読み切り:ガンダムSEEDFREDOM×AC6 作:Rk117
原作:ガンダム
タグ:アンチ・ヘイト クロスオーバー 機動戦士ガンダムSEEDFREDOM ACVI AC6 ガンダムSEEDFREDOM
上記動画を視聴し思いついたシチュエーションを
コンクリートミキサーにで混ぜてぶちまけたモノ
整合性?奴さん死んだよ。
アンチ・ヘイトは一応
機動戦士ガンダムSEEDFREDOM序盤と
AC6旧宇宙港防衛のミックスです。
621仕事の依頼だ───。
『世界平和監視機構コンパス』から直々の指名だ。
いまからコンパス総裁ラクス・クラインに回線をつなぐ。
初めましてレイヴン、コンパス総裁ラクス・クラインです。
今回あなたに依頼したいのは───。
───ユーラシア、ファウンデーション国境・エルドア地区
「なんか、ヘンだ。」
そうジャスティスの中でシン・アスカは呟いた。
その何気ない一言が通信に伝わったのか、
「シン、ヘンって一体・・・?」
「いや、ヤマト隊長なんとなくそう思っただけで・・・。」
フリーダムを駆るキラ・ヤマトが聞き返すがシンは慌てて気のせいだと返すが、
そこへ割って入るようにギャンのパイロットアグネス・ギーベンラートが嚙みついた。
「ちょっとシン!アンタ隊長を困らせるんじゃないわよ!」
「い、いやアグネスオレの気のせいだって───。」
昨晩キラに袖にされた腹いせかいつもより攻撃的なアグネスにシンはひるんだ。
そこへ仲裁するように。
「───いや坊主の方が正しいね。」
アグネスと同じくギャンをかるヒルダ・ハーケンはシンを援護するように通信に割って入った。
「ハーケン大尉?!」
思わぬところからの援護射撃にアグネスは不意を突かれたが、ヒルダは気にせず続けて、
「隊長、ブルーコスモスの連中の動きだけどね。攻勢にでてるように見えて統制が取れてない、
そういう動きだよこれは。」
「同感だヒルダ。これは何かから逃げてる、って感じだぜ。」
戦場の上空から通信を横聞きしていたムラサメ改とその部隊を率いるムウ・ラ・フラガも
同意した、ムウもヒルダ歴戦の軍人だ、自分もそれに及ばないにしろ自分自身ブルーコスモスの
動きにキラも違和感を感じていた。
「・・・ブルーコスモスの拠点に近い機体は?」
「レイヴンですヤマト隊長。」
そうアークエンのオペレーター、チャンドラが返すとキラは621とアークエンジェルに同乗する
ハンドラー・ウォルターに確認のための通信を送る。
「レイヴン、先行して偵察をお願いしたいんだけど...。ハンドラー・ウォルター構いませんか?」
「621、ヤマト隊長の指示に従え。俺の方でもなにか引っかかる。」
キラからの通信にウォルターは即時に返した。そして621は自身が駆る機体のブースターを
全開にしてブルーコスモスの拠点へと飛んでいった─────。
621の機体、LOADER4はブルーコスモスの拠点へと続く峡谷へと入った。
「LOADER4からの映像出ます。」
チャンドラがそういってモニターに映像が映る、そこに映し出されたのは
黒煙を噴き上げながら無数に大地へ転がるダガーやウィンダムの群れそして
デストロイ、それらが無残にその屍をさらす光景だった。
「?!これは・・・!」
キラが驚愕の声をあげる、いや現場にも遠く離れたミレニアムファウンデーションの
地下司令部にもいる人々も息をのんでいた。
その中で唯一ただ一人デストロイの上になにかがいることにエア、621にしか知る者のいない
オペレーター、が気づき621に伝える。
「レイヴン!デストロイの上方に不明機!」
しかし621はすでに気づいて”それ”に身構えていた。
「『レイヴン』 通信は聞こえてる...?」
無線に女性のものと思われる声が混じる────。
「目標を確認したわ あれが あなたを騙る傭兵...」
デストロイの上で背を向けていた機体が621の方へ向く。
LOADER4とよく似通った機体だった────。
「見せてもらいましょう。」
しかし唯一異なる頭部にバイザーが展開される───。
「借り物の翼で どこまで飛べるか。」
そして621へとブースターを開き飛び込んでいった────!
「・・・単機で全てを片付けたというのか。」
ウォルターがそう呟いた。
「し、所属不明機がレイヴン...いや621と交戦を開始しました!」
チャンドラがそう報告する、がすでに画面の向こうでは交戦が始まっていた。
早い───!
アークエンジェルの艦長マリュー・ラミアスの脳内にはこれまでの戦いが思い出だされていた。
キラとアスランの二人と幾度となく激戦を繰り広げたあの3機────、
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にあらわれた灰色の機体────、
そして今はキラの隣にいる少年が駆った光の翼を広げるあの機体────、
目の前のモニターに映る光景、そして621と戦う相手にマリューは想起さらざるを得なかった。
「強化人間C4-621。」
通信にまたあの女の声が響く、どうやら目の前の機体のオペレーターらしい。
「『レイヴン』の名を返せとは言いません。
ただ...あなたにその資格があるか見極めさせてもらいます。」
「・・・お前のライセンスの本来の持ち主か。構うな撃破しろ621。」
普段と変わらぬ冷静な口調で、なにやらただならぬことを含みつつ、ウォルターはそう指示を
下す。
問い詰めたい気持ちを収めマリューは621の身を案じつつ指示を発する。
「アークエンジェル前進!ヤマト准将と合流し、戦線を突破する!」
「隊長!」
モニターで繰り広げられる戦いにシンは声を荒げる、621はコンパスの人員ではない傭兵だ、
それでも─────!
「ヒルダさん!僕とシンで621の援護に!」
そう放たれたキラの言葉にほっと胸をなでおろしつつ621の方へ眼を向ける。
「待ってろ621────!」
そう咆哮するシンの背中を、瞬間冷たいものが走った。
「うおおおおぉぉぉぉっ?!」
空中で機体をつんのめさせながら、感じた”なにか”を躱す。そして、シンのいたところに火線が
走っていた。シンは落下しつつもすんでのとこで体勢を立て直した。
躱していなかったら────!シンは内心そう戦慄した。
「シン!・・・そこかっ?!」
キラはシンに気を配りつつ森林地帯の火線が上がった方へフリーダムの火砲を放つ。
しかしタイミングをずらし放たれた複数ある火線はどれも命中しなかった。
できる、そう思ったキラの目の前に二つの機体が現れる。
ひとつは青系の塗装がなされた四脚の機体、
もうひとつは黄金の脚のない機体、あれは確かアーキバスの「VE-42B」だったか?、
その二つの異形ともとれる機体がキラとシンの前に立ちふさがる。
「躱したか、そしてこの反応速度。流石は”フリーダム”と”フリーダムキラー”、
といったところか。シャルトルーズ分かっているな?オレたちはこいつらを足止めする。」
「相変わらずだねキングその偉そうな口ぶり友達なくすよ。」
キングと呼ばれた男はキラとシンの二人を冷静に分析・評価しシャルトルーズと
呼ばれた女に指示を出す。それに対しシャルトルーズは傲慢ともとれる指示に苦言を
呈しつつ、行動を起こしていた。
「くっ..こいつら...!」
「ヒルダさん!ムウさん!僕とシンで相手をします!」
「了解だ隊長!」
この2機は僕とシンでないと─、そう判断したキラはそうヒルダに命令を下し、
ヒルダも素早くそれに応える。
「た、隊長私は・・・?!」
「嬢ちゃんはオレたちと合流...うおっ?!」
連続する状況に困惑するアグネスに対しムウは指示を出す、が彼の機体に火線が掠める。
目を向けると混乱に陥っているであろうブルーコスモスが遮二無二突撃してきていた。
「こりゃ621と合流できるか・・・?!」
そうムウは言いつつ自分の部下たちと困惑するアグネス、ヒルダと前進するアークエンジェルと
ともに、ブルーコスモス部隊の迎撃を始めた。
ファウンデーション地下司令部でオルフェ・ラム・タオは困惑していた。
「これは一体・・・?」
今回の”我々の作戦”に合わせてブルーコスモスが行動を起こすのは予定にある、
だがあの連中はなんだ?621とかいう出来損ない以下の強化人間のなにが─────!
様々な思案を巡らすなか情報士官から報告が上がる。
「タオ閣下、所属不明機の分析が完了!ハクティビスト集団『ブランチ』所属の
キングとアスタークラウン、シャルトルーズとアンバーオックス!
C4-621と交戦中の機体はいまだ不明!」
「ブランチだと!」
───よりにもよってアナーキスト紛いの連中がなぜここに!
「所属不明機へ、私は世界平和監視機構コンパス総裁、ラクス・クラインです!
速やかに戦闘停止し退去願います!これが受け入れられない場合あなた方を
武力にもって───。」
「初めましてクライン総裁。」
ラクスの呼びかけに『レイヴン』 のオペレーターが応える。
それにオルフェは耳をかたむける。
ラクスは続けて凛とした声で呼びかける。
「あなた方はユーラシア連邦とファウンデーション王国の領土、
並びコンパスの作戦領域を侵しています。速やかに退去を!」
「申し訳ありませんがそれは出来かねます。」
ラクスの脅迫めいた命令にC4-621 のオペレーターはにべもなくNOをつきつけた。
「!・・・理由を聞かせ願いますか?」
「姫!賊の言葉など!」
「先ほどあなた方にも聞こえたようにC4-621、彼が『レイヴン』の名に相応しいか、我々の要求は
そういたってシンプルです。」
「その『レイヴン』の名の示す意味は・・!?」
ラクスが意味を問いて、彼女は答える。
「『レイヴン』とは意志の表象。相応しいのは選び戦うものです。」
「選び戦う意志・・・。」
「テロリスト風情がなにを・・・!」
「タオ閣下!ブルーコスモスの部隊が接近、応戦する!」
いらだつオルフェにシュラ・サーペンタインから通信が入る。それと同時にオルフェ達
”アコード”にしか通じない思念での会話が交わされる。
(オルフェ、どうする作戦は?)
(・・・予定通り行う。だがまずはブルーコスモス部隊を始末しろシュラ!)
(了解。)
別の画面からブラックナイツが応戦を始めるのを見て、621からの中継映像が目に入る。
戦いは白熱しているようで621と『レイヴン』は一進一退の攻防を繰り広げているのが見て
とれた。それは作戦を練るために見たキラ・ヤマト達の戦いぶりと遜色ないものだった。
くそ、イレギュラーどもめ・・・!
そうオルフェ・ラム・タオは心の中でそう吐き捨てた。
続き...?
そんなモノ、ウチにはないよ...。