誰も、すぐには動けなかった。
息をする音だけが、畳の目を滑っていく。
その沈黙を、沙月が破った。
す、と。
膝に置いていた手を離し、畳を押して立ち上がる。
音は小さい。
けれど、それだけで空気の向きが変わった。
話し合いから、決裂へ。
同じ部屋にいても、別の場所へ。
沙月は襖のほうへ向かった。
背中がまっすぐで、迷いがない。
「……ま、待ってください!」
誠の声は遅れた。
自分でも、何を待たせたいのか分からないまま、言葉だけが先に出た。
「先輩!」
沙月は足を止めない。
止めないまま、肩越しにほんの少しだけ首を回す。
その視線は、誠ではなく──誠の周囲の空気を測っているみたいだった。
「話し合う余地なんかあるかな?」
淡々としていた。
怒っているわけでもない。
ただ、ここに“戻る気がない”声。
誠は喉を鳴らした。
窓から入る風が、口の中の乾きを余計に際立たせる。
「……なんとか、なるかもしれないじゃないですか。みんなで力を合わせれば……」
「君に何が分かるの? 魔術の事、何にも知らない素人のクセに」
沙月は言った。
言い返しではなく、整理の声だった。
襖に手がかかる。
誠は一歩、膝を前に出しかけて止めた。
立ち上がるのが遅れる。
身体の奥が、まだ状況に追いついていない。
「……それでも、話は──」
「これ以上、馴れ合うつもりはない」
沙月は、はっきり言った。
襖の縁に置いた指が、白くなる。
「私、落ちぶれたとはいえ魔術師だよ。藍沢家の魔術師として、中途半端な事は出来ない」
理央が、唇を動かした。
だが声は出ない。
止めれば止めるほど、沙月が固くなるのが分かっている顔だった。
沙月は続ける。
「同じ部屋で、同じ空気吸って、『怖いね』って言い合って安心する──そういうの、今は要らない」
誠の胸の奥が、かすかにひりつく。
「藍沢先輩……」
「聖杯の事もあって、君はリタイアも出来ない。というか監督官がさせてくれないだろうね。君の身体から引き剥がせば聖杯がどうなるかも分からないから、イジる事も出来ないし……」
襖が、す、と開く。
廊下の薄暗さが、部屋の中へ差し込む。
夕方の光が、障子の白さから外れて、沙月の影を長く伸ばした。
「だから、お互い逃げ場無しだ。ばいばい、灰原君」
誠を拒絶する様に襖が閉じられた。
残された三人は、しばらくそのまま動けずにいた。
畳の上に落ちた影が、どこか歪んで見える。
最初に視線を動かしたのは、秀則だった。
誠を見る。
次に、理央を見る。
そして、何も言わずに小さく息を吐いた。
「……行ってしまわれましたな」
声は低く、感情を抑えたものだった。
事実確認に近い。
誠は、返事ができなかった。
閉じた襖を見たまま、喉の奥が詰まっている。
理央が、ゆっくりと誠の横に立つ。
距離は近いが、触れない。
いつもの配慮が、今はやけに重く感じられた。
「……灰原君」
名前を呼ばれて、ようやく誠は顔を上げる。
「藍沢先輩のこと、引きずらなくていい」
言い切りだった。
慰めでも、突き放しでもない。
「彼女は最初から、“対キャスター”のために協力していただけ」
理央は、視線を襖から外さずに続ける。
「利害が一致していたから手を組んだ。それだけ。だから……いつか、こうなることは分かっていたわ」
誠の眉が、わずかに動く。
「彼女を“仲間”として考えるのは、ここまで」
理央の声は、感情を削ぎ落とした実務の声だった。
「次に会う時は、アサシンの『不死殺し』を警戒しないといけない。この無限ループみたいな聖杯戦争を終わらせる可能性もあるイレギュラーよ」
その論理的な言葉に、誠の胸が痛む。
だが、否定できなかった。
理央は、そこで一度だけ深く息を吐く。
感情を切り離すための呼吸だった。
「一気に色々ありすぎたわね。疲れたでしょう」
誠は、反射的に否定しようとして、やめた。
疲れていないと言えるほど、自分の内側は整理できていなかった。
秀則も、小さく頷く。
「否定は出来ませんな……もうへとへとです」
理央は、その反応を確認してから続ける。
「今日はもう、このくらいにしましょう」
一拍。
「軽く食事だけ取って、休みましょう」
その言葉に、部屋の空気がほんのわずかに緩んだ。
逃避ではない。
立て直しのための、明確な区切りだった。
理央は、指先で畳を軽く叩く。
「監督官から言い渡されている、この“休息期間”」
言葉に、皮肉はない。
「無駄にはしないわ」
誠が顔を上げる。
「……どういう、意味ですか」
理央は即答した。
「明日から、訓練を始める」
秀則の眉が、わずかに動く。
「訓練、と申されますと……」
「サーヴァントに頼らないための準備よ」
淡々とした口調だった。
「最低限の知識、最低限の技術。サーヴァントは強力な戦力だけれど、身を守る術が多いにこした事はないわ」
理央はそこで話を切り、ゆっくりと立ち上がった。
膝に置いていた手を離し、埃を払うでもなく、そのまま自然に背筋を伸ばす。
「じゃあ──」
一言だけ区切って、二人を見る。
「後は好きにしていいわ」
事務的で、けれど突き放しきらない声音だった。
「ただし、夜更かしはしないこと。明日から動くのは確定してるんだから」
誠と秀則は、ほぼ同時に小さく頷いた。
理央は襖へ向かいながら、ふと思い出したように足を止める。
「食事の前に、一応……藍沢先輩の様子を見てくるわ」
誠が顔を上げる。
「……先輩の部屋、ですか」
「ええ」
理央は振り返らずに答えた。
「まあ……」
一拍置いて、続ける。
「多分、もう誰もいないと思うけど」
その言葉には、落胆も期待もなかった。
事実を、事実として受け入れている声だった。
理央は襖に手をかける。
「食堂には先に行ってて。来なかったら、そういうことよ」
襖が静かに開き、廊下の空気が流れ込む。
夕方から夜へ移る境目の、冷え始めた空気だった。
理央は一度だけ振り返る。
「今日は、休むことが仕事だから」
それだけ言い残して、襖の向こうへ消えた。
襖が閉まる音は、やはり静かだった。
誠と秀則だけが残される。
「……行くか、食堂」
「そうですな」
藍沢沙月はいない。
ただただ、受け入れ難い現実だけが積み重なっていく。
それでも、夜は進み、明日は来る。
誠は拳をほどき、ゆっくり立ち上がった。
──
──翌朝。
空気が、少しだけ冷たかった。
板張りの小さな道場。
正規の稽古場というより、古い屋敷の一角をそのまま使っているような場所だ。
床はところどころ擦り切れ、壁に掛けられた木刀も年季が入っている。
窓は高く、朝の光が斜めに差し込んで、埃を淡く浮かび上がらせていた。
誠と秀則は、その道場の中央で理央と向かい合っていた。
ただ、静かに立っている。
その表情が、わずかに柔らいでいた。
懐かしむような──
今の状況には不釣り合いなほど、穏やかな目。
「……ここ、まだ残ってたのね」
独り言に近い声だった。
誠が視線を向ける。
「知ってる場所なのか?」
理央は一瞬だけ、迷うように視線を天井へ向けた。
「ええ」
短く。
「昔、少しだけ使ってた。正式な訓練施設じゃないけど……事情を話したら、貸してくれたわ」
理央は、道場の中央に一歩だけ進み出た。
足音は控えめで、床板を鳴らさない。
「じゃあ、まず一つ」
誠と秀則を見渡す。
「魔術とは何か、そこから話すわ」
秀則が、わずかに背筋を正す。
誠も、無意識に呼吸を整えた。
その一方で──
道場の隅。
壁に近い影の溜まる場所で、二つの存在がだらけていた。
バーサーカーは、床に腰を下ろし、壁にもたれている。
長い脚を投げ出し、腕を組んだまま、天井をぼんやり眺めていた。
ライダーは、木刀の一本を勝手に手に取り、指先で回している。
興味深そうなのは木目だけで、会話には一切参加する気がない。
「……」
理央はちらりと二人を見るが、注意もしない。
最初から、数に入れていなかったようだった。
「気にしなくていいわ」
淡々と続ける。
「彼女らは戦闘のプロだけど、魔術師じゃない。興味なんて無いんでしょうね」
バーサーカーが、欠伸を噛み殺すように喉を鳴らした。
ライダーは、木刀をくるりと回し、床に軽く突く。
──図星だった。
理央は、改めて誠と秀則を見る。
「魔術っていうと、キャスターが扱っていたような派手なものを想像しがちだけど……あれは魔術の極地よ、参考にもならないから今は忘れて」
理央は、そこで一度言葉を切り、二人の表情を確かめた。
「改めて言うけど──魔術は才能論が強い」
誠の眉が、わずかに動く。
「才能……ですか」
「ええ。努力で覆せる部分もあるけれど、生まれ持った“器”の差は確実に存在する」
理央は、自分の胸元に指を当てる。
「その器の一つが──魔力回路よ」
「魔力回路は、魔力を生成・変換・循環させるための経路。血管や神経みたいに見えるものじゃない。けれど、魔術師の身体には確かに組み込まれている」
誠は、反射的に自分の腕を見る。
何も変わらない皮膚の下に、そんなものがあるとは思えなかった。
「数と質が重要なのか?」
「ええ、両方ね」
理央は即答する。
「回路の本数は、一度決まると基本的に増えない。
質──一回路あたりの処理能力も、先天的な差が大きい」
一拍。
「多くの魔術師は、家系を重ねることで“平均値”を底上げしてきた」
灰原家、黒野家、藍沢家。
昨夜の話が、自然と重なる。
「そして、もう一つ」
理央は、今度は床板を指で軽く叩いた。
「属性」
秀則が、低く唸る。
「火や水、という類ですかな」
「近いけど、少し違う」
理央は首を横に振る。
「属性は、魔力が“どんな方向に変換されやすいか”という性質よ。一般的なのは、地・水・火・風・空の五大元素」
誠が、慎重に口を開く。
「……空?」
「第五元素。エーテルとも呼ばれる」
理央の声が、わずかに硬くなる。
「ただし、属性はそれだけじゃない。“剣”や“時間”、“死”みたいな偏った概念属性を持つ魔術師もいる」
秀則が、ゆっくりと頷く。
「では……誰にでも同じ訓練を施す、という訳にはいかぬと」
「ええ」
理央は、そこで視線を誠に向けた。
「だから、あなたたちに教えるのは“攻撃魔術”じゃない」
誠が、少しだけ身構える。
「まずは──自分の魔力回路を意識すること。流れを感じて、無理に動かさないこと」
一拍。
「魔術師の事故死の大半は、回路の焼損か暴走よ。独学で命を削る様な訓練を行えば間違いなく死ぬわ、変な事は絶対にしない様に」
その言葉に、道場の空気がひやりとする。
理央は言い終えると、視線を落として──何かを思い出すように、ほんの一瞬だけ瞬きを止めた。
「……そういえば」
声が、わずかに硬くなる。
「灰原君。キャスター戦の時」
誠の肩が、微かに跳ねた。
「あなた、炎を出していたわよね」
秀則が、目を見開く。
「おお! そういえば、そうでしたな!」
「あれは、ほぼ間違いなく魔術よ」
理央の視線が鋭くなる。
「命の危機で、反射的に目覚めたのかしら。どうやって使えるようになったの?」
道場の隅で、ライダーが木刀を止めた。
バーサーカーは欠伸の途中で口を閉じ、赤い目だけがこちらを向く。
誠は、言葉を探して下を向いた。
「……言いにくいんだけど」
理央は黙って待った。待つというより、逃がさない。
誠は、息を吸って吐いて、観念したように言う。
「ライダーが出した、あのよく分からない赤いやつを飲んだ」
「……はぁ!? あの、紫村君を生き返らせたアレを!?」
誠は、反射的に肩をすくめた。
怒鳴られた子どもみたいに、首を縮める。
「……ごめん」
謝罪が先に出た。
口にした瞬間、自分でも情けなくなる。
「でも、俺……戦える手段が必要で」
言い訳だ、と自覚している。
それでも止まらない。
「バーサーカーがやられて、俺がなんとかしなくちゃと思ったんだ。その時は、ライダーがあんなに強いなんて知らなかったし……」
理央は、額に手を当てた。
そして──こめかみを、ゆっくり揉む。
「……灰原君」
声は低い。
怒りを抑えた、疲労の混じる音だった。
「必要だった、って言葉で片付けないで。それが“魔力回路”にどう作用したか、分からないのよ。あなたの命に直結する」
「……はい」
誠は、しおらしく頷いた。
その姿勢が、余計に理央の苛立ちを煽るのを自分でも感じる。
理央は息を吐き、視線を道場の隅へ滑らせた。
痩せた身体に包帯が巻かれ、白い髪がほどけ気味に揺れている。
赤い目だけが妙に鮮やかで、木刀を指先でくるくる回して遊んでいた。
理央は、こめかみを揉んだまま呼びかける。
「ライダー」
少女は返事をしない。
木刀の回転だけが、軽い風みたいに続く。
理央は、言葉を削って問いを置いた。
「あの赤い物質は何? 紫村君を蘇らせて、灰原君の魔術回路を起動させたアレは」
木刀が、ぴたりと止まる。
ライダーは首を傾げた。
包帯の隙間から覗く喉が細い。
「……コーラル」
短く、区切るように言う。
「惑星ルビコン3でのみ確認された特殊エネルギー物質、または情報媒体。粒子状で、流動性がある」
理央の指が、こめかみで止まった。
「ルビコンの地中深くから湧出し、惑星全体を潮流の様に流れている」
ライダーは、畳に描くように指を滑らせる。
見えない流れを、図解するような動き。
「……石油みたいなものですかな?」
秀則が、恐る恐る問う。
「化石燃料よりも遥かに万能な物質。燃料にも、情報媒体にも、肥料にも、脳機能を活性化させる薬物としても扱える」
ライダーの説明が終わると、道場に短い沈黙が落ちた。
理央は、その沈黙を逃さなかった。
こめかみに当てていた指を下ろし、まっすぐライダーを見る。
声は低く、しかし鋭い。
「……まだ隠していることがあるわね」
空気が、僅かに張る。
秀則が息を止め、誠は無意識に背筋を強張らせた。
ライダーは瞬きひとつしない。
赤い瞳は揺れず、問いの重さを正確に測るように理央を見返す。
「今の説明は“性質”だけ」
理央は続ける。
「それがどう扱われて、どんな結果を生んだのか……そこを意図的に抜いている。紫村君が蘇った事の説明だってつかないわ」
一歩、理央が踏み込む。
距離は詰めない。視線だけを強める。
「それほど危険で、語れない“何か”がある。違う?」
数秒。
ライダーは、視線を逸らさないまま、首を横に振った。
「答える義務は、ない」
短く、端的に。
「必要な説明は、した」
拒絶だった。
感情的ではない。契約条件を淡々と確認するような拒否。
理央は唇を噛み、ほんの一瞬だけ目を伏せる。
「……そう」
それ以上は踏み込まなかった。
踏み込めば、引き返せなくなると理解している顔だった。
理央は向きを変え、誠を見る。
今度は、はっきりとした怒気を込める。
「灰原君」
名を呼ぶだけで、誠の背筋が伸びる。
「もう二度と、そんな訳の分からない物を飲まないで」
一切の婉曲がない。
「コーラルだろうが、何だろうが関係ない。出自不明、作用不明、制御不能。魔術師にとって最悪の条件が全部揃ってる」
理央は言い切ると、短く息を吐いた。
「……この話は一旦終わり。次」
声の温度が落ちる。
叱責から、作業へ。
「あなたたちの“現状”を確認する。魔術回路の数と質。最低限、把握しないと訓練の組み立てができない」
誠と秀則は、同時に頷いた。
理央は道場の中央に膝をつき、掌を上に向ける。
「触れるわ。抵抗しないで。怖かったら目を閉じて」
誠が一歩前に出かけ──秀則が、素直に譲るように後ろへ下がった。
「まず、灰原君」
「はい」
誠は正座し、理央の前に手を置く。
理央はその手首を取らず、指先で軽く触れるだけだった。
ぴり、と。
皮膚の奥で、微かな静電気みたいなものが走った。
理央の瞳が細くなる。
視線が、誠の胸元、喉、腹へと移る。
見ているのは肉体ではなく、内部の“回路の反応”だ。
「……ふうん」
短い声。
驚きが混じりかけて、すぐに抑えられる。
誠は不安になって眉を寄せた。
「……だめ、かな」
「だめじゃない。ただ──」
理央は指先を離し、言葉を選ぶ。
「質が低い。回路の“通り”が粗いのよ。仕方ないわ、今まで魔術なんて触った事もなかったから」
誠は、恥ずかしそうに視線を落とした。
「とはいえ、流石は灰原家ね」
理央は続ける。
そこだけははっきり。
「数が多い」
誠が顔を上げる。
「多いって、どのくらい?」
「灰原君の魔術回路は27本。あくまで目安だけど、平均が20本くらいなのを考えれば、恵まれている方じゃ無いかしら」
一拍。
「そこへ、コーラルで無理やり火を入れた。……運が良かった、としか言いようがないわ」
誠は喉を鳴らす。
さっき釘を刺された言葉が、胸に残っている。
理央は誠を見て、さらに淡々と告げた。
「鍛えれば使える。でも、鍛え方を間違えれば壊れる」
誠は、ゆっくり頷いた。
「……はい」
「次。紫村君」
理央が向けた声に、秀則は背筋を正し、同じように正座する。
理央の指先が、秀則の手の甲に触れる。
誠の時と同じはずの所作。
だが、空気が違った。
──反応が薄い。
理央の眉が、僅かに寄る。
探るように、触れる位置を変える。
指先が、手首から肘、肩へと移る。
それでも。
「……」
理央は、無言で指を引いた。
秀則は察したように、苦笑する。
「うーむ。やはりライダーちゃんの言う通り、魔術師としての才能はまるでない様ですな」
理央は否定しない。
「紫村君の魔術回路は9本。数も質も、一般人レベル……いえ、少ないほうね」
秀則は、肩を落とさずに頷いた。
「納得ですな……いや、仕方なし……」
理央は一度だけ目を閉じ、頭の中で手順を組み直す。
「なら、方針は二つに分かれる」
目を開き、二人を交互に見た。
「灰原君は、回路を壊さない範囲で“基礎運用”を徹底的に反復練習」
「秀則君は、魔術を使う訓練じゃない。使えない前提で、対魔術の知識と対処──結界や呪いに巻き込まれた時の“生存手順”を叩き込む」
理央は二人に告げた。
「今日から、現実的にいく。できることだけを積み上げていくわよ」