『ヴォイドランの裂け目』で一夜を明かした。
途中からドラゴンの先導で進んでいるおかげで落雷の頻度も減り、危険地帯でありながらも魔獣とも出会わない。
いや、魔獣(ドラゴン)には出会っている。
しかも沢山。『龍の里』に近いのか今もドラゴンたちが頭上を飛び交っている。
「ひゃーこえぇ……」
「すごい場所ですね。」
たまーに若いドラゴン同士が喧嘩しているのか衝突音が聞こえたり耳栓がなければ鼓膜が破れるような咆哮が聞こえてくる。
「ずっと気になってたんですけど見えるんですか?」
「見えてると言いますか、感じてると言いますか。アストラリア様の力で自分の周り全体が見えるんですよ。」
「すげー。…………にしても、お前らもすごいな。」
流石は召喚獣。
ドラゴンの咆哮を聞いても耐えられるらしい。
我々は耳栓が手放せないのに。
ウルフパッカー達の住処である『雷霜のステップ』はここと同じで頻繁に落雷が発生しており、爆音と落雷には慣れているらしく。また、ドラゴンにもローチェのおかげで気配や匂いに慣れていたおかげで過度に驚かずに走り続けてくれる。
ちなみにクロはヴァルカン登場後、ビビり散らかしてしまったので今は召喚していない。大丈夫。お前が普通なんだ。俺も召喚獣の領域に避難させてくれ。
現在、ソファーに座るアウレリアさんはエステラをクッション代わりにしていて、俺がエステラに睨まれている。『助けてほしい』らしいが残念ながらそれには応えられない。
ローチェは屋根に乗りドラゴン達と外交担当をしている。
ソラリスは耳栓している俺たちの声をテレパシーで繋いでいる。
シルヴァーナにはアウレリアさんのダイナマイトボディに興奮して俺の人生がダイナマイッしないようにリアルタイムで煩悩を吸い取ってもらっている。
消去法でエステラがその『危険物』の取り扱いをする必要があるのだ。
「すごい方法で欲を抑えられてるんですね」
「ああ、戦闘でも性欲で死んだら仕方ないからな」
「そこまでできる淫魔がいらっしゃるのなら良いテクニックがありますよ。」
アウレリアさんが教えてくれたのは高レベルの思考を食べる魔獣、淫魔や夢魔でできるテクニックらしく。
不必要な思考を食べさせて戦闘用の思考力を高める事が出来るらしい。
「そんなことできたの?」
「できるけど、アンタでやっても仕方なくない?あと、依存症になるわよ」
「たしかに、依存してしまう方はいらっしゃいますね。でもご存じの方が良いかと思ってお教えしました。」
「うーん。自分は使わなくていいかな〜」
「でしょ?」
そんな話を2人としている間に龍の案内もあってか『龍の里』にたどり着いてしまった。
言われたとおりの場所にキャラバンを停めて外に出る。
「大きいですねぇ」
「すっごくおっきい」
「こんなの始めて」モチモチ
『龍の里』はドラゴンの巣窟ということで巨人の街に来たかのような大きさで作られており、ドラゴン達は我々を気にすることなく過ごしていた。
「何食ったらあんなに大きくなるんだ?」
「リカクです。」モチモチ
ワット イズ 『リカク』
ドォンッ!!!
目の前に巨大なナニカが降ってきてその衝撃で我々の身体が一瞬宙に浮く。
「すみません。落としましたぁ」
若いドラゴンがその塊を掴んで飛んでいく。
落ちてきたのは丸々と太った巨大なヤギだった。
「アレがリカクですね」モチモチ
「ああ、でっけぇヤギね」
「はい。身は食べやすくて角は大根のような味がします。」モチモチ
「へー。」
「まず最初に長老にあいさつをしましょう。」モチモチ
「ドラゴンの長老かー。どんな姿なんだろう。」
ローチェの案内で盗掘に入ると
「お父様!」モチモチ
「クリスベルよ。久しぶりじゃな」モチモチ
「おー!ローチェにソラリスか……2人とも。久しぶりだな。少しばかり痩せたか?」
ローチェの父親もその場に来ていたらしい。
「ええ、おかげさまで9割9分9厘の減量に成功しました。」
「何でも大きくなったのじゃ」
「はっはっはっ。小さくなっても元気と魔力は変わってないようで何よりだ。……そろそろ長老が起きるぞ。旅の『召喚士』と『星読み』よ。俺の翼の下に隠れていろ。」
起きる?
ズズズズズズズズ
静かな地響きとともに目の前にあった岩?が起き上がる。
地球が………動いてる……?
そう思った瞬間、洞窟の天井にあった石や岩が降ってくる。
クリスベルさん居てよかったー。
「おー………ちょっと寝とった。」
「長老、5日間寝てましたよ」
「そうだったか。この魔力はローチェか。久しぶりじゃの。」
「長老お久しぶりです。」(モチモチ)
「これまた一段と見えにくいの………わしの目が悪くなったのか。」
「いや、私が小さくなったんです」(モチモチ)
「そうか……それはヒトの中で過ごすのは小さい方がいいか。変身術、上手くなったのぉ。」
「変身術じゃなくて物理的に小さく……」
「おおっ。そこのヒトよ。その目…もしかして巡礼中の『星読み』か?」
長老が顔を降ろしてアウレリアに近づく。
「そうですよ」
「そうかそうか………お主が新しい『依代』か……」
「でも、辞めようと思いまして。」
「……なんと?」
「『星読み』を辞めてこのまま旅を続けようと思いまして」
「あーはっはっはっはっはっは!!それがいいのぉ!そうしてくれ。」
笑い声が体に響く。
何が面白いんだ?
「そして、そこの『召喚士』よ」
「…あ、俺!?」
「そうじゃ。おぬしも、おぬしで変な『運命』が定められているな……」
「何かわかるんですか?」
「おぬし、魔法まともに扱えんじゃろ」
「そうっすね」
人間の学者たちが長い時間かけてやっとわかったことを一瞬で、しかも魔法も見ないで分かられてしまった。
ドラゴンすごい。
「そうじゃろ、そうじゃろ。それで『依代』の『星読み』を神から守るのは大変じゃろ。お主にはわしの力の一部を授けてやろう。」
ダイスケの足元に魔法陣が現れるとそれが足を伝って身体に伝わり。
ジュッ!!
「アッツぃ!」
背中に焼き付けられた。
「うぉおおお!すげぇ!体軽い!」
「お主は我の代わりに憎き、アストラリアの女神から大事な依代を攫っていくのじゃ。」
「そうだ!その『依代』ってなんなんですか?結構物騒なこと言ってますよね?」
「アストラリアに『星刻』を与えられた『星読み』は巡礼を終えるとアストラリアの女神が現世に復活するための『依代』として生贄に捧げられるのじゃ。『星読み』よ。その目。『星刻』が刻まれておるのだろう。」
「そうですね。」
アウレリアは目隠しを外すと五芒星の刻まれた目が現れる。
「やはり『依代』。見た目もそっくりじゃ。」
「知ってるんですか?」
「奴が大地のマナの流れを整えるためにワシをここに押し込んだのじゃ……動けないと不自由で仕方がない。まあ、アイツはもっと憎たらしい顔をしていたがの。」
「へー。嫌いなんすね」
「そうじゃ。自らを生贄にささげる『星読み』じゃったら食い殺してやろうと思ったが……」
メッチャ物騒なこと言うじゃん。
こっわ。
「ここまで反骨精神があるなら良いじゃろ。わしの力のを与えたんじゃ。絶対に教会に彼女を渡すんじゃないぞ」
「おっす。」
「ローチェ意外にもドラゴンを連れて行くといい。」
「いいんすか?」
「クリスベル。若いドラゴンを集めるのじゃ。」
「わかったぜ。長老。」
クリスベルのおっさんが洞窟から出て咆哮を上げると不規則に飛んでいたドラゴンたちが一斉に集まってきた。クリスベルか俺たちの目的や長老の指示ということを教えたあと。不穏なことを言い始めた。
「この召喚士の冒険者についていく者を決めたいのだが……。ただで仲間になるのはドラゴンの俺たちのプライドが許さないよなあ?」
(…………へ?)
「というわけで、決闘しようじゃないか。小さき者よ。」
「いいわよ!受けて立つわ」モチモチ
(ちょっと待てや!)
シルヴァーナよ勝手に受けないでくれ。
あれよあれよと話が進みドラゴンの一匹と戦うことになった。相手の名前はゾルゲルーパー。
里を守る自警団の団長だそうな。彼に勝てれば若いドラゴンは全員言うことを聞くらしい。
俺たちに大きすぎるドラゴンサイズの闘技場に案内される。
「ちなみに、ローチェとアイツ。どっちのほうが強いの?」
「ゾルゲルーパーよ。」モチモチ
「じゃあ勝ち目ないじゃん。」
「大丈夫よ。貴方には長老から授かった力があるんだから」モチモチ
「そんなに強いの?身体が軽くなったぐらいしか感じないけど。」
「大丈夫二キマッテルジャナイ」モチモチ
こっち見て言えや。
「そんなことより、やりたい作戦があるんだけどさ……聞いてくれよ。」
「へー。ダイスケが作戦ねぇ」モチモチ
「一応聞いてやるのじゃ」モチモチ
「どんなのですかぁ?」モチモチ
「わかりました。勝つための作戦会議を始めましょう」モチモチ
「作戦はまとまったか?」
「おう!」
「君に恨みはないが、間違って殺してしまうかもしれない。」
「大丈夫だ。何とか生き残るから」
周りを見ると巨大な谷間の空間に多くのドラゴンたちが集まっていた。
ここまで広いと壁や天井でドラゴンの飛行を制限するというのは使えそうにない。
頭にはこの決闘を勝手に受けたシルヴァーナをくくりつけている。逃がさんぞ。
「では…始めぇ!!」
クリスベルさんの掛け声とともにゾルゲルーパーは空高く飛び上がった。
「ははは!制空権からの暴力に震えるがいい!」
(想定通りだこの野郎っ)
「『クリスタルガード』」モチモチ
吐き出された火の玉をローチェが作ったクリスタルで防ぐ。
クリスタルガードは硬さはピカイチだが動けないのが難点である。
「そろそろ相手も息継ぎが必要なはずよ!」モチモチ
「おっけ!っしゃああ!!」
『イクイップ』
ハンマーを装備して大きく振りかぶる。
心はいつもスラッガー。
「『チアフルエール』!」モチモチ
「いくぞオラァアアアアアアア」
カッキーンッ
「ふっ、この速度では当たらんわ!」
花火のように打ち上がった打球は簡単に避けられてしまった。
『イクイップ』
「『セイクリッドランス』!」モチモチ
「なに!」
打ち上げた打球はエステラであった。
上を取られて対応しようとするがダイスケはさらに畳み掛ける。
「ニハツメェ!」
カッキーンッ
「くっ、」
上と下両方の攻撃をゾルゲルーパーは半身になって両方の腕を用いて受け止める。
「二番は我じゃ。」
ソラリスの炎で手が燃える。
「小賢しいっ!」
流石のドラゴン、回転しながら二匹の召喚獣を弾き飛ばして地上に視線を戻すがすでにそこにダイスケの姿はなかった。
「どこだっ!?」
「『コメットカツドン』!」
ローチェによって上空に飛び上がっていたダイスケは落下しながら。カツを真下に打ち込む。
重力加速とマジ・ボンバーの爆発力を得たカツがソニックブームを発しながら落下する。しかし、ドラゴンの鱗は貫けず、弾かれる。
「まだまだぁ!」
自由落下するダイスケはカツの召喚を解除し何度も『コメットカツドン』使う。
その姿はまるで『流星群』本人の落下速度も上がり威力が増し、数々のドラゴンたちによって踏み固められてきた闘技の地形が変わり始める。
「きぃいいいいいやぁぁぁぁああああああああああ」モチモチ
「ぶれぇええきかけんなよぉぉぉぉおおおおお!!」
シルヴァーナが頭で泣きわめく声も長老の力でかなりセーブされる。めっちゃいいわこれ。
そして、最後。
耐えきったゾルゲルーパーがこちらを見あげた瞬間。
「かそくそぉおおち!」
空を『マジ・ボンバー』でぶっ叩いてさらに加速する。
「あ゛っ……」モチモチ
飛行能力の保険のシルヴァーナの意識がトんだみたいだが止まれない。
(ぶち飛ばしていくぜ!!)
ダイスケもソニックブームを発しながら落下する。
(バカめ血迷ったか!?)
が、ドラゴンは元々高速で飛行ができる生き物。
その程度の速さなら持ち前の動体視力で見きることが可能で冷静に体をひねらせて避けようとする。
「団長も脇が甘いようで…」モチモチ
「何!?」
「『クリスタルガード』」モチモチ
いつの間にか彼の方の上にいたローチェがゾルゲルーパーといっしょに巨大なクリスタルが形成され始めたところをクリスタルごとダイスケがハンマーで打ち砕く。
『マジ・ボンバー』
本来、ローチェの魔力によって形成されたクリスタルによってダメージが軽減されるはずが、不完全な状態の魔法がダイスケの魔法暴発によって打ち消され消滅し攻撃だけが通る。
ゾルゲルーパーが地面と激突し巨大なクレーターができる。
「ぅおおおおぉぉぉぉ!『サモン』!」
「モッチ!!」モチモチ
「とぉまぁれぇええええええええ!!」
「モッチィいいいいい!」モチモチ
ポヨンッ
何とか巨大化したモッチの中に収まることで衝撃を逃がすことができた。
あとは、墜落したお相手さんが意識を失っていることを願うばかりである。
「ふはははははははははは!やるな!人間!」
瞑っていた目を急に覚ましたゾルゲルーパーは立ち上がろうとするが首元に巨大な十字架の剣が現れる。
「チェックメイトですね」モチモチ
「おっと……オレの負けだ。」
エステラは最初に吹き飛ばされたあと、ずっと大魔法『エターナル・セイクリッド・ソード』の詠唱を続けていたらしい。本来、光集めて刀を形作り相手を斬る大技なのだがその特性のために超目立つ。それをソラリスの魔法で隠しつつ、ずっとダイスケの方に意識を向けさせる。
それがダイスケ達の作戦だった、
ちなみに、ダイスケの発案は召喚獣を『マジ・ボンバー』で打ち上げるところである。自分の付近にしか召喚できない召喚獣を高速で移動させる手段として使用した。他にも、カツに紛れてローチェを射出し奇襲をするのもダイスケの発案である。
(ナ◯トの変化風魔手裏剣見てやってみたかったんだよねコレ。気分は完全にモ◯ストだったけど)
完全に絵面はストライクショットだった。
「ダイスケさーん!!」
アウレリアがこちらに走ってくる。
危ない。その大きさでノーブラで走らないで!
すっごいから!
「……『ドリームイート』」モチモチ
シルヴァーナが目を覚ましたらしい。
実はシルヴァーナには特別な任務が与えられていた。
それは、戦闘中、応援するアウレリアさんに気を取られて負けることを防ぐためにオレの意識から周りの観客を取り除くことである。危険であると言われた『思考を食わせる』という方法を試してみたのである。
「シルヴァーナ、終わったからもういいよ」
「あぃ…」モチモチ
シルヴァーナが解除した瞬間。
眼前にいたアウレリアが抱きつき押し倒される。
「すごいですよ!ドラゴン倒してしまいましたよ!」
「そりゃ同じドラゴンがいるならできるだろう」
「そうですけど、そうなんですけど、違うんです!」
「と、とりあえず。疲れたから。さっさとドラゴン選ばせて寝かせて。」
「そ、そうですよね。すみません。」
「クリスベルのおっさん。若いドラゴンを集めてくれ。」
「おうよ。お前らも異論ないだろ?」
龍達の咆哮が木霊する。
どうやら俺達は本当の意味でドラゴンたちに認められたらしい。
集められたドラゴンの中から新たにうちのパーティーに加わるメンバーを決める……予定であったが。
俺が体力切れで寝てしまっていたため皆んなに勝手に決めたていた。
俺だって選びたかったんだが?
文句言っても仕方がないし、なんか、あとが怖いので待機している何も言わない巨大なドラゴンを『キャプチャー』する。
背中から蒸気が出てて怖いんですけど……
「『サモン』」
「ヴァルピオンです。よろしくお願いいたします。」モチモチ
思ったよりかしこまった子が出てきた。
見た目的に女の子のようだ。
「ヴァルピオンは私の従妹なの。ヴァルカン叔父様の娘よ」モチモチ
「どうも。ダイスケです。」
「得意なことは『料理』と『掃除』と『洗濯』。あと『マッサージ』もできます。」モチモチ
なんで家政婦雇ってんねん。これが有名な『メイド◯ゴン』ちゃんですか?
「えっと…戦闘スキルは?」
「私はスチームドラゴン。蒸し焼きが得意です。」
「そっかー。」
得意な調理方法を聞いたわけではないんだがなぁ。
「おい、一匹逃げたぞ!」
「うぇ?」
逃げ出したリカクが突っ込んできた。
ぶつかると思った瞬間、リカクは大地を蹴り上げ我々の頭上を通り過ぎる。
ジュッ……ドサッ
ひえっ。
一瞬にして湯気が立ちリカクの蒸し焼きが出来上がった。
「このように炎を使わずに一瞬で熱攻撃できます。」モチモチ
「おっけー。見えない熱の攻撃ってことね。」
「はい。」モチモチ
ははっ、すごいじゃん………強いじゃん。
あれ?
「でも、それ俺も見えないと危ないんだけど…その熱に俺が入ったらどうなる?」
「その時は……呼吸器官からお肉がふっくら仕上がりますね」モチモチ
「取り扱い注意で行きましょう。」
「火や水だけでも扱えるので戦闘も任せてください。」
「やるじゃん。」
ヴァルピオンがパーティに加わった。
『龍の里』名物のリカク料理(これ以外が無い)を食したあと。
人用の宿泊地などあるわけもなくキャラバン内で過ごす。
樽部屋も一つ埋まり、パーティも充実してきた。
ここで、うちのイカれたメンバーを確認していこう。
1体目、スライムのモッチ。
主な役割は安全装置。
育成の結果大きくなった。
探索スキルも使える。
某ゲーム風に言うと『みず』
2体目、アクセルボアのカツ。
主な役割は弾丸。
育成の結果固くなった。
うちのパーティーで珍しい俺と共感できる奴。
キャラバン内で女子会が開かれた場合、一緒にキャラバンの運転席に座って時間を過ごす仲間。
某ゲーム風に言うと『ノーマル』
3体目、シャドウウルフのクロ。
主な役割は先導、斥候、騎乗。
うちのパーティーの遊撃手。
自由に走り回っている。
某ゲーム風に言うと『ノーマル・ゴースト』
4体目、サキュバスのシルヴァーナ
主な役割はバッファーと安全装置。
俺の欲求や思考を食べたり、話し相手になったりしてメンタルケアもしてくれる。
某ゲーム風に言うと『あく・フェアリー』
5体目、フレイムスフィンクスのソラリス
主な役割は火力とテレパシー。
他の召喚獣への指示を円滑にするために繋いでくれている。
火力はかなり強いので取り扱い注意。
某ゲーム風に言うと『炎・エスパー』
6体目、クリスタルドラゴンのローチェ
主な役割は魔法、事務、外交、作戦立案、人事、会計。
うちのパーティーのお母さん。
使える魔法も多い。水と大地のマナの扱いに長けている。
某ゲーム風に言うと『岩・ドラゴン』
7体目、ウルフパッカーのジャック
主な役割はキャラバンの運転、牽引、輸送、騎乗、子分の指揮
野生の走り屋。旅の安全は彼によってもたらされている。
子分たちを従えているがそれも含めてジャックである。
ほら、某ゲームでも親子で戦ったり、一家で戦ったりするやん。そういうヤツ。
某ゲーム風に言うと『ノーマル』
8体目、大天使のエステラ
主な役割は前衛職。
某ゲーム風に言うと『フェアリー・飛行』
9体目、スチームドラゴンのヴァルピオン
主な役割は魔法、調理、掃除、洗濯(予定)
某ゲーム風に言うと『炎・ドラゴン』
「………ローチェ。里に残るとか言わないよね?」
「言わないですよ。。こんな宝石がろくに出ない場所が嫌で外に出たんですから。」モチモチ
さーて、明日からルミナリス王国の首都『オーロラム』まで。長旅だー。