。あとはマークスマン用の調整を加えれば大丈夫だ」
カケル「とりあえず、カスタムにどれぐらい時間がかかるんだ?」
そう言われたリュウは3本指を立て、三時間と返す……
リュウ「とりあえず、出来たら届けておく。費用はブローニングM2重機関銃だけでいいぞ」
カケル「分かったんだが……棚の後ろにあるケースはなんだ?」
そう言いながら、カケルはケースを指差す……
リュウ「あれか?撮影用カメラが入ってるんだが……確かお店の整理の時からあったんだが……誰も処分を引き受けてくれなくてな……もう面倒になってここに置いてたんだ」
カケル(あの時聞いた説明と同じだな……)
カケル「ふーん……要らねぇのなら貰ってもいいか?」
リュウ「まぁ、邪魔だしいいぞ」
リュウがそういった直後、バイトの子がカケルの隣にかなり大きいサイズの機関銃を置く
「ふぃー……用意できました!」
リュウ「ありがとう、さてカケル……お会計は弾丸や付属品込みで〇〇万だ」
カケル「高っ……いや、こいつなら破格の値段か……」*1
カケルは一括で支払うと、時計の中に収納する
リュウ「そんじゃ、出来るまで待っといてくれ」
それを聞くとカケルはシャーレの執務室の方へと向かっていった……
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シャーレ
執務室
カケルが扉をノックし、中へ入ると山積みになっている書類の山を捌く先生の姿があった……
"あっ、カケルさん!丁度いいところに!そこのソファーに座って待っててください!"
カケル「丁度いい所?(まぁ、エデンについてだろうな……)まぁ、俺も用事があったからな」
先生とカケルはそれぞれ向かい合ってソファーに座り話し合いを始める……
"実はエデン条約についてのお話なのですが、カケルさんが来賓として招待されていまして"
カケル「なるほど、両者に関わりがある俺が今回のエデン条約に丁度いいと……いいぜ、了承の旨を伝えといてくれ」
その後、エデン条約について色々と説明を聞かされるが……
カケル(現状知ってる内容と誤差は無いな……)
"私からは以上ですが……何か私に用があるのですよね?"
カケル「あぁ、少しエデン条約が開かれる古聖堂で調べたいことがあって、エデン条約が始まる前に行きたいのだが……シャーレの権限でいけないかという話だ」
カケルの言っている内容はこうだ……
とあることを調べていたらトリニティの古聖堂に重要な情報があるとつかんだが、エデン条約が始まってしまうとそれを調べる時間が一切取れなくなってしまう……なら、早いうちに調べておこうという内容だった
”なら、ナギサに話をつけて出来ないか頼んでみるよ”
カケル「あぁ、感謝する……」
その後、先生に珈琲を一杯入れたのち、自身の仕事場に戻っていくカケルの姿があった……