俺は今、【アポロン・ファミリア】主催で開催された神の宴にフレイヤの付き添いで参加している。
会場に入ると、周囲からの視線を集め騒ぎ始める。主に男神だが。
その視線の中にベルの姿を捉えた。
ベルの場合は【ロキ・ファミリア】と並ぶ最大派閥である【フレイヤ・ファミリア】主神であるフレイヤを見ているんだろうが…。
「ねぇ、ケンマあの子の所へ行くわよ」
「はいはい」
フレイヤの小声での指示に俺は従って付いていく。
そして、神同士話を始めていたと思ったらミアハ・タケミカヅチ・ヘルメスが眷族から制裁を受けていた。
すると、フレイヤがベルに対して笑みを浮かべながら自然に手を差し伸べ頬を撫でながらこんなことを言い出す。
「今夜、私に夢を見させてくれないかしら?」
「見せるかァあああああああああああああああっ!!」
「やめろ、節操無し」
「痛い⁉」
その性急過ぎる発言に神ヘスティアが吠え、俺はその一言共にフレイヤの頭をひっぱたく。
「ちょっと、痛いじゃないの」
「だから、そんなことしてるから節操無しって言われるんだと自覚しろ」
まぁ、ひと悶着あったが無事に神の宴が始まる。
が、しばらくしてフレイヤの機嫌が急速落下することがある。
「ねぇ、ケンマここにミノタウロスの大群を連れてこれないかしら?」
「無理に決まってんだろ、馬鹿」
現在進行形でフレイヤの機嫌が悪い、その理由はベルとアイズが仲睦まじくもたどたどしく
神ヘスティアとロキも妨害しようとするもヘルメスがそれを邪魔をしている。この時ばかりはヘルメスGJと目で語った。
「ケンマ、あなたヘルメスの方を応援してないかしら?」
「鋭いな、正解」
「…………」
フレイヤの視線が突き刺さってくるが気にせず俺は料理にありつく。
そして、神アポロンの茶番が始まった。
「くだらねぇな」
その俺の一言はその場に響いた。
「何が下らないんだい?」
「全て」
俺の言葉にその場にいる【アポロン・ファミリア】の団員が睨んでくる。
「最初の酒場での因縁も、この神の宴もが全て茶番だ。【
全部、全部晒してやった。
「正直に言ったらどうだ」
図星を衝かれた神アポロンは言い淀む。
ここで肯定してしまえばたったそれだけのためにとベルのアポロンに対する心象は悪くなる。
「まぁ、外野の俺が口を出すってのは野暮だよな」
そう言って退いた俺にフレイヤがこう言ってくる。
「あれは私への当てつけかしら?」
「それもあるとだけ言っておく」
「酷い
「だったら、もう少し慎みを覚えろ」
緊迫した中で神の宴は終わりを迎えるのだった。
神の宴翌日、俺は【ヘスティア・ファミリア】の様子を見るために廃教会に向かっていると…。
ベルとリリルカがダンジョンに行く直後で神ヘスティアに挨拶をしているところだった。
「おーい、ベル…そこから離れろ!!」
その瞬間、俺は駆け出し魔法を使う。
「【異界の勇士の武装を此処に】【
取り出したのは
俺はベル達を遠くに投げ飛ばした後、盾の装甲を展開して露わになる深海の鏡によって真価を発揮させる。
魔法を弾き飛ばし魔法をを放ってきた連中に返してやった。
「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああっ⁉」
「な、なにが…⁉」
突然の出来事にベル達は動揺していた。
「立て、お前らは今【アポロン・ファミリア】の襲撃を受けてんだよ」
「な、なんでですか⁉」
「昨日のやり取りで察しろ、この鈍感兎」
俺はベルの鈍さに呆れかえるしかなかった。
勝手で誠に申し訳ありませんが、諸事情によりしばらく投稿を休みます。