部外者は青春の世界で図書館の夢を見るか?   作:何様だって!?部外者様だよ!!

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Twitterのフォロワーさんから、『二次創作なんて何やろうと解釈違いの塊』という言葉をいただいたためこれからもそのマインドで生きていこうと思います。

つまり、今回解釈違いにご注意を。

あと投稿クソほど遅れて申し訳ない。別作品やってたってのもあるしバイトが忙しかったってのもあるし単純にモチベが無かったってのもある。お兄さん許して!!


第二十三幕:黒服もどきと襲撃

アビドス砂漠から戻ってきた一行は、苦悩していた。

 

それもそうだ、いきなり借金の利息が3000%とかいう小学生でもやらないような数字になった挙句保証金まで出せと言われているのだ。なんだよ3000%って普通に

 

 

「...んで?どうする?3000%だし次の金利9000万くらいだぞ」

 

「それ以前に保証金が3億円必要ですし...」

 

「もうっ!一体なんなのよ!!」

 

「カイザーは一体あそこで何を企んで...?」

 

「『宝物を探している』とは言ってましたが...」

 

「あの砂漠にはもう何も無いはずです、でたらめを言ってるんだと思います」

 

「いやいや、それよりも今は借金でしょ?!」

 

「そんなこと言われても、3億円をいきなり用意なんて...」

 

シロコが立ち上がる

 

「......行ってくる。あそこで何をしているのか、調べないと」

 

「落ち着け砂狼、お前1人じゃ無理だ」

 

「そうよシロコ先輩!それより今は、借金の話でしょ!?」

 

 

 

そうして借金についての話がまとまらなかった所を、ホシノが一旦解散という委員長命令を出して各々が解散ということになった。

 

そして、シロコとホシノだけが残った。

 

 

「なぁ先生、眠いから帰っていい?」

 

"ごめんね、もうちょっとだけ我慢してほしいな"

 

「んでお前たちもなんで残ってるんだ?」

 

「...ホシノ先輩に用事がある」

 

「うへ〜、おじさんとお話したいって?照れるな〜」

 

"実は、私もホシノに用事があるんだよね"

 

「先生も?」

 

「おじさんモテモテだなぁ〜。でもさ、今日はいろんなことがあったし、疲れてるからさ、また明日話そう?」

 

"うん、わかった"

 

「...先生、ここから先に俺は必要か?」

 

"そうだね...ホシノにとってもあまり聞かれたくない話ではあるだろうし、先に戻っててほしいな"

 

「どうしちゃったのさ、アウトサイダーに先生?」

 

「んじゃ、お先に失礼」

 

そのまま対策委員会室を出る...わけもなく、もちろん盗み聞きをする。

 

 

 

 

盗み聞きをしながら思考に耽っていく。

このままの流れでいけば、ホシノは黒服の取引に乗り、退学届を破り捨てるふりをしてもう一枚を提出する。そして冷たくて辛い部屋の中で騙されたことに気が付きながら、何もできないままじっと運命を受け入れるだけになるだろう。

結局先生とアビドスのみんなに救われはするが、それまでの恐怖や絶望、それはとても辛いもののはずだ。

 

ならばせめて部外者である俺に出来ることは何か?

 

ホシノを説得し、引き留めることだ。

 

その後の因果関係?知らんな、そんな事

借金?膨れ上がる前に俺がまとめて払っちゃえばいい。

土地?カイザーだろうがなんだろうが滅ぼしてしまえばいい。

 

 

まぁ...なんとかなるだろ!!その為の図書館だ!!

 

ガラガラガラッ

 

 

「え?」

 

「"え?"」

 

 

気がつくと、対策委員会室の扉が開いていた。

 

"…アウトサイダー、盗み聞きは良くないよ"

 

「おじさんもそう思うな〜」

 

「...すまんかった」

 

「うん、謝れて偉いね〜感心感心」

 

"私は、ホシノともう少し話してくることがあるから先帰っててくれるかな?"

 

「あいよ、小鳥遊がいるなら護衛って点でも問題ないだろ。んじゃ今度こそお先に失礼〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?先生と一緒にホシノを説得しないのかって?それは先生とホシノの話が終わってからやる予定。あのまま突っ込んだって禄でもない事になってたと思うからね、仕方ないね。

 

 

 

モモトークの通知音がする。

先生から連絡が来たようだ。

 

 

 

『こっちは終わったよ』

『あそこのホテル集合でいい?』

 

 

『それなんだが』

『ちょいと野暮用があるから』

『先入っててくれ』

 

 

『うん』

『わかったよ』

 

 

 

 

 

 

 

...さて、ここから先はかなり分の悪い賭けだ。まずホシノが俺の捜索範囲にいるのかどうかという賭け、居たとして話を聞いてくれるかの賭け、そして説得し切れるかの賭け。

 

...だが、取り敢えず一つ目の賭けには勝ったらしいな。アビドス高にまだ灯りがついてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対策委員会室の扉を開け、中にいるホシノに話しかける。

 

「よお小鳥遊、何してるんだ?」

 

「...アウトサイダーこそ、何してるの?」

 

「俺か?俺は星空を眺めてたらここが電気付けっぱなのに気がついてな、消しに来たところだ。...小鳥遊の持ってるそれは退学届か?」

 

その瞬間、ホシノにショットガンと強烈な敵意を向けられる。そこに昼行燈な彼女の姿は無く、まさしく『暁のホルス』と呼ぶべきな彼女がそこに居た。

 

 

「お前がこんな事になるまで追い込んだくせに...!!とぼけるなよ...!!」

 

そういや俺ホシノに黒服と勘違いされてるやん、どうしよ(大ガバ)

とりあえず俺が黒服のこと知ってたらおかしいだろうしすっとぼけるか

 

「何のことだ、俺はつい最近ここに来たばかりだぞ」

 

「黙れ黒服...!」

 

「黒服って誰だ、もしかしてこれのことか?」

 

黒い沈黙のコアページを装着する。

ホシノの目つきがさらに鋭くなる。

 

「お前にそんな力があるのなら...アビドスを巻き込まずに最初から私だけ狙えば良かっただろ!!」

 

「待て待て、取り敢えず互いに武器を下ろして話し合いをしよう。いいな?」

 

黒手袋から見えるように一つずつ武器を取り出して床に置く。だがホシノがショットガンを降ろす気配はない。

 

武器を全部置ききり、おまけに仮面まで取った辺りで、口を開く。

 

「取り敢えず落ち着け小鳥遊、俺はこの通りお前に危害を加えるつもりは無い」

 

「どの口で言ってる...!」

 

「まずはその黒服って奴について教えてく

 

「黙れっ!!!」

 

 

2人しかいない空間に、一つの発砲音が響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...いくら黒い沈黙のコアページを装着していて、都市の強化施術が積んであるとしても、相手は『キヴォトス最高の神秘』、その神秘がふんだんに込められた散弾を、至近距離から喰らってしまえば、答えは一つ。

 

 

 

 

 

 

「ガッ...あぁ、クソッタレ...」

 

「...!?」

 

 

 

 

小鳥遊ホシノは、理解した。彼はあの黒い異形の大人と違い、歴とした人間であることを。彼の左肩から流れる赤い血が、彼が自ら剥がした黒い仮面の下にある顔が、その事実を証明していた。

 

小鳥遊ホシノはもう、逃げるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待てっ小鳥遊!!待ってくれ!!」

 

だが、無情にもホシノの背中は遠ざかってゆく。

 

「クソッタレが...どうすんだよこの血、掃除しても跡残るの確定だぞこれ」

 

とりあえず傷を再生するべく例のコンボ(Goodbye×Hello×ミミクリー)を壁に向けて放つ。傷が再生すると同時に頭も冷えていく。

 

「...歴史の修正力感じるなぁ...」

 

まず、こうなってしまった以上ホシノは確実に黒服のところに身売りするだろう。それに加えて今回の件があるからホシノは更にメンタル面で不安定になるだろう。ワンチャンねじれたり反転する可能性も無きにしも非ず。今からゴールドラッシュなりで追いかけてもいいがそれはそれでどんな反応されるか分かったもんじゃない。取り敢えず血を掃除して今日は寝るしかないな...

 

 

 

 

 

 

 

…‥‥…………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからまたホテルで一晩過ごした。先生の萎びた猫顔がそろそろ限界突破しそうだから早めに解決しないと...

 

「おはよう先生」

 

"うん、おはよう"

 

「...財布大丈夫か?」

 

"...なんとかね"

 

ダメみたいですね(諦め)

 

「...とりあえずアビドス行くか」

 

"そうだね"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうしてアビドスの教室へと辿り着いた。当然教室がざわついている。

 

 

「おうどうしたお前ら、騒がしいぞ」

 

「その、なんというか...非常にショッキングなことが二つ...いや三つ起こってまして...」

 

"三つって?"

 

「一つ目が...こちらをご覧ください、対策委員会室の壁に、大きな切れ込みが出来てるんです」

 

「昨日までこんなの無かった」

 

"何だろうねこれ..."

 

「そして二つ目が、先生の立っているところとちょうど真後ろに、血痕のような何かがあるんです...」

 

"うわっ!?本当だ!!"

 

 

 

「...あー、その、なんと言うかその二つは俺のせいだ」

 

「「「「"!?"」」」」

 

「順を追って説明するのなら、昨日俺は夜更けにここの電気がついてるのを見て、消しに来たんだ。そうしたらなんと蜂がいてだな、パニックになってホイールズ・インダストリー...この大剣だな、これを壁に思いっきり振り下ろしちゃったんだ、それでも蜂がいなくならなかったからトチ狂って手に持ってたクソデカトマトジュースを思いっきり投擲しちゃったんだわ。一応拭いてはみたんだが跡残っちゃってすまなかった」

 

 

 

(((((流石に嘘では...?)))))

 

(俺嘘がヘタクソだな...)

 

 

この場の全員の思考が一致した。普段から騙されてばかりのセリカも流石にこんな嘘には騙されないようだ。

 

「...とりあえずその件は後で聞くとして、最後の一つが...これです」

 

 

 

退学届と書かれた書類と、ピンク色の封筒が差し出される。

中身はもちろんアビドスの皆と先生についてのことだ。

俺については書かれていない。まぁ推定黒服だしな、仕方ないか

 

 

 

"これは..."

 

「どうやら、先生の話はあんまり意味がなかったみたいだな、どうする先生?」

 

"...私がなんとかするよ、またセントラルネットワークでも何でも使えばいい"

 

「先生...!」

 

 

 

 

不意に近くで爆発音が響く。

 

 

「なんだなんだ、朝っぱらから騒がしいなオイ」

 

「近いです、場所は………アビドス市街地?!」

 

「「「"!?!?"」」」

 

「こちらに向かって数百のPMC兵が進行中、同時に市民に無差別攻撃を繰り出しています!!」

 

「モーニングコールを頼んだ覚えは無いんだがな」

 

「そんなこと言ってる場合じゃないわよ!!」

 

「お、応戦しましょう!見過ごすわけにはいきません!」

 

「すぐに行こう、考えてる時間が惜しい」

 

「で、ですが、私達で撃退するにはあまりにも数が...とにかく、市民のみなさんを避難させましょう!」

 

"とりあえず、対策委員会出げ「居たぞ!対策委員会だ!…ぐあっ!!」

 

 

対策委員会室の扉を開き銃を乱射するPMC兵を制圧して、シロコが喋る

 

「斥候が、もうこんな所にまで...」

 

「アビドス高校周辺に多数のPMC兵を確認、すでに校内にも多数侵入されています!」

 

「わーお、こっちヘイロー無し一般人2人居るってのにやりすぎじゃないかね」

 

「取り敢えず、学校に侵入した奴からやっつけなきゃ!」

 

「はい!先生の安全を守りつつ、学校に侵入した敵を撃退します!」

 

黒い沈黙のコアページを着用してデュランダルを構える。え?また黒沈だって?仕方ないだろ閉所での戦闘に関しては黒沈コアペの右に出る者が多分いないんだから

 

「先生、アビドスの指示は頼んだ」

 

"アウトサイダーは?"

 

「自分の身くらいは自分で守る」

 

帰属は...まぁ適当に解禁くらい積んどけばいいか。

 

"それじゃあ改めて、対策委員会出撃!"

 

 

 

 




ところで、黒沈の仮面って認識阻害効果がありますが、具体的に言うと顔や体格といった個人を特定できる情報をぼかしてくれるそうです。だから多分コアペ装着してる時は黒スーツと黒手袋くらいの印象しか無かったんじゃないか?そりゃホシノも黒服と勘違いするわ

あと最近黒沈コアページしか使わせてないのは単純に作者が構築力が無いのと、女性コアページ使った時の言い訳をどうするか全く考えてないからです()

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