抜けてる召喚士とモチモチ召喚獣   作:ルルーラ・ランドー

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14話

昇級テストを終えて無事、

一発合格でBランクに上がりました!

 

アウラさんが。

 

俺?

俺は………5回目にやっと受かりました。

 

記録更新だよヤッタネ!

当社比最速で試験に合格したダイスケはサンセットコープのギルドでこぢんまりとした合格祝いをしていた。

 

「いやぁ、俺も普通にできるんだなぁ!」

 

5回目の挑戦で受かるのはそこまで変なことではない。

ちょっとした実技もある試験であるがCランクのように筆記だけではないめ、足切り点さえ下回ららなけば実技満点でクリアできるのがBランクだ。

そして、実技ならば召喚獣を出すことができる。

 

「負ける気せえへん。召喚士やし。」

 

と思っていたものの、足切り点を四回下回ったので5回目で受かることになったのだ。

 

「4回も筆記で足切りになる点数をとる『バカ』は初めてです。こんな『バカ』でよく生きてくれましたね。こんなホームラン級の『バカ』は初めて見ました。」

 

そんなに『バカ』て言う必要ないよねぇ?

サンセットコープのギルドの受付嬢に散々言われるほど酷かった点数だったのだろうか?

まあ、そうだから言われるのだが、5回連続実技満点は少ないらしく。冒険者ギルドの珍記録として名を残す事となった。

 

それでサンセットコープのギルドマスターが少しだけ料理を提供してくれたのだ。

 

それが希少な『バレルホーンマグロ』の舟盛りである。

 

「うっひょー!!!うめぇ!!」

 

『バレルホーンマグロ』とはサンセットコープの沖合で獲れる魚で、発達した角に圧縮した水をため込み発射することで海流を操作し海の中を爆速で海の中を泳ぐ魚である。

その力は狩りにも使われており、船を破壊し漁師を食べるという獰猛な化け物であるのだが。そんな魚を今朝釣ったというギルドマスターのご厚意でいただけることとなった。

 

「これ食っちゃっていいんですか?」

「いいよいいよ!ギルド本部の記録室にうちのギルドの名前が100年ぶりに載るんだ!これぐらい祝わせてくれ!」

 

サンセットコープのギルドマスターのノレイゥンさんは高笑いしながらビールを豪快に飲んでいる。

ノレイゥンはザ・海の漢って感じのおっさんで明け方に海に漁に出てはギルドに戻ると昼間から酒を飲んでいる。

 

昔はルミナリス冒険者ギルドの海岸沿いの拠点拠点だったらしいが、現在はその機能はアクアリスに移動しており、今はのどかな漁村の小さなギルドとして規模を縮小して存続しているそう。

 

「生魚を食べるのは初めてなのですが……おいしいです」

「刺身うめぇ!刺身うめぇ!」

 

アウラさんも初めての刺身を美味しくいただけて良かったです。

とまあ、舟盛りを美味しく食べきったところで。

 

「よし、食い切ったな!」

「はい!ごちそうさまでした!」

「それで相談したいことがあるんだが……」

「………はい。」

 

ですよねー。

なんとなくわかってたよ。うん。

絶対に面倒を押し付けるための賄賂なんだなって俺知ってたし。

うん、知ってた、

 

ノレイゥンさんからの依頼はこうだ。

 

目標:売却予定の無人の洋館の調査と清掃

場所:サンセットコープの郊外の山中

報酬:10万G

 

「いやぁ。サンセットコープに常駐する冒険者は海の上ではいいんだが陸上では全然ダメでよぉ。しかも、一晩かかるから旅の冒険者が誰も受けてくれねぇんだ。明日また新鮮な魚を食わせてやるからよ。………やってくれるよな?」

「ハイ!ヨロコンデ!」

 

両肩をガッシリとし掴まれ固まるダイスケは段々とトーンが低くなり圧をかけてくるノレイゥンのオッサンに負けて、二つ返事で依頼を受けてしまった。

 

太陽も傾いてきていてサンセットコープの水平線に入ろうとしてい頃、山の中の無人の洋館にたどり着いたのでキャラバンを広い庭に停めて降りる。

そこは長い間誰も住んでいないのかクモの巣だらけで絵に描いたような如何にもナニカ出そうな洋館である。

 

「みんなお化けとか大丈夫?」

「私はこういうのには慣れてるので大丈夫ですよー」

「私も」モチモチ

「大丈夫なのじゃ」モチモチ

 

一応、全員に確認していく。そして、

 

「ヴァルピオンは?」

「だ、、だ、大丈夫です。…」ガタガタガタガタ

 

ダメそうじゃん。とりあえずお茶のせたお盆を置こうか。

 

「どうする?ドラゴンに暴れられると困るから一度サモンを解除するか、ここに残ってもらうけど。」

「!!?えっと…!の、残らせてもらいたいでございます!」モチモチ

 

口調も変じゃん。

 

「というわけで今回、俺とヴァルピオンがキャラバンで残るから後はよろしく!」

「アンタもダメなんかい!」モチモチ

「うん。」

 

洋ホラーマジムリ泣いちゃう。

『◯リー◯ッター』シリーズや『バイオ◯ザード』シリーズですら無理だったんだ。

リアルの廃屋の洋館とか無理やん。

と言いたいが。

Bランクの俺はそこまでバカじゃない。

こいつら全員入ったら『異常なし』になるに決まってる。だって天使とドラゴンが居るんだぞ?まとも魔獣ならまず外に逃げ出す。

あと、ヴァルピオンに異常があったらすぐに召喚解除しないと危ない。と思う。俺の直感がそう告げている。

 

決して掃除とかしたくないめんどくさいとかそういう理由ではない。

 

それに、うちのワガママレディ達(アウラさんも含め)、モチモチになっている自分たちを下に見過ぎである。能力はほとんど据え置きなのだ。気配を感じる魔獣がもし洋館の中にいるのなら彼らはもうすでに臨戦態勢になってるであろう。

 

ヴァルピオンを抱き上げて膝に乗せるとワガママレディ達の皆の冷ややかな視線が刺さる。

 

「では私が行ってきますので帰ってきたときの準備だけしておいてください。」

「ありがとうございます!本当にありがとう。完璧に済ませておくから!」

「まあ、天使の私がいるんだから何も起きないのに」モチモチ

「仕方ないのじゃ。」モチモチ

 

そう言ってみんなは中に調査をしに中に入り、みんなの帰りの準備を済ませ、外においてあった2つ並びのガーデンチェアにヴァルピオンを膝に乗せて座った時に一言呟いてしまう。

 

「……天使中に入ったら外のほうが危険じゃね?」

 

ヴァルピオンに滝のような汗が流れ落ちる。

ドラゴンの汗って熱いんだけど?

長老の力をもらってなかったら火傷してるんだが?

 

「冗談だよヴァルピオン。それにお化けが出るって決まったわけじゃないよ」

「そ、そうですよね?」

「そうです。うちにはお化けは出ませんよ。」

 

二人で誰もいないはずの隣の椅子から声がするので振り向くと。

 

「どうもごきげんよう。」

 

骸骨が話しかけていた。

 

「ぎぃいいいいやあぁああああああああああ!!!!」モチモチ

 

龍の咆哮がサンセットコープに木霊する。

そして、反射的にヴァルピオンを抱きしめたダイスケを連れてヴァルピオンが天高く舞い上がる。

 

(やっべぇ。召喚獣の可動領域が……)

 

仕方ないので手を離しヴァルピオンを召喚解除するのだが、

 

「『サモ…」

(しまった。モッチ、洋館の中だった……)

 

解除して召喚すればよいのだが高速で落下する状態で一瞬のミスは命取りだ。

ダイスケは地面に叩きつけられる。

 

バァンッ

 

「いてー!」

 

すごいね龍の力、ファッキンクソ◯ッチ(女神)の攻撃以外全部防ぐじゃん。

 

「ほー!素晴らしい。君も死んでも死ねない者ですかな?」

「いえ、ちょっと頑丈なだけの人間です……多分。」

 

さっきいた骸骨は綺麗な身なりの老紳士の姿になっていた。

 

「どうも申し遅れました。この館の主人。マルコフ・サンセットと申します。」

「最初っからその姿で出てきてくださいよ。」

「はははは。よく言われます。」

「君もってことはアンデッドなんですか?」

「私はゴースト。幽霊というものですな!」

「へー。ゴーストって事は扱いは魔獣なのか。」

「まあ、そんなところですな。」

 

鼻下に蓄えたヒゲを撫でながらマルコフは続ける。

 

「私ら一族は長年サンセットコープを統治してきたのだが。今ではここには誰も住まなくなってしまった。私はゴーストとして長年年月をここで生まれる育つ子供たちをみてきましたが……今は誰も来ません。貴方方が久しぶりの来客なんですよ。」

 

老紳士がガーデンチェアから振り返った先には庭木に隠れて十字架と墓石があった。

 

『初代領主マルコフ・サンセットここに眠る』

 

「偉い人なんすね」

「嗚呼、そうとも、戦争で手柄を立て国王から領地をもらい受け、そして、それを守るために戦う。それが戦時の舞う戦士の誉れよ。」

「へー。」

「しかし、国王は代わるたびに少しズレていってしまった。

ある時、ここで生まれ育った娘を教会が連れて行ってしまったのだ………こんなことになるならあの冒険者に娘をくれてやるべきだったのに……」

 

ファッキンクソ◯ッチ教は本当にろくなことをしないようだ。

 

「まあ、昔話だ。アストラリア教の天使を連れている君に話すべきことじゃなかっかもしれないがね。」

「いやぁ。自分も教会と関わるとろくな目に遭ってないので……」

「君にもいろいろあるのだな……」

「そうっすね」

「貴方方はこの洋館の売るための調査に来たのだろう?あの墓は壊してしまって構わないよ。こんな物あっては売ることもできまい。」

「いいんすか?」

「いいよいいよ!もうすでにサンセットコープの霊園に移設してある。この墓はすでに飾りじゃ。ワシの銅像も立っておるぞ。生前のワシの方がよほどかっこよかったがな。」

 

ゴーストのマルコフさんはすぅっと消えた。

 

「…………消えちまったか。」

 

誰もいなくなったガーデンチェアを見て少し思考したあと。

 

「『サモン』ヴァルピオン」

「ヒャぃ!」モチモチ

「もう骸骨はでないからこの墓の掃除をするぞ」

「…わ、わかりました。」モチモチ

 

というわけで庭木を切り出して墓をきれいに掃除していく。

 

「ここにお墓があったわけですね………もしかしてさっきの骸骨……」モチモチ

「ああ、これ中身はないから大丈夫。」

「……本当だ旧墓碑って描いてある。知ってたんですか?」モチモチ

「本人に聞いたから」

 

ビクッとしてヴァルピオンの動きが止まる。

 

「綺麗にすれば化けてでないよ。」

 

それを聞いたヴァルピオンはテキパキと枝の切り下ろしと除草。拭き掃除を終えて墓碑を磨き上げた。

さすがの腕前である。

 

その頃には中に入ったアウラさん達も出てきた。

 

「どうだった?」

「特に何も問題なかったので、ある程度掃除してました。」

「明日は外壁と窓の掃除でもするか……」

「今は何してたんですか?」

「ああ、墓を見つけて暇だったから掃除したらもう移設されてた。」

「なにそれ?どういうこと?」モチモチ

「うーん……おもよく分からん。夕飯食べて寝ようか。」

「そうですねぇ」

 

最早なんでもない墓碑に手を合わせてキャラバンに戻る。

 

「それで、中はどうだったんだ?」

「ホコリは被ってたけど中はきれいなもんよ。物は空だけど家財は残っていて。あと、普通に明かりがついた。」モチモチ

「もしかして中のほうが怖くなかったのでしょうか」モチモチ

 

膝に座っていたヴァルピオンが見上げて問いかける。

 

「そりゃ天使の近くのほうがこういうの安全でしょ。」ヘラヘラ

 

スバァンッ

 

ヴァルピオンの翼によるアッパーカットがダイスケの顎を撃ち抜き一瞬でダイスケの意識は闇に沈んだ。

いいパンチだ。

 


 

次の日の朝。

手分けをして洋館の清掃をしていた。

 

ダイスケはローチェと共に壁の外装の汚れを落としていく。

 

「私、上の方やってきますね」モチモチ

「おう、頼んだ。」

 

ローチェが屋根の上に飛んでいったので俺はサボり始める。

 

「サボりですかな?青年よ。」

「ああ、マルコフさん。まだ居たんですね。」

「ははは、私が立てて私が長年住み続けた家だからね。早々離れられんよ。」

「そうっすか。死因は何だったんですか?」

「死人にそれを聞くかね?」

「ちょっと気になっただけです。」

「死因は……老衰によるものだろうね」

「そうっすか。」

 

歩いて昨日のガーデンチェアまでたどり着くと2つ持って石碑の前に置いて一つに座る。

 

「マルコフさんは……その……命のバトンを繋いだんですよね。」

「命のバトンというのが『子孫を残す』というのならそうかもしれんな。」

 

サンセットコープの冒険者ギルドのマスター

『ノレイゥン・サンセット』

 

今回の依頼主の名前である。

 

「サンセット家はこの港を守ってきたのだ。それは家の使命だがそれに縛られてはいけない。子孫たちが自由になるためにはこの家は少し重すぎる。」

「家が重荷か……」

「君はまさに自由な冒険者。場所にも思想にも縛られずに生きる事が出来るじゃないか。私の子孫達とは違う。」

「そうっすねぇ。そうっすよねぇ。」

 

ダイスケはガーデンチェアに深く寄りかかり空を見上げる。

 

「君、やは私と同じ『死』を感じるよ。私と同じしにきれなかった人間だ。」

「そうかも知れません。」

 

一つ前の世界。死ぬ前の自分に『空』なんてなかった。

この世界では『空』を見上げる自由がある。

 

「ダイスケさーん!サボらないでくださーい!」モチモチ

 

やっべ、ローチェに見つかった。

 

「あぁ!わりー!」

 

返事をして振り返るとそこにマルコフさんは居なかった。

 

「仕方ねぇ。やるか……」

 

旧サンセット邸の掃除を再開する。

中も外も綺麗にした後、ノレイゥンさんに引き渡す。

 

「調査の結果、変な魔物は存在しませんでした。」

「そうか、それはよかった。」

「あと、ゴーストとなったマルコフ本人が邸宅の売却の前に旧墓碑の取り壊しを願っています。」

「ああ、その件なんだが、売却の話は嘘だ。」

 

は?

 

「実は俺の娘夫婦が結婚してこの街に帰ってくるから俺達夫婦が今の家をでて旧邸宅に引っ越そうと考えてたんだ。」

「あー、そうっすか。」

 

冒険者はやってることのほとんどが便利屋だけど家事代行では無いんだぞ?

 

「本当にありがとう。助かったよ。今日も『バレルホーンマグロ』釣ってきたから食べていってくれ」

 

マジ?許すわ。

さっき『バレルホーンマグロ』の値段聞いてビビったんだよね。

10万Gが霞むぐらいの金額で取引されてるらしいやん。

それを刺身で食べれるなんてサイコー!!

 

「米もあるぞ」

「うぉおおおおおお!!!」

 

心の鼓動が高鳴る。

素晴らしい。

米だ!米だぁ!

酢飯出ないことが心残りではあるが海鮮丼が出来上がる。

 

「うめぇ!うめぇよぉ!」

「そうか、泣くほど美味いか!」

 

米がタイ米に近い細長い種類のもので微妙ではあるかそれでも鮮魚の力は強かった。

 

名残惜しいが出発の時間が近づいてしまったのでギルドの人たちに挨拶を済ませて墓地に赴く。

 

「なんだよ、結構かっこよく作られてるじゃん。」

 

『この街を作った男 マルコフ・サンセット ここに眠る。』

そう書かれた石碑の横には銅像が建てられているのだがその姿はノレイゥンさんにそっくりで血の繋がりを感じつつもキリッとした目つきの若い頃のマルコフが剣を抜いて立っている姿だった。

 

「悪いがうちの地元式でやらせてもらう。」

 

合掌し一礼しキャラバンに戻り次の街に向けて出発する。

 

それで、西の陸路の外国との玄関口『ウェスタングロー』へと走り出した車内で今後の予定、というか、旅の目標を伝えることにした。

 

「お前ら全員聞いてくれ。」

「なにー?」モチモチ

 

小窓から顔を出すワガママレディたちと隣で聞いてくれるアウラさん。

 

「このあとウェスタングローに行ったあと、王都に戻って年に二回だけあるAランクに参加する予定なんだが。」

「どうしたの?怖気づいた?」モチモチ

「いや、そのまま少し王都でやりたい事ができた。」

「うーん。私としてはあまり镸居したくないんですけど……」

 

「俺、『国家魔法騎士団』になるわ」

 

「無理でしょ」モチモチ

「無理なのじゃ」モチモチ

「………」モチモチ

「頑張ってー」モチモチ

「無理だと思います」モチモチ

 

バタンッと扉が固く閉ざされた。

 

「流石に難しいんじゃないでしょうか?」ハハハッ

 

アウラさんって気を使った引き笑いできるんだね。

 

「国家魔法騎士団で上位10人の『マジックナイツ』になれば、国教であるアストラリア教のあり方についていろいろ言えるんじゃないかなって思うんだよね。」

「もしかして、私のためですか?」

「それもそうなんだけど、ちょっとアストラリア教の上の人達。いろいろやり過ぎじゃない?これだけ人から恨みを買ってる宗教を国教に据え続けるのは無理あるでしょ。ならいっそのことうまーく立ち回って上層部さらっとさせたほうが良くない?」

「にひひひっ、それってすっごく面白そう」モチモチ

 

一番最初に食いついたのはシルヴァーナだった。

 

「どうせ、宮廷内で会うような教会の人たちって絶対にろくでもないでしょ」

「ま、まあそうですね。」

 

偏見しか無い言い方だがアウラさんの反応が全てである。

教皇が代わったらしいが新しい教皇も五十歩百歩な奴らしい。

断言しよう、アストラリア教上層部は腐ってる。

じゃなきゃ信者でもない男に神様がちょっかいか来てくるはずがない。

 

「ならさ、『マジックナイツ』になって国を変えようぜ。」

「魔法が『キャプチャー』『サモン』『リリース』の三つしか無い国家魔法騎士なんて前代未聞ですよ?マジックナイツの皆さんなんて使える魔法の数が100以上が普通ですし……」

「簡単なことだよ。ソイツら全員より強いことを証明すればいい。『マジ・ボンバー』の特訓中も見に来てたってことは。俺の手の内は全部知ってるってことだろ?それなのに俺を倒せねえなら断れるわけないだろ?」

「魔法騎士団に入る条件に単身での『高速飛行戦闘』があります………召喚獣の使用が許可されてませんができるんですか?」モチモチ

「『マジ・ボンバー』で爆破すれば空でも移動できるだろ?あとは『龍の力』で耐える。気がついたんだよね。俺めっちゃ耐久力上がってる。」

 

アレだけの高所から落下しても耐えられるなら申し分ない。

 

「というわけで、今日から休憩中に飛行練習するから。付き合ってくれ」

 

こうして、ダイスケはやりたいことを見つけたのだった。

 

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