部外者は青春の世界で図書館の夢を見るか? 作:何様だって!?部外者様だよ!!
あ、ちなみにこの話に図書館要素は出てきません。誰だ図書館タグつけた阿呆は!!
多分次回か次次回あたりには出てくると思われるのでお兄さん許して!!
付き人の朝は早い。ご主人の起床より2時間早く起きて、まずやるべきは身だしなみを整えること。
「他の奴らは制服でも普通にいいのに何で俺だけ執事服的なものを...?俺役割としては従僕なんだがな」
しかも授業を受ける時は制服に着替えなきゃ行けないのでクソめんどい。
身だしなみを整えたら、今日の朝の仕事をチェックする。今日は...ミカと他の執事や従僕の朝食の配膳と皿洗い、それが終わったらパテル分派の弾薬などの費用の計算などの書類仕事を進めておく。その後登校して授業を受け、学校から戻ってきたら届いた荷物やらを荷解きして上司からの指示を受けながら運ぶ。
「結構仕事多いんだよな〜...書類仕事とかやったことねぇんだわこっちは」
そしてこれは俺限定ではあるんだが、結構な頻度でミカが遊ゲフンゲフン視察などに俺を連れてこうとするので、それへ連れてかれるのも俺の仕事だ。
とりあえず着替えなければ...
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「朝食でーす」
ミカへの朝食を出す。
「いつもありがとうねメイト君!」
「仕事なので、あと作ってる奴らにも感謝してやってください」
「うん!」
相変わらずいい笑顔だ...元の世界で脳味噌を焼かれる先生たちが多いのもよく分かるわ...
「先輩、この決算書とかいう奴どこに置いてあります?」
「勝手に探してくれません?」
「えぇ...」
ミカからよく構われてるのを見たトリカスからはこんな風によく冷遇されてる。悲しいなぁ...普通に仕事が滞るからやめて欲しいんだが
「今日の授業は...牽引式榴弾砲の射撃練習か...」
グラウンドに出て榴弾砲の準備をする
「...砲弾どこだ?」
俺の分だけ砲弾が無い。どこだ?
クスクス...アハハ...
「...そんなに気に食わないとは思わなかったな...」
仕方がないので弾薬庫から引っ張り出してくることにした
「メイト君!遊びに行かない?」
「仕事中っすミカ様、あと堂々と遊びに行くとか言わないでください」
「いいじゃんそんなのほっぽり出しちゃえば!」
「ダメです、仕事が終わらないと俺怒られるんで」
マジで何で俺を頻繁に連れ回しに来るんだ?いやまあ確かに男だし珍しいけどさ...そんな振り回して楽しいもんでもないだろうに...
「はぁ〜...今日の仕事も終わりだ...」
別に仕事内容自体に苦労してるわけではないんだが、やっぱりトリカスからの冷遇が普通に辛い、まぁ分かりきってたことではあるんだけどな。何でわかってたのに仕事受けたんですか?(現場猫)
「そういや俺トリニティ外で話題になってたりしないのかな、エゴサしてみよ」
モモッターで、メイト で検索してみる。
「わーお」
イリスちゃん 1日前
あのメイトとか言うお邪魔虫なんなん?私せっかくミカ様を見に来たのにあいつしか見えなかったんだけど?
[ブレたメイトの顔が写ってる]
♡2465
flowers@一週間猫化 3時間前
なんかここ最近メイトとかいう男がミカ様の付き人になってるってマジ?絶対ミカ様危ないじゃん!襲われちゃうよ!
♡351
出るわ出るわ俺への偏見やらが...
普通に転職も考えた方がいいかなこりゃ...
でも給料いいんだよなかなり...
とりあえず寝るかぁ、また明日考えればいい話だ
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付き人の朝は早い。
まず、起きたらやるべきことは身だしなみを整「メイト君、いる?」
「...ミカ様?」
え?何でミカ起きてるん?今何時だと思ってるんだよ
「あのねメイト君、ちょっとお話し良いかな?」
「今俺フルチン*1なんでちょっと待ってください」
「ふ、フル...!?う...うん、わかった」
とりあえずさっさといつもの執事服に着替える。手慣れたもんだな俺も
「ミカ様ー、どうぞー」
「うん、失礼するね」
2人分の椅子を用意して座る
「それで...どうしたんですかいつにもなく真剣な顔して」
「うん、あのね...メイト君、今の環境ってどうかなって...」
あー、なるほど、さては今ネットでいろいろ叩かれてるのを見たな?ここは嘘ついても得ない気がするし正直に言うか
「まぁ、正直ちょいと転職も視野に入れてはいますね」
「やっぱりそうだよね...」
まぁ正直ミカを助けるだけなら付き人じゃなくてもいいっちゃ良いんだよな、付き人が最適解ってだけで。
「別にミカ様のせいって訳じゃないですよ、結局のところ俺にナニが生えてるのが悪いんですから」
「でも...メイト君は辛くないの?」
「正直本当に辛かったら今頃とっくに辞表叩きつけてますよ、カス共からの嫌がらせは辛いですけど、それ含めてもこの生活割と楽しいんで」
これは普通に事実だ。トリカスからの嫌がらせは辛いが、ミカに連れ回されるのは普通に楽しいし、金に余裕ができたおかげで休日にスイーツ巡りなんてのもできるようになった。
「ただやっぱ学業に支障が出るってのはちょいと大変ですね、割と成績に響くのでそこら辺が不安なのはあります」
「...そっか、そうだよね」
ミカがうつむく。誰だよこの子をこんな悲しませてるのは!?...俺じゃねえか!!
「...そうだミカ様、どっか遊びに行きません?」
「えっ?」
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ミカの悲しむ顔が見たく無い故に勢い余って遊びに誘ったけどさ...これ普通にデートじゃね...?
え!?デート!?what!?生涯童貞の俺が!?こんな可愛い女の子と!?デート!?何の間違いですか!?
「メイト君どうしたの?」
「イエナンデモナイデス」
「...本当に大丈夫?」
「大丈夫ですよ、それよりもどこ行きます?」
「...メイト君の行きたいところが良いな」
何だこの女の子!?(驚愕)恥じらう生のミカってこんなに可愛いのか...何でこんないい子がクーデターなんて起こすんだろうな...
「じゃあ、少し遠出してミレニアムのゲーセンでも行きましょうか」
「うん!」
車を運転しながら、ミレニアム自治区にあるゲーセンへと向かった。
「おらぁぁぁぁぁ!!巨大キノコじゃああああああ!!!!」
「メイト君それずるいって!!」
「ミカ様、太鼓叩くのはいいですけど力み過ぎて壊さないようにしてくださいね?」
「う、うん...気をつけるね...?」
「そーれっ☆」
ガコンッ
「...ミカ様ってエアホッケー強いんですね」
いやー、遊んだ遊んだ。途中ミカが力み過ぎて危うく筐体ぶっ壊しそうになって本当にビビったわ。
「疲れましたし、取り敢えずアイスでも食べません?」
「うん、そうしよっか!」
自販機でアイスを二つ買ってミカに一つ渡す。
「ミカ様はこの味でよろしくて?」
「もちろん!ありがとうね」
近くのベンチに座ってアイスを食べてると、ミカが急に喋り出す。
「...その、ありがとね、メイト君」
「どうされましたミカ様」
「あのね、私、こんなに本気で遊んだの久しぶりだったんだ」
「...」
「ナギちゃんは色々忙しいし、セイアちゃんは病弱だからこういうの出来ないし、周りのみんなはへりくだるばかりで真面目に遊んでくれないし、ちょっと退屈だったんだ」
ミカが体を寄せてくる。
「それにメイト君、仕事ほっぽり出して来ちゃったでしょ?」
「別に仕事なんていつでも出来るんで気にしなくて良いですよ」
ミカがさらに体を寄せてくる。...近くないか?なんか近くないか?
「でもね、私はすごく嬉しかったんだよ?私の事、真面目に考えてくれてたんだから」
ミカがこっちを向く。
「だからね、"今日はありがとう"って言いたかったの」
恥じらいを残しつつも、美しくて優しい笑顔。
...あぁ、こりゃ絆レベル100達成者が一番多い子なのも納得だな。こんなもん見せられたら、大抵の男は狂うだろう。
でも、流石にダメだよな...
それでも、この狂おしいほどの笑顔。きっと俺は、聖園ミカというキャラクターじゃなくて、この子のことを...
...あのデートから大体2年が経った。俺はというと、相変わらずトリカスから嫌がらせをされつつもミカ様の庇護的な感じの圧のお陰で直接的に何かされることもなく、それなりに仕事をしつつ生活している。学費もなんとか払えそうだ。2年の間には本当にいろんなことがあった。
ティーパーティや各派閥の長をひたすらたらい回しに仕えた時期もあった。サクラコの発言が原因で危うくクビになりかけたこともあった。
海にだって行った。謝肉祭も過ごした。なんなら雪合戦もした。
その全ての思い出に、ミカ様がいた。
そして、先生が赴任してきたというニュースが届いた。
...そうか、そろそろか。
皆様、あけましておめでとうございます。今年の抱負は年内40話以上投稿です。
ところでハーメルンでよく見かけるのって、めんどくさい一面を強調したミカの小説なんですよね。気のせいかもしれないですがね()
でも俺は純然たるおんにゃのこのミカを見たい!!!!!
と言うわけで、出来上がったものがこちらの作品になります(天上天下唯我独尊)