ついにこの時が来た、ベル・クラネルの冒険者としての物語最初の偉業。
そして、【ロキ・ファミリア】五十九階層到達を目的とした遠征。
「ねぇ、ケンマ。ロキの子供達が邪魔しないようにしてくれる?」
「あぁ」
フレイヤの命令に俺は従って俺はダンジョン九階層に向かうのだった。
状況は簡単に進んだ、ベルとリリルカの部隊がミノタウロス強化種と接触・戦闘開始。
リリルカはベルの指示で逃亡もとい上級冒険者の手助けを求めにいく。
その際、他の冒険者からベルが襲われていると聞いて助けに向かうアイズとそれを阻もうとするオッタル交戦開始。
しかし、ベート・ティオネ・ティオナの加勢もありオッタルはアイズに抜けられてしまう。
そして、地上に帰還していった。
「ふざけろ、あの猪」
小声で怒りを吐き出しながらも俺は役目を果たそうと動く。
ベルとミノタウロスが交戦している広間に着くと…。
極太の双角と三mに達する巨躯のミノタウロスと対峙するベルとアイズが目に入った。
「アイズ・ヴァレンシュタインに助けてもらう訳にはいかないんだ!!」
響くベルの叫び、それに対してアイズは動けないでいる。
恐らく父親とのやり取りを思い出しているのだろう、そんなことをしている内にベート、ティオネ、ティオナがやってくる。
「アイズー、ってケンマもいる⁉」
「テメェも猪野郎と一緒か!!」
「アンタたちどういうつもり?」
「うるさい、黙って見てろ」
噛みついてくる二人に対してそう言うと、俺はベルの戦いに集中する。
激突する冒険者とモンスターの光景を見てティオナが漏らす。
「まるでアルゴノゥトみたい…」
「それってアンタが好きな英雄譚の?」
「うん、凄いなぁあの子!!」
ベルの戦いぶりを見て【ロキ・ファミリア】の連中は魅入っている。
そして、ベルはミノタウロスを撃破し立ったまま意識を手放した。
「リヴェリア、あいつのステイタスは?」
「私に盗み見をしろというのか?」
「あんなもん見てくださいと言ってるようなもんだろ!!」
溜息を吐きながらもベルに刻まれた恩恵を読み取ろうと近付くリヴェリア。
「
『⁉』
俺の言葉にその場にいた【ロキ・ファミリア】が視線を向けてくる。
「ケンマ、お前も読めるのか?」
「さてな」
リヴェリアが反応するも俺は受け流されるも念のためとベルのステイタスを見る。
「ケンマの言った通り
『⁉』
リヴェリアの言葉に俺の言葉に間違いはないことを証明した。
アイズはその異常なまでの成長速度の秘密を知ろうとしたがリヴェリアに止められる。
「良いものを見た」
俺はそう言いながら体の疼きもとい高ぶりを抑えるために急いで
地上に戻ってくると、俺はフレイヤのいる
「おかえりなさいケンマ」
「あぁ」
疼きが収まるまで一週間かかった、その分の魔石と
「フレイヤこそ随分とご機嫌だな」
「えぇ、あの子を縛る鎖はなくなり、さらに輝きを増したわ」
「そうか、Lv.2になったんだな」
「えぇ、しかも【
原作通り進み、俺はほっと胸をなでおろす気持ちになった。
「それでだが、【ステイタス】の更新を頼む」
「解ったわ」
藤堂・ケンマ
Lv.5
力S908→SSS1999
耐久A889→SSS1221
器用S901→SSS1932
敏捷S943→SSS1880
魔力A881→SS1099
幸運EX 覇気EX 死炎EX 狩人E 剣士E 閃斬E 覇撃E
《魔法》
【ループ・エインヘリャル】
・回復魔法
・浄化魔法
・詠唱式【
【サモンウェポン・アナザー】
・武装召喚魔法
・詠唱式【異界の勇士の武装を此処に】【
【ヴァナディース・ツォルン】
・超広域殲滅魔法
・光属性
・詠唱式【
《スキル》
【覇気】
・覇王色
・武装色
・見聞色
・覇王色纏い
・流桜
・未来予知
【チャクラ】
・五大性質
・チャクラ量は魔力のアビリティに依存
【死ぬ気の炎】
・大空七属性
・大地七属性
・憤怒の炎
・夜の炎
・死ぬ気の到達点
【晴天流】
・風
・雷
・雲
・波
・熱
・灰
・空
・晴天大征
「随分と頑張ったのね」
「まぁな、それだけお前を夢中にさせる
「そう、あなたもあの子が気になるのね」
「冒険者としてな」
そんな会話をした後、フレイヤがこう言ってくる。
「あなたの偉業、それは…ウダイオスの討伐ね。以前の遠征で死にかけたものね」
そう、俺は前回の遠征で五十八階層での殺し合いが起こった時にその前の三十七階層の階層主ウダイオスの一撃をまともに食らい重傷を負った。
原因はとある四つ子と他の勇士達だ、その時にでも因縁が出来上がっていたのだろうな。
「解った」
その一言の後、俺は一度体を休めるために
ベル視点の実タウロス戦って必要ですか?
-
必要
-
不要