フレイヤ・ファミリアの苦労人転生者   作:鬼塚虎吉

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介入

ダンジョンから帰ってくると、俺は本拠(ホーム)に戻らず下水道に向かった。

 

そこには【ロキ・ファミリア】の一団がいた。

 

「ケンマ⁉」

 

俺を最初に視認したのはリヴェリアだった。

 

「こんな所で何してんだよ」

 

「テメェには…」

 

闇派閥(イヴィルス)の残党がこの先にある人造迷宮(クノッソス)にいる。それだけで分かるな」

 

ベートの言葉を遮りリヴェリアが俺に情報を渡す。

 

「なるほど。だったら、俺が協力しない訳にもいくまい」

 

「お前の判断、助かる」

 

「止めろ、王族のお前に感謝されたらウチの妖精共がうるさい」

 

いや、本当にうるさいから止めてほしい。

 

「中の状況は?」

 

「今ガレス達が殿として残って精霊の分身(デミ・スピリット)というモンスターと戦っている。後は派閥(ウチ)の仲間が行方不明だ」

 

「だったら、俺は行方不明の奴らを探そう」

 

「私も行く」

 

「俺はジジイ共の所だ」

 

その言葉にアイズが俺に、ベートがガレス達の所に向かうと言い出す。

 

「待て、お前達までいなくなってはこちらの戦力に偏りが出る」

 

防衛という意味で戦力が足りないという事をリヴェリアが言っているが…。

 

「それについては問題ない」

 

【雷遁影分身】

 

煙と共に現れたのはもう一人の俺。

 

『⁉』

 

その光景に全員が目を見開くが、説明をする気はない。

 

「これで問題はない、行くぞ」

 

そうして、俺達三人は人造迷宮(クノッソス)に突入してどうにかヴァレッタに発見される前に行方不明になっていた【ロキ・ファミリア】の団員を救出することに成功し、ガレス達もベートの参戦もあって精霊の分身(デミ・スピリット)を討伐したようだ。

 

「団長…」

 

現在進行形でフィンはレヴィスの呪剣(カース・ウェポン)呪詛(カース)の影響で傷が塞がらずアミッドが集中治療を行っている。

 

まぁ、問題なく目覚めるだろうと思いながら俺は本拠に戻って今度こそ寝るのだった。

 

 

 

 

あれから三日経ち俺は本拠(ホーム)に書類整理を終えて身体を清めてから就寝しようとした瞬間、オッタルがやってくる。

 

「ケンマ、これより女神の白兎に手を出した【イシュタル・ファミリア】の殲滅を行う。来い」

 

「あいよ」

 

そうして、俺達【フレイヤ・ファミリア】は【イシュタル・ファミリア】を襲撃し神イシュタルはフレイヤの手によって送還された。

 

その結果、管理機関から多額の賠償金を請求されるも苦労するのは俺だけだったという話で終わるのであった。

 

ちなみに、【ヘスティア・ファミリア】に無事サンジョウノ・春姫が所属することになりました。

 

それに嫉妬したフレイヤがオッタルを苛めていました。しかも、俺を巻き込んで。

 

八つ当たり止めてもろて良いですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンマの閑話ってありますか?(ヒロイン関係)

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