午後の授業は、ほとんど頭に入らなかった。
黒板の文字がただの記号に見え、教師の声は遠く霞んで聞こえる。
理央の姿をちらりと見るたびに、胸の奥がざらつくように痛んだ。彼女は相変わらず、何事もなかったように前を向いていた。あのときと同じ、完璧な姿勢。だが、その肩のあたりがわずかに硬いことに、誠だけが気づいていた。
やがて放課後を告げるチャイムが鳴る。
カラン――と乾いた音を立て、誠は迷いなく椅子を引いた。
机の中にある何もない空間を一度だけ見てから、静かに立ち上がる。
「……帰るぞ、紫村」
「お、おう……」
紫村は慌てて鞄を抱え、誠のあとを追う。
その瞬間、後ろから声が響いた。
「――灰原君!」
理央の声だった。
教室の空気がわずかに張りつめる。
誠は立ち止まりもせず、扉へと向かう。
「行かないで。危険よ、そのまま帰るのは――」
「心配いらない」
誠の返事は短く、鋭かった。
振り向かず、まるで切り捨てるように言い放つ。
「バーサーカーと紫村のサーヴァントもいる。それに、誰かを疑って、殺すよりはずっとましだ」
理央の唇が震える。
その瞳が、何かを言いたげに揺れた。
だが、誠はもう見ない。
鞄を肩にかけ、紫村と共に教室を後にした。
扉が閉まる音が、妙に重く響く。
理央はその音を聞いたまま、席に立ち尽くしていた。
――廊下。
夕暮れの光が窓を染めている。
生徒たちの笑い声が遠くで響き、日常が何事もなかったかのように続いていた。
誠と紫村は、無言のまま並んで歩く。
階段の踊り場を過ぎ、校舎の奥――屋上へと続く階段の前で、誠は足を止めた。
そこには、昼の騒動のあとそのままのように、
包帯の少女が座っていた。
壁にもたれ、膝を抱き、ただ静かに目を閉じている。
風が吹くたび、包帯の端がかすかに揺れた。
まるで“待っていた”ように。
「……この子、ずっと待ってたのか」
誠が言うと、紫村は気まずそうに頭を掻いた。
「自分の言うことは基本聞くのですが、言わないと本当に何もしない子でしてな」
そう言いながら少女の前に立つと、おずおずと手を差し出す。
少女はゆっくりと顔を上げ、その無表情な瞳で紫村を見た。
やがて、何も言わず立ち上がる。
校門を抜けると、冷たい風が二人の頬を撫でた。
夕焼けはすでに褪せ、街の輪郭をオレンジと群青の境界線で染めている。
生徒たちがそれぞれの帰路につくざわめきが遠ざかるにつれ、誠と紫村の足取りは自然と遅くなっていった。
「……さて、これからどうしますかな」
紫村が気まずそうに口を開く。
誠は少し考えてから、小さく首を振った。
「俺の家は、もうない。焼けた跡地に行っても意味はない」
「自分の家は……普通の住宅街でしてな。家族もおりますし、灰原氏の言う様な物騒な事態には巻き込ませたくありませぬ」
紫村は苦笑しながら言ったが、その冗談にも力はなかった。
二人の間に沈黙が落ちる。
通学路のアスファルトに街灯が灯り、遠くで車のエンジン音がかすかに響く。
「……安全な場所、か」
「そんな都合のいいとこ、ないですな」
誠はポケットに手を突っ込みながら、空を見上げた。
空は薄闇を湛え、雲の隙間から細い月が覗いている。
――この街には、もう“日常”なんてどこにもない。
「……とりあえず、人の多いところに行こう。原則として“人前では戦闘行為を避ける”ってルールがある……らしい」
「ほう……」
「なら、駅前だ」
二人は言葉を交わさず歩き出した。
風が少し冷たくなり、街灯の明かりが影を長く引きずる。
駅前の通りに出ると、喧騒が一気に押し寄せた。
部活帰りの生徒、買い物客、ネオンの明滅。
人の群れの中に紛れると、ようやく“戦場”の感覚が薄れていく。
「……あそこにしましょうか」
紫村が指差したのは、明るい看板のファストフード店だった。
店内は学生やサラリーマンで賑わっており、戦いの気配など微塵もない。
「安全、という意味では……これ以上ないかもな」
二人はガラス扉を押して中に入った。
温かい空気とポテトの油の匂いが、張り詰めた神経を少しだけ解いた。
誠はトレイを手に、隅の席へ座る。
その向かいに紫村がどっかりと腰を下ろし、汗を拭いながら小声で呟いた。
「……それでは、作戦会議!ですな」
冗談めかして笑う紫村に、誠はわずかに肩をすくめる。
「そうだな。とりあえず、何か注文しよう」
言いながら、窓の外に視線を移す。
夜の街を行き交う人々――誰も、自分たちが“戦争の渦中”にいるとは気づかない。
その光景が、どこか遠い世界のように見えた。
二人はカウンターへ向かう。
並んでいると、メニュー表のカラフルな写真が妙に現実味を欠いて見えた。
誠は適当にチーズバーガーのセットを指差し、紫村のほうを振り返る。
「紫村は?」
「むむ、ここは……奮発ですな。チーズバーガー二つ、ポテトL、ナゲット、それと……あ、この子にハンバーガーのセットを」
後ろに控えていた包帯の少女をちらりと見て、紫村は笑って注文を続けた。
店員の青年が少し驚いたように目を瞬かせたが、慣れた口調で確認する。
「かしこまりました。お持ち帰りですか?」
「店内で!」
紫村の返答に、店員は微笑みながら端末を打ち込む。
受け取り番号の紙を渡され、二人はトレイを手に受け取り口へと移動した。
揚げ油の音が絶え間なく響く。
次々と呼ばれる番号の合間に、店員の声が響く。
「――お待たせしました、番号三六番の方!」
「おお、来ましたぞ!」
紫村が弾む声で受け取りカウンターへ向かう。
トレイの上には、ぎっしりと詰まったハンバーガーの包みとポテトの山。
その量は明らかに二人分を超えていた。
「……なあ、本気で全部食うつもりか?」
誠が呆れたように言うと、紫村は胸を張って笑った。
「もちろんですぞ! 戦士たるもの、満腹こそ最大の防御!」
彼の手際の良さは妙に堂々としていて、店員すら苦笑していた。
誠はチーズバーガーとドリンクを受け取り、紫村は山のようなトレイを抱えて隅の席へ。
包帯の少女はその後を無言でついていった。
温かい空気の中、ようやく彼らの前に“人間の食卓”が並ぶ。
誠はトレイを机に置き、深く息を吐いた。
席に着くと、三人分のトレイが机を覆い尽くした。
誠の前にはチーズバーガーのセット、紫村の前には二段重ねの山。
そして包帯の少女の前には、全く同じハンバーガーセットが丁寧に並べられていた。
しかし――少女は動かない。
包み紙を見つめたまま、じっとしている。
誠はストローを開けながら、その様子に視線を向ける。
紫村もポテトを一本摘んだまま動きを止めた。
「……食べないのか?」
誠が尋ねると、少女はゆっくりと首を横に振った。
その瞳は感情の色を欠いたまま、ただ紙包みを見つめている。
紫村はしばらく考え、やがて穏やかに口を開いた。
「あー……自分が言うまで睡眠も食事もしない困ったちゃんでしてな。ささ、遠慮せずお食べなさい」
その声には、彼なりの気遣いと優しさがあった。
少女のまつげが、かすかに震える。
そして――ゆっくりと、包みを手に取った。
紙を剥がし、控えめに口を開く。
最初の一口をかじる音は、驚くほど静かだった。
油の香りとソースの甘みが、微かに空気を満たす。
少女は数秒、噛んで飲み込んだあと、ほんのわずかに瞬きをした。
その動作は、まるで“確認”するようだった――人間の営みというものを。
「うむうむ、いっぱい食べなさい」
紫村は満足げに頷き、自分のバーガーを豪快にかじった。
頬を膨らませながら喋る。
「いやぁ、やっぱりファスト―フードは最高ですな! 塩分と脂こそ生命の源ですぞ!」
「そんな理屈あるかよ……」
誠は呆れ気味に笑いながらも、少しだけ肩の力を抜いた。
手元のハンバーガーを口に運ぶ。
昼を抜いていたせいで、胃が驚くほど素直にそれを受け入れた。
数分ほどの沈黙ののち、紫村がコーラのストローを噛みながら、何気なく尋ねた。
「なあ灰原氏。そもそも、“サーヴァント”とは何なんですかな?」
「……え?」
「いや、自分もいきなり令呪が浮かんで、あの子が現れて……で、気づいたら戦争に巻き込まれておるわけです。サーヴァントとは何者か、マスターとは何なのか。聖杯戦争とは何なのか……正直、何も分からんのです。数少ない友人である灰原氏に相談しようとしたら、思っていたより込み入った事情があるようでしたな」
誠はバーガーを持ったまま、言葉を探した。
理央に断片的に教えられた知識――それだけが頼りだ。
「……サーヴァントは、英霊って呼ばれる存在らしい。過去の英雄とか伝説の人物を、召喚して使役する……“使い魔”の一種、だそうだ」
「ふむ、ではマスターとは?」
「サーヴァントを召喚して、契約を結んだ人間のこと。令呪っていう力で命令を下せる」
「では“聖杯戦争”とは?」
誠はしばらく黙った。
そして、ゆっくりと息を吐いた。
「……勝ち残った者に、“何でも願いを叶える聖杯”が与えられる……それだけしか聞いてない」
紫村は腕を組み、ふむと唸る。
その隣で、少女は静かにポテトを一つ口に運んでいる。
人間らしい仕草だが、目の奥には何の感情も浮かんでいなかった。
誠は視線を落とした。
――自分は、何も知らない。
ただ巻き込まれて、流されて、誰かの戦いに立たされているだけ。
ハンバーガーの温かさが、急に味を失ったように感じた。
理央の冷たい声が脳裏をよぎる。
――だめよ、灰原君。あなたの令呪は譲渡してはならないの。
その意味も理由も、今の自分には理解できない。
誠は冷めかけたポテトをつまみながら、沈黙の中で小さく唇を噛む。
紫村が食後のドリンクをひと口飲み、思い出したように口を開いた。
「そういえば灰原氏……サーヴァントというのは、食事や睡眠を取る必要があるのですかな?」
問われた誠は、ストローを咥えたまま動きを止めた。
「……それは、聞いたことないな」
理央から受けた説明を必死に思い出そうとするが、そんな具体的な話は一度も出てこなかった。
「わからない。少なくとも、黒野からは“戦闘用の存在”だとしか……」
そう答えた瞬間、誠の隣の空気がわずかに歪んだ。
霧のような魔力の揺らぎとともに、椅子の横にバーサーカーが姿を現す。
「うお!? あの時の怖い人!」
慄く秀則を放置して、バーサーカーは彼女は周囲に目を配り、自然に誠の隣に腰掛けた。
「マスター、補足します」
低く落ち着いた声。
紫村も、思わず背筋を伸ばした。
「サーヴァントは霊体であり、現界を維持するには魔力の供給が必要です。そのほとんどは契約したマスターから送られています」
「なるほど……では、食事などは?」
紫村の問いに、バーサーカーは軽く首を傾げた。
「食事や睡眠を取ることで、極わずかに魔力を補えることがあります。ただし――効率は極めて悪い。霊的構造が“人間”に似た形を取っている場合にのみ、代替供給として働く程度です」
彼女は淡々と続ける。
「この場の彼女――紫村秀則のサーヴァントは、実体化を長く維持するには魔力が足りないように見えます。供給を魔術的に維持するより、食事や休息を通じて少しでも補助したほうが良いでしょう」
紫村は思わず自分の胸に手を当てた。
「……つまり、自分の魔力量が少ないと?」
「ええ。観測した限りでは、常人程度。おそらく、魔術的素養は極めて希薄」
「はは……秘められた才能覚醒!とはいきませぬか」
苦笑を浮かべながらも、紫村は納得したように頷いた。
その横で、包帯の少女は静かにハンバーガーを噛み、ゆっくりと飲み込んでいる。
まるで、“その言葉を実践している”かのように。
バーサーカーの説明が一段落したあと、誠はカップの底を見つめながら、ふと思い出したように言った。
「……そうだ、バーサーカーも何か食べるか?」
唐突な問いに、バーサーカーはゆっくりと誠を振り向く。
その銀の瞳が、柔らかな店内の光を淡く反射した。
「お気遣いなく。私は不要です」
「いや、でも……ずっと動いてるだろ。少しでも回復になるなら」
「サーヴァントは、あくまで使い魔です」
彼女は静かに言い切った。
「基本的にはマスターの命令に従い、必要とされる限り現界を維持するだけ。配慮は不要です。宝具等を使用しない限り、マスターの魔力供給で間に合っております」
淡々とした言葉だった。だが、その声音にはかすかな揺らぎが混じっていた。
誠が何かを言いかける前に、バーサーカーはわずかに視線を落とし、続ける。
「……とはいえ、サーヴァントもまた“人格”を持つ者です。聖杯にかける願いは存在しています」
その言葉に、誠の手が止まった。
カップの縁を指でなぞりながら、低く問い返す。
「……なら、バーサーカーの願いってのは何なんだ?」
その問いに、バーサーカーはしばらく沈黙した。
短い沈黙ののち、バーサーカーの唇がかすかに動いた。
彼女の瞳は、店内の照明を受けて揺らめく琥珀色の光を映している。
「――病を……治療すること」
その言葉は、呟きのように小さく、そしてどこか自分でも信じられないような響きを帯びていた。
誠と紫村の視線が、自然と彼女に向かう。
「病……?」
誠が静かに繰り返す。
だが、バーサーカーはすぐに眉をひそめた。
何かを思い出そうとするように、額に手を当てる。
「……そう、だったはず。私の……願いは……病の治療。その為にヤーナムを」
言葉が、そこで途切れる。
まるで霧の中に踏み込んだように、記憶が霞んでいる。
バーサーカーの表情に、初めて“戸惑い”が浮かんだ。
「……おかしい。なぜ、私は……それを忘れていた?」
その声には、微かな困惑と――恐れのような響きがあった。
彼女はそれきり黙り込み、視線を落とす。
指先が、無意識にハンバーガーの包み紙を弄んでいる。
気まずい沈黙が流れた。
その空気を変えようと、紫村がわざと明るい声を上げた。
「ま、まあまあ! 過去のことは置いといて、今を見ましょう! ええと、そちらの……君はどうかな? サーヴァントとして、どんなクラスなんだい?」
包帯の少女は、問いかけにゆっくりと顔を上げる。
瞳に映るのは、誰もいない深い夜のような静けさ。
「……クラス、ライダー」
かすかな声。
そして、ほんの一拍置いて――
「真名、強化人間C4ー621」
紫村の目が、まん丸になる。
「え、い、いまなんと?」
「強化人間……?」
誠が繰り返す。
その名には、どんな伝承にも記録にも存在しない響きがあった。
バーサーカーがゆっくりと視線を上げ、誠の隣で小さく頷く。
「マスター。おそらくこの“ライダー”も、英霊の座に属する存在ではない」
「別の世界、ってことか」
「はい。私たちと異なる因果と歴史を持つ並行の地より召喚された存在……セイバー、アサシン、私に続き四騎目の異聞帯の英霊……どうやら、今聖杯戦争はそういう趣旨のようですね」
バーサーカーの言葉を受け、紫村は眉をひそめながらも、どこか納得したようにうなずいた。
「なるほど……つまり、歴史や伝説に記録されぬ“別の世界の英雄”というわけですな。いやはや、そんな話、小説の中だけかと思っていましたぞ」
紫村は半ば笑いながらも、視線を包帯の少女――ライダーへと向ける。
少女はまだハンバーガーの包みを両手で持ったまま、淡々とその中央を見つめていた。
しばしの沈黙。
紫村はためらいながらも、言葉を探すように口を開く。
「……では、ライダーちゃん。ひとつ聞いてもよいかな?」
少女の瞳が、わずかに動く。
それは応答の代わりのようだった。
「聖杯に――願いをかけるとしたら、君は何を望むんだい?」
紫村の問いは穏やかだった。だがその声音の奥には、純粋な好奇心と、ほんの少しの怖れが滲んでいた。
この無機質な瞳の奥に、いったいどんな“人間”がいるのか――知りたい、だが知るのが怖い。
ライダーはすぐには答えなかった。
視線を落とし、包み紙の端を指で撫でながら、小さく息を吸う。
やがて、囁くように言葉が零れた。
「……普通の生活を」
その声は、油の匂いに混じって、あまりに静かに響いた。
紫村も誠も、反応を返せずにいた。
「普通の……生活?」
紫村が繰り返すと、ライダーはわずかに頷いた。
「ウォルターがそう言った、普通の生活を……」
淡々とした声音。だがその奥には、かすかに滲む憧憬があった。
それは“手を伸ばしても届かないもの”を語る者の声だった。
「それが……ウォルターの願い」
真名:C4-621(Raven)
クラス:ライダー
性別:女性
身長・体重:149cm・36kg
属性:秩序・中庸
筋力:E
耐久:E
敏捷:D
魔力:D
幸運:E
宝具:EX++
第四世代強化人間C4-621。またの名を「レイヴン」「イレギュラー」とも。
星系を灼き尽くした大罪人として、全宇宙から指名手配を受ける逃亡者。
優れた機体操縦能力を持つが、肉体は脆弱で神秘の存在しない世界を出典とするサーヴァントであるため魔術に対する耐性を持たない。
クラススキル
搭乗:A+
本来の意味での“騎乗”ではなく、あらゆる機械装備・兵装ユニットとの同調を指す。
有人機、無人機、戦術支援装置を問わず制御可能。特に人型兵器AC搭乗時には全能力が大幅に上昇する。
対魔力:E++
魔術が存在しない世界が出典である為、最低限の対魔力スキルのみ保持。ただしAC搭乗時はスキルランクが大幅に上昇する。
戦術機動制御:B
多様な戦場(地上・空中・都市構造)適応力に優れ、敵の予測・回避行動を迅速に処理可能。強化人間として機械神経と結合された身体構造に起因する。
保有スキル
脳深部コーラルデバイス:B+
高度情報媒体「コーラル」を用いた強化人間化手術。神経系と機械系を直接連結し、人の限界を超えた応答速度・反射神経を発揮する。
レイヴンの火:EX
かつて星系を一つ灼き尽くした大災厄、「レイヴンの火」を発生させた大罪の称号。
そして生命と機械、善と悪、すべての境界を融かし尽くす人智を超えた自由意志の象徴でもある。
このスキルは、彼女が「滅びをもって救済を為した」その矛盾の象徴であり、同時に、彼女の霊基を常に“炎”として循環させ続ける不死性の根拠でもある。
宝具
機体召喚・即応戦装《ロードアウト・アーマドコア》
ランク:A++
種別:対軍/対城宝具
レンジ:1〜500
最大捕捉:500人
ライダーの宝具にして、彼女の「魂そのもの」。
強化人間C4-621が搭乗したアーマードコア《LOADER-4》を霊基情報として現界させ、
自らの肉体・意志・魔力を完全同調させることで発動する。
宝具発動時、戦域の上空には同時に複数の補給ドローン群《シェルバ・コンテナ》が展開される。このドローンはそれぞれが機体とリンクしておりライダーの要請に応じて適切な武装、機体パーツを射出し適時換装を行い、同時に補給活動も実施する。
第二宝具
深紅の一滴《コーラル》
惑星ルビコン3より産出する戦略資源。
極めて優れた燃焼効率を誇るエネルギー資源であり、精密機器や人体の反応速度を飛躍的に向上させる情報導体。
自己増殖する特性を持ち、その増殖速度は個体群密度の影響を受ける。
宝具発動と同時に、C4-621の掌に一滴の《コーラル》が生成される。
たった、それだけの宝具である。